5階と6階が鍵!?「時代劇俳優殺人事件」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

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2021年のコナンは緋色の弾丸が無事にできて、原作アニコナも2つのお話が進んでいい感じです。

先週のコナンはアニメオリジナルストーリーで新作でしたが、今週はどうなるのでしょうか。

今記事では2021年5月21日・28日放送のアニメ名探偵コナン102話・103話「時代劇俳優殺人事件 前編・後編のあらすじとネタバレを紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。

この記事の目次

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時代劇俳優殺人事件」の対象マンガ

今回の時代劇俳優殺人事件」は昔の原作のお話になります。

収録されているのは単行本17巻/18巻に収録されています。

また放送されたのが1998年5月24日とだいぶ昔で、デジタル・リマスター版となります。

ちなみに次回の原作コナンは若狭留美先生がでるお話です!

102話「時代劇俳優殺人事件」のあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

時代劇俳優・土方幸三郎に「探偵としての心得を教えてくれ」という依頼を受け、自宅マンションに向かったコナン、蘭、小五郎。そこには、隣人である沖田一や、土方の妻の永倉勇美がいた。

土方の自室、ベランダで景色を眺めていると、沖田の部屋のベランダに勇美が倒れてくるのを目撃する。コナンたちは急いで、沖田宅へ向かうが……。

アニメ「時代劇俳優殺人事件」のネタバレ&伏線

時代劇俳優殺人事件は、第102話・第103話で描かれる前後編です。

事件そのものは土方幸三郎のマンション内で完結しますが、シリーズ全体で見ると高木渉が原作側に登場する回として見逃せません。

単発事件とキャラクター配置の意味を分けて見ると面白いです。

高木渉が原作に登場する重要回

この話で確定するのは、高木渉が原作側の事件現場に入り、目暮警部たちとともに捜査に関わる刑事キャラクターとして配置されることです。ここがコナン全体で効いてくるのは、高木刑事が後の本庁刑事関連エピソードで存在感を増していく人物だからです。単発事件の中に継続キャラの入口が置かれている感じがあり、見返すと地味だけどかなり胸熱なんですよね。

場面としては、事件後に警察が現場へ入り、目暮警部のそばで高木が捜査に加わる流れで分かります。この回の高木は、物語を大きく動かす主役ではありませんが、現場にいる刑事として違和感なく機能しているのがポイントです。派手な初登場ではないぶん、コナン世界の警察側が少しずつ厚みを増していく感覚があります。

この回だけで大きな関係性が変わるわけではありませんが、ゲスト犯人や被害者ではなく、警察側の準レギュラーへつながる人物が自然に現場へ入ってくるのが良いです。初見では事件の錯覚に意識を持っていかれますが、シリーズを追ったあとだと、高木の立ち位置そのものが別の意味で目に残ります。あとから高木刑事を知った状態で見ると、この配置が本庁側の空気を少し広げていて、事件解決とは別の場所でシリーズが前に進んでいるように感じます。

高木刑事が本庁側の現場キャラとして機能し始める

この話で確定するのは、高木刑事が目暮警部らと同じ現場に立ち、事件を処理する本庁側の人物として画面に加わることです。ただ名前が出るだけではなく、警察が現場を固める流れの中に入っているため、コナンたちの日常と警察組織の接点が少し広がって見えます。後の本庁刑事関連エピソードを考えると、この自然な配置が小さな前進として入口になっているのが面白いです。

分かりやすいのは、事件後に警察がマンションへ入り、目暮警部や高木が捜査に関わる場面です。高木はここで大きな感情ドラマを背負うわけではありませんが、現場にいること自体が今後の積み重ねにつながります。主役級の見せ場ではないからこそ、日常的に事件へ関わる刑事としての距離感が見えて、じわっと頼もしいです。シリーズものは、こういう何気ない配置の更新があとから効いてくるんですよね。

