2007年12月3日放送の「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」。
前回のアニメ放送は「法廷の対決III 目撃者は検察官」でした。
今記事では「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ490話「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」は原作コナンの話となり、対象の単行本は50〜51巻です!
名探偵コナン50巻に掲載されている話↓
File1:緊迫のコンパ
File2:秘密の家庭訪問
File3:つまんない試合
File4:大当たり!
File5:ワクワク取
File6:真犯人の伝言
File7:ザ・少年探偵団
File8:平次の思い出
File9:雪女の計
File10:謎のリフト
File11:雪女の銀衣伝説
名探偵コナン51巻に掲載されている話↓
File1:吹雪の中の復讐
File2:おさかな事件
File3:3匹の魚
File4:ため息潮干狩り
File5:ペットボトルの怪
File6:混入トリック
File7:ロシアンブルー
File8:ゴロはゴロでも!?
File9:開かずの窓
File10:作られた密室
File11:魔物の抜け穴
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の簡単なあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
平次はコナンと電話で解決した事件数を競い合っているうち、3年前の思い出を語り始める。
山形県のスキー場で出会ったどっかの中坊と推理合戦をしたというのだ。平次が気付いてないだけで、その中坊とは工藤新一だった自分であることにコナンは気が付いていたが、そのまま平次の話を聞くことに。
改方学園中等部の旅行でスキーに行った平次と和葉は、そこで映画撮影のスタッフと出会う。彼らはその地域に伝わる、吹雪の夜に雪女が男に近づいて殺してしまう「雪女の銀衣伝説」という民話に準えた、「雪女の怪」・「雪女の恋」・「雪女の計」の雪女3部作の映画の3作目を撮っているというのだ。そして4年前、1作目の映画撮影中、スタントマンが雪女に殺されたとしか思えない死に方で殺されたらしく…
そんな折、吹雪の中をリフトに乗っていた主演俳優が、銃声とともに死んでいるのが発見される!
死体の脇には雪が詰まったバッグが発見され、雪女の仕業と周囲は騒ぐのだが、新一と平次は殺人事件として犯人探しに挑む。
それぞれ、工藤優作・有希子、服部平蔵・静華の手助けを得て出した結論とは…!?
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の登場人物
「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤新一
・毛利蘭
・服部平次
・遠山和葉
・鈴木園子
・工藤優作
・工藤有希子
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アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の動画やhuluはある?
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」はhuluで配信されています。
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アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の簡単なネタバレ&考察
コナンは服部平次と電話で事件数について話しあっていました。解決数はコナンの方が多め。
コナンが1番だと勝ち誇りますが、平次はかつてコナンよりも頭が切れる探偵がいたことを明かします。
そして、平次は3年前のスキー場で起きた事件を回想し始めました。
3年前に平次が和葉や改方学園の同級生たちと、学校のスキー教室にやってきたときのこと。
和葉は同級生からこの山の言い伝えとされる”雪女の銀衣伝説”という民話を教えられます。
このスキー場では、この山の言い伝えとなっている”雪女の銀衣伝説”によく似た事件が4年前に起きていたそう。
そして、4年前に民話と似た事件が起きたと和葉に明かしました。
スキー場には平次の他に新一も来ていた!
平次たちがホテルに戻り、昼食の時間になると、人気俳優や映画のスタッフたちがいました。
・箕輪奨兵(俳優)
・大山守蔵(映画監督)
・三俣耕介(スタントマン)
・立石雫(特殊メイク)
どうやら彼らは4年前に起きた事件をモチーフにした雪女シリーズの撮影をするため、このスキー場にやって来ていたそう。
しかも、事件の内容は、スキー場のリフトに乗っていた一人の男が、リフトを降りる時には拳銃で頭を撃ち抜かれて亡くなっていたというもの。
彼の右手には拳銃があり、袖口から硝煙反応。
普通に考えれば自殺としか思えませんが、男が座った席の隣に置いてあるバッグの中に、雪が詰められていたこと。
自殺に納得がいかなかった当時の警察、片品陸人(今は探偵)は、その日も関係者が集まるホテルの食堂に姿を見せていました。
箕輪はあれが他殺だとしたら不可能犯罪で、雪女の仕業ではないかと言うと、平次は箕輪の発言を否定。
しかし箕輪やスタッフたちは笑い出します。実は、少し前に同じようなことを言った中学生の少年がいて絡まれたとのこと。
平次はその中学生よりも4年前の事件の真相を解くと意気込み、事件の捜査を始めることにしました。
その頃、スキー場には新一と蘭の姿。箕輪に絡んだ少年は、中学時代の新一だったのです。
こうして中学生の新一と平次の推理バトルが始まりました。
4年前の事件と似た事件が起きてしまう
箕輪は客にスキーテクを見せて欲しいとお願いされていました。
そして一滑りした後、撮影で山頂に向かうため、スタッフとともにリフトに乗り込み、平次も事件の捜査でリフトに乗ることに。
大山、箕輪、片品、平次と和葉の順でリフトに乗り込んでいました。
立石と三股は先に上に行ったそう。
リフトに乗っている最中、吹雪いてきて前が見えないほど視界が悪化します。
そして急に銃声のような音が響き、頂上にぐったりとした姿で現れたのは、リフトに乗っていた箕輪。
しかも箕輪が亡くなった時の状況は、4年前の事件と全く同じでした。
新一と平次は事件後にすれ違っていたが、お互い顔を合わすことはなく…
今回、平次は父親の平蔵の知恵を借りて、新一は父親の優作の知恵を借りて、事件を解決していました。
ただお互いそんなことは知らず、相手が一人で事件を解いたと考えている…
自分より一歩先をいった中学生には会いたくないと考えていましたが、最後の最後に2人がすれ違います。
雪で顔はよく見えませんでしたが、お互いあれが一人で事件を解決した中学生だと意識。
また事件の現場で会えると、次の再会を楽しみにしたのでした。
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の犯人は誰?
