メアリーの秘密判明回!?「骨董盆は隠せない」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

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2021年9月11日/9月18日に放送されるアニメ「骨董盆は隠せない 前編・中編・後編」」

1つ前の原作回は1011話/1012話「山菜狩りとクローバー」した。若狭留美の怪しさMAXの回でした。

今回のお話は沖矢昴と世良真純が共演し、最後にはメアリーについてとある情報がわかる回となります…!

今回は2021年9月11日・9月18日放送のアニメ名探偵コナン1018話・1019話・1020話骨董盆は隠せない 前編・中編・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。

※ネタバレ有り

この記事の目次

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骨董盆は隠せない」の対象マンガ

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今回の「骨董盆は隠せない」は原作の漫画となります!単行本は97巻、98巻の内容です。

前回の原作は「山菜狩り」シリーズで、RUM候補の若狭留美と羽田浩司の関係が少しわかったりと、ちょっと大事な回でした。

今回は世良真純や沖矢昴が共演したり、過去の赤井秀一のお話もあるので期待大のお話です。

名探偵コナン97巻「File1035:堆黒盆File1036:アダルトな子

名探偵コナン98巻「File1037:時の流れを・・・File1038:隠すより現る

アニメ「骨董盆は隠せない」のあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

阿笠邸に呼び出されたコナンは、博士が年代物の小皿で大儲けしようと企んでいることを知る。一方、灰原は阿笠邸の前で張っている世良の存在が不安らしい。

世良は蘭と園子から「大人びた子ども」ということで灰原の名前が出たことで様子を伺っていたのだ。そこに現れた沖矢も含め、全員で小皿を鑑定してくれる人物のもとへ行くことになるが……。

古美術鑑定家の西津法玄が槍で刺殺された。

現場には、椎黒盆と呼ばれる漆芸品の鑑定を依頼しにやってきた、証券会社社長・遠島基行、元不動産会社社長・蝶野欽治、美術館館長・坂巻鈴江の三人がいた。

阿笠博士は、西津がまだ息のあった時の様子を思い出し……。一方、世良は沖矢のある様子が気になっていた。

アニメ「骨董盆は隠せない」のネタバレ&伏線

TVアニメ1018話〜1020話「骨董盆は隠せない」は、古美術鑑定家・西津法玄の殺害事件を軸にしながら、赤井家、メアリー、世良真純、沖矢昴、APTX4869方面の情報がかなり濃く動く3話構成。

