2018年1月6日、13日放送の887話・888話「怪盗キッドの絡繰箱 前編・後編」の簡単なあらすじをご紹介します。
ファンの方にはお待ちかねの怪盗キッドのお話になります。そして、今回の話しでは初めて沖矢昴、つまり赤井秀一と怪盗キッドが同じ所にいます。
お話は三水吉右衛門のからくり箱が舞台になります。以下のように紹介しています。
※ここからはネタバレになるため注意が必要です。
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「怪盗キッドの絡繰箱」の対象マンガ
アニメ放送されている「新任教師の骸骨事件(前編)(後編)」は原作コナンの話となり、対象の単行本は91巻です!
名探偵コナン91巻に掲載されている話↓
File1:鵺の爪跡
File2:牙を剝いた鵺
File3:悲しき鵺伝説
File4:木神
File5:接近
File6:日記
File7:スキュタレー暗号
File8:解読不可能!?
File9:若狭先生のヒミツ
File10:試着室で水着♡
File11:指で残した伝言(メッセージ)
見どころは「怪盗キッドVS沖矢昴(赤井秀一)」!?
今回のコナンの中で一番の見どころは何と言っても、怪盗キッドの事件に初めて登場する沖矢昴です。
今まで様々な事件がありましたが、赤井さんが初めて怪盗キッドと対峙?するお話です。
キッドでさえも恐らく赤井さんを気絶させるのはなかなか難しいため、沖矢昴になるなら、沖矢昴が留守の間にくるのかな〜?と予想できますね。
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」のネタバレ&伏線

「怪盗キッドの絡繰箱」は、怪盗キッドが沖矢昴の秘密にもさりげなく迫る注目回。
宝石をめぐる攻防の裏で、赤井秀一としての正体やチョーカー型変声機に関わるヒヤッとする場面も…。
キッドと沖矢、普段はなかなか交わらない2人の駆け引きが楽しめるエピソードです!
※ここからは、ネタバレ&伏線込みで解説していきます。
① キッドが沖矢の秘密に触れる?
キッドは変装する人物を決めるため、事前に周囲の人物を確認し、沖矢昴の写真も撮影していました。
問題なのは、その写真に沖矢が首元を触っている様子が写っていたこと。
沖矢昴はただの大学院生として振る舞っていますが、その正体は赤井秀一。
さらに、声を変えるためにチョーカー型変声機を使っているため、首元まわりはかなり危険。
キッド本人は何がマズいのか分かっていなかったですが、沖矢からすると大問題!
そのため沖矢は、図書館でも本探しより周囲を気にするような動きを見せていました。
キッドがうっかり、沖矢の秘密に触れかける…。
ここが、この回ならでは面白いポイントです!
② 沖矢昴 vs 怪盗キッドが描かれる!
コナンがキッドの変装を見破った後、キッドはいつものように逃げ切ろうとします。
ただ、今回はそこに沖矢昴が絡んでくるのが面白いところ!
キッドが撮っていた写真には、沖矢にとって見られたくないものが写っていました。
沖矢の目的は、宝石を守ることではなく、自分の秘密につながる写真を回収すること。
キッドからすれば「たまたま撮っただけ」なのに、沖矢の圧がすごい…!(笑)
最終的にキッドは、スマホを置いて退散することになりました。
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」のあらすじ&事件の流れ

「怪盗キッドの絡繰箱」は、友寄公華が亡き夫の遺品である絡繰箱「木神」を持ち込むところから動き出します。
夫婦の遺品という静かな導入が、鈴木次郎吉の展示と怪盗キッドの登場によって、一気に華やかな盗難騒動へ変わります。
ただ、この回の本当の面白さは、キッドの派手な偽装だけでなく、肉じゃが、料理本、交換日記という日常の手がかりが箱の真相へつながっていくところ。
宝石をめぐる対決に見えて、最後は亡き夫のメッセージへ着地するのがかなり良いです。
友寄公華が絡繰箱「木神」を持ち込む
物語は、友寄公華が亡き夫の遺品である絡繰箱「木神」を鈴木次郎吉に持ち込むところから始まります。
箱の中には、世界最大の月長石「月の記憶」が入っているとされます。
夫の遺品だった箱が、怪盗キッドをめぐる大きな騒動の中心になる導入がまず上手いです。ここで引っかかるのは、なぜ夫が箱の開け方を分かりにくく残したのかという点です。
宝石を守りたいだけなら、もっと直接的な方法もあるはずです。
月の記憶という派手な宝石の奥に、夫が妻へ何かを残そうとしていた気配があるのが、この時点で少し切ないです。
