「燃えるテントの怪は原作回?」
「燃えるテントの怪のネタバレを知りたい!」
2018年7/28、8/4に放送の909話・910話「燃えるテントの怪 前編・後編」。
1つ前のお話はアニメコナン908話「川床に流れた友情」はアニメオリジナルストーリーでした。
今回はRUM候補であると若狭留美と黒田兵衛がついに鉢合わせをします…。物語はどのように進んでいくのでしょうか?
今回は2018年7月28日(土)・8月4日(土)放送のアニメ名探偵コナン909話・910話「燃えるテントの怪 前編・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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「燃えるテントの怪」は何巻?原作で何話?
「燃えるテントの怪 前編/後編」は原作コナンの話となり、対象の単行本は93巻です!
名探偵コナン93巻に掲載されている話↓
File1:待ち合わせは喫茶ポアロで
File2:喫茶ポアロで謎解きを
File3:英理、増殖す
File4:英理、万事休す
File5:英理、SOS
File6:ティップオフ
File7:ヴァイオレーション
File8:ブザービーター
File9:今日こそ決着を
File10:手ェ出さんとき
File11:ここで会うたが…
アニメ「燃えるテントの怪」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンと少年探偵団は、副担任の若狭留美先生とキャンプに出掛ける。そこで白網大学バスケットボール部のマネージャーの古岡美鳥、部員でエースの芦沢純人、ディフェンスの要の漆原史昭、元エースでいまはマネージャーをしている段野邦典の4人と知り合う。
バスケ部員たちは言い争いをして、漆原は一人でテントに入ってしまう。コナンたちと漆原以外のバスケ部員は、夕食後に漆原のテントが燃えているのを発見。火を消すとそこには漆原の焼死体があった。目撃者を探すために他のテントに声をかけると、黒田兵衛が一人でキャンプに来ていた。警察によると火元はテントにあったロウソクで、テントの出入り口のファスナーは施錠されていた。事故のように見えたが、現場に残された証拠品から、コナンは誰かが火をつける仕掛けを使ったと推理。漆原を焼死させたトリックと犯人を解明する!
https://websunday.net/episode/12190/
アニメ「燃えるテントの怪」の登場人物

「燃えるテントの怪(前編)(後編)」の登場人物
・江戸川コナン
・阿笠博士
・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦
・白鳥任三郎
・工藤有希子
・小林澄子
・黒田兵衛
・若狭留美
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アニメ「燃えるテントの怪」のネタバレ&伏線

今回の事件はコナン達がキャンプに行くということで、そこに黒田兵衛も行くお話。
若狭留美が少年探偵団と一緒にキャンプをしてるとそこで事件が発生…そして近くのテントにいたのがこの黒田兵衛となります。
RUM候補の二人である若狭&黒田が早い段階で接点をもつ、重要回。
この事件では若狭留美の行動についていくつか不審な点がわかります。
① 羽田浩司殺人事件に若狭瑠美が関係している?
冒頭にて黒田兵衛が羽田浩司殺人事件の殺人事件に関する資料を見ているシーン。
黒田は羽田の遺体と同時に、若狭瑠美の姿も思い出していました。
「白い手の女」で黒田が若狭の出た新聞を見て意味深な反応をしたり、今回の回想だったり…
黒田が関係している羽田浩の殺人事件に、若狭瑠美も関係していると考えられます。
そして、白鳥警部にキャンプに若狭瑠美が来ると教えられて、実際に一人でキャンプ場に行くなど…
黒田は明らかに若狭に固執している様子。
2人にどんな因縁があるのかチェックしていきましょう!

② 若狭瑠美は右目が見えていない?
コナンは若狭の不審な点を次々と感じていました。
- 「白い手の女」で隣人が殺人を犯すことを察知して、わざとコナンを部屋に招き入れた
- 古い倉庫の事件で、あらかじめ白骨遺体を見つけ、コナンを事件に関わらせるよう誘導した
そして今回コナンは、
- 灰原を怖い顔を見つめていた
- 若狭が犯人を取り押さえた時に、犯人が引きつった顔をしていた
- ポケットに何かを入れている
といったことに気づきます。
特に重要なのが、若狭留美は右目が見えていないこと。
これはRUMの右目が義眼であるという特徴と似てきます。
これらがどういう意味を示しているのか、注目ポイントです!

