キッドorベルモット!?「工藤優作の推理ショー」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?最後のシーンや赤井がいた理由とは?

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「藤優作の推理ショーのネタバレを知りたい!」

「このアニメの犯人は誰?」

2023年1月28日/2月4日に放送の「工藤優作の推理ショー 前編・後編」

前回の原作回が1059話/1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室 前編・後編」の2話です。

RUM候補の一人である脇田兼則が登場したり、沖野ヨーコちゃんが登場する貴重な回でもありました。

そして今回はこの次のお話に繋がるような重要な回でもあります!

今記事では1071話/1072話「工藤優作の推理ショー」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからはネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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1071話/1072話「工藤優作の推理ショー」は何巻?原作で何話?

アニメ放送されている「工藤優作の推理ショー」は原作コナンの話となり、対象の単行本は99巻/100巻です!

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名探偵コナン99巻「File1058:TVで推理ショー!?

名探偵コナン100巻「File1059:ショーの打ち合わせ File1060:ショーはこれから

名探偵コナン99巻に掲載されている話↓
File1:何故泣いている…
File2:とても信じられない…
File3:弟子で、魔法使い
File4:不気味な牧場
File5:ドジと疑惑
File6:光
File7:強いのは…
File8:小五郎、窮地に陥る
File9:屋根裏の密室
File10:暗号の理由
File11:TVで推理ショー!?

名探偵コナン100巻に掲載されている話↓
FILE 1:ショーの打ち合わせ
FILE 2ショーはこれから

FILE 3血染めのID
FILE 4計略の街角
FILE 5闇夜の追跡劇
FILE 6 暗中の灯火
FILE 7 狩人と獲物
FILE 8 RUM
FILE 9 秘密のお参り
FILE10 見当たり捜査
FILE11雪だるま

アニメ「工藤優作の推理ショー」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

警視庁から出てきた優作はテレビレポーターに声をかけられる。取材目的はある事件で怪盗キッドの冤罪を晴らしたことで「警視庁への訪問はその確認のためか」と質問される。

しかし優作は、最近発生した連続密室殺人事件について助言を求められ警視庁に来ていた。密室の謎が解けたという優作は「週末の生放送で推理を披露する」と宣言し、怪盗キッドへもメッセージを残して去っていく。

しかし生放送の当日、優作にある事件が発生!

https://www.ytv.co.jp/conan/trailer/index.html

後編のあらすじはこちら↓

共通点のなさそうな三人が密室で発見される連続殺害事件が発生した。

警視庁からアドバイスを求められた優作は生放送で推理を披露することになっていたが、食あたりで寝込んでしまう。さらに変装して代理を務めるはずだった有希子も倒れる。

呼び出されていたコナンが出演を断るべく工藤邸のドアを開けると、そこに立っていたのは寝ているはずの優作で……!? ぶっつけ本番“工藤優作の推理ショー”がスタートする!

アニメ「工藤優作の推理ショー」の登場人物

「工藤優作の推理ショー」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤優作
・工藤有希子
・怪盗キッド
・ベルモット
・ジン
・赤井秀一

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アニメ「工藤優作の推理ショー」のネタバレ&伏線

TVアニメ1071話〜1072話「工藤優作の推理ショー」は、3件の連続密室殺人事件をテレビ生放送で解くという、かなり派手な構成の前後編。

ただ、本当に怖いのは密室事件そのものより、黒の組織が工藤優作を警戒し、RUMの指示でベルモットが動いていたことです。

夢川彩子の事件は事件内で解決しますが、ベルモットの変装と工藤夫妻・FBIの作戦は、黒の組織編の次の段階を強く感じさせます。

推理ショーの華やかさから、組織の不穏さへ一気に落ちる温度差がかなり強い回です。

黒の組織が工藤優作を警戒し始める

この回で一番大きい本筋要素は、黒の組織が工藤優作を警戒対象として見ていることです。

工藤優作は警視庁から連続密室殺人事件の助言を求められ、さらにテレビ生放送で推理ショーを行う流れになります。

その表向きの華やかさの裏で、黒の組織側も優作という頭脳を無視できなくなっているのが怖いです。

優作は、コナンの父親というだけではありません。警察が頼るほどの推理力を持ち、工藤夫妻とFBIの連携でベルモットの動きまで読んでいます。つまり、組織から見ればかなり厄介な存在です。

