バーボン編の後半!「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

バーボン編の後半!705話/706話「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」は何巻?原作の何話まで?簡単なネタバレ|アニメコナン
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2013年8月10日放送の705話/706話「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」

前回のアニメ放送は「漆黒の特急(ミステリートレイン)」でした。

前回までのお話はバーボン編で大事となってくる、ミステリー・トレイン編。

コナン達はここで安室透がバーボンであることに気づきました

バーボンとバレたから、今後は安室透の登場が少なくなるかな…と思いきやまさかの登場をはたします!

バーボン編の後半がスタートです!

今記事では705話/706話「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ705話/706話「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」は何巻?原作で何話?

著:青山剛昌
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アニメ放送されている「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」は原作コナンの話となり、対象の単行本は78巻です!

名探偵コナン78巻「File825:スペシャルコーチ、 File826:消えた密室の鍵、 File827:謎解きの鍵」

名探偵コナン78巻に掲載されている話↓
File1:ミステリートレイン[発車]
File2:ミステリートレイン[隧道]
File3:ミステリートレイン[一等]
File4:ミステリートレイン[交差]
File5:ミステリートレイン[遮断]
File6:ミステリートレイン[排煙]
File7:ミステリートレイン[終点]
File8:スペシャルコーチ
File9:消えた密室の鍵
File10:謎解きの鍵

File11:泡沫

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の簡単なあらすじ

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

ベルツリー急行の埋め合わせで、鈴木財閥の伊豆高原の別荘に招待された、コナン、蘭、小五郎。そこで園子はテニスの特訓をするという。現地に着くと、そこにはテニスのスペシャルコーチとして安室透が待っていた。

驚きを隠せないコナンだが、飛んできたラケットが頭にぶつかり気絶してしまう。ラケットをぶつけたのは、桃園琴音。彼女は、大学のテニスサークルのメンバーで、梅島真知、石栗三朗、高梨昇とともに琴音の別荘でテニス合宿をしていた。琴音の別荘で休憩することになるコナンたち。そこで寝ていたコナンは大きな音で目を覚ますが、そこにはテニスウェア姿の石栗の死体が。そして遺体のそばには花瓶とテニスラケットと落ちていた。

コナンが寝ていた部屋で起こった密室殺人。その事件には冬に起こった事件が関係していた。そして犯人を推理するコナンを見た安室は……。

https://websunday.net/episode/12142/

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の登場人物

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の登場人物

「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・阿笠博士
・灰原哀
・鈴木園子
・工藤有希子
・横溝参悟
・ベルモット
・京極真
・安室透

【関連記事】黒の組織「ベルモット」の漫画&アニメの登場回は何話?蘭や新一とのお話も掲載

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アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」のネタバレ&伏線

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」のネタバレ&伏線

『密室にいるコナン/謎解きするバーボン』では、事件の裏で黒の組織に関わる重要な伏線が描かれています。

安室透が小五郎に弟子入りした本当の理由、事件を通して安室がコナンに強い興味を抱き始めた瞬間、そしてベルモットがバーボンに隠している嘘…。

一見すると日常回に見えながら、後の黒の組織編へと直結する見逃せないネタバレが詰まった回です。

※ここからはガッツリとネタバレを解説していきます

【目次】好きなところから見れます▼

ネタバレ① 安室が小五郎の弟子になった理由が判明!

エピローグでは、バーボン(安室透)がベルモットと通話している場面が描かれます。

ここで分かるのが、安室が毛利小五郎のそばに張り付くため、ベルモットのサポートを受けていたという事実。

安室が狙っていたのは、小五郎本人というより「小五郎が灰原(=シェリー)と関わっている可能性」でした。

つまり、弟子入りは偶然でも憧れでもなく、最初から小五郎に近づくための作戦だったわけです…!

ネタバレ② 安室がコナンに興味を抱く!