事件そのものは遠島基行による西津法玄殺害として解決しますが、シリーズ全体で見ると、世良が灰原へ迫る薬の線と、赤井家の過去が大きく残ります。

世良真純が灰原哀に「同じ薬」を迫る

「骨董盆は隠せない」でまず不穏なのは、世良真純が灰原哀へかなり近い距離で踏み込んでくること。

阿笠邸で灰原と二人きりになろうとし、西津法玄の家でも薬について迫る流れが入ります。

ここで世良の関心が、コナンだけでなく灰原にも向いていることがはっきり強まります。

沖矢昴が灰原を守るように世良の追及を遮る

この回の沖矢昴は、かなり静かに灰原を守る位置にいます。

世良が灰原と二人になろうとする場面や、灰原へ薬の話を迫る流れで、沖矢はやわらかく割って入ります。

穏やかな態度なのに、裏では世良を灰原から遠ざけたい意図が見えるのがゾクッとしますね。

灰原を守るように動き、世良の追及をかわしているところを見ると、かなり計算して立ち回っているように感じます。

優しさと警戒が同居している沖矢の距離感が、この回ではかなり刺さります。

さらに面白いのは、沖矢自身も世良から疑われる側にいること。

沖矢昴=赤井秀一への疑念が強まる中で、沖矢は灰原を守りつつ、世良にも踏み込ませすぎない。

灰原、世良、沖矢が同じ空間にいるだけで、赤井家と薬の秘密が交差する緊張感が生まれています。

17年前の飛行機内で赤井家の過去が描かれる

「骨董盆は隠せない」は、古美術鑑定事件の合間に、17年前の赤井家の回想が入るのも大きいです。

沖矢の回想として、赤井秀一、羽田秀吉、メアリーが英国から日本へ向かう飛行機内にいたことが描かれます。

この回想によって、赤井家の過去が羽田浩司事件や赤井務武の動きへつながっていきます。

赤井家は、赤井秀一だけでなく、羽田秀吉、メアリー、赤井務武を含めて大きな謎を抱えています。

その一部がこの回でつながることで、世良の行動やメアリーの目的も見え方が変わります。

古美術事件の静かな推理の裏で、赤井家の歴史が動いているのがかなり胸にきます。

赤井務武が羽田浩司事件と組織に関わっていたことが語られる

赤井家の過去でさらに重要なのが、赤井務武の存在。

この回では、赤井務武が羽田浩司事件を調べていたこと、その過程で組織の存在に触れていたことが語られます。

務武がただの過去の人物ではなく、羽田浩司事件と組織の核心へ近づいていた人物として見えてくるのが大きいです。

赤井務武の調査はこの回で完結しません。

むしろ、赤井家がなぜ本筋に深く絡むのかを考える材料が増える形です。

メアリーの行動、赤井秀一の現在、羽田浩司事件の意味まで、あとから見返すほど重くなります。

一見すると事件の脇に置かれた回想なのに、シリーズ全体ではかなり重要なピースです。

コナンが「領域外の妹」からメアリーのMI6接続を推理する

事件後、コナンが「領域外の妹」という言葉からメアリーについて考える流れも重要。

ここでコナンは、メアリーがMI6に関わる人物ではないかという推理へ進みます。

「領域外の妹」という言葉は、かなり意味深。

ただの呼び名ではなく、メアリーの正体や所属、世良の行動理由へつながるヒントとして機能します。

この言葉からMI6へつながる発想が出てくることで、コナン側も世良・メアリーの核心へ近づいていきます。

言葉遊びのように見えて、本筋にかなり近いヒントになっているのが面白いです。

事件後の一場面で、赤井家・MI6・APTX4869の線が一気に濃くなるのがゾクッとしますね。

世良が沖矢昴=赤井秀一への疑念を深める

ラスト側で強く残るのが、世良真純が沖矢昴=赤井秀一への疑念をさらに深める流れ。

きっかけになるのは、「50-50」という言い回し。

メアリーからその言葉が赤井務武由来で、赤井秀一も使っていたと聞いた世良は、沖矢の言葉遣いを思い出します。

派手な正体バレではなく、言葉の癖から兄へ近づいていくのがかなり巧いです。

世良はこの回で沖矢の正体を完全に確認するわけではありません。

けれど、疑いはかなり濃くなります。

沖矢の落ち着いた態度、灰原を守るような動き、そして赤井家に通じる言い回し。こうした細部が重なり、世良の中で一本線になりかけている感じがします。

沖矢が隠しているものへ、世良がじわじわ近づいていく緊張感がたまりません。

アニメ「骨董盆は隠せない」のあらすじ&事件の流れ

「骨董盆は隠せない」は、阿笠博士が伯父・阿笠栗介の小皿を鑑定しようとするところから始まります。

阿笠家の小さな古美術エピソードが、西津法玄殺害事件と赤井家・メアリーの本筋へつながる、かなり密度の高い3話構成。

事件内では、堆黒盆の血痕、鶴のくちばしの向き、阿笠の記憶、小皿の修復痕が一本線でつながります。

同時に、世良の灰原追及や沖矢への疑念も進むため、単なる骨董品ミステリーでは終わりません。

阿笠博士が伯父の小皿を鑑定しようとする

物語の入口は、阿笠博士が伯父・阿笠栗介の別荘から持ち帰った小皿を鑑定してもらおうとするところ。

最初は、阿笠家のちょっとした思い出と古美術の話に見えます。

でも、この小皿が後で事件の推理にもつながるため、ただの導入ではありません。

小皿には、割れ跡と修復の痕跡があります。阿笠栗介が割ってしまった小皿を修復し、隠そうとしたものだったと後で分かります。ここが「隠すより現る」という流れにもつながっていて、地味だけどかなり効いているんですよね。

