2023年7月15日放送の「眠れる街に消えた犯人」。
1つ前のお話は1089話「天才レストラン」でした。浦沢脚本でミステリアスな世界ですね…。
今回は普通のお話となりそうです。
今記事では1090話「眠れる街に消えた犯人」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1090話「眠れる街に消えた犯人」は何巻?原作で何話?

今回のお話は前回と同様にアニメオリジナルストーリーですね。4週連続するとアニオリです。
今回は普通のお話となります。
アニメ「眠れる街に消えた犯人」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
依頼が終わり人気のない路上を歩いていたコナン、蘭、小五郎は、警笛の音と叫び声を耳にする。そこで発見したのは、腹をナイフで刺された警備員・根津吾郎だった。
根津は大通りを指さしながら「白い服」と言い残し絶命してしまう。さらに根津が落ちてきたと思われる階段上には泣き叫ぶ結城景子と、彼女の夫でIT企業社長・結城秀人の遺体があった。
犯人を追うため大通りに向かったコナンが発見しのは「黒い服」の青年で……。
アニメ1090話「眠れる街に消えた犯人」はhuluやアマプラはある?
2023年7月現在アニメ「眠れる街に消えた犯人」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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1090話「眠れる街に消えた犯人」のネタバレ&事件の流れ

犯人の存在感が濃いはずの事件なのに、現場に残るのは「服の色」だけ。だからこそ、足元の違和感や傷の不自然さが、じわじわ真実を引きずり出していく回です。
夜のビルで聞こえた悲鳴
コナンたちは繁華街のビル周辺にいて、建物内から上がる悲鳴に気づきます。夜のビルは人の気配が薄く、足音や扉の開閉音がやけに響く空間です。
こういう舞台設定だけで、コナンの「嫌な事件の始まり方だ…」という空気が伝わってきます。
第一の事件:血まみれの警備員と「白い服」
駆けつけた先で倒れていたのは、警備員の根津吾郎。体は血だらけで、助けを呼べる状態ではありません。
根津は大通りの方向を指さし、かすれた声で「白い服」と言い残して息絶えます。 この一言が強烈で、視聴者の頭の中にも「白い服の誰か」が立ち上がってしまうのが怖いところです。しかも指さしつき。信じたくなります。
第二の事件:IT企業社長・結城秀人の遺体発見
ビル内を調べると、今度は上階にあるIT企業のオフィスで社長・結城秀人が死亡しているのが見つかります。
ひとつのビルで、短時間に二人が命を落としている。 「白い服」がビルから逃げたのか、それともまだどこかに潜んでいるのか。閉鎖的な建物なのに、犯人像だけが手応えなく消えていきます。
黒い服の青年、一ノ瀬薫への疑いと“足元”の違和感
現場には一ノ瀬薫という青年も居合わせており、彼はこのビル内の会社に勤める社員で、社長が帰らないことを心配して探しに来たと話します。ところが、根津の言葉は「白い服」。一ノ瀬は「黒い服」。 色が食い違うだけで、疑いは簡単に人へ刺さります。蘭が目にした人物像も絡んで、捜査線は揺れます。
ただ、この回の真骨頂は“目線”ではなく“足元”です。
廊下や階段に残る足跡、現場の移動経路、そして根津の負傷の仕方。ひとつひとつは小さな違和感なのに、積み上がると「白い服が逃げた」だけでは説明がつかなくなっていきます。
犯人は「襲われた側」を演じていた
コナンが行き着くのは、「根津は被害者ではなく、被害者を演じていた」という結論です。
“逃げた犯人”が消えたのではなく、最初から外部の犯人など存在しない。
根津は社長殺害後、自分に傷をつけ、足跡まで作り替え、ダイイングメッセージで「白い服」という架空の犯人像を立てた――ここまでやって初めて、タイトルの意味が腑に落ちます。
解決:消えた犯人の正体と、眠れなくなった真実
真相は、根津吾郎が結城秀人を殺害し、偽装の過程で階段から転落して死亡したというもの。
犯人は“いなくなった”のではなく、“自分で消えてしまった”。 そして事件の根には、過去の冤罪と虚偽供述という、簡単には割り切れない痛みが残ります。繁華街のビルは夜が明ければまた人で溢れるのに、この夜だけは誰も救われない静けさがありました。
事件の流れ(タイムライン)
- 社長・結城秀人がビル内で襲われる
- 秀人が抵抗し、根津にスタンガンの火傷を負わせる
- 根津が秀人を殺害
- 根津が足跡偽装と自作自演の負傷で“白い服の犯人”を作る
- 根津が階段で転落し致命傷、発見時に「白い服」と言い残して死亡
- 捜査で足跡と負傷の矛盾が崩れ、根津の犯行が確定
1090話「眠れる街に消えた犯人」の犯人&トリック
この事件は「犯人当て」だけなら意外と早いのに、どこから崩しても“痕跡が別方向を向く”のが厄介です。白い服、黒い服、足跡、傷、そして過去の事件。全部が別々の顔をしているのに、一本の線でつながった瞬間に一気に怖くなります。
犯人:根津吾郎(ビルの警備員)
※根津は犯行後、偽装の過程で転落し死亡します。
動機:過去の虚偽供述が露見する恐怖
根津の動機は、結城秀人の“証言撤回(真実を話す決意)”でした。
4年前、会社の横領事件で疑いをかけられた女性社員が追い詰められ、命を落としています。そのとき根津は、借金など弱みを抱えた立場もあり、秀人側に都合のいい証言(虚偽供述)に加担してしまう。 ところが秀人が「このままではいけない」と供述を翻そうとした瞬間、根津にとっては人生の土台が崩れる合図になります。
背景:過去の事件で虚偽供述に加担してしまった
引き金:社長・結城秀人が“真実を話す”方向に動く
決定打:露見すれば自分の罪も責任も一気に現実化する恐怖
保身の動機は卑怯に見える反面、「一度嘘に乗った人間が、嘘を守るためにさらに踏み越える」怖さが生々しいです。
トリック:準備→実行→偽装→発覚回避→綻び
1)準備:足跡を変えられる“靴底”を用意
根津は警備員としてビル内を自由に動け、夜間の人の出入りも把握できます。さらにこの事件では、足跡のパターンを変えるための細工(靴底の付け替え)がポイントになります。ここが成立する時点で、内部者である根津が圧倒的に有利です。
2)実行:結城秀人を刺殺
根津は社長室(オフィス)で結城秀人を襲い、刺殺します。ところが秀人は抵抗し、スタンガンで根津の腰付近に火傷を負わせます。
この“予定外の反撃”が、後の偽装をいびつにします。
3)偽装:火傷を「刺し傷」で上書きし、自分を被害者にする
根津は火傷の痕を隠すため、その周辺を刺して「刺し傷」に見せかけます。さらに自分の体の正面にも複数の傷を作り、第三者に襲われた被害者を演じます。
ここが本当に悪質で、視聴者の同情を“設計”してくるタイプの偽装です。
4)偽装:足跡を“別人”に見せて、犯人をビルの外へ逃がす
根津は足跡を操作し、あたかも別の人物が現場から去ったように見せます。さらにダイイングメッセージで「白い服」と言い残し、捜査の矢印を強制的に外へ向けます。
この時点で犯人像は、実体のない“白い服の逃走者”として完成してしまいます。
5)綻び:足跡の不自然な変化と、負傷の矛盾
ただ、足跡は正直です。途中でパターンが変わる不自然さは、同一人物が靴底を変えた可能性を示します。
加えて、火傷を隠すための腰の傷など、負傷の組み合わせが“襲われた被害者”として不自然になり、偽装が崩れていきます。
決め手:足跡の変化+火傷隠しの不自然な傷
この事件の決め手は、派手な名推理というより「矛盾が逃げ道を塞ぐ」タイプです。
- 足跡のパターンが途中で変化している(靴底の付け替えを示す)
- スタンガンによる火傷を隠すための腰の傷が不自然(自作自演を示す)
この二つが揃った瞬間、「白い服の犯人」は成立しなくなります。
結末:犯人は“消えた”のではなく、転落で死亡していた
根津吾郎は偽装を完成させた直後、階段で転落して死亡します。
逮捕や自白で終わらないぶん、真相が分かっても後味が冷たい。タイトルの「消えた」は、逃げおおせた爽快感ではなく、“真実と一緒に人間が落ちていった”という重さとして残ります。
アニメ1090話「眠れる街に消えた犯人」のまとめ/感想

