2008年7月14日放送の「赤白黄色と探偵団」。
前回のアニメ放送は507話・508話「カラオケボックスの死角 前編/後編」でした。
ついにこの物語からバーボン編がスタートします。
さらに今ではお馴染みの…沖矢昴の初登場回となります!
今記事では〇〇話「赤白黄色と探偵団」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ509話「赤白黄色と探偵団」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「赤白黄色と探偵団」は原作コナンの話となり、対象の単行本は60巻です!
名探偵コナン60巻に掲載されている話↓
File1:消えた鈍器
File2:瑛祐の告白
File3:赤白黄色
File4:クロシロ君
File5:新たな隣人
File6:ハンマー男
File7:届けられた悪意
File8:ハンマー男の正体
File9:殺意のコーヒー
File10:不可能犯罪
File11:苦い真実
アニメ「赤白黄色と探偵団」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
同級生の少年から事件調査を依頼された少年探偵団。自分のアパートに住む不審な住人を調べてほしいというのだ。だが、翌日彼のアパートを訪れると、建物は不審火により全焼し、依頼者父子も火傷を負って意識不明らしい。
焼け跡から見つかった少年の日記から、火災当日に例の不審な住人と少年の父親が口論していたことが判明。その住人の特定を試みるが、手がかりは日記に書かれた「黄色い人」という言葉のみ。他に「白い人」と「赤い人」の事が書かれているものの、誰を指すのか意味がわからず… コナンは自分がその少年から「クロシロ君」と呼ばれていたという事をヒントに、赤・白・黄色の謎解きに挑む。
一方、組織に潜伏中の水無怜奈から「バーボン」というコードネームをもつ探り屋が放たれたようだとの情報が寄せられるのだが…
https://websunday.net/episode/12084/
アニメ「赤白黄色と探偵団」の登場人物

「赤白黄色と探偵団」の登場人物
・江戸川コナン
・阿笠博士
・灰原哀
・吉田歩美
・小嶋元太
・円谷光彦
・ジョディ
・ジェイムズ・ブラック
・キール
・沖矢昴
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アニメ「赤白黄色と探偵団」のネタバレ&伏線

アニメ「赤白黄色と探偵団」は、第509話として放送されるエピソード。
放火事件そのものは第510話「コナンvsW暗号ミステリー」まで含めて解決しますが、この回はバーボン編の入口としてかなり重要です。
杉浦開人のかわいい依頼から木馬荘全焼へ落ちる事件回でありながら、裏ではバーボン、シェリー、沖矢昴、灰原の怯えが一気に重なります。単発放火事件と黒の組織本筋が同じ画面に乗る、かなり不穏な導入回です。
バーボンの存在が初めて強く意識される
この回で確定する大きな縦軸情報は、黒の組織の「バーボン」がシェリーを探っているということ。
コナンはジョディから連絡を受け、水無怜奈経由の情報として、バーボンという探り屋が動き出していると知ります。ここで、黒の組織本筋は新しい段階へ入ります。
これはバーボン編の入口になる情報です。
木馬荘の放火事件の手がかりではありませんが、灰原の身に迫る危険として強く残ります。シェリーを探る人物が動き始めたというだけで、灰原の周囲の日常が一気に安心できない場所へ変わるんですよね。
この回でバーボンの正体は判明しません。だからこそ、名前だけが出る不気味さがあります。
事件の犯人は真壁吟也ですが、シリーズ的に重要なのは、放火事件の裏で黒の組織の新たな影が差し込んでいることです。
ジョディからの連絡だけで空気が冷え、ここから長いバーボン編が始まる感覚がかなり刺さります。
沖矢昴が初登場する
この回は、東都大学工学部の大学院生・沖矢昴の初登場回として重要。
沖矢は木馬荘の住人の1人として登場し、細井竜平、真壁吟也とともに放火事件の容疑者候補に並びます。初登場時点から、知的でどこか読めない雰囲気を持っているのが印象的です。
コナン全体で見ると、沖矢昴は単発事件だけで終わる人物ではありません。第510話まで含めると、木馬荘の火災で住む場所を失い、最終的に工藤邸を借りる流れになります。
