「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」とは？
“エピワン”こと、エピソードワンはアニメコナン20周年をお祝いして作られた特別アニメです。2016年の金曜ロードショーで放送。
コナンの第1話「ジェットコースター殺人事件」をさらに濃くしたお話。なぜ、新一と蘭はトロピカルランドに行くことになったのか？ジンとウォッカはあの場所で何の取引をしていたのか？
灰原(シェリー)がアポトキシン4869の開発の実際の絵など、原作では描かれなかった細かい部分まで作られた作品です。
誰が見ても楽しい内容になるので、エピワンは必ずチェックしてくださいね！
「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」のあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
原作をより忠実に再現しながらも、第1話で描き切れなかったそれぞれのキャラクターたちの行動や気持ちなどのディテールを肉付けし、全く新しい物語へと生まれ変わりました。
黒ずくめの組織に従いアポトキシン4869を開発するシェリー（灰原哀）など、第1話の段階では登場していなかったキャラクターも新たに登場する他、コナンと出会う前の少年探偵団や阿笠博士、コナンが家に転がり込む前の毛利小五郎らもしっかりと描かれています。
また、新一と蘭が運命のトロピカルランドでデートする事になった理由など、謎に包まれていた部分も描き、その後の物語に繋がる伏線も随所に張り巡らされていて、ファンがいろいろと楽しめる要素が詰まった作品です。
「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」のネタバレ
物語のスタートは、シェリーが研究室に入る所からスタート。
シェリーはコーヒーのようなものを作って、パソコンの画面を開くと…。そこにはマウスの実験したような画像が…。
複数の中でいくつか「ALIVE」と出ており、開くとマウスは生きていました。ここで驚いたシェリーは、誰かに電話をして自分がいる第四ラボにくるように伝えました。
エピソードONEのネタバレ① 工藤新一は水族館の事件を解決
蘭「匂い？そんな匂いしなかったけど。」
工藤新一「サメと一緒だな。血の匂いを嗅ぎつけて現場におもむき、もてる感覚の全てを使って犯人を割り出し、喰らいついたら相手がかんねんするまで、証拠という鋭い歯を食い込ませる。それが探偵さ！」
原作コナンでもあった、コナンになる前の米花水族館で起きた事件を解決したコナンのお話ですね！
2人は水族館から帰る途中
本当は蘭が「水族館ドッキリ再会ラブラブ復活大作戦」ということで妃英理と毛利小五郎の別居を終わらせようとしていました。ただ、殺人事件が起きたので辞めました。
雨が降ってきたため、蘭が走ろうとフードをかぶろうとした時、蘭の携帯がフードに入っており、側溝に落ちてしまいました。これが水族館の事件の犯人の手口でしたね。
蘭は買ってもらった携帯のため、泣いてしまいます…。泣く蘭を慰めるために新一は、
工藤新一「トロピカルランド、そこに連れてってやるよ。」
と言い、東京で出来たばっかりの遊園地を約束することに。ここで流石に遊園地で事件は起きないでしょと言いました笑
さらに全額新一のおごりということで、空手の都大会で優勝という条件付きで蘭は交渉しました。
エピソードONEのネタバレ② とあるバーで
雨の中、一人の男性がバーに入店すると…。そこには黒の組織のウォッカの姿が…、そこで男はウォッカにあるものを渡しました。
そして、ウォッカは男性に現金を渡しました。
男「で、次の仕事は？一応、次の仕事の触りくらいは知っとかないと。」
ジンの登場
と言うと、ここになんとジンがいました。そして、ジンは最近組織のことについてコソコソと嗅ぎ回っている人物がいると言いました。
そしてジンは、
