「天罰くだる誕生パーティーのネタバレを知りたい!」
「このアニメの犯人は誰?」
2022年6月4日/6月11日に放送の「天罰くだる誕生パーティー前編・後編」。
前回の原作のお話は1033話/1034話/1035話「太閤名人の将棋盤 初手編・妙手編・王手編」の3話でした。
今回の話は組織に繋がる話でも重要であり、これまでの最大の謎がわかります。
メアリー・世良はなぜ幼児化してしまったのか?という、今までの大きな謎の部分が明かされます!
今記事では1045話/1046話「天罰くだる誕生パーティー前編・後編」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
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アニメ1045話/1046話「天罰くだる誕生パーティー」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「天罰くだる誕生パーティ」は原作コナンの話となり、対象の単行本は98巻/99巻です!
名探偵コナン98巻に掲載されている話↓
File1:時の流れを…
File2:隠すより現る
File3:紅葉の挑戦状
File4:フットボウル好きの母より
File5:30年ぶりの兄弟
File6:思い出のジンギスカン
File7:名人の髭
File8:名人の目
File9:名人の手
File10:名人の奥の手
File11:持ってたよ
名探偵コナン99巻に掲載されている話↓
File1:何故泣いている…
File2:とても信じられない…
File3:弟子で、魔法使い
File4:不気味な牧場
File5:ドジと疑惑
File6:光
File7:強いのは…
File8:小五郎、窮地に陥る
File9:屋根裏の密室
File10:暗号の理由
File11:TVで推理ショー!?
アニメ「天罰くだる誕生パーティー」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンは、蘭、園子、世良のクラスメイトである関澤祐美のバースデイパーティーに招かれる。
姉でモデルの関澤礼美と誕生日が1日違いということで、2人のお祝いを兼ねている会場には多くの有名人、礼美のマネージャーである櫛山認、礼美の同級生でパティシエの初根継男、ヘアメイクの花崎瑞俊という面々もいた。
数日前から口内炎ができており会話がしづらい状態のコナンは、パーティーが始まる前に薬を飲もうとしてピルケースを取り出しているところを世良に覗き込まれる。そこには修学旅行の時、灰原にもらった『APTX4869』の解毒薬が入っており……。
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アニメ「天罰くだる誕生パーティー」の登場人物

「天罰くだる誕生パーティ」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤新一
・毛利蘭
・鈴木園子
・目暮警部
・高木渉
・鈴木園子
・千葉和伸
・ベルモット
・世良真純
・メアリー
・赤井務武
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アニメ「天罰くだる誕生パーティー」のネタバレ&伏線

今回の話の重要な部分としては、メアリー世良がなぜ幼児化したのか?というのがわかります。
83巻の赤い女のお話で、初めて世良真純にメアリーの写真を見せられ、そこが初登場となり、さざ波シリーズで母親であるメアリー世良であることは判明しています。
ただ、幼児化について触れられていませんでした。
このお話は事件の内容よりかは、このなぜ幼児化してしまったのか?という謎がわかる大事な話となります。
世良真純はコナンから解毒剤を奪おうとする。
世良真純とコナンについてこれまでの伏線を軽くまとめると…、
・紅の修学旅行で世良達は、コナンが新一に戻る薬を持っていることを判明します。
