2013年9月21日〜2013年9月28日放送の「みんなが見ていた」。
前回のアニメ放送は「未確認衝撃事件」でした。
今回は久々の服部刑事と遠山和葉が登場する重要回となります!
今記事では「みんなが見ていた」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ710〜711話「みんなが見ていた」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「みんなが見ていた」は原作コナンの話となり、対象の単行本は79巻です!
名探偵コナン79巻に掲載されている話↓
File1:擬態
File2:脱皮
File3:状況的密室殺人
File4:二人で一人前
File5:先生のトリック
File6:吸血鬼の館
File7:ドラキュラ伯爵
File8:心霊写真
File9:南蛮部屋
File10:怪奇現象の半分
File11:それぞれの動機
アニメ「みんなが見ていた」の簡単なあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
関西で殺人事件を起こした肥土桐也を追う大阪府警と警視庁は、肥土の高校時代の恩師である観月秀理を張り込んでいた。だが観月は、監視されていた杯戸町のマンションで謎の死を遂げる。
首吊り自殺に見えたが不自然な点があり、捜査のために大阪から大滝警部と平次と和葉が東京へやってくる。平次たちは、コナン、小五郎、蘭を誘って事件現場に行くが、そこでコナンと平次は自殺を他殺に見せようとする掃除ロボットを使ったトリックを解き明かす。
観月の自殺としてあっさり事件が解決し、帰りのエレベーターに乗っていたコナンたちは、エレベーターの窓から拳銃で自分の頭を撃ち抜く男を目撃する。男はマンションに住む株のブローカーの布浦海象。
エレベーターには「サヨナラ」というメッセージが残されていて自殺に見えたが……。
https://websunday.net/episode/12144/
アニメ「みんなが見ていた」の登場人物
「みんなが見ていた」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉
・目暮十三
・高木渉
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アニメ「みんなが見ていた」の動画やhuluはある?
アニメ「みんなが見ていた」はhuluで配信されています。
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アニメ「みんなが見ていた」の簡単なネタバレ&考察
東京で起きた事件の調査で、第一発見者の大滝警部と共に毛利探偵事務所を訪れた平次と和葉。
事件の概要は、警察が監視していた観月秀理(みづきひでみち)が亡くなったというもの。東京で水木のマンションを張っていたところ…
3日後、いつもなら観月は散歩の時間で出てくるはずがなかなか出て来ず、大滝警部が様子を見に行くと、リビングのエアコンの送風口にロープを垂らして首を吊り、亡くなっていたのです。
近くには倒れた椅子。最初は事故だと処理されたが、椅子の高さ的に背伸びしてもロープの輪に首を吊ることは不可能。
つまり、椅子は犯人が置いた小道具で、犯人によって殺害されたと考えられました。
警察が見張っていたのに、犯人はどうやって部屋に侵入したのか?
状況的密室殺人。事件の調査のため、コナンたちは観月のマンション訪れることにしました。
コナンと平次は、密室事件の真相をあっけなく解いてしまう
部屋は事件当時のまま。コナンはロープの下で鉛筆の削りカスを発見。
部屋の用具からすると観月はかなりの綺麗好きで掃除ロボットまで置いてあるのに、なぜそんな所にだけ削りカスが落ちているのか?
それと部屋の隅で倒れている円筒状のゴミ箱。
その状況を見て真相が分かったコナンと平次。
観月は首を吊りやすいよう円筒状のゴミ箱をロープの下に置いていました。削りカスはその時落ちたもの。
首吊る時はゴミ箱を椅子の足の間にハマるよう倒したら、あとは掃除ロボットがゴミ箱を部屋の隅まで押していくという仕掛けです。
ロボットが同じルートだけを掃除しているのが証拠。恐らく、観月がロボットにそのルートを覚えさせていたのです。
平次はどこからどう見ても自殺と推理しました。
観月は株で借金しており、その株ブローカーを恨んでいたそう。観月は株ブローカーに殺害されたように見せかけたかったのではと、大滝警部は考えました。
コナン、平次の目の前で事件が発生!
