2024年1月20日/1月27日放送の「ルーブ・ゴールドバーグマシン」。
1つ前のお話は1109話/1110話「高木と伊達と手帳の約束」と原作回でした。
2024年の一発目は原作回であり、伊達の長い間の伏線が回収されるような回の一つです。
今回のお話は、横文字が多いですがどんなお話でしょうか。
今記事では1111話/1112話「ルーブ・ゴールドバーグマシン」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1111話/1112話「ルーブ・ゴールドバーグマシン」は何巻?原作で何話?

アニメ「ルーブ・ゴールドバーグマシン」はアニメオリジナル・ストーリーとなります。
前回の伊達のお話が原作回となったので、やはりアニオリです。
2024年初めてのアニオリとなるので、注目していきましょう!
アニメ「ルーブ・ゴールドバーグマシン」の簡単なあらすじ

公式HPの前編のあらすじはこちら↓
依頼を受け別荘地にやって来たコナン、蘭、小五郎。早々に事件は解決し帰宅していると、大きな別荘の前に群馬県警の車両が停まっているのを見かける。
現場に居た山村警部が言うには、ベランダでコーヒーを飲んでいた被害者が、落ちてきた煙突にぶつかって絶命してしまったという事故らしい。
被害者は有名ヤンニョムチキン専門店の会長・井上浩平。話している最中、コナンは煙突の付け根に何者かが施した細工を発見する。
公式HPの後編のあらすじはこちら↓
コナン、蘭、小五郎が訪れた別荘地で発生した煙突の落下事故は、被害者を殺害するための細工が見つかり事件として捜査が始まる。
近くに被害者の知人が数名滞在しており、コナンたちは話を聞いていくことにする。被害者の妻、会社の代表取締役社長、旧友で会社の株主である資産家、険悪な関係の投資家、そして愛人が容疑者となった。
捜査の結果、別荘で発見された細工の作り方を良く知る人物が判明し犯人の最有力候補となるが……。
アニメ1111話/1112話「ルーブ・ゴールドバーグマシン」はhuluやアマプラはある?
アニメ「ルーブ・ゴールドバーグマシン」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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1111~1112話:「ルーブ・ゴールドバーグマシン」のネタバレ&事件の流れ

本作の核は、「全部つながっているように見えるのに、実はつながっていない」という違和感です。
からくり装置の派手さに目を奪われつつ、最後は人間の焦りと執念がいちばん怖い形で浮かび上がります。さらに解決後に残る“もう一つの装置”が、後味まできっちり持っていく前後編です。
導入:別荘の侵入事件…のはずが、思わぬ現場へ
コナン、蘭、小五郎は「別荘に侵入者がいる」という依頼で別荘地へ向かいます。ところが侵入者の正体はアライグマで、事件は拍子抜けするほどあっさり解決。
帰ろうとした矢先、群馬県警の山村ミサオ警部が大きな別荘の前で捜査している場面に遭遇します。ベランダでコーヒーを飲んでいた人物が、落ちてきた煙突に当たって死亡した“事故”だというのです。
第1の事件:煙突落下は「事故」ではなく「殺人」
被害者は、ヤンニョムチキン専門店「チョムチョム」の会長・井上浩平。
現場は事故に見えますが、コナンは煙突の付け根に「切り込み=落ちやすくする細工」を発見します。ここで事故から一気に事件へ切り替わり、別荘地に滞在していた井上の関係者が容疑者として浮上します。
妻で第一発見者の井上奈々子
会社の代表取締役社長・田中風馬
投資家・島田典弘
旧友で株主でもある資産家・河本新
さらに井上の愛人・手島まなみの存在も判明
周辺を調べると、ドミノのような板、屋根に刺さった手斧、手斧の発射台らしき装置、鳥のオートフィーダーなどが次々と見つかります。
これらは、単純な動作を複数の仕掛けで連鎖させる「ルーブ・ゴールドバーグマシン(ピタゴラ装置のようなからくり)」で、井上を狙って作られた可能性が濃厚になります。
そしてポイントは、井上が「毎朝6時きっかりにベランダでコーヒーを飲む」習慣。ここを知っている人物が、時間差で殺害できる“鉄壁のアリバイ”を作った――という筋が見え始めます。
捜査:島田が最有力に見える“設計図”の存在
捜査が進む中で、島田が学生時代にルーブ・ゴールドバーグマシン研究会に所属していた事実が判明します。装置を作れる素地があるというだけで、島田は一気に最有力容疑者へ。
さらに島田が滞在しているホテルの部屋を訪ねると、本人不在の室内でルーブ・ゴールドバーグマシンの設計図が見つかります。