ジン「ねずみに関しては検討がついている」
と言うと、男性は少し焦っている様子。男性は話をそらそうとお酒が美味いので何の酒か？と聞くと、
ジン「ラム、クワントロー、レモンジュース少々、XYZ…これで終わりって酒だ」
と言い、男性は慌ててさりました。ジンとウォッカはその男がねずみだとわかっていました。
そして、男性が車にのり、車のエンジンを回そうとした時に…ジンの言葉を思い出し、爆発するかと焦りましたが、なんとかエンジンは付き、爆発しないか…と安心しましたが。
「D」に入れた瞬間、爆発しました。
組織が得た情報とは？
亡くなった男性から、ウォッカが貰ったのは拳銃の密輸データ。
ジン「計画通り進めろ、我々の真意が伝わってるかどうかを、見極める金を用意させたろ。」
罠かどうかはその後で判断すると言います。
ジン「それに…あそこは諦めるには惜しい場所だからさ」
と言い、バーのシーンは終わりです。
エピソードONEのネタバレ③ 後日、蘭が工藤邸を訪れる
蘭が新一の家のインターホンを鳴らして、蘭がやってきました。そして、新一は忘れてしましたが、蘭の空手の稽古がおやすみのため、携帯を買いに行く約束をしたとのこと。
蘭は携帯を買うなら「なまこ男のストラップ」は忘れずに！と言いました。
蘭は起きたての新一のために朝食を作ることに。
新一が新聞を読んでいると…。
新一は水族館の日に近くで起きた爆発の事件が、まだ解決していないことに疑問を持っていました。
ただ、日本の警察は優秀だから、時期に解決するだろうと言いました。
エピソードONEのネタバレ④ 二人は携帯を買いに行くことに
外では光彦、歩美、元太がサッカーをしていました。まだ、コナンと会う前の3人ですね。
ここで元太がサッカーボールをけると、蘭と新一の元に…。そして、新一はリフティングをして3人にボールを返しましたね。
歩美ちゃんは、
歩美「あのお兄さんみたいにサッカーが上手い友達がいれば、歩美達も上手くなるのにね。」
と、コナンが入る前の物語を描いてますね。
ここで蘭が新一もサッカーを辞めなければサッカー選手になれたのに。と言うが…ここで新一は自分は探偵のためにやったと言い、シャーロック・ホームズも探偵に必要な体力が欲しいからやっていたと言うのでした。
ひったくりが現れる
そんな二人の前にひったくり犯が現れました。
逃げるひったくりに誰かが足をひっかけて、その前に現れたのは女性。坏戸高校二年のわだひなと言います。
犯人はナイフを出しましたが、ひなは空手の構えで犯人を倒してしまい、見事に捕まえることができました。
そこに園子が急に現れ、生涯のライバルの登場と勝手にナレーションしました。どうやら試合で何度かしている相手であったとのこと。
そして園子が蘭を急にひっぱり、どこかに蘭を連れて行くのでした。
エピソードONEのネタバレ⑤ 園子の家へ行く一同
北海道の「ふわふわチーズタルト」があるとのことで、3人で楽しもう部屋を開けるとそこには園子の父親と母親の他に二人の男女がいました。
どうやら園子の父親は週末に行われるパーティーに関して、なにかこの男女に相談されていたみたいです。二人は瀬羽夫妻と言う。
どうやら瀬羽達が開催するパーティーを取りやめるように脅迫状が届き、開催されると死人がでると言われたとのこと。
ここで、園子が新一を紹介するも、瀬羽は断ることに…。
瀬羽の夫は車イスで、ハンドルを倒すと…車椅子が暴走し、あわや事故というところで、蘭がなんとか止めて平気でした。この時、新一はなにか疑問を思っていました。
新一と蘭は帰り道で・・・・
結局、携帯は買えず、このまま解散しようかと思ったら…蘭は新一の家に財布を忘れたと言う。
そこで新一の家に一度行くと、新一はずっと書斎に籠もることに…。そこで父親の優作の部屋で、推理小説がいっぱいあり、母親有希子についてもふられています。
話題は新一の初恋の相手について。蘭が聞くと…新一は「本当は蘭だけどね〜」と思ったら、「ドン！」という音が聞こえると…。
隣の家の阿笠博士が実験で爆発してしまいました。