友寄公華には、箱を開けたい気持ちと、夫が遺したものへ触れる緊張があります。一方で次郎吉には、キッドを相手に勝負したい高揚感が見えます。遺品の静けさと怪盗対決の熱が同じ箱に集まっていくのが面白いです。
鈴木大図書館でキッド対策が敷かれる
鈴木大図書館では、月の記憶入りの絡繰箱が展示されます。
鈴木次郎吉と中森銀三たちが警備を固め、防犯装置や重量センサー、檻まで用意してキッドを待ち受けます。
静かな図書館が、怪盗キッドを迎え撃つための勝負の舞台に変わるのがワクワクします。
この場面で気になるのは、キッドがどこに潜んでいるのか、誰に変装しているのかという点です。キッド回では、本人がもう近くにいるかもしれないというだけで空気が変わります。
警備が強ければ強いほど、キッドがどうすり抜けるのかを見たくなるんですよね。
コナンは、キッドの動きと箱の謎を同時に見ています。
次郎吉や中森警部が警備に力を入れる中で、コナンだけは「宝石を守る」だけでなく、「箱をどう開けるのか」へも視線を向けます。
ここから、派手な盗難ショーと静かな謎解きが並走していきます。
箱を無理に開けようとすると針が出る
絡繰箱「木神」は、無理に開けようとすると針が出る仕掛けになっています。
小五郎や阿笠博士が軽く触って痛い目を見ることで、この箱がただの宝石箱ではないことが分かります。
守るべき宝石だけでなく、箱そのものが謎として立ち上がる瞬間です。
ここで三水吉右衛門の絡繰としての面白さが出てきます。力で開けるのではなく、正しい開け方へたどり着く必要がある。
キッドと警備の対決に見えていた話が、箱を解く推理へ広がっていくのが気持ちいいですね。
派手な怪盗回の中に、古い絡繰を解く渋い楽しさが混ざるのが良いです。
視聴者としては、開け方の紙はどこにあるのか、なぜ夫はそんな形で残したのかが気になります。
この時点では単なる謎の箱に見えますが、後から夫婦の記憶と日常が絡んでくるのが上手いです。
水がかかった時の公華の反応が引っかかる
絡繰箱に水がかかった時、友寄公華はかなり強く心配します。宝石だけなら水にそこまで慌てる必要があるのか、という違和感がここで生まれます。
この反応によって、箱の中には月長石以外にも大切なものがあるのではないかと見えてきます。
ここがさりげなく効いています。
月の記憶という大きな宝石が中心にあるため、最初はどうしても宝石だけに意識が向きます。
けれど、公華の反応を見ると、箱の意味はもっと個人的なものに変わっていきます。
宝石の価値ではなく、夫が遺した思い出を失いたくない不安がにじむのが切ないです。
コナンも、その反応の強さから箱の中身を考え直します。
キッド回の華やかさの中に、公華の感情が入ってくることで、話の温度が少し変わります。
盗む・守るの対決だけでは終わらない空気が、このあたりから出てきます。
沖矢昴の肉じゃがから、夫の好物が浮かぶ
沖矢昴の肉じゃがの匂いをきっかけに、公華の夫の好物が肉じゃがだったことが分かります。
一見すると何気ない料理の話ですが、これが開け方の紙の在処へつながっていきます。
キッド回の派手な騒動の中で、肉じゃがという日常の小道具が急に意味を持つのが気持ちいいです。
公華にとって肉じゃがは、夫との記憶につながる料理です。しかも、得意料理だからこそ肉じゃがのレシピページを見る必要がない。ここが逆転の面白さなんですよね。
夫が妻のことをよく分かっていたから成立する仕掛けなのが、ただのトリック以上に胸にきます。
この場面は、沖矢昴がいることで少し違う緊張感もありますが、本筋を大きく動かす回として扱いすぎる必要はありません。
ここでは、肉じゃがの匂いが日常から謎解きへつながることが大事です。何気ない会話が後で効く、コナンらしい伏線回収です。
交換日記の“見つからないページ”が鍵になる
友寄公華が語る学生時代の交換日記には、見つからないページがありました。この情報によって、絡繰箱の謎は夫婦の過去と直接つながっていきます。
宝石をめぐる話だったはずなのに、失われた日記のページが出た瞬間、空気が一気に人間ドラマへ寄ります。
ここで視聴者が引っかかるのは、夫がそのページをどこに隠したのかという点です。開け方の紙がどこかにあるという前提と、交換日記の見つからないページが重なっていきます。
バラバラに見えた情報が、夫から公華へのメッセージへ近づいていく感じがかなり良いです。
公華には、夫の残した想いを知りたい気持ちがあります。
コナンは、日記と料理本、肉じゃがという要素を結びつけていきます。宝石よりも、夫婦の記憶の方がだんだん前に出てくるのが温かいです。
