諸伏高明が初登場回!!558話~561話「死亡の館、赤い壁」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

【スポンサードリンク】

2009年12月5日〜2009年12月26日放送の「死亡の館、赤い壁」

前回のアニメ放送は557話「危険な二人連れ」でした。

大和と上原が長野県からわざわざ毛利小五郎を訪ねてきて、お願いしたい事件があるということで終わりました。

今回のお話はその新しい事件となります!

今記事では「死亡の館、赤い壁」は原作orアニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメコナンの全話&原作回&アニオリ回一覧はこちら↓

【関連】コナンの全タイトル一覧

【関連】コナンの原作回一覧

【関連】コナンのアニオリ一覧回

アニメ558話~561話「死亡の館、赤い壁」は何巻?原作で何話?

著:青山剛昌
¥583 (2024/08/03 15:11時点 | Amazon調べ)
著:青山剛昌
¥583 (2024/08/03 15:12時点 | Amazon調べ)

アニメ放送されている「死亡の館、赤い壁」は原作コナンの話となり、対象の単行本は65〜66巻です!

65巻「File8:赤い壁、File9:掌中、File10:死せる孔明、File11:生ける仲達を走らす」

66巻「File1:絶妙好餌

名探偵コナン65巻に掲載されている話↓
File1:潜伏
File2:解錠
File3:運命の人
File4:罠
File5:揺れる心
File6:危険な2人連れ
File7:半殺し
File8:赤い壁
File9:掌中
File10:死せる孔明
File11:生ける仲達を走らす

名探偵コナン66巻に掲載されている話↓
File1:絶妙好餌
File2:思い出
File3:サクラチル
File4:サクラサク
File5:もののけ倉
File6:コナンVS探偵団
File7:倉の秘密
File8:お守り奪還作戦!
File9:最高の試合
File10:意地悪
File11:ゴスロリ

アニメ「死亡の館、赤い壁」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

長野県警の大和敢助警部の求めに応じ、事件の捜査協力の為に長野を訪れた小五郎達。

森の中に建てられた「希望の館」という名の古い屋敷で、男性が室内に閉じこめられて餓死させられる殺人事件が発生し、被害者がダイイングメッセージを遺していたものの、全く解けなくて困っているというのだ。

そのダイイングメッセージとは、部屋の1つの面の壁だけをラッカースプレーで赤く塗りつぶし、白と黒に塗り分けて背中合わせにした2つの椅子の、白い側に遺体が座っていたというもの…

はたして、このメッセージに込められた真意とは!?

コナンと大和敢助警部の他に、所轄の諸伏高明警部も捜査に加わり、神算鬼謀の3人が力を合わせ、難攻不落の“赤い壁”事件の謎解きに挑む!!

アニメ「死亡の館、赤い壁」の登場人物

「死亡の館、赤い壁」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・大和敢助
・上原由衣
・諸伏高明

【関連記事】有能な長野県警「大和敢助、上原由衣、諸伏高明」の登場回一覧

【関連記事】「諸伏高明」の登場回は何話?

アニメ「死亡の館、赤い壁」のhuluやアマプラはある?

アニメ「死亡の館、赤い壁」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ「死亡の館、赤い壁」のネタバレ&伏線

アニメ「死亡の館、赤い壁」は、第558話〜第561話で描かれる長野県警の重厚な四部作。

事件本体は翠川尚樹による復讐と口封じで完結しますが、コナン全体で見ると、諸伏高明の登場と長野県警ラインの本格始動がかなり大きい回です。

赤い壁と白黒の椅子の謎解きも強烈ですが、このh2では事件内のトリックよりもキャラ関係を中心に整理します。大和敢助、上原由衣、諸伏高明がそろうことで、長野県警回ならではの知略戦の空気が一気に立ち上がります。