「脅しの発言」「装置を作れる経歴」「設計図」――ここまで揃うと、視聴者としても島田に引っ張られます。ですが、この“揃いすぎ”が後で効いてきます。
第2の事件:島田典弘の死、安物マフラーの違和感
島田の目撃情報が入るたびに、山村警部たちはあちこちへ走らされます。ところが探し回った末に待っていたのは、島田典弘の遺体でした。
追い詰められて自殺したかに見えますが、コナンは決定的な違和感に気づきます。ハイブランドで固めていた島田が、首に巻いていたマフラーだけが不自然なほど安い。マフラーを外すと、首を絞められた痕がありました。
ここで、この前後編の“核”がはっきりします。
第1の事件は手間のかかるからくり殺人なのに、第2の事件は首を絞めるというあまりに単純な殺し方。方法が違いすぎる――つまり、犯人は同一ではない可能性が浮上します。
解決:真相は「2人の殺人犯」と「止めなければいけない連鎖」
コナンは山村警部を眠らせ、ボイスチェンジャーで推理を展開していきます。
まず、第1の事件(井上浩平殺害)の犯人を河本新と断定。島田に疑いを向けるための“設計図の工作”まで含めて暴きます。
次に、第2の事件(島田典弘殺害)は別犯で、田中風馬の犯行だと明かします。安物マフラーを使った偽装と、匿名通報による捜査攪乱が決め手です。
しかし逮捕で終わりません。
河本は「まだ終わっていない」と笑い、井上奈々子を狙う“もう一つのルーブ・ゴールドバーグマシン”が動き出していたことが判明します。奈々子は指定された場所へ呼び出され、死へ向かうドライブの最中。コナンは過去の因縁から行き先を推理し、蘭と小五郎が駆けつけます。
最後は、蘭の行動力と小五郎の父親としての瞬間が刺さります。
からくりが動き切る前に止める――ただそれだけのはずなのに、積み上がってきた憎しみの連鎖を物理的に断ち切る場面として、ものすごく重いです。
事件の流れ(タイムライン整理)
- 別荘地で“侵入事件”依頼→アライグマで解決
- 井上浩平が煙突落下で死亡(事故に見せかけた殺人)
- 煙突の切り込み、からくり装置の部品が見つかり「ルーブ・ゴールドバーグマシン殺人」疑惑
- 島田典弘が装置研究会出身と判明→ホテルの部屋で設計図が発見され疑いが集中
- 目撃情報で捜査が翻弄される→島田の遺体発見
- 安物マフラーの違和感→絞殺痕が発覚し第2の殺人事件へ
- 推理で真犯人は2人(河本/田中)と判明
- 河本の追加計画(奈々子への殺人未遂)が発動→蘭と小五郎が阻止
1111~1112話:「ルーブ・ゴールドバーグマシン」の犯人&トリック
この前後編は、殺人が2件(+殺人未遂1件)起き、犯人も2人に分かれます。ここを押さえると混線しません。
結論から書くと、井上浩平を殺したのは河本新、島田典弘を殺したのは田中風馬です。
犯人①:河本 新(かわもと あらた)
担当事件:井上浩平殺害/井上奈々子殺害未遂
動機(背景→引き金→決定打)
背景は、井上奈々子との過去です。河本は結婚式で誓いの言葉を交わす直前に、奈々子を井上浩平に奪われた因縁を引きずっていました。
そこに「秘伝のタレのレシピ」や「婚前契約(奈々子の不貞が発覚すると遺産が受け取れない)」といった要素が絡み、夫婦に対する復讐が“実行可能な形”になっていきます。井上だけでなく、奈々子まで狙ったのは、恨みの矛先が最初から夫婦セットだったからです。
トリック(準備→実行→発覚回避→綻び)
【準備】
井上の「朝6時にベランダでコーヒーを飲む」習慣を利用し、時間差で殺害できるからくり装置を用意します。さらに煙突の付け根に切り込みを入れ、落下しやすい状態にしておきました。
【実行】
鳥のオートフィーダーやドミノ、玉、レバー、そして手斧の発射台まで、仕掛けが連鎖して作動するルーブ・ゴールドバーグマシンを構築。最終的に手斧が飛び出す流れを作り、細工済みの煙突が落下する状況を成立させます。自分がその場にいなくても“起こせる殺人”にした点が肝です。
【発覚回避(=島田への誘導)】
島田が「こういう方法で殺す」と公言していた点を利用し、島田に疑いが向くように工作します。決定打は、島田の部屋に設計図を忍ばせたこと。視線が島田へ向けば、河本は手を汚さずに逃げ切れる――その算段でした。
【綻び】
島田の部屋への侵入が“足跡”で露見します。限定品の靴の特徴が一致し、設計図の工作が逆に河本を縛る証拠になりました。さらに「防犯カメラでアリバイを演出しすぎた」点も、犯人としての違和感を強めます。
決め手(証拠→崩れた矛盾)
足跡(限定靴の一致)が「島田の部屋へ侵入し、設計図を仕込んだ人物=河本」を確定させます。島田が最有力に見えていた流れを、証拠がひっくり返した形です。