③ 若狭は事件解決の誘導をしている
少年探偵団に「どんぐりのやじろべぇ」を作ってみせた若狭。
実はこのアイテムがヒントになり、事件が解決していました。
しかも、推理が繋がったコナンと黒田の反応を見て、ニヤッと笑う若狭。
明らかに若狭留美は事件解決の誘導をしていると考えられますね。
④ 若狭瑠美は黒の組織ではない?
事件が発生する前、若狭は怖い顔をして灰原を見下ろしていました。
そして、灰原センサーが発動。
これだけ見れば、若狭が黒の組織のメンバーかもと思わされます。
ただ、後半で灰原は若狭が義眼(RUMの特徴と一致)だと気づくも、
灰原哀「言っとくけど私、好きだから若狭先生…だから悪く言わないでくれる?」
とコナンに伝えていました。
灰原の反応を見る限り、若狭は黒の組織のメンバー(RUM)ではないのかなと思います。
前半の灰原センサーは単純に若狭が睨んでいることに気づいて、怖気付いたというだけの可能性がありそうです。

⑤ 若狭留美のポケットに三角形の何かが隠されている
事件終盤で、若狭留美のポケットに三角形の何かがあることが示されます。
漆原殺害事件とは別に、若狭の正体や過去へつながりそうな不穏な要素として残る場面。
もし、羽田浩司殺人事件に若狭留美が関係しているとしたら、将棋の駒というのも有り得そうですね。
「燃えるテントの怪」の事件の流れ

今回のお話はRUM候補でもある
物語は「警視庁」の黒田管理官の一室から始まる。黒田兵衛はコナンが見ていた羽田浩司殺人事件の記事と、若狭留美がプロゴルファーを撃退した新聞記事を見ていた。何かを考えているみたいですね。
そこに白鳥警部がやってきて、報告書を持ってきました。この時に白鳥は黒田にコナン達少年探偵団が週末にキャンプ場に行くという話をされる。
この時に阿笠博士の代わりに、付きそうのが「若狭留美先生」と知らされた黒田の表情は一変する。そしてよかったら行ってみてくださいと白鳥にキャンプ場の紙を渡された黒田は。
黒田管理官「キャンプか…柄じゃないよ…」
と不気味な笑みを浮かべるのでした。
黒田兵衛が羽田浩司事件と若狭留美を意識する
物語の導入では、黒田兵衛が羽田浩司事件の資料と若狭留美を意識しています。
この時点で、視聴者側には「これは普通のキャンプ回ではない」というざわつきが生まれます。
事件が始まる前から、若狭をめぐる本筋の空気が置かれているのがかなり不穏です。
その後、白鳥警部の勧めで黒田が東都の森キャンプ場へ向かう流れになります。ここで引っかかるのは、黒田がなぜ若狭をそこまで気にしているのかという点です。
羽田浩司事件と若狭にどんなつながりがあるのか、この回だけでは答えが出ません。
だからこそ、キャンプ場へ向かう前から空気が少し重いんですよね。
若狭留美が少年探偵団を連れてキャンプへ行く
若狭留美は、少年探偵団を連れて東都の森キャンプ場へ行きます。子どもたちはキャンプを楽しみ、自然の中で明るい空気が広がります。
ただ、導入で黒田が若狭を意識しているため、この楽しいキャンプにも最初から薄い不穏さが重なっています。
若狭は表向きには柔らかい先生として振る舞っています。少年探偵団との距離も自然で、普通ならほほえましい引率の場面です。
ただ、視聴者側は「この先生は本当にただの先生なのか」と思いながら見ることになります。
明るいキャンプの導入が、後の燃えるテントと焼死体へ落ちる前振りになっているのが怖いです。
白網大学バスケットボール部の4人と出会う
キャンプ場で、コナンたちは白網大学バスケットボール部の古岡美鳥、芦沢純人、漆原史昭、段野邦典と出会います。
表向きは同じキャンプ場に来た大学生たちですが、この4人の関係には後で事件につながる重い過去があります。
楽しいキャンプに、大学バスケ部内の人間関係の不穏さが混ざり始める場面です。
