2022年4月23日放送の「歩美の絵日記事件簿2」。
前回のアニメでは映画「ハロウィンの花嫁」のプレストーリーだったので、次のアニメはどんな話でしょうか?
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今記事では原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからはネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1040話「歩美の絵日記事件簿2」は何巻?原作で何話?

アニメ「歩美の絵日記事件簿2」はアニメオリジナルストーリーであるため、原作の話ではありません。
ちなみに2ということで、この話には1もあります。
それが2020年12月5日放送された989話に放送された「歩美の絵日記事件簿」です。
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前回も歩美ちゃんの絵日記から始まりますが、今回はどのような感じになるのでしょうか?
アニメ「歩美の絵日記事件簿2」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
阿笠博士の車でドライブをしていた、コナン、歩美、光彦、元太。その帰り道に通りかかったビルの三階、事務所の電灯が不自然に点滅していた。モールス信号で『SOS』を読み取ったコナンたちは、その事務所に向かう。
そこには拘束されたバイク便ライダーの男がいた。彼はここに爆弾が仕掛けられていると言い、コナンたちは慌てて逃げ出す。
https://www.ytv.co.jp/conan/trailer/index.html
アニメ「歩美の絵日記事件簿2」のhuluやアマプラはある?
アニメ「歩美の絵日記事件簿2」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
1040話「歩美の絵日記事件簿2」のネタバレ&事件の流れ

始まりは、阿笠博士の車でドライブをした帰り道です。歩美がビルの灯りの不自然な点滅に気づき、コナンがそれをSOSのモールス信号だと読み取ったことで、ただの寄り道だったはずの帰り道が一気に事件の入口へ変わります。
歩美の観察眼が導入の引き金になっているのが、このシリーズらしい入り方です。
SOSの先にいた“助けるべき人”
コナンたちが事務所に向かうと、そこには拘束されたバイク便ライダーの団野大がいました。
団野はここに爆弾が仕掛けられていると訴え、少年探偵団も阿笠博士も慌てて退避します。
しかも匿名通報を受けて高木刑事と千葉刑事まで到着し、現場は「監禁された被害者を救う事件」そのものに見えます。
最初の段階では、団野を疑う余地が薄いのがこの回の巧いところです。
爆弾騒ぎの直後に起きた宝石強盗
団野は、荷物を届けに来た先で拳銃を見てしまい、そのために後ろから殴られて拘束されたと説明します。
さらに、犯人たちはビルごと爆破するつもりだったという話まで乗せてきます。
ところが現場で見つかったのは爆弾ではなく、ただの目覚まし時計でした。
そのタイミングで、米花町の金子宝石店で強盗事件が発生します。
ここで初めて、爆弾騒ぎと宝石店強盗が一本の線でつながり始めます。
「爆弾騒ぎが空振りなのに、別の本命事件が同時進行している」というわけです。
コナンが団野の証言を崩したポイント
コナンはこの時点で団野を怪しみます。
理由ははっきりしていて、団野が「後ろから殴られて気絶した」と言うのに、後頭部にこぶも傷もなかったから。
しかも、本当に爆発するかもしれない状況なら、いつ誰に届くかわからないモールス信号に頼り続けるのは不自然。
さらに、爆弾騒ぎの最中に都合よく宝石店強盗が起きたことまで重なると、団野が“被害者役”を演じていたと見るほうが自然になります。
コナンはこの違和感を見逃さず、団野のバイクに発信機を仕掛けて追跡に備えていました。
廃工場で判明した本当の裏切り
追跡の先は、杯戸町の廃工場。