新一は電話で、平次は直接容疑者が集められた部屋に行き、同時に推理を話します。
今回犯人は、入れ替わりのトリックを使っていました。
そしてそのトリックを使えた犯人はスタントマンの三俣耕介です。
彼の行った犯行は、
- トリックを使い、三俣は箕輪に成りすます
- 箕輪と一緒にリフトに乗り、リフト上で箕輪を射殺する
- リフトと地面が近い場所に用意していた、雪を詰めたバッグを引き上げる
- 自分はリフトから飛び降り、ロケット花火の仕掛けで銃声を響かせる
- その場に用意していた自分のスキーウェアを着て、滑り降りる
というもの。滑り降りる途中、立石と出会い、その時にロケット花火の音が鳴るようにしていました。
そうして、銃声がなったときには立石といたことになり、アリバイを証明したというわけです。
ただ、三俣が立石と会って、そのまま立石と事情聴取を受けていたのなら、着替える間もなく箕輪のスキーウェアを中に着ているはず。
こうした指摘を受けて、三俣は言い逃れができず犯行も認めました。
事件のトリックは入れ替わりが鍵!
今回の犯行は、箕輪と三俣が入れ替わることでできるものでした。
その方法とは、三俣が箕輪の格好をし、箕輪は三俣が抱えたバッグに入るというものです。
箕輪は亡くなる直前まで、ファンやスタッフと会話していました。しかしそれは、三俣が箕輪になりすましてバッグを抱え、バッグの中で箕輪が聞き耳立てて、受け答えしていただけ。
箕輪はスキーがそこまで得意ではなく、代役として三俣に滑らせていたのです。
そのまま三俣は箕輪が入ったバッグを持ったままリフトに乗り、バッグに入っていた箕輪の頭だけを出して押さえつけて射殺。
バッグから出した箕輪を拳銃を持たせて座らせて、リフト下に用意した雪入りのバッグを引き上げて、三俣は箕輪が入っていたバッグを持って飛び降りました。
その後、ロケット花火の仕掛けを行い、下に滑り降りる道中立石と会い、自分のアリバイを証明していたというわけです。
犯人の動機は、4年前に殺害された、スタントマンの先輩である水上の敵討ち
4年前、実は今回と同じトリックで、箕輪は水上を殺害していました。
事件が起きた日、箕輪がファンに囲まれて困っていたとき、水上が箕輪をこっそりバッグに入れて運んでいました。
しかし箕輪は、水上はいつか自分の暴露本を出すと考え、リフト上で水上を殺害。
真相を知った三俣は、水上の敵討ちとして箕輪を殺害したのです。
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の名言
アニメ「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」での名シーンや名言などを公開します。
服部平次「人間がやったから犯罪っちゅうんじゃ!!! それに不可能なモンがあるかちゅうねん!! ボケェ!!!」
箕輪が4年前の事件は雪女の仕業と言ったときに返答したセリフ。
新一もそっくりそのまま同じセリフを吐いたとのことで、平次と新一が同じ想いを持った探偵であることが分かる名台詞です。
服部平次「雪で、よー見えへんかったけど…アイツやな、例の中坊は…ま、今会わんでも…探偵やってたら…」
工藤新一「またいつか…謎めいた舞台の上で…」
最後の最後に平次と新一がすれ違ったときに発したそれぞれのセリフ。
事件の場でまた出会うことをどこか楽しみにしていることが感じられる探偵たちの名台詞です。
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「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」の感想
今回は新一と平次が初めて同じ現場に出会したお話でした。
お互い顔を合わせることはなく、結局最後まで相手は誰だかハッキリしていないものの、この頃からお互い一目置いていたことがわかります。
2人の関係性の原点とも言える回で、めちゃくちゃ面白かったですね!
2人が事件を解くのはもちろん、ちょっと幼い2人も見どころ。スペシャル回なので、ぜひじっくり見てみてください!
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