毛利探偵事務所では…。
小五郎と妃英理の電話でした。
蘭の都大会について行こうとお話をしているも…小五郎が仕事がしているのか？という話になり、結局喧嘩になってしまいます。
仲直りして欲しい蘭にとってはまだまだ先のお話ですね。
ジンとウォッカは車の中で
ウォッカ「あの社長、なんでわざわざ人目がつくあんな場所を取引場所にしてきたのでしょう」
ジンは人混みがあれば、自分達がおかしな行動をしないと読んでのことだと言います。
さらにウォッカは今回の取引の社長について、バーボンが暴力団との絡みがあることをジンに言うと…。
ジン「ふん、バーボンか。相変わらず鼻が利くやろうだ…」
と言い、このまま取引に進むと言うのでした。
エピソードONEのネタバレ⑥ 蘭の空手大会が始まる
今回の空手の大会で優勝すると新一からトロピカルランドに連れて行ってもらうということで気合が入っています。
決勝戦への進出が決まるものの、応援に来ているはずの新一は電話をしており、「今すぐ警部向かいます」と返事をしています。
そして決勝戦の相手は、ひったくりを倒したわだひな選手。蘭は今までの相手と違い、苦戦をしています…。蘭と戦える高校生がいるんですよね。
この時、園子は蘭に向かって大きな声で応援をしていると坏戸高校の男性部員達が笑っていました。その中のひとり、京極さんだけ園子に惚れていました…。
蘭は気合いを入れ直す
蘭は一旦、帯を結び直すため、試合を停止し直していると…。会場の奥にいる新一が何かを伝えている様子。
「じ・け・ん」
という言葉を見た蘭は…。
蘭「いつもいつも事件事件って、この推理オタクが！！！」
と怒りを覚醒させるのでした。恐らく、この流れなら負ける心配はなさそうですね笑
エピソードONEのネタバレ⑦ 新一は事件現場へ
新一がたどり着いた屋敷には、目暮警部と高木刑事と、そして瀬羽夫妻がおりました。瀬羽夫妻の後ろには何人かおり、どうやらこの中に犯人がいるという話をしている様子。
ここで新一が
新一「もうわかってますよ。犯人が誰なのかをね。」
と言い、新一は鈴木邸で訪れたことを瀬羽に伝えました。
事件の概要
米花銀行の頭取である山崎が、この館のゲストルーム3階で亡くなった事件。殺人はパーティの最中で刺殺。部屋の鍵は山崎のポケットに入っており、密室。
部屋にはベランダの窓だけが空いているということ。ベランダには足跡はなく、周りの窓は鍵がかかっている様子。
どうやら現場の斜め前に、小さな窓があり、そこから塀をつたってゲストルームに侵入したとのこと。
事件の犯人は？
ここで新一は今回の事件の犯人はこの館の当主でもある瀬羽たかのりが犯人と言う。
ただ、瀬羽は足に包帯がありますが、新一が地球儀を投げると…瀬羽はそれを避けて、倒れます…。すると怪我をしている足で立つのでした。
新一はどうやら鈴木邸で車椅子が誤作動を起こした時に、瀬羽が足で踏ん張っているのを見ていたみたいです。
つまり、瀬羽は足が治った状態で犯行をしていたので、今回の事件は可能になります。
そして、逃げようとした瀬羽を地球儀を蹴って、瀬羽を倒し、逮捕されました。目暮警部にお礼を言われると、
新一「また、事件があればこの工藤新一にご依頼を！」
と決めるのでした。
エピソードONEのネタバレ⑧ 後日、新一が新聞に載る
「その名は、工藤新一」
と新聞一面に載った新一は有頂天で喜んでいました。さらにテレビでも放映されていました。
そんな新一の姿を見て、蘭は怒っていました…。どうやら新一が人気になり、小五郎の仕事が減ったとのこと。
ここで新一が仕事が減ったのは俺のせいではなく、、、小五郎のせいと言うと、蘭は笑いながら電柱にひびを入れました。この時から既に怪力がやばいですね。
新一には沢山のファンレターが届く
蘭と一緒に帰っていると…「ちゃんと本命一本にしなさいよ！」と蘭に言われると、新一は蘭の方を見つめるのでした。
どうして優作の小説家とは違い、探偵をやるのか？と聞くと
