2018年2月3日、10日放送891話・892話「幕末維新ミステリーツアー 山口編・萩編 」の簡単なあらすじを紹介します。
889話・890話では新キャラクターの若狭先生のお話でしたが、今回ではまた変わったストーリーになります。
今回は“コアなコナンファン”にとっては嬉しい回になるので楽しみにしていきましょう。
※ここからはネタバレを含むため注意が必要です。
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891話・892話「幕末維新ミステリーツアー 山口編・萩編」は何巻?原作で何話?
今回の物語はサンデーや単行本には記載がない、オリジナル漫画になります。そのため、マンガの対象のお話はありません。
但し、今までのオリジナルアニメとは違い、今回は2017年4月29日〜2018年1月31日に山口県で行っていた「幕末維新やまぐち ミステリーツアー」の答え合わせとなります。
「幕末維新やまぐち ミステリーツアー」とは
コナンのシナリオライターの方が山口県を舞台としたオリジナルストーリーを作成し、開催期間中(2017年4月29日〜2018年1月31日)はコナンのお馴染みのキャラクターが実際に登場する物語です。
実際に対象のJRと宿泊がセットになった「旅行プラン」を購入すると、参加できるイベントです。
町に広まった証言や証言の証拠、事件の手がかりを見つけることで、自分も自らコナンのように推理できます。推理した自分の答えを応募し、当たった人の中で抽選でオリジナル商品があたります。
その答え合わせを891話・892話で行います。参加された方にとってはドキドキの展開になりますね(笑)
アニメ「幕末維新ミステリーツアー」はhuluやアマプラはある?
アニメ「幕末維新ミステリーツアー」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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891~892話「幕末維新ミステリーツアー」のネタバレ&事件の流れ

この2話は、山口市で始まった“手紙の謎”が、萩市での銃撃と誘拐を経て、一年前の強盗事件へ戻っていく流れで組まれています。
観光地を巡るミステリーツアーでありながら、事件の芯はかなり重く、しかも「最初に被害者だと思った人物が真犯人」というコナンらしい反転が強い回です。
倉田屋駒吉からの手紙と、山口での取り調べ
小五郎のもとへ届いた手紙の差出人は「倉田屋駒吉」。
家宝を譲りたいという妙な内容に乗って、コナンと蘭と一緒に山口県へ向かうと、駅前でニュースサイト記者の夏目明日香と出会います。
ところが小五郎が何気なく「倉田屋駒吉」の名を口にした瞬間、明日香は顔色を変え、その直後に山口北署の刑事たちが現れて小五郎を取り調べに連行。
ここで初めて明かされるのが、「倉田屋駒吉」が1年前の古民家カフェ強盗の容疑者名だという事実でした。
さらに事情を聞くと、明日香こそが小五郎を山口へ呼んだ張本人でした。
彼女は、金属加工研究者の福原友一が犯人へ拳銃を作らせる形になってしまった経緯に責任を感じ、小五郎へ極秘で事件解明を依頼したかったのです。
つまり「駒吉からの依頼」は最初から偽りでしたが、そこに込められていた“真相を暴いてほしい”という願いだけは本物でした。
萩で始まる銃撃と、明日香の拉致
小五郎たちは1年前の強盗被害者である古民家カフェ店主・宝田昭彦や、資産管理を担当する弁護士・藤木陽介に話を聞いたあと、事件の手掛かりを追って萩へ向かいます。
そこで小五郎は人力車へ乗り込んだ瞬間に何者かから発砲され、コナンの機転で間一髪助かります。
しかもその直後、明日香は萩反射炉の駐車場で何者かに襲われ、連れ去られてしまいます。
ここでコナンが引っかかったのは、「小五郎は撃ったのに、明日香はなぜその場で撃たなかったのか」という点。
もし小五郎への発砲が脅しに近いなら、明日香を連れ去った目的はもっと確実な殺害だと考えられる。
