今回発売された2018年4月25日発売のサンデー22号・23号はコナンファンにとって目白押しの一冊でしたね!
映画「ゼロの執行人」の原画の初公開と青山先生と立川譲監督の特別会談が収録されていました。映画完成のやりとりなど、映画を観た人にはあのシーンはこんなこだわりがあったと目白押しです!
買った方はぜひチェックしてくださいね。ちなみに「ゼロの執行人」の感想はこちら↓になります。
【安室かっこよすぎ!】「ゼロの執行人」のネタバレと感想(2018年映画)
さて漫画の感想に入りたいと思います。前回のFile1010「バイバイだね」では、バニーガール友里が何者かにヒ素をもられた事件。
この事件の行方と、安室が急遽思い出した、灰原のお母さん・宮野エレーナの過去がわかったりと重要なお話になります。
ここからは1011話の簡単なネタバレと感想(考察)をお届けしていきます。
1011話は2019年8月31日・9月7日・9月14日放送の「迷宮カクテル 前編・後編・後編」の原作となります!
安室透VS赤井秀一 952話〜954話「迷宮カクテル 前編/中編/後編」
※ここからはネタバレの内容になるため注意してください。
名探偵コナンの最新話について
↓サンデーで掲載されている名探偵コナンの最新話については以下記事をチェックしてください↓
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
名探偵コナン1011話「あの女性の記憶」のあらすじとネタバレ
前回までのあらすじとしては、資産家の諸岡群蔵(もろおかぐんぞう)のボディーガードとして、依頼された毛利小五郎。
安室とコナン、蘭姉ちゃん、そして諸岡の秘書深町惇史(ふかまちあつふみ)の合わせて6人でバニーガールのいるお店「黒ウサギ亭」で楽しんでいると…。
諸岡のひいきにしているバニーガール朝倉有里(あさくらゆり)が、シャンパンを飲んだ時には何者かにヒ素をもられて倒れてしまいました。
安室の推理によると容疑者は3人。資産家の諸岡、秘書の深町、そして、有里のライバルバニーガール村上紗奈(むらかみさな)となります。
さて、犯人は誰なのでしょうか?
1011話のネタバレ① 執事の深町は過去に「黒ウサギ亭」に一人で訪れていた
お店の他のバニーガールの証言によると、諸岡の執事・深町は過去に一人で黒ウサギ亭を訪れたことがあるとのこと。
この時に深町は有里に会っていたらしく。その時に深町が封筒を渡した時に少し険悪のムードになったみたいです。これが諸岡の妻が亡くなった半年くらい前になります。
この時に小五郎は
「旦那さまと別れてくれ」的な…んで、彼女は「こんなはした金受け取れるかー」って突っ返した…。というものの、コナンに否定されてしまいます笑
このシーンちゃっかり、コナンが否定してして面白いですよね笑
諸岡の過去が少し浮き彫りに。昔は遊んでいた?
目暮がバニーに聞き込みを行うと、諸岡がここにくるのは半年ぐらい前で、奥さんが丁度亡くなった時と重なります。
ここで小五郎の推理に目暮は愛人を作るように見えないと言うも、小五郎は友里の肩に手を置いていたことからかなりの女好きでしたよ…と言うのです。
他のバニーガールの証言によると、諸岡は20代の頃にヤンチャしていたという証言がありました。
その内容とはとある女性と駆け落ちをして4年程鳥取県に住んでいたとのこと…。
しかし、諸岡の親に連れ戻されたことにより、いいなづけであった亡くなった嫁と結婚したという事実。その時に妻に仕えていた執事の深町が、そのまま諸岡の執事になったみたいです。
小五郎はここで、別れさせられた駆け落ちの相手はどうなったか聞くも、バニーは「さぁ、それこそ手切れ金をたんまりもらったんじゃ…諸岡さんの家って代々大金持ちだから…」というのです。
有里と紗奈も鳥取県出身?
有里と諸岡の意気投合の点の一つとして“鳥取県出身”だったということ…。これは1010話で私が予想した展開が少し当てはまるかもしれませんね笑
そして、ライバルバニーガールの紗奈も鳥取県出身であることがわかりました。
紗奈はこの時、父親から電話がかかってきており、親は病気療養中であり、手術代が沢山かかるとのこと。だから、半期の売上は確実に取りたいと思っていたんですね…。
この時紗奈が父親との電話で
「ウチと同じしぶとい赤い血が流れとるけぇな…」
と言った時に安室が血に反応し、再び宮野エレーナの過去を思い出しました。安室の心の中では
「またあの女性の記憶…何故今なんだ!?」
これはどういう意図があるのでしょうか?