阿笠の小皿が、堆黒盆の血痕と向きを考える発想へつながるのが上手いです。

世良真純が阿笠邸で灰原へ近づく

阿笠邸では、世良真純が灰原哀に近づこうとします。世良はただ遊びに来たわけではなく、灰原から何かを聞き出したい空気があります。

阿笠邸の日常が、薬の秘密をめぐる危険な駆け引きの場へ変わるのが怖いです。

灰原は当然警戒します。

世良の関心は、コナンの正体やメアリーの幼児化、APTX4869へつながるものに見えるため、灰原にとってはかなり危険な距離です。

和やかな部屋の中に、本筋の緊張がじわっと混ざる感じがたまりません。

沖矢昴が阿笠邸へ来て、世良も入ってくる

そこへ沖矢昴が差し入れに来ます。その流れで世良も阿笠邸へ入り、灰原、世良、沖矢が同じ空間にそろいます。

この3人が同じ部屋にいるだけで、赤井家と薬の秘密が交差するような緊張感があります。

沖矢は落ち着いて見えますが、世良の動きにはかなり注意しているように見えます。

世良はチャンスを狙い、灰原は不安を抱える。この距離感が本当にヒリヒリします。

古美術事件が始まる前から、すでに別の本筋が動いているのがこの回の濃さです。

世良が灰原と二人になろうとする

世良は灰原と二人で話そうとしますが、沖矢やコナンたちの動きで完全には踏み込めません。

ここで、世良の狙いがコナンだけでなく灰原にも向いていると分かります。

「同じ薬」へ近づきたい世良と、それを避けたい灰原の空気がかなり不穏です。

この場面は事件内の殺害トリックとは関係ありません。けれど、APTX4869やメアリーの問題を考えるとかなり重いです。世良が灰原へどこまで迫るのか、沖矢がどこまで守るのか。会話の裏にある警戒心を見返したくなる場面です。

西津法玄の家へ向かう

コナン、阿笠、灰原、世良、沖矢は、古美術鑑定家・西津法玄の家へ向かいます。阿笠の小皿を鑑定してもらうはずの訪問ですが、ここから本格的な事件現場へ入っていきます。

阿笠邸の駆け引きから、古美術鑑定士の家の殺人事件へ舞台が移る切り替えがかなり大きいです。

西津法玄の家には堆黒盆の鑑定も絡んでおり、遠島基行、蝶野欽治、坂巻鈴江といった依頼人たちの存在が後で重要になります。

小皿と堆黒盆がどうつながるのか、この時点ではまだ見えません。

静かな骨董品の世界に、血なまぐさい事件の気配が混ざり始めます。

西津法玄が槍で殴られ、虫の息で見つかる

西津法玄は、槍で殴られ、虫の息の状態で見つかります。

鑑定のための訪問だったはずが、現場発見へ一気に変わります。

古美術の静かな空気が、突然、命に関わる事件へ落ちる温度差が強いです。

ここで引っかかるのは、なぜ西津はまだ生きていたのか、犯人はどこへ行ったのかという点。

実際には、阿笠たちが来たため、遠島は部屋の中に身を隠していました。

犯人がまだ近くにいる可能性があるため、この場面はかなり緊張感があります。

阿笠が本物の堆黒盆の裏の血痕を見る

阿笠は本物の堆黒盆を裏返し、血のついた指の跡を見ます。ここで、血痕と堆黒盆が事件解決の大きな手がかりとして置かれます。

阿笠の何気ない行動が、後で本物の盆と犯人を見抜く決め手になるのが気持ちいいです。

この時点では、どの盆が本物なのか、血痕にどんな意味があるのかはまだ整理できません。

けれど、阿笠は盆を裏返した時の向きまで見ています。鶴のくちばしの向きが後で効いてくるため、見返すとかなり重要な場面です。

小さな記憶が、古美術事件のロジックを支えるのが巧いです。

阿笠が部屋を離れた後、犯人が戻って西津を刺殺する

阿笠が警察や救急へ連絡しようと部屋を離れた後、隠れていた犯人が戻り、西津法玄を背中から刺殺します。

ここで、西津が助かるかもしれない状況から、完全な殺人事件へ変わります。

救えるかもしれなかった空気から、取り返しのつかない死へ落ちるのがかなり苦いです。

遠島は、阿笠が本物の堆黒盆の裏についた血痕を見たことを隠そうとします。そのため、他の盆にも同じような血痕を付け、3枚のどれが本物か分からない状態を作ります。

殺害後の焦りが、血痕偽装というミスリードに変わっていくのが怖いです。

遠島、蝶野、坂巻が堆黒盆の鑑定依頼人として現れる

遠島基行、蝶野欽治、坂巻鈴江は、それぞれ堆黒盆の鑑定依頼人として関わります。

3人の堆黒盆がそろうことで、誰の盆が本物なのかという謎が事件の中心へ出てきます。

殺害犯探しと本物の盆探しが同時に進む構成が、この回の面白いところです。

それぞれに事情があり、遠島には娘の治療費という切迫した背景があります。ここで遠島の事情が見えてくるほど、事件の後味は重くなります。ただ、それでも殺人は正当化できません。