・代役・京極真では、灰原哀という人物が怪しいと睨み、堆黒盆の話では、灰原について調査をします。
そして、このお話ではついにコナンからアポトキシンの解毒剤を奪おうと動きます。
この奪おうとする中で、電話をしているメアリー世良が過去の回想シーンになります。
メアリーとコナンについてはこちら↓

メアリーの幼児化はベルモットと関係していた
メアリーの幼児化にはベルモットが深く関係しており、幼児化の理由がこの話でわかります。
また、2人の会話の中で赤井務武が出てきたりと、黒の組織にとってMI6である、メアリーや務武は邪魔な人物であることも判明しています。
メアリーが組織に対して反撃するぞ!と言っていたのは、この話があるからこそです。
ベルモットとメアリーについてはこちら↓
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赤井務武の生死について触れるお話
今回のお話でベルモットはメアリーと接触するために、赤井務武の姿に変装します。
この話で、以下のことがわかります。
・赤井務武の生死についてはメアリーも組織も把握していない。
・赤井務武はMI6の一員だったこと。
・黒の組織にとって赤井務武は脅威であること。
赤井務武についてわかるような重要な回となります。

コナンが魔法使いと言われる本当の理由
世良真純とメアリーは話しぶり的には、コナン=工藤新一ということを知っているようでした。
その理由がこのアニメ回でわかります。
幼児化してしまったメアリーと、世良真純が部屋でみたのは…、ウインブルドンでコナンが叫ぶシーン。
世良真純はさざ波シリーズ、幼少期の工藤新一に対して「魔法使い」と言っており、記憶に残っています。
そのためテニスで映像を見て、コナン=新一とわかります。
ここで昔の、赤井秀一を笑わせた魔法使いと最終的には新一から幼児化した魔法使いという2つの意味も込められています。
様々な話が繋がるとても大事な回なので、ぜひアニメや原作で見るのをおすすめします。


「天罰くだる誕生パーティ」のあらすじ&事件の流れ

「天罰くだる誕生パーティー」は、世良がコナンのAPTX4869解毒薬に気づく本筋の緊張から始まり、Cafe Zoo-Tooの華やかな誕生パーティーで毒殺事件へ落ちる前後編。
明るい祝いの場、ケーキ、スライドショーがそろっているのに、暗転後に花崎瑞俊が倒れ、額に「天罰」と残る落差がかなり強烈です。
事件内ではケーキ交換、光るメガネ、油性ペン、除光液が一本線でつながり、事件外ではメアリー幼児化と解毒薬奪取の流れが残ります。
単発事件としても本筋回としても濃い、かなり情報量の多い前後編です。
蘭・園子・世良が関澤祐美に誘われる
物語は、蘭、園子、世良が関澤祐美に誘われ、合同誕生パーティーへ行く流れから始まります。
関澤祐美と関澤礼美の誕生パーティーということで、導入はかなり華やかです。最初はモデルや関係者が集まる明るいイベントに見えるため、後の毒殺への落差がかなり大きくなります。
この時点では、事件の中心になる櫛山認や花崎瑞俊の事情はまだ見えていません。ただ、世良が一緒にいることで、本筋の緊張もすぐ近くにあります。
日常の友人付き合いと、世良・メアリー側の目的が同じ回で重なるのが不穏です。
コナンがピルケースを開け、世良に解毒薬を見られる
山井書店で、コナンは口内炎の薬を飲もうとしてピルケースを開けます。世良はその中にAPTX4869解毒薬があることに気づきます。
事件が始まる前に、解毒薬をめぐる本筋が先に動き出すのがこの回の大きな特徴。
世良は見逃しません。コナンが何を持っているのか、その薬が何につながるのかを察するように反応します。ここで一気に、誕生パーティー回がただの毒殺事件ではなくなります。
何気ないピルケースが、コナンの正体やメアリーの身体問題へつながるのが怖いです。
世良がメアリーへ解毒薬の存在を報告する
世良は、コナンがAPTX4869解毒薬を持っていることをメアリーへ報告します。メアリーは世良に、解毒薬を奪うよう指示します。ここで世良とメアリーが、コナンの薬を狙う行動へはっきり移ります。