今後の高木刑事は、本庁側の現場キャラとして存在感を増していきます。この回ではまだ土台の段階ですが、目暮だけではない警察側の顔が増えることで、事件現場の空気に少し幅が生まれます。見返したときに刺さるのは、派手な演出ではなく、あとから大事になる人物が当たり前のように現場へ混ざっているところです。

アニメ「時代劇俳優殺人事件」のあらすじ&事件の流れ

時代劇俳優殺人事件は、探偵の心得を教えてほしいという依頼から始まります。入口は軽いのに、妻の不倫疑惑と殺人が重なった瞬間、空気が一気に冷えます。さらにこの事件は、目に見えている部屋や階数そのものを疑わせる作りなので、時系列で追うほど違和感の置き方が気持ちいいです。

土方幸三郎の依頼で小五郎たちがマンションを訪れる

最初の流れは、時代劇俳優の土方幸三郎が毛利小五郎に探偵の心得を教えてほしいと依頼するところから始まります。コナン、小五郎、蘭は土方のマンションを訪れ、俳優宅という少し特別な空間へ入っていきます。この時点では事件の匂いが強くないのに、舞台となるマンションそのものが後の錯覚トリックにつながるのが上手いです。土方がなぜ小五郎に探偵の心得を求めるのかという違和感も、ただの相談では終わらない不穏さを残します。

勇美と沖田一の不倫疑惑が示される

次に浮かび上がるのが、土方の妻・永倉勇美と沖田一の関係です。俳優宅訪問という導入から、妻と別の男という人間関係のもつれへ移ることで、場の温度が一気に重くなります。この不倫疑惑は、後に沖田へ疑いを向けるための前提にもなり、土方の感情にも深く関わってきます。表向きはまだ事件前でも、家庭内の空気にはすでに苦さがあり、見ている側も素直に安心できません。

勇美がベランダで倒れるのを目撃する

事件の空気が決定的に変わるのは、コナンたちが勇美が沖田の部屋のベランダで倒れるのを目撃する場面です。日常的な依頼から一転して、人が倒れる瞬間を目の当たりにするので、平和な導入との落差がかなり強いです。視聴者が引っかかるのは、見えている場所が本当に沖田の部屋なのかという点です。この時点で大事なのは、目撃した光景そのものが真実なのか、それとも誰かに作られた見せ方なのかという疑問が残ることです。

現場状況から沖田一に疑いが向く

勇美が沖田の部屋にいたように見えるため、事件の疑いは沖田一へ向かいます。不倫疑惑と現場状況がきれいに重なるので、沖田が犯人に見えすぎる構図ができあがるんですよね。ここで怖いのは、状況証拠が揃っているように見えるほど、逆に作られた感じも強くなるところです。土方はその流れを利用し、沖田に罪を着せるためのミスリードを成立させようとしています。

土方の笑みや部屋の違和感からコナンが疑いを深める

中盤以降は、土方の一瞬の笑みや部屋に関する違和感から、コナンの疑いが少しずつ沖田ではなく土方へずれていきます。電話の着信音の違い、5階と6階の部屋の酷似、エレベーターの階数表示、部屋番号やプレートの細工など、小さな引っかかりが積み重なります。最初はただの見間違いのように見える要素が、後から考えるとかなり不穏です。

ここで事件の見え方は、「誰が勇美を殺したのか」だけでなく、「そもそも自分たちはどこを見せられていたのか」へ変わっていきます。土方は芝居じみた振る舞いで犯行を隠し、沖田へ疑いを向けようとしています。俳優である土方が、演技だけでなく空間そのものを使って人を欺く構図がゾクッとします。

モデルガンが決定打となり6階トリックが暴かれる

最終的に決定打となるのは、小五郎が壊してソファーのクッション下に隠したモデルガンです。そのモデルガンが6階に残っていたことで、コナンたちが最初に案内された部屋は5階ではなく6階だったと分かります。6階の別宅を5階だと思わせ、遺体を目撃させた後にロープで下の階にある沖田宅のベランダへ移すという流れが見えてきます。