つまり、放火事件の容疑者として現れた人物が、そのまま今後の本筋に関わる位置へ移っていくわけです。
ただし、この回で沖矢昴の正体が明かされるわけではありません。放火犯でもありません。だからこそ、初登場時点では「怪しいけれど断定できない人物」として見るのが自然です。
沖矢の落ち着いた言動や知性がすでに意味深で、ただの住人紹介とは思えない不穏さが残ります。
灰原が黒の組織の気配に怯える
この回では、灰原が木馬荘の住人3人を見て、黒の組織の気配に怯える場面があります。
細井竜平、沖矢昴、真壁吟也が容疑者として並ぶ中で、灰原が反応することで、単発の放火事件に一気に本筋の不穏さが重なります。誰に反応しているのか分からないのが、かなり怖いです。
灰原の組織センサーは重要なキャラ描写。
彼女は黒の組織から逃げてきた存在なので、普通の人には分からない危険を肌で感じます。バーボンがシェリーを探っている情報とこの怯えが重なることで、視聴者側も沖矢昴を強く意識するようになります。
少年探偵団の調査回に見えていた話が、灰原の表情ひとつで急にバーボン編の入口へ変わるのがゾクッとします。
沖矢昴が工藤邸へ向かう流れが生まれる
第510話まで含めると、木馬荘の火災で住む場所を失った沖矢昴が、最終的に工藤邸を借りる流れになります。
これは放火事件の後処理でありながら、シリーズ本筋のキャラ配置としてかなり大きいです。事件が終わったあとに、むしろ新しい不穏さが始まる感じがあります。
コナン全体で見ると、工藤邸は新一の家であり、コナンの本来の場所に近い特別な空間です。
そこへ、灰原が怯えた相手かもしれない沖矢昴が入る。この配置だけで、読者や視聴者には「コナンは何を考えているのか」「沖矢は何者なのか」という強い疑問が残ります。
工藤邸に住む流れが生まれることで、沖矢は完全に単発ゲストではなくなります。
木馬荘の火災が放火事件の結末であると同時に、沖矢昴を物語の中心近くへ移動させるきっかけにもなっていて、構成がかなり巧いです。
バーボン編の導入回として位置づけられる
「赤白黄色と探偵団」は、放火事件としては第510話まで含めて完結しますが、シリーズ的にはバーボン編の導入回として整理できます。
バーボンがシェリーを探っている情報、沖矢昴の初登場、灰原の怯え、工藤邸への流れが一気に並ぶためです。
事件内の赤白黄色の色暗号は、あらすじや犯人&トリックで扱うべき単発事件の手がかりです。黒の組織伏線として扱うものではありません。
けれど、その放火事件の中に沖矢昴が登場し、灰原が組織の気配を感じることで、単発事件と本筋が同時に走る回になっています。
大事なのは、黒の組織の探り屋バーボンが動き出したという入口。
見返すと、かわいい依頼から火災へ落ちる事件の重さと、バーボン編が始まる不穏さが同時に残って、かなり密度の高い回だと分かります。
アニメ「赤白黄色と探偵団」のあらすじ&事件の流れ

アニメ「赤白黄色と探偵団」は、ジョディからコナンへバーボン情報が入るところから始まります。黒の組織の探り屋がシェリーを探しているという不穏な情報のあとに、少年探偵団へのかわいい依頼が入るため、序盤から温度差がかなり強いです。
第509話だけでは放火事件は解決せず、第510話「コナンvsW暗号ミステリー」まで含めて真相が回収されます。杉浦開人の日記に残った「赤い人・白い人・黄色い人」が、子どもらしい呼び名から放火犯特定の決め手へ変わるのがこの事件の軸です。
ジョディからバーボンがシェリーを探っている情報が入る
物語の序盤で、コナンはジョディから連絡を受けます。そこでは、水無怜奈からの情報として、黒の組織のバーボンがシェリーを探っていることが伝えられます。いきなり黒の組織本筋の不穏さが入るため、普通の探偵団回とは空気が違います。
視聴者が引っかかるのは、バーボンとは何者なのか、そして灰原に危険が迫っているのかという点です。この段階で正体は分かりません。けれど、シェリーを探る切れ者が動き出したという情報だけで、かなり緊張感があります。ここから木馬荘の小さな依頼へ切り替わるため、日常と本筋の温度差が強く出ます。
杉浦開人が少年探偵団に相談する
杉浦開人は、元太の下駄箱へ依頼の手紙を入れます。内容は、木馬荘の住人の怪しい行動を調べてほしいというものです。少年探偵団らしいかわいい依頼で、最初は小学生同士の相談のような空気があります。