コナン本人だけでなく、工藤家そのものが組織戦の表舞台へ近づいた回として見ると、かなり重要度が上がります。

ベルモットが工藤優作に変装していた

「工藤優作の推理ショー」は、工藤優作の姿をした人物の正体が大きなひっくり返しになります。

最初は怪盗キッドの変装のように見える流れがありますが、最終的にはベルモットの変装だったと分かります。

キッド回のようなワクワクから、黒の組織回のゾクッとする怖さへ空気が変わるのがこの回の強いところ。

同じ「変装」でも、ベルモットだと一気に命の危険や正体露出の怖さが乗ってきますね。

しかも、ベルモットは自分の判断だけで動いていたわけではありません。

RUMの命令で工藤優作を探っていたことが分かります。ここが本当に不穏。

ベルモットの変装が、個人の悪戯ではなく組織の指令として動いていたことが、この回の後味を一気に重くしています。

RUMがベルモットに優作調査を命じている

この回では、RUMがベルモットに工藤優作を探らせていることが分かります。

つまり、組織の中でもかなり上の視点から、優作が警戒されているわけです。

RUMが優作を意識しているというだけで、工藤家と黒の組織の距離が一気に縮まった感じがあります。

RUMの指示で動くベルモット、ベルモットが変装する工藤優作、そしてそれを読んでいる工藤夫妻とFBI。

この構図がかなり濃いです。

黒の組織が「コナン周辺」ではなく「工藤家そのもの」へ視線を向けてきた回として、かなり大きな意味があります。

黒の組織が大きく動く前触れになる

この回のラストは、黒の組織が今後さらに大きく動く前触れとしてかなり重要。

RUMがベルモットを動かし、ベルモットが優作へ接近し、工藤夫妻とFBIがそれを読んで迎え撃つ。単発事件の解決後に、組織とコナン側の駆け引きが次の段階へ進む空気が残ります。

事件が解けた直後に、ベルモット、RUM、FBI、工藤夫妻の情報が一気に重なります。

推理ショーの華やかさから黒の組織の不穏な余韻へ落ちる構成が、かなりゾクッとします。

アニメ「工藤優作の推理ショー」のあらすじ&事件の流れ

「工藤優作の推理ショー」は、工藤優作が警視庁から連続密室殺人事件の助言を求められるところから始まります。

普通の現場検証ではなく、テレビ生放送で推理を披露するという形になるため、事件解決そのものにショーのような派手さがあります。

ただし、3件の密室殺人を解く流れの裏で、優作の姿をした人物の正体、ベルモットの変装、RUMの命令、FBIとの連携が動いています。

夢川彩子の事件と黒の組織の駆け引きを分けて見ると、この回の濃さがかなり分かりやすいです。

工藤優作が警視庁から助言を求められる

物語は、工藤優作が警視庁から連続密室殺人事件の助言を求められていたと分かるところから始まります。

優作がレポーターに取材されることで、世間からも注目されている空気が出ます。

警察が優作を頼る時点で、事件の難しさと優作の存在感が一気に立ち上がります。

3件の密室事件には、まだ全体像が見えていません。なぜ密室が連続しているのか、同一犯なのか、別々の事件なのか。ここで優作が関わることで、単なる捜査ではなく「名探偵が解く大きな事件」という期待が生まれます。

導入からすでに、工藤優作の推理力を見せるための舞台が整っています。

優作が生放送でトリックを解くことになる

優作は、テレビの生放送で3件の密室トリックを解くことになります。

事件解決が「推理ショー」という形で公開されるのが、この回の特徴。

警察の捜査情報とテレビ番組の華やかさが混ざることで、普通の事件回とは違う緊張感があります。

生放送ということは、犯人も見ている可能性があります。推理が進むほど、真犯人にとっては逃げ場がなくなっていくわけです。東都テレビの生放送現場、アナウンサーの夢川彩子、そして優作の推理。

