「ライン上の殺人のネタバレを知りたい!」
「山村警部とヒロの関係とは?」
単行本では102巻のお話である「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」。
群馬県警と長野県警が交わる珍しい回です。
更に山村警部がまさかの諸伏兄弟との関わりがあったりと目が離せない回となります!
そこで今記事ではアニメ「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」で犯人や犯人のダイイングメッセージの意味や、山村警部と諸伏景光(もろふしひろみつ)のネタバレまで解説していきます。
「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」軽いおさらい
今回の事件、群馬県と長野県の県境で亡くなっていたのは、動画配信者の月島一貴(つきしまかずき)という男性。
亡くなっていた時に奇妙なポーズを取っており、ちょうど県境の真ん中で亡くなっていた。
そして容疑者となるのが、被害者と同じ動画配信のグループの3人。
女性の中田由水(なかたゆみ)、星川鏡子(ほしかわきょうこ)、花山泉太(はなやませんた)の3人。
被害者は靴下の中に何かいれたブラックジャックにして、殴ったと思わています。
【ネタバレ】「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」のダイイングメッセージの意味は?
今回の事件の気にある部分としては2点。
・被害者の月島が県境の真ん中に頭から足までぴったり倒れている
・お腹いっぱいみたいなポーズをして倒れていた。
この2つとなります。
これは被害者が犯人の姿を見て、最後にダイイングメッセージとして残した様子となります。
ダイイングメッセージを解く鍵は県境を「線」と見る
ここからダイイングメッセージについて解説していきます。
今回の県境は一本の線として見るようにします。
そしてお腹いっぱいみたいなポーズを高明が言語化すると、
「口を大きく開け腕時計を回してワザとベルトの金具を見せ、ズボンのベルトの金具を見せ、ズボンのベルトの金具をつかみ、ガニ股になって黒いブーツを☓印のような形にした。」
という形となります。実はそれぞれの部分を感じや記号に置き換えると、
口を多く →口
腕時計の金具→ 日
ベルトの金具→ 日
ガニ股の☓ →☓
となります。ここに県境の線を一品加えると…、
口を多く →口
腕時計の金具→ 中
ベルトの金具→ 由
ガニ股の☓ →水
となります。つまり、このダイイングメッセージは田中由水を表しています。
【ネタバレ】犯人は誰?犯行のトリックや凶器の隠し場所は?
被害者の最後のメッセージで田中由水を示しており、犯人は女性の田中由水となります。
ただ、これだけでは犯人の決定的な証拠とはならないため、当日のアリバイのトリックから、凶器について解説していきます。
犯行時間の偽装トリックとは
犯人の田中由水は犯行時間に防犯カメラに映った、田中由水の部屋から誰かがカーテンを開く影の姿が見れました。
そのため犯行時刻は部屋にいたとなるが、実はこれにはトリックがある。
大和警部がスマホで電話をすると、お団子の髪型を下陰が部屋からカーテンを開く影が見えました。
実はこのトリックはスマホ2台あればできるトリック。
リングライトにバスタオルを被せて糸を縛り、人の上半身のようにして、窓のそばの机の上にキャリーケースの上に載せる。
由水の場合はてっぺんをお団子のようにする。
次に窓の真ん中辺りのカーテンの付け根に糸を付け、その糸を端っこのカーテンレールにひっかけて垂らす。
その先にスマホを垂らして、落ちそうな棚の上にでも置いておく。
そこで電話をかけることで、スマホが落ちて誰かがカーテンを開かれて、バスタオルの影で人が覗いているように見えるトリック。
犯行に使われて凶器の隠し場所とは?
今回の事件の凶器となるのは、靴下の中に何かを入れて作られたブラックジャック。
まだ靴下の中に入っていた凶器が見つかってないので、犯人が持っていることになります。
コナン達が事件を解く時に上原刑事がお団子の髪の毛を解くと、腰下まで髪の毛があります。
ただ由水は一ヶ月前の写真を見ると髪の毛が肩くらいまでしかありません。人の髪の毛は1ヶ月で腰くらいまでは伸びず、お団子が怪しくなります。
そして由水がお団子を解くと…
なんとそこにはフィットネスで使うような重り(リストウエイト)が出てきました。
由水はこれを使って殺害したみたいです。実はこれが犯行動機につながる千津のリストウエイトです。
犯人の犯行の動機とは?何故、月島は狙われた?
今回、由水が犯行を行った動機はメンバーの一人の千津が関連しています。
先週、誕生会予定だった千津がマンジョンの階段で落ちてしまい、今は意識不明で入院中であり、実はこの子が階段から落ちたのはなくなった月島一貴のせいです。
千津は5年前に崖の上で落ちそうな車の中から、今回の出てきた4人に助けられました。その時に母親は車の中に残され亡くなっています。
この時の動画は奇跡の救出劇となりましたが…実は別角度で動画が残っていたのです。
動画の真実とは
4人がたまたま居合わせた崖で今にも崖に落ちそうな車を助けた時、由水は千津を保護して自分達の車に保護して面倒を見ていました。
その他の3人は残ったお母さんを助けようとしましたが、その時の別角度の動画が残っていました。
動画に映っていたのは、千津を助けた後、月島一貴は星川と花山に救急隊員がきてから助けようと言って、直ぐには助けませんでした。そしたら崖から車が落ちてしまい、亡くなってしまいました。
少しでも早ければ助かったかもしれない命でした。
これを先週の誕生日会の待ち時間で動画を見つけてしまった千津はスマホで動画をとり、由水に送りました。
その後に千津は月島にネットに真実をバラまくと言った所、階段でも見合いになり千津が転落して病院おくりになりました。
このような恨みから由水は月島を殺害したのでした。
犯行に使われたリストウエイトは、由水が千津からもらったものだったのです。
山村警部と諸伏景光の関係は幼馴染…?
今回のお話で事件とは別の所で出てきた話として、群馬県警の山村警部と警察学校組のヒロこと諸伏景光が幼馴染だったことです。
小学校1年生の時まで二人で長野県と群馬県の県境で秘密基地を作って遊んでいた仲でした。
ただ、小学校1年のある日を境に急にヒロがこなくなってしまい、それ以降会えなくなってしまったのです。
山村はずっとヒロ君に会いたかったが会えず…今回兄である高明を見て思い出したのです。
事件を解く鍵となったヒロの「県境を頭に入れてみて!」
今回の事件で山村警部がヒロとの思い出で、県境の秘密基地が関係します。
秘密基地の看板が「入り口」がぷらーんとなっている所を見たヒロが、
ヒロ「ミッチャンのお家だ!県境を頭に入れてみて!わからない?」
と言いました。その看板の「入り口」の文字の「口」が薄くなっており、「二」のようになっていました。
これが外れて縦に「二」「り」「人」の順番になり、そこに一本線をいれると「ミ」「サ」「オ」と読めます。
これを見てミッチャンのお家だとヒロは言ったのでした。つまり今回の事件と同じような形となり、時空を超えてヒロが助けてくれたのでした。
【まとめ】時空を超えたヒロが手助けした回
今回のお話は実は映画「ハロウィンの花嫁」の公開前のお話であったため、警察学校組のメンバーであるヒロにフォーカスがあたりました。
ただヒロがまさか山村警部と幼馴染だったとは…という新たな事実にびっくりしました。
更に時空を超えて、山村警部と兄である高明にヒントを与えていたので、少しだけ感動するようなシーンでした。
新たな事実となる部分であり、名作の一つとなるのでぜひチェックしていきましょう!
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