お互いに!?903話「似た者同士が犬猿の仲」のネタバレ&感想&真犯人は誰?

お互いに!?903話「似た者同士が犬猿の仲」のネタバレ&感想&真犯人は誰?
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前回の放送の901話・902話「妃弁護士SOS 前編・後編」では久しぶりの原作のお話でしたね。妃英理の起点と毛利小五郎の愛が少しほっこりするような回でしたね笑

2018年の映画「ゼロの執行人」も絶好調のため、まだ観てない人はぜひ、足を運んでくださいね。

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さて今回は2018年5月26日放送のアニメ名探偵コナン「似た者同士が犬猿の仲」についてご紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むため注意が必要です。

この記事の目次

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「似た者同士が犬猿の仲」は何巻?原作で何話?

「似た者同士が犬猿の仲」は何巻?原作で何話?

5月26日放送の「似た者同士が犬猿の仲」はアニメオリジナルストーリーとなります。前回は漫画の原作のお話で、5月6日に放送されてた900話「密室の謎解きショウ」もオリジナルでしたね。

今回も一話完結型の物語ですが、どのようなお話になっていくのでしょうか。注目していきましょう!

アニメ「似た者同士が犬猿の仲」はhuluやアマプラはある?

アニメ「似た者同士が犬猿の仲」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

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903話「似た者同士が犬猿の仲」のあらすじ

903話「似た者同士が犬猿の仲」のあらすじ

今回はアニメオリジナルストーリーとなるため、細かなネタバレはありません。公式で発表されたあらすじは以下になります!

コナンたちはレストランで日売スポーツ記者の橋爪と同僚の加賀爪が言い争う現場に遭遇。

2人は仲が悪いのに何から何までソックリだった。この後、橋爪は店を出て行くが、間違えて加賀爪のタンブラーを持ち帰る。

夜、川原で加賀爪の遺体が発見される。死因はタンブラーのコーヒーに混入された青酸化合物による中毒死。加賀爪のタンブラーから指紋が検出された橋爪は重要参考人として取り調べを受ける。橋爪はアリバイを主張するが…

903話「似た者同士が犬猿の仲」のネタバレ&事件の流れ

903話「似た者同士が犬猿の仲」のネタバレ&事件の流れ

この回は、橋爪明が犯人だと見せてから、そこをひっくり返していく構成がとてもきれいです。

しかも、その反転は「第三の犯人がいた」ではありません。

むしろ、橋爪も加賀爪も同じ場所まで堕ちていたからこそ成立した事件でした。

片方だけが悪意を抱いていたわけではない、という苦さが最後まで残ります。

レストランで始まった口論と、わざとらしい取り違え

レストランで口論していた橋爪明と加賀爪弘は、同僚の桑名君子や細田信吾が呆れるほど何から何までそっくりです。

ところが、二人の仲は最悪でした。

コナンは、橋爪が店を出る時に加賀爪のタンブラーを「間違えて」持っていったことに気づきます。

そして、加賀爪自身もそれを見ていた。

この“わざとらしい取り違え”が、後で二人の計画の重なりを示す出発点になります。

最初の時点では単なる小道具に見えるタンブラーが、この回の真相そのものなんです。

河原で見つかった加賀爪の遺体と、橋爪のアリバイ

その夜、加賀爪弘の遺体が河原で見つかります。

死亡推定時刻は午後7時から9時ごろ。

死因は、タンブラーのコーヒーに混入された青酸化合物による中毒死とみられました。

しかもタンブラーからは橋爪の指紋が検出され、橋爪は一気に重要参考人になります。

ですが橋爪には、「不倫現場を張り込んでいた」というアリバイがあり、その時間帯に来た宅配便業者の特徴まで説明できました。

警察は、橋爪が動画撮影を続けたまま現場へ向かい、あとから動画でアリバイを作ったのではないかと疑います。

ここまでは、かなり橋爪犯人説が強く見える流れです。

二つの殺害計画書が、事件をまるごと反転させる

ところが、その後に見つかったUSBメモリーが事件の空気を変えます。

まず加賀爪のUSBから、橋爪を毒殺する計画書が見つかる。

内容は、わざとタンブラーを取り違え、毒を入れて返し、和解を装って乾杯し、橋爪を死なせるというもの。

警察は、橋爪がこの計画を知って逆用したのだと考えます。

ですが今度は、橋爪のUSBからも同じ内容の計画書が見つかる。

二人はほぼ同時期に、まったく同じ計画を別々に立てていたのです。

ここで事件は、「橋爪が加賀爪を殺した」から、「二人とも相手を殺そうとしていたのに、実際に誰が死を実行したのか」という話へ変わります。

靴下の染みと車が示した、本当の死に方

最後の決め手になったのが、加賀爪の靴下。

現場写真では靴下だけがコーヒーで黒く濡れているのに、ズボンには染みがありません。

倒れた時にタンブラーの中身がかかったなら、普通はズボンにも付くはず。

そこでコナンが加賀爪の車を調べると、運転席の床から微量の青酸化合物が検出されました。

つまり、加賀爪は河原で毒を盛られたのではなく、自分で車内でコーヒーへ毒を入れていたのです。

座っていたためにズボンの裾が上がり、跳ねたコーヒーが靴下にだけ付いた。

これで、橋爪が到着した時にはすでに加賀爪は死んでいた、という橋爪の主張が本当だったと分かります。

加賀爪の死は殺人ではなく、自殺でした。

タイムライン(事件の流れを整理)

  • レストランで橋爪明が、加賀爪弘のタンブラーをわざと持ち去る。
  • その夜、加賀爪が河原で青酸化合物中毒死して見つかり、橋爪が疑われる。
  • 加賀爪と橋爪のUSBから、まったく同じ毒殺計画書が見つかる。
  • 靴下のコーヒー染みと車内の青酸化合物から、加賀爪が車内で自ら毒を入れて飲んだと判明する。