メアリーがなぜそこまで解毒薬を必要としているのかは、このあと回想で強くつながります。
世良にとっても、これは母のための行動です。ただ、その目的が切実でも、コナンからすれば危険です。
友人関係のように見えた距離が、秘密をめぐる攻防へ変わる瞬間がゾクッとします。
Cafe Zoo-Tooで合同誕生パーティーが始まる
Cafe Zoo-Tooでは、関澤祐美と関澤礼美の合同誕生パーティーが始まります。
会場には櫛山認、初根継男、花崎瑞俊もそろっています。
華やかなパーティーの場に、事件の関係者が自然にそろっていく流れが上手いです。
この時点では、パーティーは楽しいイベントとして進みます。けれど、花崎の言動や礼美の反応には少し不穏さがあります。祝う場なのに、誰かの嫌悪感や違和感が混ざっているんですよね。
明るい空間の中に、すでに事件の火種がにじんでいます。
花崎が関澤姉妹に言い寄っていると分かる
花崎瑞俊は関澤姉妹に言い寄っており、礼美はそれを嫌がっています。
ここで、花崎が周囲から好意的に見られているだけの人物ではないことが分かります。
誕生パーティーの空気に、花崎への不快感が混ざってくるのがかなり嫌な感じです。
この場面は、動機のミスリードにもつながります。礼美や祐美、初根継男へ疑いが向きやすくなるからです。けれど、真相は櫛山認の別の事情へつながります。
人間関係の不穏さを見せながら、犯人の本当の動機を隠しているのが巧いです。
誕生日ケーキが運ばれ、会場が暗くなる
誕生日ケーキが運ばれ、スライドショーのために会場が暗くなります。本来なら祝福の演出です。
でも、この暗転が犯行のタイミングへ変わることで、パーティーの温かさが一気に不気味な時間になります。
暗闇の中で誰が動いたのか、誰が花崎の額に文字を書いたのか、ケーキには何が仕込まれていたのか。
祝うための暗転が、殺人のための闇に変わる落差が本当に怖いです。
花崎瑞俊が苦しみ、額に「天罰」の文字が残る
暗転後、花崎瑞俊が苦しみ、倒れます。照明が戻ると、花崎の額には「天罰」の文字が書かれています。
華やかな誕生パーティーが、ここで完全に毒殺事件へ変わります。
この「天罰」という言葉がかなり不気味です。
誰が書いたのか、なぜ花崎が天罰を受けるように演出されたのか。
さらに、暗闇でどうやって花崎の額に文字を書けたのかも大きな謎になります。
花崎の光るメガネが、後でこの不可能に見える行動を崩す手がかりになります。
花崎のケーキから青酸系毒物が検出される
花崎が食べたケーキから青酸系毒物が検出されます。
さらにテーブルの下から毒入りの小瓶も見つかり、事件は毒殺として捜査されます。
「天罰」の不気味な演出から、毒の混入経路を追う推理へ切り替わるのが気持ちいいです。
ここで引っかかるのは、なぜ花崎のケーキだけが毒入りだったのかという点です。毒を入れた人物は誰なのか、毒入りの小瓶は誰が置いたのか。
毒入りケーキが本当に花崎のものだったのか、という視点が後で大きく効いてきます。
容疑者が関澤祐美、関澤礼美、櫛山認、初根継男に絞られる
捜査が進むと、容疑者は関澤祐美、関澤礼美、櫛山認、初根継男へ絞られていきます。花崎の言動や礼美の嫌悪感、初根へのミスリードが重なり、誰がやってもおかしくないように見えます。
この容疑者配置があるから、櫛山認の計画性が最後により強く見えます。
特に油性ペンの問題や、厨房のゴミ箱に捨てられた別の油性ペンは、初根継男へ疑いを向ける材料になります。関澤祐美も蘭たちのクラスメイトとして近い人物ですが、事件の犯人ではありません。
容疑者の人間関係と小道具のミスリードが、かなり細かく組まれています。
使える油性ペン、除光液、床のシミが問題になる
花崎の額に「天罰」と書くには、油性ペンが必要です。しかし油性ペンの状態や除光液、床のシミが問題になっていきます。
ここで、単に文字を書いた人物を探すのではなく、使えないはずのペンをどう使ったのかが推理の焦点になります。
櫛山は除光液で油性ペンを一時的に復活させ、使用後にまた使えない状態にしています。