部屋番号、プレート、エレベーター表示、同じ作りの部屋が一気に一本線でつながる瞬間はかなり気持ちいいです。コナンは小五郎を眠らせて推理を展開し、沖田犯人説を崩して土方幸三郎を真犯人として追い詰めます。土方は犯行を認め、俳優が演技と錯覚で人を欺いた事件は、モデルガンという小道具によって幕を閉じます。

事件の流れをタイムラインで整理

最後に、時代劇俳優殺人事件の流れを短く整理すると次の通りです。

  • 土方幸三郎が小五郎に探偵の心得を教えてほしいと依頼する。
  • コナン、小五郎、蘭が土方のマンションを訪れる。
  • 土方の妻・永倉勇美と沖田一の不倫疑惑が示される。
  • 勇美が沖田の部屋のベランダで倒れるのをコナンたちが目撃する。
  • 現場状況から沖田一に疑いが向く。
  • 土方の笑みや部屋の違和感から、コナンが真相に近づく。
  • 小五郎が隠したモデルガンを決め手に、6階を5階に見せたトリックが暴かれる。
  • 土方幸三郎が真犯人だと判明し、犯行を認める。

アニメ「時代劇俳優殺人事件」の犯人&トリック

犯人は土方幸三郎です。被害者は永倉勇美です。この事件は、6階の別宅を5階の部屋だと思わせる錯覚トリックで、沖田一に罪を着せようとした犯行です。動機には勇美の不倫への恨みだけでなく、保険金目的も絡んでいます。

犯人

真犯人は、時代劇俳優の土方幸三郎です。土方はコナンたちを自分のマンションへ呼び、最初から錯覚を利用した状況作りを進めていました。狙いは、勇美が沖田一の部屋で殺されたように見せかけ、沖田に疑いを向けることです。俳優という立場の人物が、演技だけでなく部屋そのものを舞台装置にしているのが、この事件の苦いところです。

動機

背景

動機の背景には、妻・永倉勇美と沖田一の不倫関係への恨みがあります。土方にとって勇美と沖田の関係は、感情的に許しがたいものだったと考えられます。この時点で事件は、ただのトリック勝負ではなく、夫婦関係と嫉妬が絡む重い人間ドラマになります。

引き金

犯行の引き金になった中心は、勇美の不倫への恨みです。土方はその恨みを、沖田へ罪を着せる状況作りに利用します。妻と沖田の関係があったからこそ、沖田が犯人に見える構図を作りやすかったのが怖いです。

決定打

ただし、この事件は嫉妬だけで説明できる犯行ではありません。土方の動機には保険金目的も加わっています。感情の怒りに金銭的な狙いが重なることで、犯行の後味はさらに重くなります。愛憎だけならまだ苦い事件で終わりますが、保険金が絡むことで土方の冷たさがよりはっきり見えます。

トリック

準備

土方はまず、5階の部屋と同じような作りにした6階の別宅を用意します。さらに部屋番号やプレートを細工し、6階を5階に見せかける準備を整えます。エレベーターの階数表示にも細工を入れ、コナンたちが自分たちのいる階を誤認するように仕向けます。この準備の怖さは、部屋の中だけでなく、移動中の感覚まで丸ごとだましているところです。

実行

土方はコナン、小五郎、蘭を5階ではなく6階の別宅へ案内し、そこを5階だと思い込ませます。そのうえで勇美の遺体を目撃させ、事件が沖田の部屋で起きたように見える状況を作ります。遺体はその後、ロープで下の階にある沖田宅のベランダへ移されます。見ている側にとっては目撃した光景が強烈なので、階数そのものがずれているとは気づきにくい仕掛けになっています。

発覚回避

発覚を避けるために、土方は5階と6階の部屋を同じように見せています。部屋番号やプレートを入れ替え、エレベーター表示も細工することで、コナンたちの認識をずらしました。さらに沖田と勇美の不倫関係を利用し、沖田が犯人に見える状況を作ります。人間関係のミスリードと空間のミスリードを重ねているため、かなり作り込まれた犯行です。