夜の人気のない街で二つの刺殺事件。『白い服』の言葉が疑いを散らし、姿の見えない犯人Xに振り回されます。被害者に見えた根津の正体と、蘭の寄り添いが苦くも温かい余韻でした。
導入から不穏さ全開、眠れる街の空気
依頼帰りのコナン、蘭、小五郎が迷い猫を追って人気のない路上へ…という導入から、警笛と「人殺し!」の叫びで空気が一変します。
階段下で腹を刺された警備員・根津吾郎、上には結城秀人の遺体と泣き崩れる結城景子。さらに根津が大通りを指して「白い服」と言い残すのが、救いのない夜のサインみたいでゾクッとしました。
目暮警部に高木・佐藤まで駆け付け、現場が一気に“事件モード”へ。蘭が救急車を呼び、小五郎が冷静に状況整理を始める流れも頼もしく、静かな街に響くヒールの足音が最後まで不気味でした。『眠れる街』なのに、灯りだけが妙に冷たく見えるのが印象的です。
「白い服」と足跡が生む“消えた犯人”の謎
今回の気持ちよさは、根津の「白い服」という言葉と大通りへ伸びる足跡で視線を誘導しつつ、少しずつ“見えない犯人X”の不自然さを積み上げていく構成です。
足跡はあるのに姿がいないのが、まさにタイトル通りで気味悪さがたまりません。
白い服の景子、黒い服で現れた秘書・一ノ瀬薫、リバーシブルや靴の違いで疑いが揺れるのも面白いです。さらに秀人の抵抗で残ったスタンガンの痕が決め手になり、足跡偽装や自傷までしていた根津が真犯人だと分かった瞬間、ミスリードが全部ひっくり返って震えました。追いかける最中に階段で転倒し、そのまま命を落とす皮肉まで含めて後味が苦いです。
救われない結末、それでも残る蘭の優しさ
事件の背景にあったのが、4年前の会社の不正と白井幸の死だと思うと、ただの“消えた犯人”では済まない重さがあります。
結城秀人はようやく真実を語ろうとした矢先に命を奪われ、景子は夫婦の溝や罪の影を抱えたまま、一晩で全部失うのが切ないです。
犯人の根津も転落で死亡し、誰も救われない結末が刺さりました。それでも蘭が景子の肩にそっと寄り添い、あの人なりの守り方だったのかも、と気持ちをほどく場面が温かいです。嘘を守るために嘘を重ねた末路が二つの死になる怖さと、コナンの沈んだ表情が長く残りました。夜の静けさに反して、後味はずっとざらつきます。重い回です。
次回の1091話についてはこちら↓
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