帰り途中、マンション内のエレベーターを待っていると、そこにいた住人の名波から、例の株ブローカー・布浦が同じマンションの2階に住んでいることを聞きます。
噂をしているとエレベーターの扉の前に、布浦が乗ったエレベーターが来たのですが…
なんとコナンたちの前で拳銃を頭に突きつけた状態で現れ、そのまま頭を撃ち抜いてしまったのです。
エレベーターはそのまま上がって行き、すぐ降りてくると、布浦は亡くなっていました。
エレベーターのドアにはサヨナラという文字があり、遺体のそばにはスプレー缶。
一見自殺にしか見えませんが、平次は他殺と推理。
エレベーターの防犯カメラはスプレーで潰された跡。肝心の防犯カメラには右手でスプレー缶を持って吹きかける映像が残っていました。
しかし、布浦は拳銃を左手に持っており、住人も左利きであると証言。
そして、布浦が付けている腕時計は付けて歩くだけでネジが巻かれる自動巻きなのに、遺体を見つけた時間で止まっている。
それは犯人が布浦を殺害する前か後に腕時計をつけさせたということ。そして、平次は今いる3階より上の階に犯人がいると推理しました。
容疑者3人には殺人の動機があった
アリバイがない3部屋の住人に話を聞くことにしました。
・陸奥勲推(むついさお)
ビルメンテナンスの社員。
・余田拓郎(よだたくろう)
スプラッター映画を作る大学生。
・井筒尚子(いづつなおこ)
美少女探偵漫画を描く漫画家。
全員布浦による株の勧めで失敗していたため、殺害する動機はあるが、3人とも発射残渣はなし。
話を聞いて犯人が分かったものの犯人が使ったトリックに悩むコナンと平次。しかし、小五郎から「2人で1人前」というキーワードを聞き、全ての謎が解けました。
アニメ「みんなが見ていた」の犯人は誰?
犯人とトリックが分かったコナンと平次は、高木刑事に協力を頼んでトリックを再現。
そして、平次はトリックが行える犯人は、トリックの道具を持っている井筒尚子だと断定しました。
その証拠として、
・トリックに使ったある道具を隠していること
・右利きにもかかわらず、警察に発射残渣を調べると言われた時に差し出したのが左手だった
→左利きの布浦に合わせて左手で銃を撃ったから
という指摘をし、井筒も自分の犯行を認めました。
事件のトリックはタブレットの映像が鍵!
コナンたちが目撃した布浦の発砲シーンは、実はタブレットで流した映像。
顔以外は、井筒が布浦と同じ服を着て撮影したムービーだったのです。
エレベーターはサヨナラの字で区切られているからタブレットだと意外と気づかず、本当に布浦が発砲したように見えるという仕掛けです。
タブレットを使った殺人の流れは
- 布浦に新しい株の客を近くの店で紹介すると言って呼びに行く
- タブレットの映像に映っているのと同じ服を着るように指示し、自分は先にエレベーターの所で待っていると伝える
- エレベーターの防犯カメラをスプレーで潰す
- 一度扉を閉めてサヨナラの地を書いた後、再びドアを開ける
- エレベーターに乗り込んだ布浦がサヨナラの字に驚いている隙に射殺する
- エレベーターの扉を開けたままで、住人の名波が乗る3階より上の自分の部屋の階を押して、名波が出かける時間を待つ
- 名波がエレベーターの前に来る頃に閉めてタブレットを4つ張り付いた板を扉に立てかける
- 3階を通過する時に頭を拳銃で撃つシーンが来るように映像を流す
- 自分の部屋の階で降りて板を持ち去る
といったもの。
ちなみに布浦が撃たれたように見える映像は、布浦を撮影してる時、素早く動かして作ったものでした。
犯人の動機は、恩師である観月の思いを遂げさせたかったから
自殺した観月は、井筒の高校時代の担任の先生でした。
そのため、恩師である観月を死に追い込んだ布浦への復讐もあると言いますが、一番の動機は悲しくなったからと明かします。
観月が亡くなった後、管理人に頼んで観月の部屋に入れてもらった井筒は、観月が誰かに殺されたようにトリックを仕掛けて自殺したことに気づきました。
自分の漫画だと探偵が推理してくれるのに、誰もトリックに気づいてくれずに自殺として処理されてしまったことが悲しくなったとのこと。
だから、観月の思いを遂げさせてあげたく、布浦を殺害したというものでした。
アニメ「みんなが見ていた」の名言
アニメ「みんなが見ていた」の名言や名セリフについてご紹介します。
服部平次「人がやらかす犯罪に完全な物はない…」
「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決!」で発した平次の名台詞をなぞるようなセリフ。この世に不可能なものなどないと強い信念を感じさせる平次の名言です。
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「みんなが見ていた」の感想
タブレットを使ったトリックは非常に斬新。
そんなに上手くいくものかと思いましたが、エレベーターが過ぎ去る一瞬の出来事だと考えると、騙される可能性も十分有り得そうですね。
今回は平次とコナンが活躍したお話でしたが、次回の「服部平次と吸血鬼館」でも引き続き平次が活躍します!
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