ただ、住人たちを赤い人、白い人、黄色い人と呼んでいるところに違和感があります。服の色なのか、性格なのか、別の連想なのか。この時点ではまだ分かりませんが、子どもの日記らしい表現が後で事件の決定打へ変わっていきます。かわいい導入なのに、不穏な火種がすでに置かれているのが上手いです。
翌日、木馬荘が全焼している
翌日、木馬荘が全焼していることが分かります。前日の小さな依頼から一転して、アパート火災という重い展開へ落ちる場面です。杉浦開人は軽いやけどを負い、開人の父親は大やけどで重傷を負います。
ここで空気は一気に冷えます。昨日の相談をもっと早く調べていれば、という気持ちも残り、少年探偵団にも重い後味がのしかかります。殺人事件ではありませんが、親子が火災に巻き込まれているため、事件の深刻さはかなり強いです。開人の依頼と火災がどうつながるのか、コナンは考え始めます。
焼け跡から杉浦開人のノートが見つかる
焼け跡から、杉浦開人のノートが見つかります。そこには「赤い人・白い人・黄色い人」という呼び名が書かれていました。火災現場から、子どもの日記暗号を解く推理へ空気が切り替わる場面です。
視聴者が引っかかるのは、赤い人、白い人、黄色い人とは誰なのかという点です。服の色なら分かりやすいですが、住人たちの特徴と単純には合わない可能性があります。ノートには、黄色い人が父親と深夜に口論していた記述もあり、色名がただのあだ名ではなく犯人特定の手がかりとして重みを持ち始めます。
黄色い人が父親と深夜に口論していたと分かる
杉浦開人の日記から、黄色い人が開人の父親と深夜に口論していたことが分かります。ここで、黄色い人が事件の鍵を握る存在として浮かびます。火災の前に父親とトラブルがあった人物なら、放火や父親の重傷とつながる可能性があります。
ただ、黄色い人が誰なのかはまだ分かりません。この色名が何を示すのかを解く必要があります。子どもが見た住人の印象が、事件解決の軸になるのが面白いです。開人の視点だからこそ残せた記録であり、同時に大人にはすぐ分からない暗号になっているのが切ないです。
細井竜平、沖矢昴、真壁吟也が容疑者として登場する
木馬荘の住人として、細井竜平、沖矢昴、真壁吟也が容疑者として登場します。それぞれが赤い人、白い人、黄色い人の候補になります。ここで放火事件の容疑者整理が始まると同時に、沖矢昴という今後の重要人物が初登場します。
視聴者が強く引っかかるのは、沖矢昴が何者なのかという点です。事件内では住人の1人として扱われますが、雰囲気はかなり意味深です。さらに灰原が3人を見て黒の組織の気配に怯えることで、放火事件だけでは済まない不穏さが一気に増します。容疑者紹介なのに、本筋の緊張が同時に走る場面です。
灰原が黒の組織の気配に怯える
灰原は、細井竜平、沖矢昴、真壁吟也の3人を見て、黒の組織の気配を感じて怯えます。この反応は放火事件の証拠ではありませんが、バーボン情報と重なることで、視聴者にも強い不安を残します。誰が原因なのか分からないのが怖いです。
コナンも灰原の反応を気にします。放火犯を探す推理と、灰原の組織への恐怖が同時に動くため、画面の緊張が二重になります。少年探偵団の調査回から、黒の組織の影が差す回へ印象が変わるポイントです。ここで沖矢昴の存在が一気に強く残ります。
第510話で赤白黄色の正体が車の連想だと分かる
第510話まで含めると、赤白黄色の正体は服の色ではなく、車の連想だと分かります。赤い人は消防車、白い人は救急車、黄色い人は建設機械のイメージです。この発想から、黄色い人が真壁吟也だと整理されます。
ここで、子どもらしい呼び名が放火犯特定のロジックへ変わります。赤白黄色という一見かわいい表現が、実は開人の観察に基づく重要な暗号だったわけです。色の意味が解ける瞬間はかなり気持ちいいです。服ではなく車のイメージだったというひっくり返しも、少年探偵団回らしい面白さがあります。
真壁吟也の放火動機が明らかになる
真壁吟也は、デイトレードで得た金を税金逃れのために木馬荘の敷地内へ隠していました。それを大家である杉浦開人の父親に見られ、問い詰められます。口論の末に真壁は父親を突き飛ばし、その後、証拠隠しのため木馬荘へ火をつけました。
ここで事件の見え方は、色暗号の推理から身勝手な放火動機の重さへ変わります。開人は軽いやけど、父親は重傷です。殺人事件ではないとはいえ、被害はかなり深刻です。真壁の自己保身のために、子どもと父親が巻き込まれた後味が強く残ります。