古美術の価値と人間の焦りがぶつかる感じが、かなり苦いです。

3枚の堆黒盆すべてに同じ血の跡があると分かる

捜査が進むと、3枚の堆黒盆すべてに同じような血の跡が付いていると分かります。決め手に見えた血痕が、逆に本物を分からなくするミスリードへ変わります。

血痕があるから本物だと思わせず、全部に付けることで混乱させるのがいやらしいです。

ここで重要になるのが、阿笠の記憶と鶴のくちばしの向きです。

ただ血痕の有無を見るのではなく、盆を横にひっくり返した時にどちらを向いていたかまで見る必要があります。

血の跡と絵柄の向きが一本線でつながる推理が静かに気持ちいいです。

世良が灰原へ「同じ薬」について迫る

事件現場でも、世良真純は灰原哀へ「同じ薬」について迫ります。古美術事件の推理が進む中で、APTX4869やメアリーの幼児化へつながる話が差し込まれます。

堆黒盆の事件中なのに、灰原の正体へ迫る危険が同時に走っているのが怖いです。

灰原はかなり危険な立場にいます。世良に薬の情報を引き出されれば、メアリー側の目的にも近づきます。

沖矢やコナンがその場にいることで、ただの会話ではなく、互いの秘密を守る攻防に見えるんですよね。

事件の推理よりも、会話の間合いにゾクッとする場面です。

17年前の飛行機内で赤井家の過去が描かれる

沖矢の回想では、17年前に赤井秀一、羽田秀吉、メアリーが英国から日本へ向かっていたことが描かれます。

ここで、赤井家の過去が古美術事件の外側で大きく動きます。

事件の舞台は西津法玄の家なのに、回想で一気に赤井家の縦軸へ広がるのが印象的です。

さらに、赤井務武が羽田浩司事件を調べ、その過程で組織の存在に触れていたことも語られます。これは遠島の犯行とは別の大きな情報です。

単発の堆黒盆事件の中に、羽田浩司事件と赤井家の根が差し込まれているのがかなり濃いです。

阿笠の小皿から血痕と向きの発想へつながる

阿笠博士が鑑定依頼した小皿は、伯父・阿笠栗介が割ってしまったものを修復し、隠そうとした品でした。

この修復痕が、堆黒盆の血痕と向きの発想へつながっていきます。

阿笠家の小さな思い出が、殺人事件のロジックを動かすのが構成として綺麗です。

小皿の割れ跡を見て、ただ「壊れている」で終わらないのがコナンらしいです。隠したものほど表に出る、向きや痕跡で本来の状態が見える。そうした発想が、3枚の堆黒盆の本物特定にもつながります。

事件の始まりに置かれた小皿が、最後の推理に戻ってくるのが気持ちいいです。

遠島基行の犯行と本物の堆黒盆が明らかになる

推理の結果、犯人は遠島基行だと判明します。遠島は最初に西津法玄を槍で殴り、阿笠が部屋を離れた後に戻って西津を刺殺しました。

血痕を3枚すべてに付けた偽装は、本物の堆黒盆を隠すためのものだったと分かります。

本物の堆黒盆の持ち主は蝶野欽治だと分かります。

さらに、遠島が持ち込んだ盆と坂巻鈴江が持ち込んだ盆も完全な無価値品ではなく、名工の若い頃の習作として価値があると整理されます。

遠島が殺人に走らなければ別の道があったかもしれないと思うと、かなり後味が苦いです。

コナンがメアリーと「領域外の妹」について考える

事件後、コナンはメアリーと「領域外の妹」について考えます。

そこから、メアリーがMI6に関わる人物ではないかという推理へ進みます。

古美術事件の解決後に、赤井家・MI6・薬の本筋へ空気が変わるのがかなり強いです。

ここでは、メアリーの立場の全容が完全に明かされるわけではありません。けれど、コナンがメアリーへ一段近づいたのは確かです。世良の行動や薬への関心も、この推理とつながって見えてきます。