しかも藤木が以前、「盗んだ小判は溶かして金の延べ棒に変えられる」と話していたことから、コナンは明日香が鋳物工場へ連れ込まれた可能性に思い至ります。
観光ミステリーの空気から、一気に殺害未遂事件へ切り替わる瞬間です。
鋳物工場の救出と、指月公園での二度目の銃声
コナンの読みは当たり、明日香は鋳物工場で手足を縛られ、ベルトコンベアに載せられたまま溶解炉へ落とされかけていました。
コナンはキック力増強シューズでスイッチを壊し、ギリギリで明日香を救出。
一方その頃、小五郎は明日香を捜す途中で指月公園へ向かい、藤木と鷹丈哲也警部の動きを見て二人が怪しいと疑い始めます。
ところがその場で再び銃声が響き、小五郎の足元へ弾が着弾。
直後に拳銃を持った鷹丈が現れるため、一瞬は鷹丈が犯人に見えます。
しかし実際には違いました。
最初の銃声は、小五郎を狙って茂みから撃たれたもので、鷹丈が撃ったのはその犯人を威嚇するための発砲でした。
ここで「鷹丈と藤木がグルでは」というミスリードが外れ、本当に小五郎と明日香を狙っていた人物が別にいると確定します。
前半から散らしていた疑いの先が、一気に絞られていくタイミングです。
真犯人は宝田昭彦、自宅ガレージはトレーラーだった
日が暮れた頃、指月公園へ現れた宝田昭彦に対して、小五郎はついに真相を突きつけます。
1年前、古民家カフェへ奇兵隊風の格好で押し入り、慶長小判千両を盗み、被害者を装うため自分の腕をかすめ撃ちした“倉田屋駒吉”の正体は、宝田自身でした。
遺言で蔵の美術品や骨董品を地元へ寄贈しなければならないことに不満を持ち、せめて小判だけは自分のものにしたかったのです。
そして現在の襲撃でも、宝田は巧妙なアリバイ工作をしていました。
小五郎へテレビ電話をかけた時、背後には派手な赤いスポーツカーが映っており、誰もが自宅ガレージにいると思い込みます。
ところが実際には、その車はトレーラーの中に置かれていて、宝田はとっくに萩市まで来ていた。
つまり、山口市にいるよう見せかけながら、萩市で小五郎を二度撃ち、明日香を鋳物工場へ運んで殺そうとしていたわけです。
最後は逃走用車両から盗品も見つかり、宝田昭彦が1年前の自作自演強盗と現在の連続襲撃の真犯人だと確定します。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 山口市で小五郎は「倉田屋駒吉」の仲間と疑われ、1年前の慶長小判強盗事件の存在を知る。
- 明日香が真の依頼人だと判明し、小五郎たちは萩で事件調査を始める。
- 小五郎は萩で二度発砲され、明日香は拉致されて鋳物工場の溶解炉へ落とされかける。
- コナンはトレーラー内の赤いスポーツカーから、宝田の「自宅ガレージ」アリバイが偽装だと見抜く。
- 真犯人は宝田昭彦。1年前の強盗も自作自演で、現在の襲撃は口封じだったと明かされる。
891~892話「幕末維新ミステリーツアー」の犯人&トリック
この前後編で重要なのは、「誰が今の事件を起こしているか」だけでなく、「1年前の強盗事件の見え方までひっくり返る」点。
表向きは倉田屋駒吉という謎の強盗犯を追う話ですが、実際には被害者だったはずの宝田昭彦が、ずっと犯人側にいたという構造です。
犯人
犯人(フルネーム):宝田昭彦
古民家カフェの店主で、1年前には腕を撃たれた被害者として扱われていました。
ですが真相は、倉田屋駒吉を名乗って自分の店から慶長小判を奪った自作自演強盗の実行者であり、さらに現在では夏目明日香を殺そうとし、小五郎へ二度発砲した張本人です。
被害者は、事件本体で見るなら 夏目明日香 が主たる殺害未遂被害者で、毛利小五郎 も発砲襲撃の対象です。
人的死亡は出ていませんが、だからこそ宝田の行動は「小判目当ての自作自演」だけでは済まず、口封じと証拠隠滅へ踏み込んでいたことがはっきり見えます。
動機
動機の本筋は、慶長小判千両を自分のものにしたかったこと。