人前で真相が暴かれる構図が、犯人側の焦りまで想像させてかなり引き込まれます。

生放送当日に優作が食あたりで寝込む

ところが、生放送当日に工藤優作は食あたりで寝込んでしまいます。推理ショーの主役が倒れることで、番組そのものが成り立たない危機になります。

華やかな生放送の直前に、急に足元が崩れるような不穏さが出る場面です。

ここで視聴者が気になるのは、本当にただの食あたりなのかという点です。優作が動けない状況は、事件解決にも本筋にも大きく関わります。

さらに有希子が代役を考える流れへ進むため、工藤家らしい変装・作戦の空気も見えてきます。一見ピンチに見える状況が、後で工藤夫妻の作戦として意味を変えるのが気持ちいいです。

有希子も倒れ、優作の姿をした人物が現れる

優作の代わりに有希子が動こうとしますが、有希子まで倒れてしまいます。ここで推理ショーは完全に詰んだように見えます。

しかしその直後、コナンの前に工藤優作の姿をした人物が現れることで、空気が一気に怪しくなります。

その人物は、最初は怪盗キッドの変装のように思われます。

工藤優作の姿で現れ、生放送に出る流れになるため、コナン側もすぐには安心できません。「誰が優作の姿をしているのか」という別の謎が、密室事件と並んで走り始めます。

盛田敦実・桐生泰二・菅沢惟次の3件の密室事件が整理される

生放送では、盛田敦実、桐生泰二、菅沢惟次の3件の事件が整理されます。いずれもサムターン式の内鍵がかかったように見える密室事件です。

別々の現場に見えて、同じ発想で密室が作られている可能性が見えてくるのが推理の入口です。

重要なのは、3件すべてに「サムターンに引っかけられる道具」と「重さのある物」が関わることです。

盛田の事件ではヘアクリップとドライヤー入りバッグ、桐生の事件では割り箸とゴミ袋、菅沢の事件ではトングとフライパンが使われます。道具は違っても構造が同じだと分かることで、3件が同一犯へつながっていきます。

盛田敦実の事件ではヘアクリップとバッグが鍵になる

盛田敦実の事件では、ヘアクリップとドライヤー入りバッグが密室作りに関わります。

犯人は部屋を出たあと、外からドアノブを動かし、重みで道具を落下させてサムターンを回したように見せます。

内側から鍵がかかったように見える状況が、外側から作られていたと分かるのが気持ちいいです。

ただ、盛田の事件は単なる計画殺人としてだけ見ると少し違います。夢川彩子は、自分の密室トリックを盛田のネット小説に使われ、削除を求めて口論になります。そこで盛田を死なせてしまう流れが、後の口封じへつながります。

最初の事件が、夢川が引き返せなくなる入口になっているのがかなり苦いです。

桐生泰二の事件では割り箸とゴミ袋が使われる

桐生泰二の事件では、割り箸とゴミ袋が密室の仕掛けに使われます。ここでもサムターン式の内鍵を、外からかけたように見せる構造が入っています。

日常的な道具で密室が作られるため、派手な装置ではないのにゾクッとします。

さらに桐生の現場では、カップ麺の割り箸が左側に置かれていたことが後の違和感になります。

夢川彩子が左利きであること、そして抵抗された時の手首の傷へつながるため、ただの現場再現では終わりません。密室トリックの共通点と、犯人個人の癖が同時に浮かび上がっていくのが面白いです。