ここでは、誰が誰をどう見ているのかがじわっと気になります。特に段野の過去の怪我、芦沢と漆原の関係、古岡美鳥を含む部内の空気が、あとで別の意味を持ってきます。最初は何気ない会話に見えても、後半で芦沢の動機につながるため、見返すとかなり重い導入です。
段野の片目の負傷話で若狭の空気が変わる
段野邦典が過去に片目を負傷し、義眼寸前だったという話が出ます。
これは事件内では段野を犯人候補に見せる要素にもなりますが、それだけで終わりません。
その話を聞いた若狭の異様な気配を、コナンと灰原が感じ取るのがかなり大きいです。
ここでキャンプの会話は一気に別の温度になります。段野の片目の話が、若狭の右目への疑念へつながるためです。
灰原も若狭の反応を気にしており、視聴者としても若狭を普通の先生として流せなくなります。
事件関係者の過去話が、若狭の謎へ接続する見せ方がかなり巧いです。
漆原がテントに入り、スクワットの影が見える
漆原史昭はテントに入り、その後、テント内でスクワットしているような影が見えます。この時点では、漆原がまだ生きて動いているように見えます。
ただ、この何気ない影こそ、後で事件発生時刻を誤認させるトリックの中心だったと分かります。
引っかかるのは、なぜわざわざテント内でスクワットしているように見えるのかという点。
普通なら奇妙な行動ですが、周囲は漆原が生きていると受け取ります。後から見ると、この影の見せ方がかなり怖いです。
見えていたものが、実は犯人の作った偽装だったとひっくり返るのがコナンらしいです。
テントが燃え、漆原史昭の焼死体が見つかる
空気が一気に変わるのは、テントが燃え、漆原史昭の焼死体が見つかる場面です。さっきまでキャンプを楽しんでいた場所が、目の前で焼死事件の現場へ変わります。
少年探偵団の日常に、かなり重い殺人事件が入り込む落差が強烈。
ここで大きな疑問になるのは、火がどうやってついたのか、漆原はなぜ逃げられなかったのか、そしてスクワットの影は何だったのか。
燃えるテントという派手な絵に目を奪われますが、現場には発火装置や手の固定につながる違和感が残っています。コナンは事故ではなく事件として、すぐに現場を見始めます。
隣のテントから黒田兵衛が現れる
事件発生後、隣のテントから黒田兵衛が現れます。黒田も同じキャンプ場にいたことが分かり、事件捜査に加わります。
ここで焼死事件に、若狭と黒田の本筋めいた緊張がさらに重なります。
黒田が本当に偶然ここにいたのか、若狭をどう見ているのか。
導入で羽田浩司事件と若狭を意識していたことを考えると、黒田の登場はかなり意味深。
事件捜査としては頼もしい存在ですが、視聴者側にはそれだけでは終わらない警戒感が残ります。
コナンも事件だけでなく、黒田と若狭の関係性を意識せざるを得ない配置です。
竹ヒゴ、ロウソク、V字焦げ跡、どんぐりからトリックが見える
現場に残った竹ヒゴ、穴の開いたロウソク、雑誌表紙のV字焦げ跡、そしてどんぐりのバランス遊びが、発火トリックへつながります。
バラバラに見えた小物が、遅れて火をつける仕掛けとして整理されていく流れです。
自然に燃えた火災ではなく、計画された殺人だったと分かる瞬間が気持ちいいです。
どんぐりのバランス遊びが発火装置の発想へつながるところも、かなりコナンらしいです。子どもたちの日常的な遊びや、現場の小さな違和感が一気にロジックへ変わります。
派手な燃えるテントの裏に、ロウソクと竹ヒゴを使った細かい仕掛けがあったと分かるのが面白いです。
芦沢純人の犯行と動機が明らかになる
推理が進むと、犯人は芦沢純人だと明らかになります。
芦沢は、段野邦典をエースの座から落とすため、漆原史昭に段野の目を負傷させるよう頼んでいました。
キャンプ場の焼死事件が、過去のスポーツ内の嫉妬と口封じへつながるのがかなり苦いです。
段野が片目を負傷したことで、芦沢はエースになりました。
しかし、その秘密を漆原に握られ、金を要求されて脅されていたため、芦沢は口封じとして漆原を殺害。