今回の事件でコナンは、安室の目があるせいでいつもの“眠りの小五郎”が使えませんでした。

そこでコナンは、推理を全部語るのではなく、さりげないヒントを出して小五郎に真相へ辿り着かせる方向に切り替えることに。

ただし、この動きは当然、安室にも見られています。

さらに厄介なのが、コナンが麻酔銃を撃とうとしていた“あの瞬間”まで、安室が気づいて止めていること。

現時点では「ただの時計」と思われていそうですが、安室ほどの観察眼なら違和感は残ったはず!

こうして安室の中で、小五郎よりもそばにいるコナンに興味を抱き始めます。

コナンに注目するようになったのは、この回からだったのです。

【参考】安室とコナンとの関係についてはこちら↓

ネタバレ③ ベルモットは灰原が生きていることをバーボンに隠してる

ベルモットは、シェリー(灰原)が生きている事実を、バーボンに伝えていません。

バーボンには「シェリーは死んだ」と思い込ませている状態です。

なぜそこまで隠すのか?

考えられるのは、バーボンが“シェリー捜索”を口実に探偵事務所へ深く入り込むのを止めたいからかもしれません。

実際、バーボンが張り付けば張り付くほど、コナンの異常さにも気づきやすくなりますよね…。

ベルモットとしては、命の恩人であるコナンに余計な興味を持たれるのは避けたい…。

だからこそ、あえてシェリーはもういないと嘘をついて、バーボンの行動を縛ろうとしているのではと思います。

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の事件の流れ

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の事件の流れ

コナン達が伊豆高原へ行きテニスをする話。

園子がスペシャルコーチを連れてくるということで、それがなんと…バーボンこと安室透でした。

コナンは組織の人間がいることで、ものすごく焦り、蘭に逃げるように伝えようとするも…隣のコートの人のラケットが頭に当たり気絶することに…。

そこから大学生達の事件に巻き込まれます。

この事件のポイントとしては、バーボンが江戸川コナンに興味を持つというところ。

今までバーボンは毛利小五郎を張っていましたが、その近くにいるコナンに興味を持ち始めました。

麻酔銃を打とうとするところなど、バーボンに目をつけられている部分があるので、ぜひチェックしてみてください!

※ここからは「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の事件の流れを解説していきます。

鈴木財閥の伊豆高原の別荘へ招待される

物語は、コナンたちが鈴木財閥の伊豆高原の別荘へ招待されるところから始まります。別荘、テニス、園子という組み合わせもあって、最初の空気はかなり明るいです。いつもの事件前の日常という感じで、読者側も少し安心して入れる導入になっています。

ただ、この舞台設定は後の事件にも効いてきます。テニスラケットは密室トリックの一部になり、別荘という閉じた空間が容疑者整理にも関わります。楽しいテニス回に見える導入が、後から密室殺人の小道具へ変わるのがコナンらしいです。明るい入り口ほど、事件への落差が強くなります。

安室透がスペシャルコーチとして呼ばれている

園子はテニス特訓のため、安室透をスペシャルコーチとして呼んでいました。これにより、安室が自然な理由でコナンたちの近くに現れます。テニスコーチとしての登場なので、表向きにはとても軽いです。園子らしい行動としても違和感はありません。

でも、前回の流れを知っていると、ここはかなり不穏です。安室はバーボンだと判明した直後の人物です。そんな安室が、まるで何事もなかったようにコナンの近くへ入ってくるのが怖いんですよね。コナンも当然、安室を警戒します。

明るいテニス特訓の空気に、本筋の冷たさが混ざる場面です。

桃園琴音の飛ばしたラケットがコナンに当たる

テニス中、桃園琴音の飛ばしたラケットがコナンに当たり、コナンは意識を失います。ここで、楽しいテニス回の空気が少し崩れます。コナンが事件の中心から一度外されるような形になるのが面白いです。

コナンが気絶することで、彼は桃園琴音の別荘で休むことになります。ここが後の事件につながる配置です。ラケットが当たるアクシデントは偶然のように見えますが、結果的にコナンが事件現場に近い場所へ運ばれる流れを作っています。明るいスポーツの小道具が、事件の入口になるのが巧いです。

コナンは桃園琴音の別荘で休むことになる

意識を失ったコナンは、桃園琴音の別荘で休むことになります。この時点では、コナンを休ませるための自然な流れに見えます。けれど、ここが「密室にいるコナン」というタイトルの不穏さへつながっていきます。