菅沢惟次の事件ではトングとフライパンが使われる

菅沢惟次の事件では、トングとフライパンが密室の仕掛けに使われます。

3件とも道具は違いますが、サムターンに道具を引っかけ、重さのある物で落下させて鍵を回す構造が共通しています。

別々の密室に見えた事件が、同じロジックで一本線につながるのがかなり爽快です。

ここで、3件が偶然似た事件ではなく、同一犯による連続殺人だと見えてきます。盛田、桐生、菅沢は、それぞれ別々の場所で殺されていますが、トリックの骨格が同じです。

道具の違いに目を奪われていた視線が、構造の共通点へ再配置されるのが推理ショーらしい快感です。

生放送「工藤優作の推理ショー」が始まる

生放送が始まると、事件解決は完全にショーとして進みます。

工藤優作の姿をした人物が、3件の密室事件を次々に解き明かしていきます。

テレビ番組の華やかさと連続殺人の重さが同じ画面に並ぶのが、この回の独特な面白さです。

ただ、視聴者側にはもう一つの疑問があります。本当に推理しているのは誰なのか、なぜ優作の姿で現れているのか。事件の真相が進むほど、変装者の正体も気になってきます。

密室事件を解く爽快感と、優作の姿をした人物への違和感が同時に走る構成です。

ダンジョン・ホームズが被害者3人をつなぐ

被害者3人には、オンラインゲーム「ダンジョン・ホームズ」という接点があります。

盛田敦実、桐生泰二、菅沢惟次はゲームを通じてつながっており、持ち物にも虫眼鏡ロゴが残っています。

無関係に見えた3人が、ネット上のつながりで一本線になるのが現代的です。

さらに夢川彩子もダンジョン・ホームズを知っていました。ここで、夢川が単なる番組側の人物ではなく、被害者たちとつながる可能性が浮かびます。

テレビの表側にいるアナウンサーが、事件の裏側へつながっていく感じがかなり怖いです。

夢川彩子の左利きと腕時計の違和感が浮かぶ

夢川彩子を追い詰める決め手として、左利きと腕時計の違和感が出てきます。

桐生の事件現場でカップ麺の割り箸が左側に置かれていたことが、夢川の利き手とつながります。

現場の小さな配置が、犯人の身体の癖へ届くのが気持ちいいです。

さらに、夢川は利き手側に腕時計をしていました。これは桐生に抵抗された時にできた手首の傷を隠すためです。

おしゃれや習慣に見える腕時計が、実は犯行の綻びを隠す小道具だったと分かるのがかなりコナンらしいです。

夢川彩子が真犯人だと明かされる

推理の結果、犯人は東都テレビのアナウンサー・夢川彩子だと明かされます。3件の密室事件は同一犯による連続殺人でした。

生放送で真犯人を指摘する流れは、推理ショーとしてかなり派手で、同時に犯人にとっては逃げ場のない舞台になります。

夢川は、自分が考えた密室トリックを盛田敦実にネット小説で使われたことから、最初の事件へ進みます。

その後、桐生泰二と菅沢惟次が疑い始めたため、口封じで殺害しました。

創作への怒りから始まった出来事が、連続殺人へ膨らんでいくのが本当に苦いです。

夢川彩子が逮捕される

夢川彩子は犯行を暴かれ、警察に逮捕されます。ここで、連続密室殺人事件としては決着します。

密室トリックがすべて一本線でつながり、真犯人まで届く流れはかなり気持ちいいです。

ただ、この回はここで終わりません。事件が解決したあとも、優作の姿をした人物の正体が残っています。

夢川の逮捕で一度安心しかけたところへ、別の不穏さが浮かびます。事件解決後にまだ謎が残っている構成が、この前後編の後味を強くしています。

優作の姿の人物はベルモットだったと分かる

生放送後、工藤優作の姿をしていた人物は怪盗キッドではなく、ベルモットだったと判明。

ここで推理ショー回から黒の組織回へ、一気に空気が変わります。

キッドだと思わせてベルモットだったという反転が、かなりゾクッとします。

さらに、ベルモットはRUMの命令で工藤優作を探っていました。つまり、夢川彩子の事件とは別に、黒の組織側の調査が動いていたわけです。

密室事件が解けた瞬間、今度は工藤家と黒の組織の距離が縮まる怖さが出てきます。

工藤夫妻とFBIがベルモットの動きを読んでいた

最後に分かるのは、工藤夫妻とFBIがベルモットの接近を読んでいたこと。

優作と有希子の食あたりは、ただのアクシデントではなく、ベルモットを欺くための作戦でした。ベルモットが工藤家を探っていると思ったら、工藤夫妻とFBIもまたベルモットを読んでいたのが胸熱です。

赤井秀一、沖矢昴、ジョディ、キャメルらFBI側も関わります。黒の組織が工藤優作へ接近し、工藤家とFBIが迎え撃つ。連続密室殺人事件のあとに、黒の組織とコナン側の駆け引きが一段大きくなる終わり方です。