ここで事件の見え方が変わります。火災トリックの巧さよりも、芦沢の身勝手さと保身が強く残るんですよね。
芦沢が歩美を人質にし、若狭と黒田が動く
犯行が暴かれた芦沢純人は、歩美を人質にして逃げようとします。事件が解けて終わりではなく、少年探偵団に直接危険が迫る場面です。
ここで若狭留美が芦沢を圧倒するように前へ出るため、事件解決の安心感よりも若狭の不穏さが強く残ります。
若狭の圧は、普通の教師のものには見えません。
子どもを守るように動いているのは確かですが、その迫力がただ者ではないんですよね。
そして最終的に黒田兵衛が芦沢を制圧し、歩美は救出されます。
若狭と黒田が同じクライマックスで動くことで、犯人逮捕以上に二人の緊張感が印象に残ります。
若狭のポケットの三角形の何かが示される
事件終盤では、若狭のポケットに三角形の何かがあることが示されます。
漆原殺害事件は芦沢の犯行として解決しますが、この描写によって若狭の謎はさらに深まります。
事件内の証拠ではないものを最後に残すことで、視聴後のざわつきが一気に増します。
この三角形の何かについて、この回では正体も意味も確定しません。
だからこそ、断定せずに不明のまま残すことが大事です。
芦沢は捕まり、焼死事件のトリックも解けました。
それでも若狭先生は何を持っているのか、なぜ黒田が彼女を意識しているのか。その問いだけが、キャンプ場の後味として強く残ります。
- 黒田兵衛が羽田浩司事件と若狭留美を意識する。
- 白鳥警部の勧めで、黒田が東都の森キャンプ場へ向かう。
- 若狭留美が少年探偵団を連れてキャンプ場へ行く。
- 白網大学バスケットボール部の古岡美鳥、芦沢純人、漆原史昭、段野邦典と出会う。
- 段野の片目の負傷話を聞き、コナンと灰原が若狭の右目に疑念を持つ。
- 漆原がテントに入り、スクワットしているような影が見える。
- テントが燃え、漆原史昭の焼死体が見つかる。
- 隣のテントから黒田兵衛が現れ、捜査に加わる。
- 竹ヒゴ、穴の開いたロウソク、雑誌のV字焦げ跡、どんぐりから発火トリックが見える。
- 犯人は芦沢純人で、漆原に過去の秘密を握られ恐喝されていた。
- 芦沢は歩美を人質にして逃げようとする。
- 若狭が芦沢を圧倒するように動き、黒田が制圧する。
- 事件後、若狭のポケットに三角形の何かが示され、不穏さが残る。
アニメ「燃えるテントの怪」の犯人&トリック
犯人は芦沢純人です。被害者は漆原史昭です。
芦沢純人は、ロウソクと竹ヒゴなどを使った遅延発火の仕掛けでテントを燃やし、漆原史昭を焼死させました。
この事件は、漆原がテント内でスクワットしているように見せる影の偽装と、漆原の両手を固定して逃げられなくする仕組みが重要。
さらに、芦沢の動機には、段野邦典の片目の負傷をめぐる過去の不正と、漆原からの恐喝が関わっています。
犯人:芦沢純人
犯人は芦沢純人。
芦沢は、東都の森キャンプ場で漆原史昭を焼死させました。
表向きにはテントの火災に見えますが、実際にはロウソクと竹ヒゴなどを使った遅延発火トリックによる殺人です。
被害者は漆原史昭です。
漆原はテント内で動いていたように見せられていましたが、実際には座らされ、両手を頭の後ろで固定されていました。
そのため、火が回っても逃げることができませんでした。
「なぜ逃げられなかったのか」という疑問が、手の固定によってかなり残酷に解けます。
芦沢は事件後、歩美を人質にして逃げようとします。
しかし若狭留美が圧倒するように前へ出て、最終的には黒田兵衛が芦沢を制圧します。歩美は救出され、事件は解決します。
動機:段野を負傷させた過去を握られた口封じ
芦沢純人の動機は、過去の不正を漆原史昭に握られ、恐喝されていたことです。
段野邦典をエースの座から落とすために、漆原へ段野の目を負傷させるよう頼んでいたことが、すべての出発点になっています。
スポーツの嫉妬が人を傷つけ、さらに口封じの殺人へ進む流れがかなり苦いです。
背景