事件が終わった後に、むしろ本筋の余韻が濃くなるのがこの回の特徴です。

世良が「50-50」から沖矢への疑念を深める

世良はメアリーから、「50-50」という言い回しが赤井務武由来で、赤井秀一も使っていたと聞きます。

そして、その言い回しから沖矢昴=赤井秀一への疑念を深めます。

一つの言葉の癖が、世良を兄の正体へ近づけるのがかなり巧いです。この回で世良が沖矢の正体を完全に確認するわけではありません。

それでも、疑いは明らかに強まります。沖矢は灰原を守り、世良は沖矢を疑う。

この関係がぐっと濃くなります。

堆黒盆事件は解決しても、赤井家の再接続はまだ途中のまま残るのがゾクッとします。

  • 阿笠博士が、伯父・阿笠栗介の別荘から持ち帰った小皿を鑑定しようとする。
  • 阿笠邸で世良真純が灰原哀へ接近し、薬の秘密へ踏み込もうとする。
  • 沖矢昴が阿笠邸へ来て、世良の動きを遮るように立ち回る。
  • コナン、阿笠、灰原、世良、沖矢が古美術鑑定家・西津法玄の家へ向かう。
  • 西津法玄が槍で殴られ、虫の息で見つかる。
  • 阿笠博士が本物の堆黒盆を裏返し、血のついた指の跡を見る。
  • 阿笠が部屋を離れた後、隠れていた犯人が戻り、西津法玄を刺殺する。
  • 遠島基行、蝶野欽治、坂巻鈴江が、堆黒盆の鑑定依頼人として関わる。
  • 3枚の堆黒盆すべてに同じような血痕が付いていると分かる。
  • 世良が灰原へ「同じ薬」について迫る。
  • 17年前の飛行機内で、赤井秀一、羽田秀吉、メアリーの過去が描かれる。
  • 赤井務武が羽田浩司事件を調べ、組織の存在に触れていたことが語られる。
  • 阿笠の小皿の修復痕が、血痕と向きの推理へつながる。
  • 犯人は遠島基行で、本物の堆黒盆の持ち主は蝶野欽治だと分かる。
  • 遠島の盆と坂巻の盆も、名工の若い頃の習作として価値があると整理される。
  • 阿笠の小皿は、阿笠栗介が割って修復し、隠そうとした品だったと分かる。
  • 事件後、コナンは「領域外の妹」からメアリーのMI6接続を考える。
  • 世良は「50-50」という言い回しから、沖矢昴=赤井秀一への疑念を深める。

アニメ「骨董盆は隠せない」の犯人&トリック

犯人は遠島基行です。被害者は西津法玄。

遠島基行は、西津法玄を最初に槍で殴り、その後、阿笠博士が部屋を離れた隙に戻って背中から刺殺しました。

この事件のポイントは、3枚の堆黒盆すべてに同じ血痕を付け、本物の盆を分からなくした偽装です。血痕だけでなく、鶴のくちばしの向き、阿笠の記憶、小皿の修復痕が決め手になります。