工藤新一「俺は探偵を書きたいんじゃない、なりたいんだ。平成のシャーロック・ホームズにな！」
一度解いたら、たまらないんだ！と蘭に伝える新一でした。
さらに蘭は、明日の10時にトロピカルランドに行くことを再度伝えるのでした。
その様子を車の中から見ていたのは、変装した工藤優作と工藤有希子がいて、コナンを誘拐をした時の姿がありましたね。
エピソードONEのネタバレ⑨ トロピカルランド当日
蘭と新一はトロピカルランドに行き、蘭は展望台から双眼鏡を見ている様子。そんな蘭に新一は蘭を連れて、
新一「10・９・８・７・６・５・４・３・２・１・0」
はあの噴水を見せるのでした。とても喜ぶ蘭の姿に新一はキュンとするのでした。そこから二人はデートを楽しむのでした。
お互いに本当に好きなんだな〜というのがわかる様子でしたね。
黒の組織がトロピカルランドに到着する。
そんな新一をよそに、ジンとウォッカが車に到着します。
新一と蘭はジェットコースターに着くと…、新一が並んでいる女性にあなた、体操部に入ってますね。
と女性の手を見て、マメがこれだけできるのは体操の鉄棒だけ…と言いつつ、本当は風でスカートの中が見えた時に、段違い平行棒をやっている独特の痣が見えたと言います。
工藤新一「どんな時にでも観察を怠らないのが探偵の基本だぜ」
すると、後ろの怖い男性が「俺の友達に手をだすな！」と言う、カップルが…。そのカップルがキスをしており、新一は蘭とのキスに想像をふくらませるのでした。
新一達はジェットコースターに乗ることに…。
新一と蘭がジェットコースターに乗る順番に…。新一達の他に黒ずくめの二人も無理やりジェットコースターに乗ります。
新一は、ホームズとコナン・ドイルの話ばかりで蘭はついに怒ります。
蘭「私は新一とここにくるのをずーっと楽しみにしてたのにさ。どうして私の気持ちに気づいてくれないの？」
と言う蘭に焦る…新一。蘭はこれは嘘と言い、新一は顔を真赤にするのでした。
ジェットコースターが出発すると…。
蘭「でもね、楽しみにしてたのは本当だよ！」
と蘭はジェットコースターが降りる瞬間に言うのでした…。かわいい笑
その頃、一番うしろに入るウォッカは双眼鏡でとある人物が来ていることを確認していました。そして、ジンはそれをウォッカから聞いて、キャンティに「撤収しろ」とメールするのでした。
どうやらお金を持ってきていなかったら射殺するみたいでしたね。
ジェットコースターがトンネルに入ると
新一はなにか水のようなものが、顔につき舐めると…しょっぱいことに気づきます。すると、後ろの方で
「ウォォォ！！」
と男の声が聞こえました。すると後ろの席にいた男性の首が無くなっており、周囲の人には血がついてしまいました。
みんな大パニックになるのでした。
エピソードONEのネタバレ⑩ 目暮警部が到着する
トロピカルランドに警視庁が到着し、現場検証することに。亡くなったの岸田という男性であった。
黒ずくめのジンとウォッカは「運の悪い奴め」「これは事故だ」と言い、帰ろうとするも…。
新一がこれは事件だと言い、さらに犯人はコースターの中にいる人物であるというのです。
そこに目暮警部と高木刑事が到着し、周りの人に高校生探偵である工藤新一の名が広がり捜査が始まることに。
現場検証をおこなうと…。
コースターの故障などは考えられず、事故ではなく事件の線が考えられます。ただ、殺害方法がわからない…そこで新一は目暮警部に耳打ちします。
ここで目暮警部はコースターの乗客だけ残すことに。コースターは全部で8人乗りで蘭と新一、被害者を除くと5人に絞られる。
一列目には被害者の友人A、B、三列目に被害者の友人で恋人C、四列目にいる黒ずくめのD，Eとなる。
ここでジンが
ジン「おい！早くしてくれ、俺たちは探偵ごっこに付き合っている暇なんかないんだぜ」
ここで新一は
新一「なんだ、こいつの凍りつくような目は？まるで、平気で何人も殺してきたような目だ。こいつは一体…」
事件に展開を迎える…。
ここで千葉刑事から、被害者の隣に座っていた彼女のバッグの中から包丁が見つかります。ただ女性は否定する…。