諸伏高明が重要人物として登場する

この回で確定する大きなポイントは、長野県警の重要人物・諸伏高明が本格的に登場すること。

高明は明石周作の遺体の第一発見者として事件に関わり、ただ現場に居合わせただけの人物ではなく、赤い壁の真相にも深く迫っていきます。初登場の時点で、落ち着いた物腰と知性の強さがかなり印象に残ります。

コナン全体で見ると、諸伏高明は長野県警エピソードを語るうえで外せない人物です。

この回だけのゲストではなく、長野県警ラインの重厚な空気を形作る存在として強く残ります。大和敢助の荒々しさとは違い、高明は静かに状況を読み、言葉の一つひとつにも知略の匂いがあります。

大和敢助と諸伏高明のライバル関係が見える

この回では、大和敢助と諸伏高明が互いを強く意識しているライバル関係だと分かります。

2人は事件現場で対面し、会話や態度の端々からただの同僚ではない緊張感が見えてきます。ぶつかり合うような空気があるのに、互いの実力を完全に軽んじているわけではないところが良いです。

この関係性は長野県警回の大きな魅力。

敢助は荒々しく鋭いタイプで、高明は静かに詰めていく知略型です。性格も推理の見せ方も違うからこそ、同じ事件へ向かうと空気が一気に締まります。大人の刑事同士の知略のぶつかり合いとして見てもかなり胸熱です。

最終的には、コナン、敢助、高明が同じ方向へ推理を進めていきます。対立しているようで、真相へ向かう時にはそれぞれの頭脳が噛み合うんですよね。

大和敢助がコナンの推理力を見込んでいる

この回では、大和敢助が毛利小五郎だけでなく、実質的にコナンの推理力も見込んでいる人物として描かれます。

第557話から続く流れで、大和は毛利探偵事務所へ協力を求めますが、その裏にはコナンの動きも意識しているような構図があります。コナンをただの子ども扱いしていない空気があるんですよね。

これは警察関係者がコナンの推理力を高く評価する流れの一つ。

もちろん、この回で大和敢助がコナンの正体を知っていると断定できません。

しかし、事件現場でのコナンの観察や推理を見て、普通の小学生ではないと感じている可能性はかなり高く見えますね。

長野県警回では、コナンが刑事たちとかなり近いレベルで推理を進めるのが面白いです。

諸伏高明の三国志・孔明モチーフが強く出る

この回では、諸伏高明に三国志や孔明モチーフが強く重ねられています。

サブタイトルにも「三顧の礼」「死せる孔明」「空城の計」といった三国志由来の言葉が使われ、事件全体にも知略戦の空気が漂います。高明という名前や雰囲気も含めて、登場時点からかなり印象的です。

このモチーフは諸伏高明のキャラ理解に直結します。

高明はただ頭が良い刑事ではなく、古風で知略を感じさせる人物として描かれます。赤い壁の謎に近づく姿や、事件終盤の作戦に関わる流れも、まさに孔明的な雰囲気が似合っていますね。

アニメ「死亡の館、赤い壁」のあらすじ&事件の流れ

アニメ「死亡の館、赤い壁」は、大和敢助と上原由衣の依頼を受け、小五郎たちが長野の希望の館へ向かうところから始まります。

前話の誤解劇から一転し、長野県警の本格事件へ空気が切り替わる導入がかなり引き込まれます。

舞台となる希望の館は、才能ある若者たちが集まった場所だったはずなのに、今では死亡の館と呼ばれています。明るい名前と不吉な現在の落差が強く、赤い壁、白黒の椅子、元住人たちの色の名前が、少しずつ事件の核心へつながっていきます。

大和敢助と上原由衣の依頼で長野へ向かう

大和敢助と上原由衣の依頼で、小五郎、コナン、蘭は長野の希望の館へ向かいます。

この流れは第557話「危険な二人連れ」から続いており、前話の車内サスペンスが長野県警の本格事件へつながります。単発の誤解劇から、一気に重厚な事件へ空気が変わるのが良いです。