そこには今度こそ本当に倒れている団野がいて、今回は後頭部に大きなこぶができています。
つまり、前半の「殴られた」は嘘で、後半の殴打は本物だったわけです。
コナンは、団野のポケットに鍵がないことと、バイクの停め方の不自然さから、団野がバイクのドライブレコーダーを回していたと見抜きます。
映像には、団野を殴りつけて逃げる男2人と、その車の色やナンバーが残っていました。
ここで前半の虚偽と後半の実行犯特定が一気につながります。
青い車の追跡と駐車場での決着
警察は逃走車をいったん見つけますが、途中で見失ってしまいます。
それでもコナンは、犯人の進行方向と心理を読んでルートを絞り込み、最後は歩美が青い車を見つけ出します。
尾行した先は団地外れの駐車場で、男2人はさらに別の車を盗んで逃げようとしていました。
そこでコナンが前に出て足止めし、警察到着で強盗団は一網打尽になります。
盗まれた宝石も取り戻され、廃工場に倒れていた団野も共犯として逮捕されます。
タイムライン(事件の流れを整理)
- ドライブ帰り、歩美がビルの灯りの点滅に気づき、コナンがSOSのモールス信号だと読み取る。
- 事務所で拘束された団野大を発見。団野は爆弾があると訴える。
- 現場の箱から出てきたのは目覚まし時計で、同時刻に金子宝石店で強盗事件が起きる。
- コナンは団野の後頭部にこぶがないことから証言の嘘を見抜き、バイクの発信機を頼りに追跡する。
- 廃工場で本当に殴られた団野と、逃走車を記録したドライブレコーダー映像を発見する。
- 青い車を追って団地外れの駐車場へ。車を盗んで逃げようとした男2人を確保し、団野も逮捕される。
1040話「歩美の絵日記事件簿2」の犯人&トリック
この回は殺人事件ではなく、偽装監禁→爆弾騒ぎ→宝石強盗→仲間割れという形で段階的に事件が進む回です。
最初に助けられる側に見えた人物が、実は計画の起点だったという反転が大きなポイントになっています。
犯人
団野大
氏名不詳の男2人(作中で実名は出ません)
動機
動機の芯はとてもわかりやすく、金子宝石店の宝石を奪うためです。
背景に復讐や私怨があるタイプではなく、最初から利益目的で組まれた犯行でした。
引き金になったのは、宝石店を襲うだけでは警察の目が集まるため、別の場所に大きな騒ぎを起こして警察力をそらす必要があったこと。
そこで団野が陽動役を引き受け、男2人が実行役として動きました。
ところが成功後、男2人は分け前を増やしたいという理由で団野まで切り捨て、背後から殴って宝石を持ったまま逃げます。
つまり後半の暴行は、失敗の結果ではなく、最初から起こり得た“仲間内の裏切り”でした。
トリックの準備
準備段階で重要なのは、団野が被害者役を担当していたこと。
団野は拘束された状態で発見されるようにし、事務所の灯りをSOSの形で点滅させて、外から見た人間に「誰かが助けを求めている」と思わせました。
そこへ「このビルには爆弾がある」という話を重ねることで、ただの監禁ではなく、緊急度の高い事件として受け取らせる下地を作っています。
トリックの実行
実行段階では、団野が救出された直後に爆弾騒ぎを本格化させ、その間に男2人が金子宝石店を強盗しました。
表で起きていたのは「監禁被害者の救助」と「爆弾の確認」で、裏で進んでいた本命は「宝石店襲撃」。
警察と爆発物処理班がビル側に集まれば、そのぶん宝石店側への対応は遅れます。
この回のトリックは派手な機械仕掛けではなく、人の善意と警察の優先順位を利用した陽動として組まれているのが特徴です。
発覚回避
発覚を遅らせるために、団野は「拳銃を見てしまったから殴られた」「犯人たちはビルごと爆破するつもりだった」と、かなり具体的な証言まで用意していました。
しかも現場の箱から出てきたのは目覚まし時計だけなので、直後の警察は“何者かが脅しをかけた事件”として処理せざるを得ません。
一方で男2人は宝石を奪って青い車で逃げ、その後はさらに別の車を盗んで逃走しようとしていました。
現場工作だけでなく、逃走段階まで考えていたところに抜け目のなさがあります。
綻び
この計画の綻びは、まず団野の身体に出ました。