コナンが眠っている間に、別の場所では石栗三朗の行動が進んでいきます。コナンが自由に動けない時間があることで、事件の発生タイミングにも独特の怖さが出ます。いつも事件を追う側のコナンが、今回は目覚めた瞬間に事件の中にいる感じになるのがゾクッとします。

石栗三朗がアイスケーキを食べると言って自室へ戻る

石栗三朗は、アイスケーキを食べると言って自室へ戻ります。この何気ない行動が、後の密室トリックに大きく関わります。アイスケーキそのものも、事件の小道具としてかなり重要です。

初見では、石栗が部屋に戻っただけに見えます。けれど、アイスケーキにはドライアイスが関わり、その冷気が後で事件の違和感として浮かびます。食べ物の描写が、後に遺体移動と密室のロジックへつながるのが気持ちいいです。何気ない一言ほど、見返すと意味が変わります。

蘭が冷やし中華を届けるが返事がない

蘭は石栗の部屋へ冷やし中華を届けますが、石栗から返事はありません。ここで少しずつ不穏さが強まります。中にいるはずなのに反応がない。しかも部屋は後に密室状態として問題になります。

蘭が石栗の部屋の前で感じた冷気も、後の重要な手がかりです。冷気はクーラーによるものなのか、それとも別のものなのか。何気ない違和感として置かれた冷気が、後でドライアイスへつながるのが上手いです。蘭の体感した小さな異変が、トリックを崩すピースになります。

大きな物音でコナンが目覚め、石栗の遺体が発見される

大きな物音でコナンが目を覚まし、石栗三朗の遺体が発見されます。ここで事件が一気に始まります。目覚めたら同じ流れの中に死体があるという展開はかなり怖いです。コナンにとっても、状況把握から始める必要があります。

大きな物音がしたため、その時点で事件が起きたように見えます。けれど、これは後からひっくり返ります。物音が「殺害の瞬間」ではなく、犯人が後から作った音だったと分かる構成がかなり気持ちいいです。この回の密室トリックは、時間の見え方をずらすところが大きいです。

石栗の部屋は施錠され、窓も閉まっている密室状態だった

石栗の部屋は施錠され、窓も閉まっている密室状態でした。ここで、事件は本格的に密室殺人として立ち上がります。どうやって犯人は出入りしたのか。鍵はどこへ消えたのか。

見た目だけでは自殺や事故にも見えそうですが、違和感が残ります。

横溝参悟は事故説を考えますが、コナンは血の乾きなどから、その見方に引っかかります。大きな物音より前に石栗が死んでいた可能性が見えた瞬間、密室の意味が一気に変わります。閉じた部屋の中で何が起きたのか、推理が動き出す場面です。

桃園、梅島、高梨の事情聴取が行われる

桃園琴音、梅島真知、高梨昇の事情聴取が行われ、容疑者たちの過去やアリバイが整理されます。ここで事件は、密室の物理トリックだけでなく、人間関係の方向へ広がります。誰が合鍵を使えたのか、誰に石栗への恨みがあったのかが焦点になります。

この場面で、サークル仲間の瓜生の死が少しずつ重く見えてきます。密室の謎を追っていたはずなのに、過去の仲間の死が絡むことで、事件の後味が一気に苦くなります。桃園たちの感情もただの容疑者整理ではなくなっていきます。

瓜生の死と石栗の悪質な過去が明かされる

サークル仲間・瓜生の死と、石栗三朗の悪質な過去が明かされます。瓜生は冬の合宿で新雪に飛び込み死亡した過去があり、そこに石栗の軽率で悪質な行動が関わっていたと整理されます。ここで桃園の動機につながる背景が見えてきます。

この動機はかなり苦いです。石栗の行動が許せないものだったとしても、桃園が殺人に進んだ事実は消えません。復讐の理由が分かるほど、事件が単なる密室パズルではなく、人の死にさらに死を重ねた話として重くなります。推理の快感と後味の苦さが同時に来ます。