引っかかるのは、なぜ長野県警が毛利小五郎に協力を求めたのかという点。

表向きは小五郎への依頼ですが、大和敢助がコナンの力も見込んでいるような構図も見えてきます。長野県警の事件にコナンがかなり近い距離で関わる、この独特の空気が最初から胸熱です。

希望の館が死亡の館と呼ばれる理由が語られる

希望の館は、かつて才能ある若者たちが住んでいた場所でした。

しかし、その住人たちに不幸が続いたことで、今では死亡の館と呼ばれるようになっています。名前の落差が強烈で、最初から事件の後味の重さを感じさせます。

ここで気になるのは、なぜ希望に満ちた場所が死の館になったのかという点。

元住人たちの関係に何があったのか。明石周作の死とどうつながるのか。館の過去が語られるほど、ただの殺人事件ではなく、長い人間関係のこじれが背景にあると見えてきます。空気がじわじわ冷えていく場面です。

元住人6人の名前に色が関わっている

希望の館の元住人は、明石周作、翠川尚樹、小橋葵、山吹紹二、百瀬卓人、直木司郎の6人です。

名前に色を連想させる人物が多く、事件のタイトルである赤い壁とも自然に結びつきます。人物紹介の時点で、すでに暗号の材料が並んでいる感じがあります。

引っかかるのは、赤い壁が誰を示しているのかという点。

直木司郎の「ナオキ」と翠川尚樹の「尚樹」も、後に大きな混乱を生みます。名前そのものが事件の手がかりになるため、ただの容疑者整理では終わりません。コナンと大和敢助も、人物関係と色の意味を慎重に追っていきます。

明石周作が赤い壁の部屋で餓死していた

明石周作は、希望の館の部屋に閉じ込められ、餓死していました。

その部屋には赤い壁と、白黒に塗り分けられた2つの椅子が残されていました。現場のビジュアルがあまりにも強く、一目でただの死ではないと分かります。

なぜ壁は赤いのか、白黒の椅子は何を示しているのか。

この違和感が事件全体を引っ張ります。明石は死ぬ前に何かを伝えようとしていたはずです。けれど、その意味はすぐには解けません。赤い壁の異様さが、視覚的にも推理的にも一気に引き込みます。

諸伏高明が登場する

諸伏高明が登場し、明石周作の遺体の第一発見者として関わります。

初登場から落ち着いた知性が強く、ただの関係者ではない存在感があります。さらに大和敢助とのやり取りから、2人がライバル関係にあることも見えてきます。

ここで事件の空気は、さらに知略戦へ近づきます。

コナン、大和敢助、諸伏高明という鋭い視点がそろうことで、赤い壁の謎が一段濃く見えるんですよね。高明が何を知っているのか、どこまで真相へ近づいているのか。視聴者としても一気に彼の言動を追いたくなります。

直木司郎が聞き込みで動揺する

元住人たちへの聞き込みの中で、直木司郎が強く動揺します。

直木は明石のメッセージを自分への告発だと誤解していました。そのため、彼の反応は事件の鍵を握っているように見えます。

気になるのは、直木が何を知っているのかという点。

「ナオキ」という名前が絡むことで、直木が犯人なのか、それとも別の何かを隠しているのか判断が難しくなります。ここで、赤い壁のメッセージが一気に複雑になります。直木の怯えと焦りが、事件を次の段階へ押し上げます。

直木司郎が自宅アパートで殺害される

翌日、直木司郎が自宅アパートで殺害されます。

しかも直木の部屋にも赤く塗られた壁が残されていました。第一事件の謎を追っていたところへ第二の殺人が重なり、事件はさらに重くなります。

ここで引っかかるのは、第二の赤い壁が第一の赤い壁と同じ意味を持つのかという点。

直木はなぜ殺されたのか。彼は何を知っていたのか。赤い壁の再現によって、捜査は混乱します。第一事件のダイイングメッセージをまねたようにも見え、犯人の意図がさらに不気味になります。