沖矢昴が工藤邸へ向かう流れが生まれる
事件後、木馬荘の火災で住む場所を失った沖矢昴が、最終的に工藤邸を借りる流れになります。放火事件の後処理が、シリーズ本筋のキャラ配置へつながる場面です。事件は解決しているのに、余韻はまったく軽くありません。
なぜコナンは沖矢を工藤邸に入れるのか。灰原が怯える人物を近くに置く意味は何なのか。沖矢は何者なのか。答えはこの回で出ません。だからこそ、放火事件の解決後に、バーボン編の強い不穏さが残ります。事件の結末が次の本筋の入口になるのがかなり上手いです。
事件の流れを短く整理
流れを短く並べると、バーボン情報から杉浦開人の依頼、木馬荘全焼、赤白黄色の暗号、真壁の放火、沖矢昴の工藤邸行きまでが一気に見えてきます。第509話だけでは解決せず、第510話まで含めて整理するのが大事です。
- コナンがジョディから、バーボンがシェリーを探っているという情報を受ける。
- 杉浦開人が元太の下駄箱へ依頼の手紙を入れる。
- 杉浦開人が、木馬荘の住人の怪しい行動を少年探偵団に相談する。
- 翌日、木馬荘が全焼している。
- 杉浦開人は軽いやけど、父親は大やけどで重傷を負う。
- 焼け跡から杉浦開人のノートが見つかる。
- ノートには「赤い人・白い人・黄色い人」が書かれている。
- 黄色い人が父親と深夜に口論していたと分かる。
- 細井竜平、沖矢昴、真壁吟也が容疑者として登場する。
- 灰原が3人を見て、黒の組織の気配に怯える。
- 第510話で色暗号が解け、真壁吟也が放火犯と判明する。
- 事件後、沖矢昴が工藤邸に住む流れになる。
アニメ「赤白黄色と探偵団」の犯人&トリック

犯人は真壁吟也です。ただし、第509話時点では「黄色い人」として手がかりが示され、事件解決は第510話「コナンvsW暗号ミステリー」まで含めて回収されます。
この事件は殺人事件ではなく、放火による負傷事件です。杉浦開人は軽いやけど、杉浦開人の父親は大やけどで重傷を負います。
犯人:真壁吟也
真犯人は真壁吟也です。真壁は木馬荘を放火した人物で、第509話では杉浦開人の日記に残った「黄色い人」として示されます。第510話まで含めると、赤白黄色の色暗号が解け、黄色い人が真壁だと分かります。
被害者は、杉浦開人と杉浦開人の父親です。開人は軽いやけど、父親は大やけどで重傷を負います。父親の名前は補完しません。殺人被害者は該当しません。沖矢昴は容疑者として登場しますが、放火犯ではありません。
動機:隠し金と自己保身
動機の背景には、真壁がデイトレードで得た金を税金逃れのために木馬荘の敷地内へ隠していたことがあります。その隠し金を、大家である杉浦開人の父親に見られます。ここから真壁にとって都合の悪い状況が生まれます。
引き金になったのは、開人の父親に問い詰められ、口論になったことです。その口論の末、真壁は父親を突き飛ばします。隠し金の発覚だけでなく、自分の行動を隠さなければならない状況に追い込まれたわけです。
決定打は、隠し金と自分の行動を隠すため、真壁が証拠隠しとして木馬荘に火をつけたことです。自己保身のための放火で、開人と父親が巻き込まれました。ここが本当に苦いです。子どものかわいい依頼から、ここまで身勝手で重い真相へ落ちるのがかなり強烈です。
トリック:物理トリックではなく色暗号が鍵
この事件の中心は、複雑な物理トリックではなく、杉浦開人の日記に残された色暗号です。開人は木馬荘の住人を、赤い人、白い人、黄色い人と呼んでいました。
準備
真壁は、デイトレードで得た金を税金逃れのために木馬荘の敷地内へ隠していました。この隠し金が、事件の原因になります。杉浦開人の父親に見られたことで、真壁は追い詰められていきます。
一方、開人は住人たちの特徴を日記に記録していました。赤い人、白い人、黄色い人という呼び名は、後から犯人を特定する重要な手がかりになります。子どもの日記が、放火事件の鍵になるのがこの事件の面白いところです。
実行
真壁は証拠隠しのため、木馬荘に放火します。その火災によって木馬荘は全焼し、杉浦開人と父親が巻き込まれます。開人は軽いやけど、父親は重傷を負います。
事件後、焼け跡から開人の日記が見つかります。そこに残った「黄色い人」が、父親と深夜に口論していたという記録が、犯人特定の手がかりになります。火災で証拠を消したつもりでも、子どものノートまでは完全に消せなかったわけです。