安室の元に再びRUMからメールがくる
事件の最中に、安室の元に黒の組織のNo.2“RUM”から新たなメールが届きました。
「工藤新一の情報を急げ! Time is money!」
ときました。これで新一のことについてRUMからきたのは二度目でしたね。File1008「ホラ♡」でも新一の情報を求められていたので、結構新一はマークされていることがわかりますね…。
「はいはい…わかってますよ…」
と安室はこころの中で呟いてるので、今後安室が新一に対して行動出るのは間違いありませんね。
1011話のネタバレ② 安室透と宮野エレーナの過去とは
その頃、もう一度容疑者達に対して質問をする高木刑事。執事の深町が警報音を鳴らした、友里がグラスをテーブルに置いた時に紗菜は何をしていかを質問する。
どうやらその時に、紗菜は別のテーブルに行っており、大騒ぎしている友里達のテーブルに来た時に友里とぶつかってワインがかかってしまったみたいです。
しかし、この時に諸岡は外にいたのでわからないと言い、深町は眼鏡をしていなかったので、音がした時にそばにいたかどうかまではわからないと言うのでした…。
ここで安室がボディガードの証言を目暮警部に共有します。諸岡の体格が急激に変わったり、怪我をしたことの話になった時に安室が“怪我”という言葉に反応しました。
幼少期の少年“降谷零”と“宮野エレーナ”
安室は小さい頃のことを思い出しました。この時安室は「宮野医院」におり、当時は子供でもある灰原の姉「宮野明美」に怪我人として、
宮野明美「ケガにーん!お母さんケガ人を連れて来たよーー!」
と降谷は宮野エレーナのところに連れて行かれました。
エレーナ「あた、また君?ケンカ好きなのね…」
降谷零(子供)「違うよ!!アイツらがボクの頭の色が変だってからかうから…ボクは、日本で生まれて日本で育った…日本人なのに…」
当時の安室はハーフであり、肌色が違ったたため、からかわれたら喧嘩をするようなやんちゃな子でした。
しかし…この時から、“日本”という言葉を多く使っていることから、「日本への愛」があったのかな〜というような正義感の強い発言がありましたね笑
エレーナ「ご両親のどちらかが外国人なのかしら?」
降谷零(子供)「わ、悪いかよ!?」
エレーナ「じゃあその喧嘩したお友達に言ってやりなさい…人間なんて見た目は違っても…切り裂いて一皮剥けばみーんな同じ血と肉の塊…
その証拠に…黒人も白人も黄色人種も…みーんなこの通り…赤い血が流れてるでしょ?って言い返してやりなさい!!」
と、ヘルエンジェルと言われていたエレーナからは考えられないほど、熱い女性ですね。
宮野エレーナと降谷零の共通点は“ハーフ”であること
降谷の消毒が終わり、宮野明美が絆創膏をつけることに。
宮野医院には灰原の父親、医師兼科学者・宮野厚司(みやのあつし)がおり、エレーナの前に現れます。
宮野厚司「珍しいな…人見知りで患者さんとも必要な事しか話さない君が…他人の子と仲良く話すなんて…」
宮野エレーナ「あの子は特別!私と同じハーフだから…」
安室透もハーフですが、宮野エレーナもハーフということがここでも明かされます。徐々にここで灰原の両親の過去がわかってきます。
灰原の両親・宮野夫婦には烏丸から話がきていた
続けて二人はある話をします。
宮野エレーナ「それより例の話はどうなったの?あなたの研究をバックアップしてくれる施設に移る話…」
宮野厚司「あれは断ろうと思っているよ。君と離れ離れになるのも辛いし…君のお姉さんも少し胡散臭いって言ってたしね…」
宮野エレーナ「でもスポンサーはあの烏丸グループでしょ?」
宮野厚司「そうなんだが悪い噂も聞くよ?まだ学会でマッドサイエンティストと叩かれるのも何だしねぇ…」
とここで、宮野夫婦が黒の組織に入るように勧誘されていたことがこの話で少しだけわかりましたね。ここで宮野厚司は断ろうとしていましたが…。
宮野厚司が烏丸グループの話を引き受けた理由とは
宮野厚司は断る気でいましたが、
宮野エレーナ「けど、あなたの研究はこんな町医者の片手間に出来る研究じゃないし…給料がいいならこの病院畳んで私もその研究手伝うわよ?」
宮野厚司「いいよ…家族3人、これで十分やっていけてるんだから…」
宮野エレーナ「4人よ♡ 今、3ヶ月だって!」
と厚司は断るつもりでいましたが、エレーナのお腹には子供(灰原ですね。。)がいるため、この話を厚司は再度考えることに…。
どうやら灰原のこともありますが、宮野厚司の夢の研究でもあるため、このまま黒の組織の下で働くことになりそうですね…。
そして、降谷少年がその日病院を出る時に、
降谷零(子供)「ま、またケガしたら来てもいいか?」
宮野エレーナ「ダメよ!ケンカする子はお断り…でも、ケンカの相手と仲直りするための名誉の負傷なら、絆創膏くらい貼ってあげるわよ?」