さらに、厨房のゴミ箱のペンを使って初根へ疑いを向けようとしていました。
小さな文房具の状態が、犯人の偽装とミスリードを暴く鍵になるのがコナンらしいです。
メアリーがベルモットにAPTX4869を飲まされた過去が描かれる
事件の推理と並行して、メアリーがAPTX4869を飲まされた過去が描かれます。
ベルモットは赤井務武に変装し、メアリーをロンドンのヴォクスホールブリッジへ誘い出します。
誕生パーティーの毒殺事件とは別軸で、メアリー幼児化の本筋がかなり重く描かれます。
メアリーは相手が偽物だと見抜きますが、APTX4869を飲まされ、橋から川へ落ちます。そして生還し、世良のもとへ戻ります。
ここでメアリーの幼児化が黒の組織の薬に直結すると分かり、世良が解毒薬を狙う理由も一気につながります。
花崎のクレーマー体質からケーキ交換トリックに気づく
コナンと世良は、花崎のクレーマー体質と過去の謝罪から、ケーキ交換トリックに気づきます。
花崎は過去に客をフォークで傷つけ、謝罪文を書いた立場でした。
その過去があるから、イチゴが倒れたケーキに文句を言いにくかったわけです。
櫛山はそこを利用します。花崎のケーキのイチゴを倒し、自分の毒入りケーキと交換させるよう仕向けました。
毒入りケーキを直接渡すのではなく、花崎自身が交換を受け入れる形にするのがかなり嫌な巧さです。
櫛山認の犯行と動機が明かされる
犯人は櫛山認です。櫛山は、関澤礼美の飲みかけの飲み物や食べかけのお菓子を持ち去っていました。
その行為を花崎瑞俊に見られ、金銭を脅し取られていました。
要求額が増え続けたことで、櫛山は花崎を殺害しようとしたわけです。
ここはかなり後味が悪いです。
櫛山の行動には礼美への歪んだ執着があり、そこを花崎に握られたことでさらに追い詰められます。ただ、どれほど脅されていても殺人は正当化できません。
毒殺のロジックは綺麗に解けるのに、動機の感情はかなり苦いです。
櫛山が逃げようとして蘭に制圧される
櫛山は犯行を見破られたあと、椅子で逃げようとします。しかし蘭に制圧されます。
推理で追い詰めたあと、蘭が身体を張って止める流れがかなり頼もしいです。
ここで事件内の危険は収まります。花崎瑞俊を毒殺した犯人は櫛山認であり、「天罰」の文字も油性ペンの偽装も櫛山の仕掛けでした。パーティー会場の不気味な事件が、ようやく一本線でつながる瞬間です。
世良がピルケースを持ち去るが、解毒薬は抜かれている
事件後、世良はコナンのピルケースを持ち去ります。
しかし中に解毒薬はありません。コナンがすでに抜いていたからです。
毒殺事件が終わった安心感から、再び解毒薬をめぐる探り合いへ戻るのがこの回らしいです。世良は母のために動き、コナンはそれを読んで守る。
メアリーはコナン=工藤新一もAPTX4869で幼児化した可能性へかなり近づいています。
誕生パーティー事件の締めが、コナンの正体と解毒薬の本筋へつながるのが本当に濃いです。
- 蘭、園子、世良が関澤祐美に誘われ、合同誕生パーティーへ行く。
- コナンがピルケースを開け、世良にAPTX4869解毒薬を見られる。
- 世良がメアリーへ解毒薬の存在を報告する。
- メアリーが世良に解毒薬を奪うよう指示する。
- Cafe Zoo-Tooで関澤礼美、関澤祐美、櫛山認、初根継男、花崎瑞俊がそろう。
- 花崎が関澤姉妹に言い寄っており、礼美が嫌がっていると分かる。
- 誕生日ケーキが運ばれ、スライドショーのため会場が暗くなる。
- 花崎のメガネが暗闇で光る。
- 花崎が苦しみ、倒れる。
- 照明が戻ると、花崎の額に「天罰」の文字が書かれている。
- 花崎のケーキから青酸系毒物が検出される。
- テーブル下から毒入りの小瓶が見つかる。
- 容疑者が関澤祐美、関澤礼美、櫛山認、初根継男に絞られる。
- 使える油性ペン、除光液、床のシミ、ゴミ箱のペンが問題になる。
- メアリーがベルモットにAPTX4869を飲まされた過去が描かれる。
- 花崎のクレーマー体質から、コナンと世良がケーキ交換トリックに気づく。