  • 工藤優作が警視庁から連続密室殺人事件の助言を求められる。
  • 優作がテレビの生放送で密室トリックを解くことになる。
  • 生放送当日、優作が食あたりで寝込む。
  • 有希子が優作に変装して代役を務めようとするが、有希子も倒れる。
  • コナンの前に工藤優作の姿をした人物が現れる。
  • その人物は怪盗キッドだと思われる。
  • 盛田敦実、桐生泰二、菅沢惟次の3件の密室殺人事件が整理される。
  • 生放送「工藤優作の推理ショー」が始まる。
  • 3件の密室トリックが、サムターン式の内鍵を外側からかけたように見せる共通構造で解かれる。
  • 被害者3人と夢川彩子がダンジョン・ホームズでつながっていたと分かる。
  • 夢川彩子の左利き、割り箸の位置、腕時計と手首の傷が決め手になる。
  • 夢川彩子が真犯人だと指摘される。
  • 夢川の動機が、密室トリックの盗用と口封じだったと分かる。
  • 夢川彩子が警察に逮捕される。
  • 生放送中の優作の正体が、怪盗キッドではなくベルモットだと判明する。
  • ベルモットはRUMの命令で工藤優作を探っていた。
  • 工藤夫妻とFBIがベルモットの動きを読んでいたと分かる。
  • 黒の組織が大きく動く予感を残して終わる。

アニメ「工藤優作の推理ショー」の犯人&トリック

犯人は夢川彩子です。被害者は盛田敦実、桐生泰二、菅沢惟次です。

この事件は3件の連続密室殺人事件であり、3件ともサムターン式の内鍵を外側からかけたように見せる共通構造で作られていました。

ただし、生放送で優作の姿をしていた人物は怪盗キッドではなくベルモットであり、夢川彩子の事件犯人とは別軸で整理する必要があります。

夢川は密室事件の犯人、ベルモットはRUMの命令で工藤優作を探っていた組織側の人物です。

犯人:夢川彩子

犯人は、東都テレビのアナウンサー・夢川彩子です。夢川は、盛田敦実、桐生泰二、菅沢惟次の3人を死なせた連続密室殺人事件の犯人として暴かれます。

3件は別々の密室事件に見えますが、同じ発想のサムターン操作でつながる同一犯の事件です。

夢川は、オンラインゲーム「ダンジョン・ホームズ」で被害者3人とつながっていました。

そこに、3人の持ち物にあった虫眼鏡ロゴや、夢川自身がダンジョン・ホームズを知っていたことが重なります。テレビの表側にいる人物が、ネット上のつながりから事件の裏側へ浮かび上がるのが怖いです。

なお、工藤優作の姿で生放送に出ていた人物は夢川ではありません。最終的にはベルモットの変装だと分かります。

夢川彩子の連続密室殺人と、ベルモットによる優作調査は、同じ回にある別軸の事件として切り分けるのが大事です。

動機:自分の密室トリックを使われた怒りと口封じ

背景

夢川彩子は、自分が考えた密室トリックをオンラインゲーム仲間に試してもらっていました。

そのトリックを、盛田敦実がネット小説に使ってしまいます。

夢川にとって、自分のアイデアを奪われたように感じる出来事が事件の出発点になります。

ここがかなり現代的です。オンラインゲーム、ネット小説、創作トリックの共有と盗用。その距離の近さが、現実の人間関係の衝突へ変わっていきます。

画面の向こうの創作トラブルが、実際の殺人へ落ちていくのがこの事件の苦いところです。

引き金

夢川は、盛田にネット小説の削除を求めます。しかし口論になり、盛田を突き飛ばして死亡させてしまいます。

最初の事件は、夢川が自分の怒りを制御できず、取り返しのつかない一線を越えた瞬間です。

ここで夢川が引き返せていれば、被害は広がらなかったかもしれません。けれど、彼女は自分を守るために次の行動へ進みます。

盛田の死を隠し、さらに疑い始めた人物たちを消そうとする流れになります。最初の衝突が、口封じの連続殺人へ変わっていくのが本当に怖いです。

決定打

決定打は、桐生泰二と菅沢惟次が夢川を疑い始めたことです。

夢川は、自分の犯行が明らかになることを恐れ、2人を口封じで殺害します。

盛田の死だけでは終われず、隠すためにさらに殺すという流れが、この事件の後味をかなり重くしています。

夢川には、自分のトリックへの執着がありました。ただし、その怒りや執着があっても殺人は正当化できません。

むしろ、自分のアイデアを守りたい気持ちが、人の命を奪う方向へねじれてしまったことが苦いです。

トリック:サムターン式の内鍵を外側からかけたように見せる

準備

3件の密室トリックに共通するのは、サムターンに引っかけられる道具と、重さのある物です。

盛田敦実の事件ではヘアクリップとドライヤー入りバッグ、桐生泰二の事件では割り箸とゴミ袋、菅沢惟次の事件ではトングとフライパンが使われます。

現場ごとに道具は違っても、密室を作る原理は同じです。

この準備があるから、3つの事件はバラバラに見えても同じ犯人へつながります。重要なのは道具そのものの珍しさではなく、重みで落下させ、サムターンを回すという共通構造です。