と言いました。ここで過去の回想は終わり、現在の安室は心の中で「なるほど…」と何かわかったみたいですね。
1011話のネタバレ③ 黒ウサギ亭の事件は最終局面を迎える
黒ウサギ亭の事件も最終局面を迎えます。それは蘭があるものを拾ったことによるもの…。
それは有里の“つけ爪”です。どうやらこれは有里がいつも付けている、百合の花が日合ったつけ爪。
これはどうやら蘭がどこかで踏んだみたいで、スニーカーの裏に食い込んでいたみたいで、ボロボロみたいです。
これに申し訳無さそうな顔をしている蘭に高木刑事は友里が倒れた時に飛んだものだからしょうがないと、なだめます。
事件の鍵は“つけ爪”になる
ここでコナンが他のバニーガールに付け爪のことを聞くと
「これが私のトレードマークよ」
といつも友里は、ユリの花の付け爪をつけていることがわかりました。ここで蘭が今日は散々だな…とつぶやくとコナンが詳しく聞く…。
運悪く友里さんの付け爪を踏んだこと、財布をいつの間にか落としたことの2点をあげました。ここに財布について安室さんが拾ったと聞くと、少しコナンは蘭姉ちゃんに聞くも「ボクがどうかしたかい?」
とすかさず、安室が現れます。コナンは「ううん…何でもないよ…」と何故か財布のことを聞きませんね。
ここで蘭が落ち込んでいることに対して小五郎がフォローを入れます、
「まぁ、床に落ちた付け爪くらい踏んじまうよ…シャーロック・ホームズみてーに虫眼鏡を持って歩き回ってるワケじゃねーんだからな!!」
という言葉に対して安室とコナンはひらめきます。
恐らく、犯人はこの爪を標的にヒ素を仕込んだとコナンと安室は考えました。どういうことでしょうか?
File1012に続く…。
1011話「あの女性の記憶」の登場人物
黒ウサギ亭にて登場するメインのキャラはこちら↓
【参考記事】安室透/バーボン/降谷零の漫画&アニメの登場回は何話?|単行本“何巻”までか公開!
名探偵コナン1011話「あの女性の記憶」の感想と考察
今回は結構ボリューミーな内容でしたね。事件についてと安室と宮野エレーナの過去についてでした。
それぞれについて少し感想を書いていきたいと思います。
やはり諸岡と有里は親子の可能性が高いですね…。
前回のお話の時に、予想の部分で諸岡と有里は親子なのでは?という考察をしましたが、恐らくそれは当たっていましたね。
諸岡が鳥取県に駆け落ちした時に、前妻との子供が有里という説が濃厚ですよね。
妻が死んでから、たまたま知った諸岡が、黒ウサギ亭に足を運んでいたのかなと思います。
秘書の深町が怪しい
前回は紗奈が怪しかったでしたが、今回は執事の深町が怪しかったですね。恐らく深町は諸岡と紗奈の関係性を知っており、そのための手切れ金としてお金を渡していたことが考えられますね。
深町は前の奥さんに元々仕えていましたからね…。
そして紗奈はお金が必要であったから、売上を気にすると有里は邪魔とこの2人が候補であることは間違いありませんね。
安室と宮野エレーナの過去の感想
今回は特に物語の重要な黒の組織と灰原の家・宮野一家との関係性について、少しわかりましたね。
父親である宮野厚司は特別な研究をしており、学会では「マッドサイエンティスト」日本語に訳すと「狂気の科学者」として叩かれていたみたいです…。
つまり、少し非人道的な物を研究していたかもしれません。そしてそれを黒の組織が目を付けて、最終的にはアポトキシンという流れが妥当かもしれませんね。。。
少し気になったのがこの時、宮野エレーナが烏丸グループのことを「胡散臭い」と言っていたとあったので、このエレーナの姉というのが今後も出てくるのかなと予想します!
もう一度自分の記事を読み返してみて…そう言えば、誰か候補いるかな〜と考えていたら、いましたね。メアリーという女性が笑
気になる方はこちらの記事を参考にしてください↓
宮野エレーナとメアリー(領域外の妹)は姉妹関係だった?バーボンとの関係は?
安室(バーボン)と灰原哀(宮野志保)との関係とは?宮野エレーナ・宮野明美との関係も!
安室とエレーナの関係
この当時は安室は子供であったため、そこまで関係性は深くありませんでした。
今回は子供の安室の怪我と、諸岡の怪我で過去のことを思いだしたのかなと思います。
その怪我とは何でしょうか?次回を楽しみにしていきましょう!
次回のお話はこちら↓
名探偵コナン File1012「ぬかったな」(サンデー24号)の考察とネタバレ(感想)
過去のお話はこちら↓
名探偵コナン File1009「黒ウサギ亭にて」(サンデー20号)の考察とネタバレ(感想)
名探偵コナン File1010「バイバイだね」(サンデー21号)の考察とネタバレ(感想)
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