- 櫛山が花崎のケーキのイチゴを倒し、毒入りケーキと交換させたと分かる。
- 櫛山が除光液で油性ペンを一時的に復活させたと分かる。
- 櫛山の動機が、花崎による脅迫だったと分かる。
- 櫛山が逃げようとして蘭に制圧される。
- 世良がコナンのピルケースを持ち去るが、中に解毒薬はない。
- メアリーと世良が、コナン=工藤新一にさらに近づく。
アニメ「天罰くだる誕生パーティー」の犯人&トリック

犯人は櫛山認です。被害者は花崎瑞俊です。
この回は殺人事件であり、花崎瑞俊は青酸系毒物入りのケーキを食べて死亡します。
毒入りだったのは花崎のケーキではなく、もともとは櫛山認が用意したケーキでした。櫛山は花崎のケーキのイチゴを倒し、花崎が自分のケーキと交換するように仕向けていました。
犯人:櫛山認
犯人は櫛山認です。櫛山は、花崎瑞俊を毒殺しました。毒入りだったのは、実際には櫛山が用意したケーキ。
櫛山は花崎のケーキと自分の毒入りケーキを交換させるように誘導し、花崎に毒入りケーキを食べさせました。
花崎の額に「天罰」と書いたのも櫛山です。
さらに、油性ペンや厨房のゴミ箱に捨てられたペンを使い、関澤祐美や初根継男へ疑いが向くようにしていました。
関澤祐美は蘭たちのクラスメイトであり、犯人ではありません。初根継男もミスリード対象で、犯人ではありません。
容疑者を散らすための偽装がかなり細かく組まれている事件です。
櫛山は犯行を見破られたあと、椅子で逃げようとします。しかし蘭に制圧されます。
毒殺事件としてはかなり陰湿ですが、最後に蘭がしっかり止めるのが頼もしいです。
華やかな誕生パーティーを利用した計画が、推理と行動で一気に崩されます。
動機:花崎に弱みを握られ、脅迫されていた
櫛山認の動機は、花崎瑞俊に弱みを握られ、金銭を脅し取られていたことです。
櫛山は関澤礼美の飲みかけの飲み物や食べかけのお菓子を持ち去っていました。
その行為を花崎に見られ、要求額が増え続けたことで、櫛山は花崎を殺害しようとしました。
背景
櫛山は、関澤礼美に対して歪んだ執着を抱いていました。
飲みかけの飲み物や食べかけのお菓子を持ち去っていたことは、かなり不気味な行動です。
この時点で、櫛山の感情は普通の好意とは違う方向へ歪んでいます。
その弱みを花崎瑞俊に見られたことで、櫛山は脅される立場になります。花崎はその行為を材料に金銭を要求していました。
櫛山にとって、花崎は自分の異常な行動を知っている危険な相手だったわけです。
引き金
引き金になったのは、花崎の要求額が増え続けたことです。櫛山は花崎から金を脅し取られ続け、追い詰められていきます。
ただし、脅迫されていたとしても、殺人という選択は絶対に正当化できません。
この事件の苦さは、櫛山の行動も花崎の脅迫も、どちらもかなり嫌な感情を残すところです。
決定打
決定打は、櫛山が花崎を消せば脅迫から逃れられると考えたことです。
そこで誕生パーティーという華やかな場を利用し、毒入りケーキと「天罰」の演出まで用意します。
自分の弱みを隠すために、祝いの場を殺人の舞台に変えたのがこの事件の後味の悪さです。
櫛山の計画には、毒殺だけでなく、容疑を他人へ向ける偽装も含まれています。
関澤祐美や初根継男へ疑いを向けようとした流れも、かなり計算されています。
怒りや恐怖だけではなく、計画性の強さが見える犯行です。
トリック:イチゴを倒してケーキ交換へ誘導する
櫛山認のトリックの中心は、花崎瑞俊のケーキのイチゴを倒し、自分の毒入りケーキと交換させること。
花崎は過去にクレーマーとして客をフォークで傷つけ、謝罪文を書いた立場でした。
その過去があるから、イチゴが倒れたケーキに強く文句を言いにくい状況を作られていました。
準備
櫛山は、自分のケーキに青酸系毒物を仕込みます。
そして花崎のケーキと交換させるため、花崎のケーキのイチゴを倒す準備をします。
毒入りケーキを直接花崎へ渡すのではなく、花崎自身が交換に応じる流れを作るのがこのトリックの嫌な巧さです。
さらに櫛山は、「天罰」の文字を書くための油性ペンにも仕掛けをしています。