芦沢純人は、段野邦典をエースの座から落とすため、漆原史昭に段野の目を負傷させるよう頼んでいました。
段野が片目を負傷したことで、芦沢はエースになります。ここにあるのは、正面から勝つのではなく、相手を落として自分が上がるという身勝手な欲です。
段野の片目の負傷は、事件内では芦沢の過去の罪へつながります。
一方で、若狭の右目疑惑を生むきっかけにもなるため、場面としては二重に重いです。
スポーツの話に見えて、裏には嫉妬と不正が隠れていました。
引き金
引き金になったのは、漆原史昭がその秘密を握り、芦沢に金を要求して脅していたこと。
芦沢にとって、過去の不正が表に出れば、エースになった経緯も崩れてしまいます。漆原の恐喝によって、芦沢は自分の地位と過去を守ろうと焦り始めます。
もちろん、脅された背景があっても殺人は正当化できません。むしろ、過去に段野を傷つけるよう仕向けた時点で、芦沢の選択はすでに歪んでいます。その歪みが、漆原殺害という形でさらに大きくなってしまったのが後味の悪いところです。
決定打
決定打は、芦沢が過去の不正と段野負傷の件を暴かれることを恐れたことです。芦沢は口封じとして漆原を殺害する道を選びます。
自分がエースになるために人を傷つけ、その秘密を守るためにまた人を殺すという流れが本当に苦いです。
この動機には、同情よりも保身の醜さが強く出ます。漆原に恐喝されていたとしても、元をたどれば芦沢自身の卑怯な選択が原因です。
だからこそ、犯行が暴かれたあとに歩美を人質にして逃げようとする行動まで含め、最後まで身勝手さが残ります。
トリック:ロウソクと竹ヒゴで遅延発火させる
芦沢純人のトリックは、ロウソクと竹ヒゴなどを使い、遅れて火がつく仕掛けをテント内に作るもの。
さらに、漆原史昭がテント内でスクワットしているような影を見せ、事件発生時刻を誤認させました。
火災の派手さとは裏腹に、かなり細かい物理トリックで成立しているのが面白いです。
準備
芦沢は、ロウソクと竹ヒゴなどを使って遅れて火がつく仕掛けを作りました。
さらに、漆原がテント内でスクワットしているように見せる影の偽装も準備します。
この影によって、漆原がまだ生きて動いていたという前提が作られます。
また、芦沢は漆原の両手を頭の後ろで固定し、火が回った時に逃げられないようにしていました。
テントを切って出入りできるようにもしています。テーピングやカッターなどが犯行に関わり、後の決め手にもつながります。
実行
芦沢はテント内に発火装置を仕掛けます。
漆原がスクワットしているような影を見せることで、周囲には漆原がまだ生きて動いているように誤認させました。
実際の漆原は動けない状態で固定されていたため、見えていた影は生存の証拠ではなく偽装でした。
その後、仕掛けによって遅れて火がつき、漆原は焼死します。
芦沢はテントを切って出入りし、内側から閉じられたように見せました。
これにより、外から犯行した痕跡を分かりにくくしていたわけです。
発覚回避
芦沢は、スクワットの影で漆原が事件直前まで生きていたように見せました。さらに遅延発火によって、犯行時刻をずらします。
時間と状況の両方を誤認させることで、自分の犯行から視線をそらそうとしていました。
また、テントを閉じた状態に見せ、外部から出入りしたことを分かりにくくしています。
段野の過去の片目負傷も、段野に動機があるように見せるミスリードとして働きます。
事件内の人間関係と物理トリックを重ねて、疑いをずらしていた構成です。
綻び
綻びは、竹ヒゴ、穴の開いたロウソク、雑誌表紙のV字焦げ跡が現場に残っていたことです。これらが自然な火災ではなく、仕掛けられた発火装置の存在を示します。
どんぐりのバランス遊びも、遅延発火装置の仕組みに気づくきっかけになります。
さらに、漆原の手を固定したテーピングには、芦沢の毛髪・指紋・DNA・皮膚片が残る可能性があります。