殴られて気絶したと言うのに、後頭部にこぶも傷もない。
この一点が、団野の証言全体を崩す最初のひびになります。
さらにコナンは、爆発直前だというのに団野がモールス信号を続けていた不自然さや、爆弾騒ぎの最中に宝石店強盗が起きたタイミングの良さも見逃しませんでした。
そして追跡の末に廃工場で本当に殴られた団野が見つかり、今度はちゃんとこぶができている。
前半と後半の差が、団野の嘘をはっきり可視化しました。
決め手
決め手は一つではありません。
最初の決め手は、団野の後頭部にこぶがなかったこと。
これで「前半の被害者役」は崩れました。次に、コナンがあらかじめバイクへ付けていた発信機が、団野のいる廃工場までつながります。
最後の決定打になったのが、団野のバイクに残っていたドライブレコーダー映像と逃走車のナンバー。
ここで初めて、団野の嘘、男2人の逃走、そして追跡先が物証でつながります。
さらにコナンは、警察が車を見失った後もルートを読み、歩美が青い車を見つけることで逮捕まで持ち込みました。
どの証拠がどの矛盾を崩したのかが、かなりきれいに積み上がる回です。
結末
最後は団地外れの駐車場で、男2人が別の車を盗んで逃げようとしたところをコナンが食い止め、警察到着で確保。
盗まれた宝石は無事に取り戻され、廃工場に倒れていた団野も共犯として逮捕されました。
団野は陽動作戦のあと、分け前を受け取りに行ったところを背後から殴られたことがわかります。
助けを求めていたように見えた男が犯人側で、しかもその犯人側からも切り捨てられる。事件の後味が冷たく残るのは、この二重の裏切りがあるからです。
1040話「歩美の絵日記事件簿2」のまとめ/感想

歩美の絵日記らしい可愛さで始まるのに、実際はかなり悪質な陽動強盗だったギャップが印象的でした。
軽やかな空気と事件の嫌らしさが並ぶぶん、コナンの違和感の鋭さもよく映えた回です。
歩美視点のわくわく感と、不穏さへの切り替わりが上手かったです
歩美視点の絵日記シリーズらしく、最初はちょっとした冒険みたいな空気で入っていけるのがやっぱり楽しいです。
ビルの点滅を見て「誰かが助けを呼んでる」と動き出す流れは素直にワクワクしますし、博士のドライブ帰りという日常の延長から事件へ滑り込む感じも見やすかったです。
そのぶん、団野の訴えで一気に空気がきな臭くなる切り替わりが効いていて、可愛い絵日記回の顔をしながら、ちゃんと不穏さを立ち上げる導入が上手い回でした。
歩美の明るさと、周囲がまだ異変の重さを知らない軽さが並んでいるので、ここから事件が転がっていく予感まで気持ちよく受け取れました。
②コナンの違和感の積み上げが、かなり気持ちいい回でした
今回いちばん気持ちよかったのは、コナンが早い段階から団野を怪しみ続けていたところです。
周囲が「助けを求めていた被害者」に見えている中で、後頭部の傷やSOSの不自然さを拾っていくので、見ていてじわじわ真相に近づく感覚がありました。
しかも爆弾騒ぎそのものが強盗の陽動だったとわかった瞬間、ただのトリック解明よりも「知らないうちに利用されていた」嫌さが残るんです。
この後味の悪さが、逆に事件ものとしてかなり良かったです。
派手に驚かせるというより、静かな違和感を積み上げて一気につなげる見せ方が、この回のいちばん好きな部分でした。
重さを残しすぎず、最後まで“絵日記回”の温度があったのが好きです
終盤は歩美たちの想像する派手なカーチェイスと、実際にはそっと尾行していく現実の落差が面白かったです。
歩美の無邪気な盛り上がりがあるから空気が重くなりすぎませんし、その横でコナンが冷静に犯人の進路を読んでいくのも頼もしいですね。
最後に高木刑事の“おごり”で締める後味も、このシリーズらしいやさしさがありました。
事件自体は悪質なのに、見終わると少し楽しい気分で終われるバランスがちょうどよかったです。
歩美の絵日記として振り返ることで、危ない事件だったはずなのに、子どもたちらしい元気さが最後まで作品の温度を守っていたのも好きでした。
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