ジンとウォッカがこれで事件は決まりだ！と急かしました。
ここで目暮警部が一旦、おひらきでジェットコースターに乗っていた人物の身元も確認させていただきます…。と言うと…、黒ずくめの男たちはポケットから何かを出そうとしましたが…。
工藤新一「待ってください警部！犯人は彼女じゃありません。」
と、黒ずくめが拳銃を出そうとしたのを、恐らく止めたんですね。
真犯人とは？
ここで新一は本当の犯人は自分の前に座っていた女性と言います。この女性はジェットコースターに乗る前に体操をやっていると推理した女性です。
女性の力で包丁で首を切ることは難しい…と言い、予め仕込んでいたものと言うのでした。
では、どうやって被害者の前の前の席で、被害者の首をはねられるのか？
ここで現場検証を行うことになり、まずはバッグのようなものを後ろに起き、セーフティーガードを逃れる。
そして準備していたピアノ線のようなもので、被害者の首にかけて、輪のフックのようなものでコースターのレールにかけるということ。
新一「あなたは体操をやっている」
と言い、バランス感覚をやしなっている女性なら、この体勢は可能と言う。さらに女性はもともとしていた真珠のネックレスがなく、その線をピアノ線に変えたと言うのでした。
犯行の動機とは？
ここで黒ずくめの男が怪しいのでは？というも、二人は警察がきたらすぐに逃げようとしたことから、事件を起こすなら警察がくるのはわかるため、それは考えにくいと言います。
新一は犯人は被害者が死ぬのがわかっていたから涙を流した…と言い、新一がジェットコースターにのった時に水のようなものがつき、それが涙という。
さらに涙の跡について言及し、
新一「彼女の涙の跡が動かぬ証拠だ。ジェットコースターにも乗っていない限り、涙は…横には流れないですよ」
ここで犯人は容疑を認めました…。どうやら今の恋人の女性に被害者をとられてしまったみたいですね…。
全ては恋のもつれのようなものでしたね。
逮捕後、彼女のバッグの中から睡眠薬が大量に見つかり、彼女は後を追おうと考えていたみたいですね。
エピソードONEのネタバレ⑪ 事件解決後
蘭と新一はジェットコースター後で、二人で歩いています。蘭は今回の事件のことがショックで、泣いている様子…。新一は死体を見慣れてるけど、普通の高校生の蘭にとっては確かにショックですね…。
そんな蘭をよそに、新一はジェットコースターで一緒だったウォッカがうろちょろしていることに気づきます。そして
新一「悪い蘭、先に帰っててくれ！すぐ追いつくからよ！」
と言い、蘭をおいて走っていきました。そして蘭は追いかけようとすると…蘭の靴紐だ解け、
蘭「行っちゃう。新一。その時、私はなぜかそんな予感がした。新一とこれっきりもう会えないような…。会えない予感が…」
と心の中で思うのでした。
新一がウォッカを追うと…。
そこでウォッカは社長という人物と話しています。
ウォッカ「一人で来ているのは知ってる。コースターの上から確かめさせてもらったからな。」
と言い、社長らしき男はアタッシュケースいっぱいの札束をウォッカに渡します。そして、ウォッカは交換で拳銃密輸のネガとフィルムを渡しました。
ここで新一は携帯で写真を撮ったりしていると、社長がウォッカに少し口論になると、
ウォッカ「こっちはあの土地に新しいダムを作りてぇだけだからよ。」
と言っている様子を新一は壁の陰から見ていましたが…。
ジンが新一に襲いかかる
ジン「探偵ごっこはそこまでだ…」
と背後にいたジンに、警棒で殴られてしまいます。警察がうろついているため、拳銃ではなくある物を持ち出します。
ジン「組織が新しく開発したこの毒薬をな。なにしろ遺体から毒が検出されないってふれこみの、完全犯罪可能なしろものだ。まだ、人には試したことがない試作品らしいがな。」
と新一は薬を飲まされてしまいます。
ジン「あばよ、名探偵」
そして、ジンとウォッカはそこから立ち去りました。