発覚回避
真壁は木馬荘を燃やし、隠し金や口論の痕跡を消そうとしました。火災で現場が焼ければ、何があったのか分かりにくくなります。放火そのものが、証拠隠しの手段になっていたわけです。
ただし、杉浦開人の日記には「黄色い人」が父親と口論していた記録が残っていました。真壁にとっては想定外の手がかりです。火で消そうとした事件の真相が、子どもの観察によって残っていたのが印象的です。
綻び
綻びは、杉浦開人の日記に残った黄色い人の記述です。黄色い人が父親と深夜に口論していたことが分かり、放火前のトラブルが浮かび上がります。ここで、色暗号の正体を解く必要が出てきます。
赤い人=消防車、白い人=救急車だと分かることで、黄色も車の連想だと見えてきます。黄色い人=建設機械という連想が真壁へつながります。さらに真壁の爪に土が入っていたことが、地面を掘って金を隠していたことを示します。色暗号と物証が一本線になります。
決め手:杉浦開人の日記と真壁の爪の土
決め手のひとつは、杉浦開人の日記です。日記には、赤い人、白い人、黄色い人という呼び名と、黄色い人が父親と深夜に口論していた記述が残っていました。この記録がなければ、放火前のトラブルはかなり見えにくかったはずです。
赤と白の対応が消防車・救急車だと分かることで、黄色も車の連想だと分かります。黄色=建設機械の連想が、真壁吟也へつながります。服の色ではなく車のイメージだったというひっくり返しが、推理としてかなり気持ちいいです。
真壁の爪に土が入っていたことも重要です。これは、真壁が地面を掘って金を隠していたことを示します。日記の黄色い人が真壁へつながり、爪の土が放火動機へつながる。これにより、真壁の自己保身による放火が明らかになります。
結末:真壁吟也が放火犯と判明する
第510話まで含めて、真壁吟也が木馬荘の放火犯だと判明します。杉浦開人の日記に残された色暗号が解かれ、黄色い人=真壁という整理になります。さらに爪の土や隠し金の事情から、放火動機も見えてきます。
事件は殺人ではありませんが、杉浦開人と父親が負傷しており、後味はかなり重いです。特に父親は大やけどで重傷です。真壁の自己保身によって、親子が火災に巻き込まれたことは強く残ります。
事件後には、住む場所を失った沖矢昴が工藤邸を借りる流れになります。放火事件としては真壁の犯行で決着しますが、シリーズ全体では沖矢昴の配置とバーボン編の不穏さが続きます。事件解決後も安心できない結末です。
第509話「赤白黄色と探偵団」の感想&まとめ

第509話「赤白黄色と探偵団」は、少年探偵団のかわいい依頼から放火事件へ落ちる回です。第510話まで含めると、バーボン編の入口としてもかなり重要です。
①少年探偵団へのかわいい依頼から火災へ落ちる温度差が強い
この回は、杉浦開人の依頼という小学生らしい導入から、翌日に木馬荘全焼へ落ちる温度差がかなり強いです。
最初は「怪しい住人を調べてほしい」という少年探偵団らしい相談なのに、一夜明けると開人はやけど、父親は重傷という重い展開になります。かわいい依頼が、取り返しのつかない火災へ変わるのが本当に苦いです。
開人の日記に残った色名が真相へつながるところも切なく、見返すと依頼の時点から胸がざわつきます。
②赤白黄色の色暗号がかわいいのに事件の決め手になる
赤い人・白い人・黄色い人という呼び名が、子どもらしくて可愛いのに、犯人特定の鍵になるのが面白いです。
服の色ではなく、消防車、救急車、建設機械という車の連想だったのが巧いんですよね。かわいい色名が放火犯を示す決定打へ変わる瞬間は、推理としてかなり気持ちいいです。
事件は重いですが、推理の入口が子どもの観察にあるのが少年探偵団回らしいです。開人の日記を知ったうえで見返すと、色暗号の構成がより綺麗に見えます。
③バーボン情報と沖矢昴登場の不穏さが強い
この回の後味を一気に不穏にしているのは、バーボン情報と沖矢昴の初登場。
冒頭でバーボンがシェリーを探っていると分かり、木馬荘では沖矢昴が容疑者の1人として現れます。さらに灰原が組織の気配に怯えるので、ただの放火事件では済まない空気になります。
第510話まで含めると沖矢が工藤邸へ入る流れになるため、事件後の余韻がかなり強烈です。真壁の事件は解決しても、バーボン編の不穏さはここから始まります。
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