2003年2月10日放送の「黒の組織との接触」。
3話連続の特大ストーリーとなります!
309話「黒の組織との接触 交渉編」
310話「黒の組織との接触 追跡編」
311話「黒の組織との接触 決死編」
前回のアニメ放送は「残された声なき証言」でした。
板倉卓の日記のフロッピーをゲットしたコナン。
この話ではそこから黒の組織と実際に接触して、コナンがジンとウォッカを追い込もうとする作戦とハラハラドキドキの展開となります。
今記事では「黒の組織との接触」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ309話〜311話「黒の組織との接触」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「黒の組織との接触」は原作コナンの話となり、対象の単行本は37〜38巻です!
名探偵コナン37巻に掲載されている話↓
File1:バイバイ…
File2:小五郎の選択(1)
File3:小五郎の選択(2)
File4:小五郎の選択(3)
File5:暗黒の足跡(1)
File6:暗黒の足跡(2)
File7:暗黒の足跡(3)
File8:白い雪…黒い影…
File9:危険なめぐり逢い
File10:同乗者
名探偵コナン38巻に掲載されている話↓
File1:新兵器!
File2:意外なお宝
File3:歩美の心配
File4:夕陽と階段
File5:汚れたヒーロー
File6:狼たちの影
File7:狼になれなかった男
File8:服部平次絶体絶命!(1)
File9:服部平次絶体絶命!(2)
File10:服部平次絶体絶命!(3)
アニメ「黒の組織との接触」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
前の事件で板倉の日記を手に入れたコナンは、黒ずくめの組織への糸口を掴んだ。組織との取引場所が、板倉の別荘のPCにメールされるというのだ。
コナンと博士は、ラジオから流れる宝石強盗のニュースを耳にしながら、板倉の代わりに連絡を受けるべく別荘に急行した。「明朝4時、賢橋駅でソフトを手渡す」。取引の約束を取り付けたコナンは、別荘から駅へと急ぐが、博士の車はエンストし、吹雪の中、ヒッチハイクをするはめになる。
運良く、コナン達の前に車が現れたものの、その車は世間をにぎわせている、逃走中の宝石強盗犯のものだった!
https://websunday.net/episode/12014/
アニメ「黒の組織との接触」の登場人物

「黒の組織との接触」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・灰原哀
・阿笠博士
・目暮警部
・ジン
・ウォッカ
・赤井秀一
・山村ミサオ
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アニメ「黒の組織との接触」の簡単なネタバレや伏線を解説

「黒の組織との接触」は、板倉卓の日記をめぐってコナンたちが黒の組織に再び接近する重要回です。
本作では、これまで断片的だった“組織の目的”が少しずつ明らかになり、後の物語に繋がる数々の伏線が張られました。
ここでは特に注目すべき3つのポイントを中心に、重要な要素と伏線を解説します。
コナンが赤井秀一をFBI認定
「工藤新一NYの事件」で、蘭が赤井秀一がFBIの捜査員と共にいたことを目撃していました。
そして今回、赤井と直接会話したことでその情報がコナンにも伝わります。
これによりコナンは、
「赤井秀一=黒の組織の人間ではなく、FBIの一員かもしれない」
と認識を改めることになります。
当初、灰原哀の“組織反応センサー”が反応するため、赤井を危険人物とみなしていたコナン。しかしこの回で、赤井が組織に対抗する側=味方である可能性が浮上しました。
この描写が、のちのFBI編やRUM編での連携への伏線になっています。

板倉卓の日記に書かれていた黒の組織の謎
物語の鍵を握るのが、板倉卓が残した日記。
そこには黒の組織と交渉していた記録が詳細に書かれており、組織が求めていたのは「ある謎のソフト」であることが判明します。
このソフトの目的は100巻を超えた現在でも明かされていませんが、
「人類のために開発を断念した」
という記述から、倫理的に危険な技術である可能性が高いと推測されています。
さらにこの交渉相手として登場するのがベルモット。
日記には次の一文がありました。
「そう言い終えると女の背後で次第に猫の鳴き声が大きくなり、女は少々焦って電話を切った…」
この“猫の鳴き声”がシリーズでも有名な伏線のひとつです。
ファンの間では、この描写が幼児化した烏丸蓮耶の存在を示唆しているのではという考察が語られています。黒の組織の頂点を巡る謎に、さりげなく繋がる重要な一文です。
以下記事で烏丸蓮耶の幼児化について考察しています↓

ボール射出ベルトが初登場
このエピソードは、コナンの新アイテム「ボール射出ベルト」が初めて登場した回としても知られています。
サッカーボールを瞬時に射出し、トリック解決や犯人の拘束に使われる定番ガジェットですが、初登場時は「博士の新発明」として軽く紹介されただけでした。
以降、このベルトは映画版や主要事件でもたびたび活躍する“コナンの象徴アイテム”となります。
アニメ「黒の組織との接触」のネタバレ。事件の流れや組織との接触まで