芦沢の事件前のテーピングが事件後になくなっていたこと、右肘の擦り傷、テントを切ったカッターと布繊維も、芦沢の犯行へつながっていきます。
決め手:小道具と身体の痕跡が芦沢へつながる
決め手は、発火トリックを示す現場の小道具と、芦沢自身に残った痕跡です。
竹ヒゴ、穴の開いたロウソク、雑誌表紙のV字焦げ跡は、自然に燃えた火災という見方を崩します。
燃えるテントの派手な現象が、現場に残った小さな物で殺人トリックへ変わっていくのが気持ちいいです。
どんぐりのバランス遊びは、遅延発火装置の発想へつながります。
何気ない遊びに見えるものが、仕掛けの構造を理解するヒントになるのがコナンらしいです。
スクワットの影の偽装も、「漆原が生きて動いていた」という前提を崩します。見えていたものの意味が、後半で一気に変わるんですよね。
漆原の手の固定は、なぜ火災時に逃げられなかったのかという疑問を解きます。
さらに、テーピングと芦沢の右肘の傷が、芦沢の犯行への関与を示します。カッターと布繊維は、芦沢がテントを切って出入りした可能性を示します。
証拠がそれぞれ別の矛盾を崩し、最後に芦沢純人へ集まっていく構成が綺麗です。
結末:芦沢純人が制圧され、歩美は救出される
結末では、コナン、黒田、弓長らが発火トリックを暴き、犯人が芦沢純人だと明らかになります。芦沢は追い詰められ、歩美を人質にして逃げようとします。
犯人が分かって終わりではなく、少年探偵団に直接危険が迫るため、最後まで緊張感が強いです。
若狭留美は、芦沢を圧倒するように前へ出ます。その動きは歩美を守るためのものに見えますが、普通の先生とは思えない迫力があります。最終的には黒田兵衛が芦沢を制圧し、歩美は救出されます。
事件としては解決しますが、若狭と黒田の動き方には別のざわつきが残ります。
事件後に残るのは、芦沢の身勝手な保身と口封じの苦さです。
そしてそれ以上に、若狭留美と黒田兵衛の緊張感、羽田浩司事件との接続、若狭のポケットの三角形の何かが残ります。焼死事件の解決感と、RUM編の不穏さが同時に残る前後編です。
アニメ「燃えるテントの怪」はhuluやアマプラはある?
アニメ「燃えるテントの怪」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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「燃えるテントの怪」の感想まとめ/感想

「燃えるテントの怪」は、楽しいキャンプから焼死事件へ落ちる前後編です。発火トリックの快感と若狭・黒田の不穏さが強く残ります。
①楽しいキャンプから焼死事件へ落ちる温度差が強い
少年探偵団と若狭先生のキャンプという導入は、明るくて少しワクワクします。
だからこそ、目の前でテントが燃え、漆原史昭の焼死体が見つかる落差がかなり強いです。
子どもたちの日常に重い殺人が入り込む怖さもあります。楽しいキャンプ回として始まるのに、最後は若狭と黒田の不穏さまで残るのが濃いです。
②ロウソクと竹ヒゴの発火トリックが気持ちいい
竹ヒゴ、穴の開いたロウソク、V字焦げ跡、どんぐりのバランス遊びがつながる推理が気持ちいいです。
「スクワットしていたように見えた影」が偽装だったと分かるひっくり返りも上手いです。
派手な火災の裏に細かい仕掛けがあるのがコナンらしいですよね。序盤の小道具を見返したくなるタイプの事件です。
③若狭留美と黒田兵衛の不穏さが事件後も残る
芦沢純人の事件は解決しますが、この回で一番残るのは若狭留美と黒田兵衛の不穏さです。
黒田が羽田浩司事件と若狭を意識し、段野の片目の話から若狭の右目疑惑まで浮く流れがゾクッとします。
さらにポケットの三角形の何かまで示され、答えは出ません。
事件が終わっても若狭先生だけは分からないまま残る後味が強いです。
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