使えない状態に見える油性ペンを除光液で一時的に復活させ、使用後にまた使えない状態へ戻します。
厨房のゴミ箱に別の油性ペンを捨て、初根継男へ疑いを向ける準備もしています。
実行
櫛山は電話を受けたように装って席を離れ、花崎のケーキのイチゴを倒します。
花崎はケーキに不満を持つ立場になりますが、過去の謝罪の件があるため、強く文句を言いにくい状況。
そこで櫛山の毒入りケーキと花崎のケーキが交換されるよう仕向けられます。
その後、花崎は毒入りケーキを食べて苦しみます。暗転の中で、櫛山は花崎の光るメガネを目印にし、額へ「天罰」と書きます。
会場の照明が戻った時、花崎の額に不気味な文字が残るため、事件はまるで裁きのように演出されます。
発覚回避
櫛山は、毒入りだったのが花崎のケーキだと見せかけようとします。
さらに「天罰」の文字、油性ペン、厨房のゴミ箱のペンによって、関澤祐美や初根継男へ疑いが向くようにしていました。
毒の混入経路だけでなく、文字を書いた人物まで別方向へそらす偽装になっています。
除光液で油性ペンを一時的に復活させたことも、発覚を避けるための細工です。使えないはずのペンで文字を書いたという矛盾を隠し、さらに床のシミも手がかりになります。
花崎の光るメガネを使った暗闇での文字書きも、犯人の位置を見えにくくするための演出です。
綻び
綻びは、花崎のケーキのイチゴが倒れていたことです。そこから、ケーキ交換が自然発生ではなく、櫛山によって誘導されたものだと見えてきます。
花崎の過去の謝罪が、なぜ彼が文句を言わずに交換したのかを説明します。
さらに、毒が検出されたケーキは花崎が食べたものですが、実際には櫛山のケーキでした。
光るメガネは暗闇で「天罰」と書けた理由を説明し、除光液と床のシミは油性ペンの一時復活を示します。
厨房のゴミ箱のペンは初根へのミスリードだったと分かります。
ケーキ、メガネ、ペン、除光液が一気に櫛山へつながる流れが気持ちいいです。
決め手:ケーキ交換、光るメガネ、油性ペンが櫛山へつながる
決め手は、まず花崎のケーキのイチゴが倒されていたことです。これにより、ケーキ交換が偶然ではなく仕組まれたものだと分かります。
花崎のクレーマー体質と過去の謝罪も、なぜ交換を受け入れたのかを説明する材料になります。
花崎の性格と過去を利用したところが、このトリックの一番嫌な部分です。
毒入りケーキが櫛山のものだったことは、毒の混入経路の矛盾を崩します。花崎が食べたケーキは、もともと花崎のものではありませんでした。さらに、花崎の光るメガネが暗闇で額に文字を書けた理由を説明します。
派手な「天罰」の文字も、実は光るメガネという小道具で現実的に回収されるのが面白いです。
油性ペンの問題も決定的です。
除光液で一時的に復活した油性ペン、床のシミ、厨房のゴミ箱に捨てられた別のペンが、櫛山の偽装を示します。
そして、櫛山が花崎に脅されていたことが動機を裏づけます。
証拠がそれぞれ別の矛盾を崩し、最後に櫛山認へ集まる構成が綺麗です。
結末:櫛山認が暴かれ、世良とメアリーの本筋が残る
結末では、櫛山認が花崎瑞俊を毒殺した犯人だと判明します。櫛山は、自分の毒入りケーキと花崎のケーキを交換させるよう仕向けていました。
花崎の額に「天罰」と書いたのも櫛山であり、油性ペンやゴミ箱のペンを使って他人へ疑いを向けていました。
櫛山は犯行を見破られ、椅子で逃げようとしますが、蘭に制圧されます。事件としてはここで決着します。
ただ、誕生パーティーという祝う場で毒殺が起き、「天罰」という文字が残るため、後味はかなり不気味。
櫛山の歪んだ執着と、花崎による脅迫が絡む動機もかなり苦いです。
一方で、事件後には世良がコナンのピルケースを持ち去ります。しかしコナンはすでに解毒薬を抜いています。
メアリーは、コナン=工藤新一もAPTX4869で幼児化した可能性が高いと推測し、解毒薬を手に入れる必要があると判断します。
単発事件は解決しても、APTX4869と解毒薬の緊張感が強く残る終わり方です。
アニメ「天罰くだる誕生パーティー」のhuluやアマプラはある?