新一は骨が溶けるような熱さを感じ、気絶してしまいます。
エピソードONEのネタバレ⑫ 新一の目が覚めると…。
新一は意識もうろうの中で、誰かが近づいてくるのがわかり、飲まされた毒薬が失敗に終わったと思いました。そして、警察官が周りにおり、黒ずくめの男を追おうとしたら、
警察官「立てるかい？坊や？」
と言われ、最初は状況を飲み込めていなかったが、疑問を持ち自分の体を見てみると…、なんと身体が縮んでしまいました。年齢は6〜7歳と言われ、医務室に行くことに。
小さくなった新一はことのてんまつを話すも…、誰も話を聞いてくれませんでした。再度自分の状況を整理して、鏡を見てみるとそこには新一ではなく小さな子どもがいました。
ここで新一は本当に身体が縮んだことがわかりました。
医務室から逃げる小さな新一
警察の話を聞いていると、新一は託児所に連れられることになり、それを聞いて医務室から逃げ出しました。
逃げている最中に蘭から電話があったものの、自分の今の身体のままだと会えないと思い、何も返信出来ませんでした。
小さな新一は「くそ！」っと言いながら逃げるのでした。
蘭は心配になり新一の家に電話をするも、新一は出ないまま。両親は3年前から海外に行っているため、新一は一人暮らし。蘭は靴紐が離れたことが気になり、新一の家に行くことに。
エピソードONEのネタバレ⑬ 新一が向かった先とは？
警察からの追跡になんとか逃げた小さな新一…。ここで黒ずくめの奴らの会話を思い出します。
ジン「組織が新しく開発したこの毒薬をな。なにしろ遺体から毒が検出されないってふれこみの、完全犯罪可能なしろものだ。まだ、人には試したことがない試作品らしいがな。」
を思い出し、あの薬のせいだと思うのでした。
自分の家の前に到着する
ただ自分の家の門が高いため、届かず…。そんな新一の前に実験が失敗した阿笠博士が外に出てきました。
阿笠博士に「誰じゃきみは？」と言われ、俺が新一だと言うも…なんにも信じてくれない様子。
ここで小さな新一は阿笠博士について、様々な情報を言い、新一しか知らない情報を言います。それでも信じない…。
さらに小さな新一は博士が今、コロンボに行きミートソースが付いていることを推理し…、
小さな新一「ちっ、ちっ、ちっ、初歩的なことだよ阿笠君。」
と言い、博士は新一を信じることに。
新一の家の中に入ると
新一は小さかった頃の服を探しながら、博士と会話をしました。
博士はその未完成の薬の副作用で身体が小さくなったということに気づきました。
そして、新一は昔の服を着ると…ピッタリなことに少し残念がりました。
書斎に戻り博士が新一に
阿笠博士「新一、小さくなったことはワシ以外には言ってはならんぞ。君はまだ生きている。つまり、工藤新一だとわかったら、また奴らに狙われるじゃろ。それに君の周りの人間にも危害がおよぶ。
いいか。君の正体が工藤新一であることは、ワシと君だけの秘密じゃ。決して誰にもいってはならん。もちろん、あの蘭君にもじゃぞ。」
と言われた新一は納得しました。
蘭が新一の家に到着する
心配になった蘭は新一の家にやってきました。
そして、書斎にいた阿笠博士と小さくなった新一のもとに、蘭がやってきました。小さな新一は書斎の机に隠れていましたが、優作のメガネを掛けた時に度が強くて頭をぶつけてしまいます。
これに隠れていることに気づいた蘭は…、
蘭「な〜にこの子？？」
と眼鏡をかけた小さな新一を捕まえた蘭は…、
蘭「この子…かわいい！！」
と抱きついてしまいます。そして何歳？と聞かれると6歳と言うことに。
江戸川コナンが誕生する
さらに名前を聞かれると…。後ろにあった「コナン・ドイル」と「江戸川乱歩」の本を見て、
新一「コナン！僕の名前は江戸川コナンだ！」
と言いました。博士と一緒に会話をしており、阿笠博士が蘭は一度預かって欲しいというのでした。
博士は黒ずくめの奴らに、新一の死体が見つからなかったことがわかってしまいます。そうすると工藤新一の家を出入りしているものを疑うと言われる。