犯人:遠島基行

犯人は遠島基行です。遠島は堆黒盆の鑑定依頼人として西津法玄の家に来ていました。

そこで自分の盆が本物ではないと知らされ、本物の堆黒盆を手に入れようとします。

その結果、西津法玄を襲い、最終的に殺害するという取り返しのつかない行動へ進んでしまいます。

被害者は西津法玄です。西津は古美術鑑定家で、頭部を槍で殴られた後、背中から刺されて死亡します。

最初に見つかった時点では虫の息でしたが、阿笠が部屋を離れた後、遠島が戻って刺殺しました。

助かる可能性があったように見える状況から完全な殺人へ落ちるため、後味がかなり重いです。

動機:娘の治療費のため、本物の堆黒盆を奪おうとした

遠島基行の動機は、重い病気の娘の治療費。

自分が持ち込んだ堆黒盆が本物なら高額で売れると期待していましたが、西津法玄から本物ではないと知らされます。

切実な事情がある一方で、その焦りが殺人へ変わってしまうのがこの事件の苦さです。

背景

遠島基行には、重い病気の娘がいます。

その治療費を得るため、高額で売れる本物の堆黒盆を必要としていました。

娘を助けたいという背景だけを見ると、遠島の焦りには胸が痛みます。

ただし、事情が重いことと、殺人が許されることは別です。

遠島は本物の堆黒盆に希望を託していましたが、その希望が崩れた時に、別の人の命を奪う方向へ進んでしまいました。ここが本当に苦いです。

引き金

引き金は、自分が持ち込んだ堆黒盆が本物ではないと西津法玄から知らされたことです。

その一方で、本物の堆黒盆が別にあると分かります。期待していた救いが外れた瞬間、遠島は本物を奪う方向へ気持ちを傾けます。

この時点で、遠島は追い詰められていたのだと思います。けれど、だからこそ判断を誤ったとも言えます。

娘の治療費という切実さが、人を殺してでも手に入れるという発想へ変わってしまうのが怖いです。

決定打

決定打は、娘の治療費のために本物の堆黒盆を奪おうとしたことです。遠島は西津を槍で殴り、さらに後から戻って刺殺します。

最初の衝動だけでなく、戻って刺すという行動までしているため、罪の重さは消えません。

しかも事件後、遠島の盆にも名工の若い頃の習作として価値があると整理されます。

完全な無価値ではなかったわけです。

そう分かるほど、遠島が殺人に走ったことの取り返しのつかなさが強く残ります。

トリック:本物の堆黒盆だけにあった血痕を3枚すべてに増やす

遠島基行のトリックは、本物の堆黒盆だけに残っていた血痕を、他の2枚にも同じように付けることで、本物の盆を分からなくするものです。

血痕という決め手を、逆にミスリードへ変える発想がこの事件の核です。

準備

遠島は堆黒盆の鑑定依頼人として西津法玄の家に来ます。そして西津から、自分の盆が本物ではないと告げられます。

ここで遠島は、本物の堆黒盆を奪うために西津を襲う準備段階へ入ってしまいます。

遠島は本物を手に入れようとし、西津を槍で殴ります。阿笠たちが現場に来たため、遠島は部屋の中に身を隠します。この「まだ犯人が近くにいる」状況が、後の刺殺へつながります。

実行

阿笠がスマホを取りに部屋を離れた後、遠島は隠れていた場所から戻ります。

そして西津法玄を背中から刺殺します。

この行動によって、負傷事件は完全な殺人事件へ変わります。その後、遠島は阿笠が見た本物の堆黒盆の血痕をごまかすため、他の2枚の盆にも同じような血痕を付けます。

3枚すべてに血の跡があれば、どれが本物だったのか分からなくなる。ここが遠島の偽装です。

発覚回避

遠島は、本物の堆黒盆だけに付いていた血痕を、他の盆にも複製します。これによって阿笠の記憶を混乱させようとしました。

血痕が決め手になるはずだったのに、全部に付けられることで一度は見えにくくなるのが厄介。

さらに、西津の補聴器が不調で音に気づきにくい状況も利用しています。

遠島が補聴器の不調を知っていたことは、事件前に西津と接触していた証拠にもなります。

細かい情報まで犯行に絡んでいるのが怖いです。

綻び

綻びは、阿笠が本物の堆黒盆を裏返した時の記憶です。

血痕だけでなく、盆に描かれた鶴のくちばしの向きが重要になります。

同じ血痕に見えても、盆を横にひっくり返した時の向きまで見ると偽装が崩れます。

さらに、蝶野欽治の箱に血痕が残っていたことから、本物の堆黒盆が蝶野のものだったと分かります。

阿笠の小皿の修復痕も、血痕と向きの発想へつながります。小さな違和感が、最後にきれいに集まっていきます。

決め手:血痕、鶴のくちばし、阿笠の記憶が一本線になる

決め手は、堆黒盆の裏についた血痕です。

ただし、3枚すべてに同じような血痕が付けられていたため、血痕の有無だけでは本物を特定できません。

ここで効いてくるのが、阿笠博士が本物の盆を裏返した時の記憶と、鶴のくちばしの向きです。

3枚すべての血痕は、本物を分からなくするための偽装だと分かります。阿笠の記憶と鶴の向きが、本物の盆を特定します。さらに、蝶野欽治の箱に残った血痕が、本物の堆黒盆が蝶野のものだったことを示します。