コナンが紙の隠し場所に気づく
コナンは、開け方の紙が料理本の肉じゃがページに隠されていることに気づきます。
紙を挟んだページの端が少し千切られていて、パラパラめくるとそのページだけ指にかからず飛ばされる仕掛けでした。
見つからなかった紙が、特別な金庫ではなく日常の料理本の中にあったという回収が気持ちいいです。
ここで効いてくるのが、公華が肉じゃがを得意料理にしていたことです。夫の好物であり、公華の得意料理だからこそ、彼女はそのレシピページを見ない。だから紙が隠れていても気づけなかったわけです。
夫が妻の生活を分かっていたからこそ成立する仕掛けなのが、かなり温かいです。
ページ端の千切りも巧いです。普通に探しても見落とす理由がちゃんとあり、ただ隠しただけでは終わりません。
夫のメッセージにたどり着くためのロジックが、料理と記憶を通して一本線でつながります。
停電中にキッドが箱を開けたように見せかける
コナンが紙の在処へ近づいた直後、停電が起き、キッドが箱を開けたように見せかけます。
「大きな古時計」が鳴り、まるで絡繰箱が開いたかのような演出が入ります。
このタイミングでキッドが先に勝ったように見えるのが、怪盗回らしいドキッとする瞬間です。
しかし、実際にはキッドはまだ箱を開けていません。
本当に箱が開いた時に流れる曲は「きらきら星」であり、「大きな古時計」はキッドの偽装でした。
音楽の違いで、キッドの華やかな演出がひっくり返るのが痛快です。
次郎吉や警備側には焦りが出ますが、コナンは違和感を見逃しません。箱が開いたように見せるキッドと、その演出を冷静に崩すコナン。
このぶつかり方がかなり気持ちいいです。見せ方の派手さと、推理の細かさがちょうどよく噛み合っています。
コナンが阿笠博士に化けたキッドを見破る
コナンは、阿笠博士として行動していた人物が怪盗キッドだと見破ります。
決め手になるのは、阿笠博士の絆創膏、蘭が届かなかった本を博士が取れたこと、二人きりの時のコナンへの呼び方など。
身近な人物だからこそ分かる小さなズレで変装を崩すのが、かなり痛快です。
キッドの変装は大胆ですが、完璧ではありません。姿や声を似せても、普段の距離感や何気ない呼び方までは簡単に隠しきれない。ここにコナンと阿笠博士の関係の近さが出ています。
コナンが怪盗のトリックだけでなく、人間らしさのズレまで拾うのが頼もしいです。
キッドは追い詰められても、どこか余裕を崩しすぎません。その軽やかさがあるから、コナンとの駆け引きが楽しいんですよね。
盗難の緊張感がありながら、ラストに向けて二人のライバル感がしっかり残ります。
公華が箱を開け、夫の本当の想いに触れる
最終的に友寄公華が絡繰箱を開け、月の記憶、交換日記、夫からのメッセージにたどり着きます。
宝石をめぐるキッド回だったはずなのに、最後に残るのは亡き夫の想いです。月長石の価値よりも、交換日記とメッセージの方が公華にとって本当の宝物だったと分かる着地が温かいです。
ここまでの水への反応、肉じゃが、料理本、見つからないページが一気に意味を持ちます。
公華が箱を開ける場面は、謎解きのゴールであると同時に、夫の想いにやっと触れる場面でもあります。キッドの派手な演出から、夫婦の静かな余韻へ切り替わる落差がかなり綺麗です。
キッドは月の記憶が自分の目当てではないことを以前から知っていました。盗難は成立せず、箱の本当の意味が回収されます。
怪盗回らしい爽快感と、亡き夫から妻へのメッセージが同時に残る、後味の温かい前後編です。
- 友寄公華が、亡き夫の遺品である絡繰箱「木神」を鈴木次郎吉に持ち込む。
- 箱の中には、世界最大の月長石「月の記憶」が入っているとされる。
- 鈴木大図書館で箱を展示し、鈴木次郎吉が怪盗キッドをおびき出す。
- 小五郎や阿笠博士が箱を無理に開けようとして、針の仕掛けにやられる。
- 水が箱にかかった時の公華の反応から、箱の中に宝石以外の何かがある可能性が浮かぶ。
- 沖矢昴の肉じゃがの匂いをきっかけに、公華の夫の好物と料理本が手がかりになる。
- コナンが、開け方の紙が料理本の肉じゃがページに隠されていると気づく。
- キッドは停電中に「大きな古時計」を鳴らし、箱を開けたように偽装する。
- コナンは、阿笠博士に変装していたキッドを見破る。
- 公華が本当に箱を開け、月の記憶、交換日記、夫からのメッセージにたどり着く。
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」で怪盗キッドが変装していた人物は?