組織関連の話でとても重要になってくる今回のお話。
物語の冒頭には蘭と赤井秀一が出会っていることがわかり、さらには赤井秀一がFBIの捜査官である確率が高くなります。
さらにこの事件ではコナンが板倉卓の日記を読み、黒の組織と直接交渉する形になります。
ここでコナンはジンとウォッカに追い詰められ、コインロッカーの中に入らないといけなくなったりと、ハラハラドキドキの展開となります。
組織編の話を読みたい方はおすすめのお話となります!
※ここからは「黒の組織との接触」の簡単な流れを解説しています!
赤井秀一と再開し、コナンが正体に気づき始める
物語の冒頭、コナンと蘭は偶然赤井秀一と遭遇。
蘭はニューヨークで新一と訪れた際に一度会ったことがある人物だと説明し、赤井がFBIのジャケットを着た人物と一緒にいたことを思い出します。
コナンはその話から「赤井の正体はFBIなのでは」と推測しました。
板倉の日記に隠された秘密
自宅に戻ったコナンは蘭に書き置きを残し、阿笠博士の家へ。
目的は、黒の組織と接触していた板倉卓の残したディスクを調べるため。
ディスクには一見普通の日記が保存されていましたが、文字の間隔が不自然。
調べると、板倉はあぶり出しの手法で“盗み見防止”の隠し日記を残していたのです。
そこには
我々は神であり、悪魔でもある。なぜなら、時の流れに逆らって死者を蘇らせようとしているのだから。
という衝撃的な一文が…。
さらに日記からは、黒の組織が板倉にシステムソフトの開発を強要していた事実も判明。
組織はそのソフトを使って何か大きな計画を進めようとしていることが考えられました。
板倉の別荘で黒の組織からのメールを受信するも…
コナンは日記から、黒の組織からソフトの受け渡しの時間、場所を指示するメールが届くのが午前0時だと判断。
そこでコナンと博士は板倉の別荘へ向かい、午前0時に届く組織からのメールを待つことにしました。
別荘へ到着し、パソコンを開くのですが…
時間通りにメールは届くもパスワードを入力できず、数秒で消去される仕組みになっていました。
失敗が組織に露見したのではと焦るコナン。
すると、別荘の電話にウォッカからの連絡が…!
コナンは蝶ネクタイ型変声機で板倉に成りすまし、雪で停電しメールを開けなかったとごまかすことにしました。
まんまと騙されたウォッカはシステムソフトの受け渡し場所と時間について、新設駅・賢橋の地下コインロッカー0032番にて明朝午前6時と指示。
しかしコナンは板倉の死亡に関するニュースが流れる前に取引を行うため、ウォッカを誘導して今から4時間後の午前4時に変更することに成功します。
東京へ向かう道中に宝石強盗犯と出会ってしまう!
待ち合わせ場所に向かう途中、博士の車がパンク。
通りがかりの外車に乗せてもらいますが、男女2人組に不審な点が多すぎました。
・男が言った車検の満了月が「2月」に対し、車検シールは「5」が書かれていた
・左ハンドルに慣れていない
・灰皿にタバコの吸い殻と小銭が混じっている
これらからコナンは、二人が逃走中の宝石強盗犯だと推理しました。
正体がバレた強盗は、コナンと博士を口封じしようとしますが、コナンは麻酔銃とボール射出ベルトで見事に撃退!
危機を乗り越え、再び賢橋駅へ急ぐことにしました。
コインロッカーでの黒の組織との死闘
午前4時。
賢橋駅の地下に到着したコナンは、ウォッカを罠にかけるため、板倉の小切手をロッカーの扉に挟み込み、あえて目に入るように仕掛けました。
さらに、組織が狙っていたシステムソフトのケースをロッカーの中にテープで固定。
テープを取るためにウォッカが手袋を外すだろうと考え、指紋を採取しようとしたのです。
そのうえで、ケースの内部に発振器を忍ばせてアジトの場所を突き止めようとしていました。
やがてウォッカ→ジンの順番でやって来たのですが、ジンがコナンの思惑を全てを見破ってしまいます…。
しかもジンはケースのわずかな温もりからこの近くに潜んでいると察知。
そこでコナンはとっさにコインロッカーの中へ隠れるという大胆な行動に。
ジンとウォッカはコインロッカーを隅々までチェックし始め、やがてジンはコナンが隠れたコインロッカーを開けようとするも…
大人が隠れるには狭すぎると判断してロッカーを閉じて立ち去り、コナンは間一髪で難を逃れることに成功しました。
しかしコナンはロッカー内で酸欠状態になって動けなくなってしまいます。
その後、コナンを救ったのは、探偵バッジの発信を追って駆けつけた灰原。
危機を脱したコナンは、その帰り道で赤井秀一とすれ違うというところで「黒の組織との接触」が幕を閉じました。
アニメ「黒の組織との接触」の名言/名セリフ

赤井秀一「また泣いているのか…おまえはいつも泣いているな…」
泣いている蘭を見て、赤井秀一が言った名言。元恋人である宮野明美と重ねていることがわかります。
ジン「探偵のようなキツネがな…」
ジンが板倉卓の代わりに誰かが来てると言った時の名言。
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アニメ「黒の組織との接触」の動画やhuluはある?
アニメ「黒の組織との接触」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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まとめ
今回は309話〜311話でもある「黒の組織との接触」についてまとめました。
組織回である特におすすめの話です!
まとめから一気に組織と一戦交えようとするコナンがとてもかっこいいのでぜひ見てください〜!
次回のお話はこちら↓
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