血痕、向き、箱の痕跡が別々の矛盾を崩していく流れがかなり気持ちいいです。

遠島が西津の補聴器の不調を知っていたことも、事件前に西津と接触していた証拠になります。そして阿笠の小皿の割れ跡と修復の痕跡が、血痕と向きを考える発想へつながります。

骨董品らしい静かな証拠が、最後に犯人と本物を同時に浮かび上がらせる構成が綺麗です。

結末:遠島基行が犯人と判明し、本筋の不穏さも残る

結末では、遠島基行が犯人だと判明します。遠島は、娘の治療費を得るために本物の堆黒盆を手に入れようとしていました。

本物の堆黒盆の持ち主は蝶野欽治であり、遠島の血痕偽装は崩れます。

さらに、遠島が持ち込んだ盆と坂巻鈴江が持ち込んだ盆も、完全な無価値品ではなく、名工の若い頃の習作として価値があると整理されます。

ここが本当に苦いです。遠島は追い詰められていましたが、殺人を選ばなければ別の結末もあったかもしれません。動機の重さと犯行の取り返しのつかなさが同時に残ります。

阿笠博士の小皿は、阿笠栗介が割ったものを修復し、隠そうとした品だったと分かります。そして事件後には、コナンがメアリーと「領域外の妹」について考え、世良が沖矢昴=赤井秀一への疑念を深めます。堆黒盆事件は解決しても、赤井家と薬をめぐる本筋の余韻はむしろ濃くなって終わります。

アニメ「骨董盆は隠せない」はhuluやアマプラはある?

アニメ「骨董盆は隠せない」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

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骨董盆は隠せない」の感想&まとめ

阿笠の小皿鑑定が、堆黒盆の真贋を巡る鑑定家殺害へ直結。三枚の盆に同じ血痕が残る怪奇と、世良の灰原接近・沖矢の牽制、メアリーの影が同時進行するスリル満点の三部作でした

① “一儲け”の軽さから、突然の刺殺へ落とす怖さ

始まりが“阿笠博士の小皿で一儲け”という俗っぽさで笑うのに、灰原が世良の張り込みを恐れてピリつく時点で空気が重い

蘭と園子が口にした「大人びた子ども」から灰原へ辿り着く世良の嗅覚も厄介で、灰原が怒るのも分かる。結局、世良も沖矢も合流して鑑定士の家へ大移動…この時点で面子が濃すぎます。

しかも西津法玄が虫の息で倒れていて、阿笠が警察を呼びに出た隙に潜んでいた犯人が現れ刺殺。数千万級の堆黒盆を持ち込んだ客たちも同席しており、“金”の匂いがそのまま殺意に変わる怖さがありました。三部作の幕開けとして完璧で、一気に掴まれました。

② “同じ血痕”の気持ち悪さが快感、物証ミステリーが渋い

中編以降の見どころは、三つの堆黒盆に“全く同じ血の跡”が残る異様さで。位置で判別できるはずが、阿笠の記憶した向きと全部ズレている…という違和感が気持ち悪くて最高でした。

凶器が槍というインパクトに対して、決め手が盆の向きと血痕という“地味な観察”なのもコナンらしい。後編で鑑定できる人物が見つからず捜査が停滞する焦りの中、阿笠の小皿の箱が出てきて、事件と無関係に見えた小道具が一気に推理の中心へ躍り出る回収も爽快。

最後は血の痕で本来の持ち主まで見抜くのが痛快で、骨董の価値と欲がそのまま殺意になる苦さも残りました。良い意味で渋いです。

③ 世良×沖矢のヒリつきが、縦軸の匂いを濃くする

事件以上に刺さるのが、人間関係のヒリつき。

世良が灰原へ距離を詰め、沖矢がさらっと壁になる構図が、推理の合間でも緊張を保ってくれます。灰原が怒るのも納得で、組織絡みの不安がリアル。

中編で世良が「最初に会った時、どうして私を“女”だと分かった?」と詰め寄る場面は、言葉の刃が鋭くてゾクッ。沖矢も受け流しつつ何か確かめたそうで、会話の裏に別の目的が見えるのが面白い

後編ラストでコナンが赤井の母メアリーと“領域外の妹”の思惑を考える締め方も、日常事件の皮を被った縦軸感が強烈でした。三部作でもテンポが崩れないのが凄い。

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