合鍵、花瓶、水、ラケット、冷気の違和感が整理される

消えた合鍵、花瓶の水、ラケット、部屋の冷気といった違和感が整理されていきます。ここが推理としてかなり気持ちいいところです。最初はバラバラだった小道具が、密室トリックのピースとして並び始めます。

合鍵はどこへ消えたのか。花瓶の水はなぜ重要なのか。ラケットのガットの歪みは何を示すのか。冷気はどこから来たのか。

ひとつひとつの違和感が、冷凍スポーツドリンク、ドライアイス、ラケットによる遺体移動へつながっていきます。見返すと、何気ない物の配置が全部効いています。

コナンが小五郎を眠らせようとして安室に見られる

コナンは小五郎を眠らせようとしますが、その動きを安室透に見られます。この場面で事件の空気が本筋側へ切り替わります。密室トリックの真相が見えてきたところで、今度はコナン自身の解決方法が危険にさらされるんですよね。

安室がどこまで気づいたのかは、この時点では断定できません。けれど、コナンが眠りの小五郎を使えなくなったのは確かです。事件解決の段取りそのものが、安室の存在で崩れるのがかなり怖いです。コナンは推理だけでなく、自分の秘密を守る動きも同時に求められます。

コナンが眠りの小五郎を使わず事件を解決へ導く

コナンは眠りの小五郎を使わず、周囲を誘導する形で事件を解決へ導きます。ここがこの回ならではの面白さです。いつもの形ではないからこそ、コナンの慎重さや立ち回りのうまさが見えます。

桃園琴音の密室殺人は、消えた合鍵、冷凍スポーツドリンク、ドライアイス、テニスラケット、時間差で落ちた花瓶によって成立していました。安室の視線を避けながら、事件内のロジックをつなげていくコナンが頼もしいです。ただ、事件が解けても安室の観察は終わりません。

事件後、安室がベルモットとの電話で眠りの小五郎に興味を示す

事件後、安室透はベルモットとの電話で眠りの小五郎への興味を示します。これにより、事件解決の安心感が一気に不穏な余韻へ変わります。桃園琴音は暴かれ、石栗三朗殺害事件は解決したはずなのに、別の危険が始まっている感じがあります。

実際には、安室の関心は小五郎本人だけでなく、その背後にいるコナンへ向き始めていると整理できます。黒の組織が今回の事件を起こしたわけではないのに、最後の電話で本筋の空気へ戻されるのが本当に怖いです。この後味が、706話「謎解きするバーボン」らしい締め方です。

  • コナンたちが鈴木財閥の伊豆高原の別荘へ招待される。
  • 園子がテニス特訓のため、安室透をスペシャルコーチとして呼んでいる。
  • コナンは、バーボンである安室を警戒する。
  • 桃園琴音の飛ばしたラケットがコナンに当たり、コナンが意識を失う。
  • コナンは桃園琴音の別荘で休むことになる。
  • 石栗三朗がアイスケーキを食べると言って自室へ戻る。
  • 蘭が冷やし中華を届けるが、石栗の部屋から返事がない。
  • 大きな物音でコナンが目覚め、石栗の遺体が発見される。
  • 石栗の部屋は施錠され、窓も閉まっている密室状態だった。
  • 横溝参悟が事故説を考えるが、コナンは血の乾きから否定する。
  • 桃園、梅島、高梨の事情聴取が行われる。
  • 瓜生の死と石栗の悪質な過去が明かされる。
  • 消えた合鍵、花瓶、水、ラケット、冷気の違和感が整理される。
  • コナンが小五郎を眠らせようとして安室に見られ、眠りの小五郎を使えなくなる。
  • コナンは眠りの小五郎を使わず、事件を解決へ導く。
  • 事件後、安室がベルモットとの電話で眠りの小五郎に興味を示す。

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の犯人とは?

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の犯人とは?