アニメ「天罰くだる誕生パーティ」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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アニメ「天罰くだる誕生パーティ」の感想&まとめ

誕生日パーティの華やかさから一転、“天罰”の文字と毒殺が落ちる衝撃。
事件の面白さに加え、世良母娘と解毒薬、ベルモットの因縁が縦軸を強く進めた濃密回で息つく暇なし。
華やかな誕生会が“争奪戦”の舞台になる導入が巧い
誕生日が1日違いの姉妹を祝うパーティーという華やかさに、蘭・園子・世良の“女子3人組”が並ぶだけで画面が一気に賑やか。
会場はこじんまりしているのに有名人だらけで、小五郎不在でも特別感が出るのが良い。そこへ口内炎でうまく喋れないコナンの可愛さが挟まり、序盤はほっこり…と思わせてから、世良がピルケースの中身(APTX解毒薬)に気づいた瞬間に温度が急降下。
笑いがそのまま“争奪戦”の導火線になる導入が見事でした。世良の目がハンターになって、スマホ越しにメアリーへ報告する流れもゾクッ。事件が起きる前から『今日は誕生会じゃ終わらない』と確信させられました。
“天罰”の一撃で空気が凍る…毒殺ミステリーの見せ方が強烈
スライドショーで照明が落ちた一瞬、苦しむ声→明かりが戻ると額に『天罰』の文字…この見せ方が強烈で、パーティーの空気が一気に凍るのが気持ちいい。
毒はケーキ、現場は暗闇、客は40人近い。目暮警部が頭を抱える一方で、コナンと世良が早い段階で容疑者を絞り込む“速度差”が痛快で、推理回としても満足度が高かった。
テーブル下から青酸系の小瓶が出るのに、誰がいつ触れたかが見えないのが怖い。被害者が“姉妹に言い寄るヘアメイク”という立場もあって、人間関係のドロッとした匂いが混じるのも良いスパイス。しかも“天罰”が犯行声明みたいで、犯人の悪趣味にゾワッとしました。
③ 事件以上に“縦軸”が熱い!世良母娘×ベルモットで情報量が爆発
この2話を“必見”にしてるのは、事件以上に世良母娘の動き。コナンのピルケース=解毒薬が映った瞬間から、世良の目が本気で、推理中なのに手元の薬がずっと時限爆弾です。
メアリーが幼児化した日の回想では、ロンドンでベルモットにAPTXを飲まされる場面が容赦なく、縦軸の情報量が一気に増える。
日常事件の中で組織の影が濃くなる“混ざり方”が上手く、観終わると事件解決より「次の一手」が気になって仕方ない回でした。しかも『魔法使い』という呼び方の意味まで繋がり、過去シリーズが一本線になる快感がある。ベルモットとメアリーの対峙も短いのに濃く、黒の組織回の緊張が復活しました。
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