諸伏高明が真相に近づき、襲撃される

諸伏高明は赤い壁の真相に近づきますが、その後、襲撃されます。

さらに希望の館が燃え、高明は火災に巻き込まれます。知略戦だった事件が、急に命の危険を伴うサスペンスへ変わる場面です。

高明が何に気づいたのか、誰が彼を襲ったのかが大きな焦点になります。

犯人にとって高明は危険な存在になっていたわけです。上原由衣が高明を救出する流れもあり、長野県警内の距離感と緊張が同時に描かれます。高明の冷静さと、周囲の焦りの差が胸に残ります。

コナン・敢助・高明が赤い壁の意味を解く

コナン、大和敢助、諸伏高明は、赤い壁と白黒の椅子の本当の意味を解きます。

補色残像とチェスの順番から、赤の補色である緑へたどり着き、翠川尚樹を示す構造が見えてきます。直木司郎ではなく、翠川こそが明石の示した相手だったわけです。

この回収はかなり難しいですが、一本線になった瞬間の快感が強いです。

赤い壁、白黒の椅子、名前の色、直木の誤解が一気につながります。ビジュアルとして強烈だった現場が、論理的なダイイングメッセージへ変わるのが本当に気持ちいいです。

「レッチェ」から直木の靴の踵に証拠があると分かる

直木司郎が残したヒントから、証拠が靴の踵に隠されていると分かります。

決め手になるのは、「レッチェ=イタリアの踵」という連想です。かなりひねった手がかりですが、解けた瞬間に直木の必死さが伝わります。

ここで事件は、赤い壁の謎解きから犯人を押さえる証拠探しへ進みます。

直木はただ殺された被害者ではなく、翠川の犯行を裏付ける証拠を残していました。犯人を直接問い詰めるのではなく、証拠の場所を見抜いて次の作戦へつなげる流れが、長野県警回らしい知略戦です。

「空城の計」で翠川を誘い出す

コナン、敢助、高明は「空城の計」を使い、翠川を直木司郎の部屋へ誘い出します。

翠川は靴の踵に隠された証拠を探しに現れます。ここで、推理で真相を解くだけでなく、犯人自身を動かす作戦へ変わります。

犯人は本当に証拠を取りに来るのかという緊張が強い場面です。

三国志モチーフが単なるサブタイトルではなく、事件解決の作戦として生きています。翠川が焦って行動することで、真相が決定的になります。知略で犯人を走らせる感じがかなり痛快です。

翠川尚樹が真犯人と判明する

翠川尚樹が、明石周作と直木司郎を殺害した真犯人だと判明。

明石は監禁されて餓死し、直木は真相を知って翠川をゆすろうとしたため殺害されました。赤い壁、直木の殺害、靴の踵の証拠がここですべて回収されます。

動機は小橋葵の死をめぐる明石への恨みでした。

翠川は、明石が葵の肖像画を塗りつぶし、葵がその絵を探して倉庫で発作死したと考えていました。事件には同情できる痛みもありますが、殺人は正当化できません。真相が分かるほど、希望の館が死亡の館になった後味が苦く残ります。

事件の流れを短く整理

流れを短く並べると、長野県警の依頼から、希望の館、赤い壁、諸伏高明の登場、直木殺害、空城の計、翠川の真相までが一気に見えてきます。

この四部作は、推理の快感と長野県警の知略戦がかなり濃い回です。

  • 大和敢助と上原由衣の依頼で、小五郎・コナン・蘭が長野の希望の館へ向かう。
  • 希望の館が「死亡の館」と呼ばれるようになった経緯が語られる。
  • 元住人は明石周作、翠川尚樹、小橋葵、山吹紹二、百瀬卓人、直木司郎の6人。
  • 明石周作が赤い壁の部屋で餓死していたことが分かる。
  • 白黒の椅子と赤い壁がダイイングメッセージとして残る。
  • 諸伏高明が登場し、遺体の第一発見者であると分かる。
  • 高明と敢助がライバル関係にあることが見える。
  • 直木司郎が聞き込みで動揺する。
  • 直木司郎が自宅アパートで殺害される。
  • 高明が赤い壁の真相に近づき、襲撃される。
  • 希望の館が燃え、高明が危機に陥る。
  • コナン・敢助・高明が赤い壁の意味を解く。
  • 「レッチェ」のヒントから、直木が証拠を靴の踵に隠したと分かる。
  • 「空城の計」で犯人を誘い出す。
  • 翠川尚樹が証拠を探しに来たところを押さえられる。