さらに蘭の家は探偵事務所であるため、黒ずくめの男の情報を得るために蘭の家が適任だと言うのでした。
コナン「わ〜お姉ちゃん家がいい！」
と蘭に抱きつくのでした。そしてコナンは蘭の家に居候することになりました。
二人は毛利探偵事務所に帰ることに
新たに「新一→コナン」となったため、蘭と手をつなぎながらの帰り道。コナンは好きな人について聞かれると…いないよと言うと、蘭は
蘭「私はいるよ！すっごく気になるやつ！」
コナン「へー、それひょっとして、さっき探してた新一って兄ちゃんのことじゃないの？」
蘭「うーん、そうよ！」
蘭「ちっちゃい頃からいじわるで、いつも自信たっぷりで推理オタクだけど、いざという時は頼りになって、勇気があってかっこよくて！私、新一がだーい好き！」
と、隣にいるコナンは顔が真っ赤になってしまいました笑かわいい。
毛利探偵事務所に着く
コナンは毛利探偵事務所に入る前に新一は本当のことを言おうとしたが…小五郎が事務所から出てきて、半年ぶりの仕事がきたと言い、その仕事は「黒ずくめの男に誘拐された」と聞きます。
コナンはここで黒ずくめの男に自分が身体を小さくされたことを思い出し、小五郎についていくことに。
そして、タクシーの中で絶対に黒ずくめの男を捕まえて、悪事を全て暴いてやると…心に決めたのです。
最後にこれまでの軌跡を簡単にダイジェストが描かれており終了しました。
エピソードONEのネタバレ⑭ 物語の最後に
ダイジェストが終わった後に、ベルモットが車に乗りながら誰かと連絡をとっています。内容はビスコがへましないように見張ることと、日本へ行くこと。
そんなベルモットが独り言で「彼にも会いたいしね…」と、工藤新一の新聞記事を見ながら言います。
電話をしているベルモットの後ろにはジョディがおり、ベルモットはそれに気づきカーチェイスを続け逃げ切りました。
ジョディは悔しがると、赤井秀一が後ろに乗っており、やつの行き先は日本だと言うのでした。
エピソードONEのネタバレ⑮ 物語から二ヶ月後
とある部屋で、灰原と黒ずくめの男がなにか探しています。そこは工藤新一の家でした。
灰原こと宮野志保は一人で2階に行き、新一の机の上を見ると、
メモ「新一どこにいるの？連絡ください。ってか連絡しろ！！」
と蘭のメモが書いてあり、その下には蘭と新一がトロピカルランドにいった時の写真がありました。
コレをみた宮野志保は、過去に車の中で二人を見たことを思い出しました。
さらに志保は部屋のクローゼットを見ると、空き箱になっているダンボールを見つけ、そこには「新ちゃんの子供服♡」と書かれていました。
宮野志保は明美とのことを思い出す
それはカフェで姉である宮野明美と会話で、江戸川コナンという子どもについて話をしていました。
明美はコナンが子どものくせに大人っぽく落ち着いていることに「なるほど」とうなずくのでした。
そして研究室に帰った後に、宮野志保はアポトキシンの名簿に
「工藤新一 不明」
と書かれていた部分を
「工藤新一 死亡」
に書き換えて、最後に「Shelly」とサインをして、データを改ざんしました。ここで物語は終了です。
「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」の感想
いや〜大ボリュームのエピワンが終了しました。
原作の1話/2話では描かれていない所が細かく描かれていましたね。
いつも映画のメインテーマーにもなる、高校生探偵のお手柄の新聞の事件の内容であったり、トロピカルランドに二人で行く理由などなど…エピワンだからこそ、できた内容でした。
最初と最後にはアポトキシン4869を使った実験から、新一を死亡に変えたところもありましたね。
感想といってもたくさんありすぎて、とにかくコナンファンにとってはとても楽しいものだったのでは間違いありません。
エピワンを見ていない人は再度チェックしてみてくださいね！
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