綻び

トリックの綻びは、小五郎が壊して隠したモデルガンが6階に残っていたことです。また、電話の着信音の違い、階数表示の細工、部屋の構造、遺体の状態なども違和感として積み重なります。遺体の擦り傷や脇下の跡も、ただ沖田の部屋で起きた事件として見るには引っかかる要素です。小さな違和感が積み上がった末に、見えていた現場そのものが作られていたと分かるのが気持ちいいです。

決め手

決め手の証拠は、小五郎の指紋付きのモデルガンです。小五郎はそのモデルガンを壊し、ソファーのクッション下に隠していました。そのモデルガンが6階に残っていたことで、小五郎たちが最初にいた部屋は5階ではなく6階だったと証明されます。これにより、勇美が沖田の部屋で殺されたように見えた状況は、土方が作った錯覚だったと崩れます。派手な仕掛けを崩すのが、何気ない小道具というところが見せ方としてかなり巧いです。

結末

事件の結末では、コナンが小五郎を眠らせて推理を披露し、土方幸三郎の犯行を暴きます。沖田一に向いていた疑いは、6階を5階に見せた錯覚トリックの解明によって崩れます。追い詰められた土方は犯行を認めます。俳優である土方が演技と空間の錯覚で人を欺いた構図は、事件が解決したあともかなり苦い後味を残します。

第102話・第103話「時代劇俳優殺人事件」の感想&まとめ

時代劇俳優殺人事件は、俳優宅の華やかさから愛憎と金銭欲へ落ちる前後編です。推理の快感があるのに、最後は土方の欺き方と夫婦関係の苦さがじわっと残り、見返すほど印象が変わります。

①俳優宅訪問から殺人へ落ちる温度差が強い

最初の入り口が「探偵の心得を教えてほしい」という依頼なのが、かなり上手いです。俳優に招かれる少し華やかな空気から、妻の不倫疑惑と殺人へ落ちていくので、温度差が強く残ります。マンションという日常的な場所なのに、部屋の位置関係そのものが不穏に見えてくるのもコナンらしいです。しかも土方が役者だから、言葉や表情の一つひとつまで芝居に見えてくるのが怖いです。小五郎たちが依頼を受ける側で入ったはずなのに、あっという間に目撃者へ変わる流れにも落差があります。見返すと、序盤の何気ない導入が後半の苦さへつながっていて、じわっと胸にきます。

②5階と6階がひっくり返るトリックが気持ちいい

この事件の気持ちよさは、「見えていた階が違う」というひっくり返り方にあります。部屋番号、プレート、エレベーター表示、同じ作りの部屋が一本線でつながる瞬間は、かなり痛快です。ただ派手な大仕掛けだけで終わらず、証明の核が小五郎のモデルガンという身近な小道具なのが良いんですよね。前編で何となく受け取っていた部屋の印象が、後編で一気に再配置されるのも気持ちいいです。最初から知って見返すと、階数や移動の見え方が変わって、細部の違和感を追いたくなります。大げさな舞台装置と生活感のある証拠の差が、ミステリーとしての味を強くしています。

③モデルガンの伏線回収と事件の後味が印象に残る

モデルガンの回収が印象に残るのは、何気ない小道具が土方の大がかりな仕掛けを崩すからです。犯人は部屋も階数も見せ方も作り込んでいるのに、最後は小五郎が残した痕跡に足をすくわれます。ここが構成として綺麗で、見ていてピースがはまる快感があります。しかも土方は俳優なので、演技で人を欺く構図まで事件に重なっているのが苦いです。その一方で、動機には不倫への恨みだけでなく保険金目的も絡むため、事件後の後味はかなり重めです。すっきり解けるのに、心の中に冷たいものが残る前後編でしたし、再視聴では土方の表情に注目したくなります。

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