アニメ「死亡の館、赤い壁」の犯人&トリック

犯人は翠川尚樹です。被害者は明石周作と直木司郎です。翠川尚樹は、小橋葵の死をめぐる恨みから明石周作を殺害し、さらに真相を知ってゆすろうとした直木司郎も殺害しました。

この事件の中心は、赤い壁と白黒の椅子によるダイイングメッセージです。「ナオキ」は直木司郎ではなく翠川尚樹を示し、補色残像とチェスの順番によって緑=翠川へたどり着く構造になっています。

犯人:翠川尚樹

真犯人は翠川尚樹です。翠川は明石周作を部屋に閉じ込めて餓死させ、さらに直木司郎を殺害しました。第一の事件と第二の事件は別々に見えますが、どちらも翠川の犯行へつながります。

被害者は明石周作と直木司郎です。小橋葵は事件の動機に深く関わる人物ですが、今回の直接の殺人被害者ではありません。諸伏高明も事件に深く関わりますが、犯人ではありません。ここを切り分けると、事件の構造がかなり整理しやすくなります。

動機:小橋葵の死をめぐる明石への恨み

動機の背景には、小橋葵の死があります。

翠川尚樹は、明石周作が葵の肖像画を別の絵で塗りつぶしていたことを知ります。そして葵がその絵を探して倉庫で発作死したと考え、明石への恨みを強めました。

引き金になったのは、翠川の中で明石が葵の死に関わった人物として位置づけられたこと。

葵を失った痛みと、明石への怒りが重なります。けれど、その感情がどれだけ重くても、復讐として人を死なせることは許されません。

決定打は、翠川が明石への復讐を実行し、その後、直木司郎によるゆすりを封じる必要に迫られたこと。

直木は明石のメッセージを見て真相を知り、翠川をゆすろうとしました。翠川はその口封じとして直木も殺害します。動機の根には悲しみがありますが、事件後に残るのはかなり苦い後味です。

トリック:監禁餓死と赤い壁のダイイングメッセージ

この事件のトリックは、明石周作を部屋に閉じ込めて餓死させる第一の事件と、直木司郎殺害時に赤い壁を再現する第二の事件で構成されています。

さらに、赤い壁と白黒の椅子が犯人を示すダイイングメッセージとして機能します。

準備

翠川は明石周作を部屋に閉じ込めます。外開きの扉を本入りの段ボールで塞ぎ、明石が部屋から出られない状態にしました。直接その場で殺すのではなく、閉じ込めて餓死させるというかなり残酷な方法です。

明石は死の直前、犯人を示すメッセージを残そうとします。しかし直木司郎がそれを自分への告発だと誤解し、赤く塗りつぶします。ここで、本来の意味が分かりにくくなり、赤い壁という強烈なビジュアルが生まれます。

実行

明石周作は部屋に閉じ込められ、餓死します。部屋には赤い壁と白黒の椅子が残されます。現場は異様で、明石が何かを伝えようとしていたことは分かりますが、意味はすぐには解けません。

その後、直木司郎が真相を知って翠川をゆすろうとしたため、翠川は直木を殺害します。直木の部屋にも赤い壁を作り、第一事件との関連を偽装します。これにより、捜査はさらに混乱します。第一事件の強烈な現場をまねることで、犯人は真相をぼかそうとしたわけです。