903話「似た者同士が犬猿の仲」の犯人&トリック

903話「似た者同士が犬猿の仲」の犯人&トリック

この回は、見た目は毒殺事件でも、最終的には他殺ではありません。

最初に結論を言うと、犯人は該当なしです。加賀爪弘の死は、加賀爪自身が起こした自殺でした。

橋爪明は確かに加賀爪を殺す計画を立て、実際に現場へも向かっていますが、今回の死亡そのものを実行してはいません。

このズレを外すと、903話はまったく別の事件に見えてしまいます。

動機

加賀爪の動機の根には、1年前の事件があります。

橋爪と加賀爪は、山角雄三の遺言状を共謀して盗み、遺族同士の争いを煽る記事を書き立てました。

その結果、親族同士による殺人未遂事件まで起きてしまう。

加賀爪はこの件に罪悪感を抱き、真相を公表しようと橋爪へ持ちかけますが、橋爪は拒否しました。

そこまではまだ二人の意見の対立です。

けれどレストランで橋爪がわざと自分のタンブラーを持ち去るのを見て、加賀爪は「橋爪も自分を殺そうとしている」と悟る。

ここで加賀爪は、自分の死を橋爪へ返す形の計画へ切り替えました。

背景は罪悪感、引き金は橋爪の拒絶、決定打は橋爪の殺意を見抜いたことです。

トリック

この回のトリックは、殺人トリックではなく 自殺を他殺に見せる偽装です。

加賀爪はもともと、橋爪を毒殺する計画を立てていました。

方法は単純で、レストランで取り違えたタンブラーへ毒を入れ、橋爪に返し、和解を装って乾杯させるというもの。

ところが橋爪も同じ計画を立てていたため、加賀爪は土壇場で方針を変えます。

自分の車の中で、橋爪のものだったタンブラーへ青酸化合物を入れ、そのまま河原で自分が飲んだ。

そして、橋爪があとから来れば「橋爪が毒を返してきた」と見える状況を作ったわけです。

トリックとしては派手ではありませんが、二人の計画が鏡合わせだからこそ成立した非常にねじれた構造になっています。

決め手

決め手は三つあります。

ひとつ目は、二人のUSBに残っていたほぼ同時期作成の同一計画書。

これで「片方がもう片方の計画を盗み見て真似した」可能性が薄れます。

二つ目は、加賀爪の靴下だけに付いたコーヒー染み。

倒れた拍子にこぼれたならズボンも濡れるはずで、この不自然さが「車内で自分で毒を入れた」可能性を示します。

三つ目は、運転席の床から出た微量の青酸化合物です。

これで、加賀爪が河原へ来る前に車内で毒を扱っていたことが裏づけられました。

つまり橋爪が現場へ向かった事実はあっても、死の実行そのものは加賀爪の側にあったと確定したのです。

結末

結末では、加賀爪の死が自殺だったと分かり、橋爪は今回の死亡実行犯から外れます。

ただし、だから橋爪が無実という話ではありません。

橋爪もまた、同じ毒殺計画を立てて加賀爪を殺そうとしていた。

それが未遂のまま終わっただけ。

だから903話の後味は、単純な冤罪晴らしでは終わりません。

似た者同士だった二人が、最後には本当に同じ場所まで落ちていたことがわかる。

そこが、この回をかなり苦い話にしています。

903話「似た者同士が犬猿の仲」の感想/まとめ

903話「似た者同士が犬猿の仲」の感想/まとめ

そっくりな二人の口論から始まり、最後は殺人ではなく自殺へ着地する反転が印象的。

派手さはないのに、罪悪感と意地のぶつかり合いがずしりと残る一話でした。

そっくりなのに、最後だけが決定的に違う

この回のいちばん面白いところは、橋爪と加賀爪が本当に何もかも似ていること。

名前も、服も、持ち物も、食べるものまでよく似ていて、しかも互いに同じ殺害計画まで立てていた。

ここまで来ると、もはや“似た者同士”というより鏡写しです。

ただ、最後にだけ差が出る。橋爪は殺すつもりで動き、加賀爪は自分で死ぬ側へ踏み込んだ。

このほんの少しの違いが、二人の関係をただの犬猿の仲ではなく、破滅の競り合いに変えていました。

タイトルの意味が見終わってから深く刺さるタイプの回です。

殺害計画書が二本ある怖さが強い

普通の事件なら、計画書が見つけばそれが犯人を指す決定打になります。

でもこの回は、その計画書が二本ある。

しかもほぼ同時期に、まったく同じ内容で作られている。

ここが本当に怖いんですよね。

片方だけが相手を殺そうとしたのではなく、二人とも同じ場所まで到達していたと分かるので、事件の空気が一気に冷えます。

殺したか殺されるかではなく、どちらが先に同じ地獄へ踏み込むかの勝負になっていた。

その対称性の強さが、この回の独特な後味を作っていると思います。

靴下の染みだけで真相がひっくり返る気持ちよさ

推理の決め方もかなり好みです。

大掛かりな装置も派手な密室もなく、最後にものを言うのが「靴下だけ濡れていて、ズボンは濡れていない」という小さな違和感なんですよね。

車に座っていたから裾が上がっていた、だから跳ねたコーヒーが靴下だけに付いた。

この説明が出た瞬間、河原で毒を盛られた事件だと思っていたものが、車内で自分で毒を入れた自殺にひっくり返る。

こういう日常的な観察一つで全体が反転する回は、見終わったあとにすごく気持ちよさが残ります。

地味なのに強いミステリーでした。

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