結論から言うと、怪盗キッドが変装していた人物は阿笠博士です。
コナンが違和感を持ったポイントは、いくつかあります。
- 本物の博士と蘭は身長が近いのに、蘭が届かなかった本を博士が取れたこと
- 2人きりの時に「コナン君」と呼んだこと
- 博士の手の絆創膏に違和感があったこと
特に決定的だったのは、トイレでの「コナン君」呼び。
本物の阿笠博士は、コナンと2人きりの時に新一と呼びます。
そこでコナンは、博士に変装したキッドだと見破ります。
今回のキッドは停電を利用して、箱を開けたように見せかけていました。
ただ、実際にはまだ箱を開けれてなく、オルゴールの「大きな古時計」も、キッドによるフェイク。
本当に木神が開いた時に流れたのは「きらきら星」でした。
箱の中にあったのは、月の記憶、交換日記、そして夫から公華へのメッセージ。
怪盗キッド回でありながら、最後はかなり温かい夫婦の物語になっています。
怪盗キッドVS沖矢昴の行方は?
沖矢は自身の秘密に触れている可能性が高い写真を持つキッドを探していました。
そして、キッドの正体を見破り、トイレでキッドを追い詰めます。
これにはキッドも分が悪いと感じたのか、沖矢を撮影したスマホを置いて逃げて退散。
こうして、無事に沖矢の秘密は守られることとなりました!
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」はhuluやアマプラはある?
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
アニメ「怪盗キッドの絡繰箱」の感想&まとめ

鈴木大図書館で絡繰箱と世界最大の月長石「月の記憶」を巡るキッド戦。
博士の手が絆創膏だらけ、突然現れる沖矢昴、誰がキッドか疑う読み合いが最後まで濃い前後編でした。宝石回なのに、最後はちゃんと“人の想い”に着地するのが、キッド回の強さです。
導入から“怪しさ”が渋滞して、疑心暗鬼が楽しい
針が飛び出す絡繰箱に闇雲に挑んで、博士の手が絆創膏だらけになる導入からもう笑えます。
次郎吉が鈴木大図書館で「月の記憶」を展示し、重量センサーで檻が落ちる牢屋まで用意する過剰警備も健在。しかも「5分以内に開けたら100万円」で一般客まで巻き込むサービス精神、相変わらず大盤振る舞いです。
小五郎の風邪、園子の濃いメイク、博士の腹痛、沖矢の不自然な視線…違和感が渋滞していて、誰がキッドでもおかしくない空気が最高でした。
小五郎が箱を濡らした瞬間の公華の焦りも、後から効いてくる“引っかかり”として上手い。コナンが気配を察してピリつくのも良いスパイスでした。
見破り方が“生活感100%”で、コナンの怖さが際立つ
後編のピークはやっぱり、トイレでコナンが「ズボン下ろしてねェじゃねェか!」と突っ込む場面。
博士に変装したキッドが“コナンくん呼び”をしてしまう小さなミス、蘭が届かなかった本を博士が取った身長差の違和感…日常の観察で正体が割れるのが痛快です。
暗闇でオルゴールが鳴ったように見せる演出も鮮やか。曲が『大きな古時計』で、幕末の絡繰師が知るはずのない選曲だからこそ見破れるのが綺麗でした。悔しいのに拍手するキッドがやっぱり格好いい。
中森警部が館内総出で顔を引っ張って捜索する中、キッドが柵の上でこっそり耐えるオチまで含めて、ユーモアの切れ味が抜群です。
宝石より“想い”に着地するのが、キッド回の良さ
派手な宝石強奪で始まるのに、最後に残るのは公華夫妻の“照れ屋の愛情”でした。
交換日記の左右ページの約束、いつも数行しか書かない夫が実は…という種明かしに胸が温かくなります。
「見つからない理由」をコナンが論理で潰し、料理本の“めくらないページ”に隠す発想へ辿り着くのも痛快。ムーンストーンを日記のそばに添えたかった夫の想いが見えると、キッドとの勝負すら優しい後味に変わります。きらきら星のオルゴールが、静かに全部を祝福しているみたいでした。
エピローグで哀と博士が沖矢の肉じゃがに笑顔になる一方、小五郎がヨーコのチケットで咳き込むのも、らしくてほっとする締め。濃いのに優しい、良いキッド回でした。

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