発覚回避

明石の本来のメッセージが直木によって赤く塗りつぶされたことで、真意は分かりにくくなりました。「ナオキ」というメッセージは直木司郎を示すようにも見えますが、実際には翠川尚樹を示す構造でした。この誤解が事件を複雑にします。

翠川は直木殺害時にも赤い壁を再現し、捜査を攪乱します。さらに直木が隠した証拠を回収しようとします。第一事件のメッセージ改変、第二事件の模倣、証拠回収が、翠川の発覚回避として重なっています。

綻び

綻びのひとつは、赤い壁と白黒の椅子による補色残像です。赤の補色である緑へたどり着くことで、翠川尚樹が浮かびます。白黒の椅子も、チェスの順番と組み合わさってメッセージ解読の鍵になります。

もうひとつの綻びは、直木司郎が靴の踵に隠した携帯電話のメモリーカードです。直木は真相を知り、証拠を残していました。翠川がその証拠を回収しようとした行動が、最終的に犯人であることを決定づけます。

決め手:赤い壁、補色残像、靴の踵のメモリーカード

決め手のひとつは、明石周作が残したダイイングメッセージです。「ナオキ」と読める要素は、直木司郎ではなく翠川尚樹を示していました。直木が自分への告発だと誤解したことで、事件は一度別の方向へずれます。

赤い壁と白黒の椅子による補色残像は、そのズレを正します。赤を見た後に補色である緑へ意識が向き、緑=翠川へたどり着きます。さらにチェスの白黒の順番も、白黒の椅子の意味を補強します。異様な現場が、論理的なメッセージとして一本線になります。

直木司郎が靴の踵に隠した携帯電話のメモリーカードも決定的です。「レッチェ=イタリアの踵」の連想から、証拠が靴の踵にあると見抜かれます。翠川がそれを回収するため司郎のアパートへ現れたことで、犯人であることが決定づけられます。

結末:翠川尚樹が証拠を探しに来たところを押さえられる

コナン、大和敢助、諸伏高明は「空城の計」で翠川尚樹を誘い出します。翠川は直木司郎の靴の踵に隠された証拠を探しに、司郎のアパートへ現れます。そこを変装したコナンが押さえます。

翠川尚樹が、明石周作と直木司郎を殺害した真犯人だと判明します。明石は部屋に閉じ込められて餓死させられ、直木は真相を知って翠川をゆすろうとしたため殺害されました。事件の全体像がここで明らかになります。

事件後に残るのは、赤い壁の推理の快感と、小橋葵の死をめぐる誤解から生まれた悲劇の苦さです。希望の館が死亡の館になったという名前の落差も重く、解決してもすっきりとは終われません。知略戦の爽快さと後味の苦さが同時に残る結末です。

アニメ「死亡の館、赤い壁」の名言

大和敢助「それから上原、俺はお前の上司だ。かんちゃんはやめろ。」

思わずかんちゃんと呼んでしまう由衣を注意する敢助。しかし、由衣に流されて、諦めたような顔で不貞腐れてしまいます。

敢助と由衣の関係性がかなり近いことがわかるセリフです。

諸伏高明「賢に見えんと欲して、その道を以てせざるは…猶ほ入らん事を欲して、之が門を閉づるが如し…」

「天下の賢人に会うのに呼びつけるなんて道に外れた方法では、あたかも自分で門を閉めてしまうようなもの」という意味。

小五郎を電話で呼びつけずに、自ら迎えに行った敢助を褒めた高明のセリフです。

高明が初めて発した言葉でちょっとクセ強な人物が登場した!と思った人が多いセリフです。

諸伏高明「掌中の物、必ずしも掌中の物なさず」

「手のひらに乗っているからといって、絶対につかめるわけじゃない」という意味。

重要人物とマークしていた直木に後日話しを聞こうとするも、先に犯人に直木を殺害されてしまい、高明が発したセリフ。

油断していたという高明のどこか悔しさが感じ取れる名言です。

諸伏高明「忠告してこれを善道し不可なれば即ち止む。自らは辱めらるる事なかれ…」

「相手が過ちを犯したときは、誠意を持って忠告するのはいいけど、それが駄目なら放っておいた方が良い。あまりしつこくするのは、自分が嫌な思いをするだけで効果がない」という意味。