ここからは、石栗三朗殺害事件の犯人・動機・トリック・決め手・結末を整理します。

犯人は桃園琴音です。被害者は石栗三朗です。

犯人:桃園琴音

犯人は桃園琴音です。

桃園は、石栗三朗の部屋の合鍵を使い、密室状況を作って石栗を殺害しました。石栗の部屋は施錠され、窓も閉まっているため、一見すると犯人が出入りできない密室のように見えます。

被害者は石栗三朗です。桃園、梅島真知、高梨昇はそれぞれ事件に関わる容疑者として整理されますが、石栗を殺害したのは桃園琴音です。この事件では、密室そのものだけでなく、物音がした時点では石栗がすでに死亡していたことが重要です。つまり、見えていた事件発生のタイミングが、最初からズレていました。

動機:瓜生の死をめぐる石栗への復讐

動機の背景には、サークル仲間だった瓜生の死があります。

瓜生は冬の合宿で新雪に飛び込み死亡した過去があり、そこに石栗三朗の軽率で悪質な行動が関わっていたと整理されます。桃園にとって、石栗は仲間の死に関わった許せない人物だったわけです。

引き金になったのは、桃園が瓜生の死と石栗の悪質な行為の関係を知ったこと。

それまで抱えていた違和感や怒りが、はっきりした殺意へ変わったと見えます。ここはかなり苦いです。

決定打は、桃園が石栗への復讐として密室殺人を実行したこと。

石栗の過去に重い問題があったとしても、桃園の殺人は正当化されません。仲間の死が、また別の死を生んでしまう構図が本当に後味として残ります。

トリック:合鍵、花瓶、ドライアイス、ラケットを使った密室偽装

準備:合鍵と小道具をそろえる

桃園はまず、石栗の部屋の合鍵を用意します。その合鍵を冷凍スポーツドリンクに隠し、事件後に消えた鍵のように扱える状態を作りました。さらに、アイスケーキのドライアイス、テニスラケット、花瓶をトリックに利用できる状況も整えています。

この準備の時点で、小道具の数がかなり多いです。合鍵は密室、ドライアイスは冷気と遺体移動、ラケットは遺体の位置、花瓶は時間差の物音につながります。バラバラに見えるものが、全部ひとつの密室偽装へ向かっているのが巧いです。

実行:殺害後に遺体を移動させ、物音を後から作る

桃園は石栗を殺害した後、ドライアイスとテニスラケットを利用して遺体をドア付近へ移動させました。遺体の下にあったラケットや、ラケットのガットの歪みがこの動きを示します。石栗がその場で倒れたように見えても、実際には遺体の位置が動かされていたわけです。

さらに桃園は、花瓶を時間差で落ちるように仕掛け、大きな物音を後から発生させました。この物音によって、石栗がその時点で死んだように見せかけたのがトリックの核です。実際には、石栗は物音より前にすでに死亡していました。

発覚回避:合鍵を隠し、冷気と物音で見方をずらす

桃園は、合鍵を冷凍スポーツドリンクに隠すことで、鍵が消えたように見せました。部屋が施錠され、窓も閉まっていれば、外から入れない密室に見えます。合鍵の行方を隠すことが、密室成立の大きなポイントでした。

また、ドライアイスの冷気を利用し、部屋の状況にも違和感を作ります。クーラーが止まっていたのに冷気があること、蘭が部屋の前で冷気を感じていたことが、後にトリックを崩す材料になります。桃園は冷気と時間差の物音で、死亡時刻と密室の見え方をずらそうとしていました。

綻び:乾いた血痕、冷気、花瓶、水、ラケットが真相を示す

トリックの綻びは、石栗の血がすでに乾いていたことから見え始めます。大きな物音の時点で殺されたなら、血の状態に違和感が出ます。つまり、石栗は物音より前に死んでいた可能性が高くなります。

さらに、ドア下から漏れた冷気、花瓶の中の水、遺体の下のラケット、ガットの歪み、消えた合鍵の行方がつながります。冷凍スポーツドリンクに隠された合鍵、アイスケーキのドライアイス、ラケットによる遺体移動が一本線で見えてくるのがかなり気持ちいいです。小道具の回収が綺麗な密室トリックです。