宝田は、先代の遺言で蔵の美術品や骨董品を地元へ寄贈しなければならないことに不満を持っていました。
小判なら溶かして形を変え、売りさばくことができる。
だから1年前の強盗は外部犯ではなく、最初から宝田の計画だったわけです。
さらに明日香が倉田屋駒吉の正体に気づき始め、小五郎も調査へ踏み込んだことで、口封じとして現在の襲撃へ進みました。
トリック
まず1年前、宝田は明日香の取材記事を見た犯人を装って福原友一へ鑑賞用拳銃の製作を依頼し、完成間近でそれを盗み出して実弾が撃てるよう改造。
犯行時には奇兵隊風の格好をして監視映像に映り、目立つ衣装へ目を向けさせることで体格印象を薄れさせました。
そのうえで小判を盗み、自分の腕をかすめ撃ちして被害者を装っています。
現在の事件では、トレーラー内部を自宅ガレージに見せかけてテレビ電話をかけ、「山口市にいるから萩での犯行は無理」というアリバイを作りながら、実際には萩市で小五郎を撃ち、明日香を鋳物工場へ運びました。
決め手
決め手は、宝田のガレージ偽装です。
テレビ電話の向こうに映っていた赤いスポーツカーは、本当に自宅ガレージにあったのではなく、トレーラーの中に置かれていました。
コナンがその車をテレビ電話越しに映してみせたことで、宝田は山口市にいたのではなく、ずっと前から萩市へ来ていたと分かります。
そこへ逃走用車両から盗品も見つかり、1年前の自作自演強盗と現在の連続襲撃が一本につながりました。
結末
宝田昭彦の自作自演強盗と夏目明日香殺害未遂・小五郎襲撃が露見し、事件は解決。
エピローグでは、拳銃を作らされて服役していた福原友一が出所し、明日香と再会します。
だからこの前後編は、観光地を舞台にした派手なミステリーでありつつ、最後は明日香が危険な真似をする前に真相へたどり着けたかどうかまで含めて締まる回でもあります。
891~892話「幕末維新ミステリーツアー」の感想/まとめ

観光コラボ回の明るさの中に、自作自演強盗と殺害未遂を一本で通す構成が秀逸です。
宝田が“被害者”から真犯人へ反転する後半の気持ちよさが強く残る前後編でした。
山口・萩の観光回なのに、事件の芯がかなり重い
ミステリーツアー回は観光案内色が強くなりがちですが、この前後編は事件の芯がかなり重いです。
瑠璃光寺五重塔、萩反射炉、指月公園と名所をきれいに回りながら、実際にやっていることは「1年前の自作自演強盗」「明日香の口封じ」「小五郎への二度の発砲」ですからね。
華やかな景色と、宝田の冷たさの落差が大きい。
だから見終わったあとに残るのは旅行気分より、むしろ“被害者の顔をしていた犯人”の嫌らしさだったりします。
観光コラボ回としては、かなり事件性の強い一本です。
明日香の依頼が、ただの導入で終わらないのがいい
夏目明日香の立ち位置もかなり好きです。
最初は「記者が小五郎を呼んだ観光回の案内役」に見えるのに、実際には福原友一への責任感から、かなり危ない橋を渡っていたんですよね。
しかも明日香は受け身のヒロインではなく、自分なりに真相へ近づこうとしていたからこそ命を狙われる。
その危うさがあるぶん、鋳物工場での救出もちゃんと意味を持っています。
最後に福原の出所を待っていたことまで分かるので、この前後編は犯人逮捕で終わるだけでなく、明日香の気持ちまできれいに回収していたと思います。
宝田昭彦の“被害者ムーブ”が崩れる後半が気持ちいい
いちばん気持ちいいのは、やっぱり宝田昭彦の崩れ方です。
前半では腕を撃たれた被害者で、古民家カフェの店主としてもっともらしく振る舞い、しかもテレビ電話ではちゃんと自宅にいるように見せる。
でもその一つひとつが、後半では全部“自分を犯人から外すための演出”だったと分かるんですよね。
奇兵隊の格好で体格印象をぼかす手口も含めて、派手なようで実はかなり計算高い。
だから最後にトレーラーの中の赤いスポーツカーが映った瞬間、一気に全部がひっくり返る快感がありました。
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