過去に起きた雪崩の事件で敢助と連絡が取れなくなった高明は、上司の指示を無視して他県に足を運び、かなり強引な捜査で敢助が追っていた被疑者を確保。おかげで責任を負って、所轄に移動させられてしまっていました。

敢助にはその借りがあること、そして今回の事件が小橋葵の死に恨みがあるもの人物の犯行だとしたら、是が非でも高明はまた強引な捜査をしかねないこと。

そのことを心配した敢助が何かとコナンを高明につけようとするも、高明がこのセリフとともに断り一人で捜査を続けます。

敢助の想い、そして高明が敢助の想いを知りつつも自分の意を貫くどこか2人の関係性を感じさせるセリフです。

コナン「やっぱここは、”空城の計”だよね」

「わざと隙を作り、相手を誘う罠だと見せかけて、逆に寄せ付けない策略」という意味。

赤い壁のメッセージ、犯人の正体に気づいた敢助と高明だったが証拠がない。

そんなとき、犯人をおびき出す作戦で争っている2人を見て、コナンが犯人を捕まえる作戦を漢字一文字を携帯で打って見せ合いっこしようと提案します。

2人が書いた漢字は「空」。同じ作戦を思いついていたコナンは、このセリフとともに自身も携帯に書いた「空」を見せるのでした。

ちなみに今回の作戦は、犯人をおびき出すために使っていたため、本来の意味の裏をかいた作戦として使っていました。

敢助と高明の意気がピッタリなこと、3人とも同じ作戦を思い浮かぶのが凄いと感じさせる名言です。

【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集

第558・559・560・561話「死亡の館、赤い壁」の感想&まとめ

第558〜561話「死亡の館、赤い壁」は、赤い壁の強烈なビジュアルと長野県警の知略戦が濃い四部作です。推理は気持ちいいのに後味はかなり苦いです。

①赤い壁と白黒の椅子のビジュアルが強烈

この事件は、赤い壁と白黒の椅子の現場ビジュアルがとにかく強烈です。

一目見ただけで、被害者が何かを伝えようとしていたと分かるのに、意味は簡単に解けません。壁一面の赤が不気味で、白と黒の椅子が静かに置かれている構図もかなり印象に残ります。

補色残像で緑へたどり着く回収を知ると、現場そのものをもう一度見返したくなります。タイトル通り、赤い壁が事件全体を引っ張る回です。

②諸伏高明の初登場と長野県警の知略戦が胸熱

諸伏高明は初登場から知性の塊のような存在感があります。

大和敢助とのライバル関係もピリッとしていて、長野県警回の重厚さが一気に増します。そこにコナンも加わり、赤い壁の意味を解いていく流れが本当に胸熱です。

「空城の計」まで含めて、ただ犯人を追うのではなく、知略で相手を動かすのがこの四部作の魅力です。高明の孔明モチーフもかなり効いています。

③希望の館が死亡の館になる後味が苦い

事件後に残るのは、希望の館が死亡の館と呼ばれるようになった苦さです。

才能ある若者たちが集まった場所だったはずなのに、明石、葵、直木と死が重なっていきます。翠川の動機も葵の死をめぐる恨みと誤解が絡んでいて、救いきれません。

推理の回収は気持ちいいのに、人間関係のこじれが作った悲劇として重く残るんですよね。館の名前の落差まで、見終わったあとに強く刺さります。

【関連記事】名探偵コナンの最終回はいつ?ラストの考察を大公開

【関連記事】名探偵コナンの重要回&見るべき回のまとめ

【関連記事】名探偵コナンの神回ランキング!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

この記事の目次