結末
河本新は井上浩平殺害で逮捕されます。
ただし物語としては逮捕で終わらず、河本が仕掛けていた“奈々子を狙う第二のルーブ・ゴールドバーグマシン”が動き出し、蘭と小五郎がギリギリで阻止します。
犯人②:田中 風馬(たなか ふうま)
担当事件:島田典弘殺害
動機(背景→引き金→決定打)
田中は「チョムチョム」の社長として、秘伝のタレのレシピを手に入れられない状況に追い詰められていました。井上が亡くなったことで状況は好転するどころか、投資家たちの目はさらに冷たくなり、経営のプレッシャーが限界まで膨らみます。
そして第1の事件が起きた混乱の中で、田中は“今なら誤魔化せる”という歪んだ確信に飲まれ、島田を殺害してしまいます。
トリック(準備→実行→発覚回避→綻び)
【準備】
準備というより、場当たりに近い犯行です。だからこそ手口は単純で、結果的に綻びも早い。
【実行】
島田典弘の首を絞めて殺害し、遺体を橋の上から投げ捨てます。
【発覚回避】
首の痕を隠すため、島田に不釣り合いな安物マフラーを巻きます。さらに匿名の電話で山村警部を翻弄し、島田の“目撃情報”をばらまいて捜査の目を散らします。
【綻び】
島田の服装がハイブランドで統一されているのに、マフラーだけ安物という不自然さが最大の綻びでした。加えて、田中が「服装に頓着しないタイプ」だったことが、安物マフラーを違和感なく使える人物として決定打になります。
決め手(証拠→崩れた矛盾)
安物マフラー=絞殺痕を隠すための偽装、という矛盾の崩し方が鮮やかです。「自殺に見えたのに、実は絞殺」という転換点を、持ち物ひとつで確定させています。
結末
田中風馬は島田典弘殺害で逮捕されます。
まとめ:この回の怖さは“機械”より“人間”にある
派手なからくり装置は目を引きますが、本当に怖いのは「疑いが向くように人間関係を利用する」「混乱に乗じてもう一人が手を出す」――その心の弱さと悪意の連鎖です。
そして最後、蘭と小五郎が“止める”側に回った瞬間、ただの推理回ではなく「この連鎖を断ち切る物語」に変わります。ここまで含めて、前後編のタイトルが綺麗に刺さる事件でした。
1111~1112話アニメ「ルーブ・ゴールドバーグマシン」のまとめ/感想

アライグマ事件のゆるさから一転、群馬の別荘地で“ルーブ・ゴールドバーグマシン”の殺意が動き出す前後編。笑えるのに怖い、マフラーの決め手と蘭&小五郎の救出が爽快でした。
アライグマから殺意へ、温度差が刺さる
導入の『別荘に侵入した犯人』がまさかのアライグマで、肩の力が抜けた直後に本題の事件へ滑り込む構成がうまいです。
帰り道、大きな別荘前に群馬県警の車両が並び、山村警部の“事故”説明で安心しかけたところに、煙突の付け根の切り込み。ベランダで毎朝6時にコーヒーを飲む井上浩平の習慣まで利用されていて、のどかな別荘地が急に怖い場所に変わりました。
しかも容疑者が妻の奈々子、社長の田中風馬、投資家の島田典弘、旧友の河本新…と全員クセがあり、レシピと金の匂いが早々に漂うのも好きです。『え、ここからそんな大仕掛けに?』とワクワクしました。
連鎖装置のワクワクと、マフラーの違和感
見つかる手がかりが“ドミノの板”“屋根に刺さった手斧”“鳥のエサのオートフィーダー”と、画面で理解できるのがアニメならではで楽しいです。そこから一転、島田典弘が自殺に見せかけて絞殺されていたと判明し、物語が急にシリアスに振れる。
ハイブランドの服の中でマフラーだけ安い――その違和感を蘭が『お父さんに贈ったのと同じ』と気づく流れが気持ちよく、コナンだけでなく毛利親子の観察眼も光っていました。山村警部の言い間違えに笑いつつ、連鎖装置が“事故”に見える怖さも残ります。事件が二重になり、疑いが転がっていく感じがタイトル通りで落ち着きませんでした。
二段構えの真相と、チャペル救出のカタルシス
真相は、井上浩平を煙突事故に見せかけて殺したのが河本新、島田典弘を絞殺して自殺に見せかけたのが田中風馬という“二段構え”。
しかも河本の復讐はそこで終わらず、結婚式で奪われた恨みも重なり、次の標的が妻の井上奈々子だと分かった瞬間、後味がグッと苦くなりました。
御影石のチャペルで、蘭がスマホで撮ろうとしつつ重い置物を投げて仕掛けを止める救出劇が圧巻です。最後に隠し味がめんつゆと明かされ、緊張のあとにほっと笑えました。小五郎が娘と並んで走り、守る選択をする姿も頼もしいです。回りくどい連鎖の殺意を、最後は人の意志で断ち切るのが改めてコナンらしいと感じました。
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