決め手:消えた合鍵と冷気、ラケットの歪みが密室を崩す

消えた合鍵は、密室を崩す大きな決め手です。合鍵が冷凍スポーツドリンクに隠されていたことで、桃園が施錠後に鍵を消したように見せた流れが見えてきます。鍵がない密室ではなく、鍵の隠し場所を利用した密室だったわけです。

ドア下から漏れた冷気と、蘭が部屋の前で感じた冷気は、ドライアイスの存在へつながります。クーラーが止まっていたのに冷気があったことも不自然です。冷気の違和感が、アイスケーキのドライアイスと遺体移動のトリックへつながります。

花瓶の中の水は、時間差で花瓶を落とす仕掛けを考える手がかりになります。乾いた血痕は、物音の時点で石栗が死んだという見方を崩します。遺体の下にあったラケットとガットの歪みは、遺体移動にラケットが使われたことを示します。それぞれの証拠が別の矛盾を崩し、桃園琴音の密室殺人へ収束するのがかなり爽快です。

結末:桃園の犯行が暴かれ、安室の関心が残る

結末では、桃園琴音による石栗三朗の密室殺人が暴かれます。石栗は事故ではなく、桃園によって殺害されていました。動機は、瓜生の死をめぐる石栗への復讐です。

コナンは安室透を警戒しながら、眠りの小五郎を使わずに事件を解決へ導きます。ここがこの回の大きな特徴です。犯人を暴く推理だけでなく、安室の視線をどうかわすかも同時に走っていました。

事件後、安室はベルモットとの電話で眠りの小五郎へ興味を示します。実際には、その関心は小五郎の背後にいるコナンへ向き始めていると整理できます。桃園の事件は解決しても、コナンの秘密に安室が近づく不穏さが残る締め方でした。

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の名言

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の名言

ベルモット「ところでいつまであの探偵とつるむ気なの?」

ベルモットはコナンのことがバレるのが嫌なため、バーボンにいつまでコナン達の近くにいるのか?と言った一言。

安室透「いや、俄然、興味が湧いてきましたよ…眠りの小五郎という探偵にね…」

バーボンの標的が小五郎からコナンに変わった名言。今後の話ではコナンが安室に目を付けられるようになる。

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アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」のhuluやアマプラはある?

アニメ「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ705話〜706話「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」の感想&まとめ

テニス特訓の明るさから密室殺人へ落ち、最後は安室の視線で空気が冷える回です。事件も本筋も見返しポイントが多いです。

①テニス特訓から密室殺人へ落ちる温度差が強い

鈴木財閥の伊豆高原の別荘でテニス特訓、しかも園子が安室をスペシャルコーチとして呼んでいる導入はかなり明るいです。

だからこそ、コナンがラケットで気絶し、目覚めたあとに石栗三朗の遺体が見つかる落差が強烈なんですよね。楽しいテニス回に見えて、密室殺人へ一気に落ちる温度差が怖いです。しかも安室が近くにいるため、ただの別荘事件では済まない緊張感があります。

日常、事件、本筋の不穏さが順番に重なっていく構成でした。

②密室トリックの小道具が一本線でつながる

この事件は、合鍵、冷凍スポーツドリンク、ドライアイス、花瓶、ラケットが一本線でつながるのが気持ちいいです。大きな物音で事件が起きたように見えるのに、実は石栗はその前に死んでいる。このひっくり返しがかなり効いています。冷気や血の乾き、ラケットのガットの歪みも、見返すと全部意味が変わります。

推理としては爽快ですが、動機には瓜生の死と石栗の悪質さが絡むため、後味はかなり苦いです。小道具の伏線回収が綺麗な回でした。

③安室がコナンに近づく不穏さが刺さる

事件後に一番残るのは、安室透がコナンの近くにいる怖さです。バーボンだと判明した直後なのに、普通にテニスコーチとして現れ、さらにコナンの不自然な動きまで見ています。コナンが眠りの小五郎を使えなくなるだけで、空気がかなり変わるんですよね。事件は解決しても、安室が眠りの小五郎へ興味を持ち、背後のコナンへ関心を向け始める余韻が怖いです。

密室殺人の解決より、最後の安室の視線の方がゾクッと残る回でした。

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