小道具の違いに隠れた同じロジックが、この事件の推理の芯になっています。

実行

犯人は部屋を出たあと、外からドアノブを動かします。

その動きによって、あらかじめサムターンに引っかけていた道具が重みで落下し、内側から鍵がかかったように見せます。

人が部屋の中にいなくても、外側から内鍵が回ったように見える仕掛けです。

盛田、桐生、菅沢の各現場では、道具の組み合わせが変えられています。だから初見では別々の密室に見えます。でも、実行の仕組みをそろえて見ると、同じ発想で作られた事件だと分かります。

3件の密室が同じ一本線でつながる瞬間が、推理ショーとしてかなり気持ちいいです。

発覚回避

夢川は、現場ごとに異なる道具を使うことで、事件同士のつながりを見えにくくしていました。ヘアクリップ、割り箸、トングという違いが、共通構造を隠すミスリードになります。

「道具が違うから別の事件」と思わせるところに、この密室トリックの厄介さがあります。

また、夢川は被害者との関係も表に出にくい形にしていました。

オンラインゲーム「ダンジョン・ホームズ」でのつながりは、現実の人間関係より見えにくいです。密室だけでなく、人間関係までネットの奥に隠れているのが現代的で怖いです。

綻び

綻びは、3件の密室トリックの共通構造です。道具は違っても、サムターンを外側から回したように見せる仕掛けが同じだと分かることで、同一犯の可能性が強まります。

別々に見えた事件が、同じ発想で再配置されるのがこの推理の快感です。

さらに、ダンジョン・ホームズのつながり、桐生の現場の割り箸の位置、夢川の左利き、腕時計で隠した手首の傷が重なります。

密室の構造と犯人個人の癖が、別々の角度から夢川へ届きます。

ロジックと身体的な違和感が合わさり、夢川彩子の逃げ道がなくなっていきます。

決め手:ダンジョン・ホームズ、左利き、腕時計の傷が夢川へつながる

決め手の一つは、被害者3人がオンラインゲーム「ダンジョン・ホームズ」でつながっていたこと。

3人の持ち物にある虫眼鏡ロゴが、無関係に見えた被害者たちを結びます。さらに夢川彩子もダンジョン・ホームズを知っていたことで、事件の輪の中に入ってきます。

現実では見えにくかった関係が、ゲームの痕跡から浮かび上がるのが面白いです。

次に、密室トリックの共通構造です。

盛田、桐生、菅沢の3件は、それぞれ道具が違いますが、サムターン式の内鍵を外側から操作したように見せる点で一致します。この共通点が、3件を同一犯による連続殺人としてつなぎます。

さらに、桐生の事件現場ではカップ麺の割り箸が左側に置かれていました。夢川が左利きであることと合わさり、現場の違和感が犯人へ届きます。そして夢川が利き手側に腕時計をしていた理由は、桐生の抵抗でできた手首の傷を隠すためでした。

割り箸の位置と腕時計の不自然さが、夢川の身体に残った犯行の痕跡を暴きます。

結末:夢川彩子は逮捕され、ベルモットとRUMの不穏さが残る

結末では、工藤優作の姿をした人物が生放送で3件の連続密室殺人事件を解きます。犯人は東都テレビのアナウンサー・夢川彩子です。

夢川彩子は犯行を暴かれ、警察に逮捕されます。

夢川は、自分が考えた密室トリックを盛田敦実にネット小説で使われたことから事件を起こし、さらに桐生泰二と菅沢惟次を口封じで殺害しました。

密室トリックは綺麗に解けますが、動機はかなり苦いです。

創作の怒りが、口論、死亡、口封じの連続殺人へ変わってしまった後味が重く残ります。

そして生放送後、優作の姿をしていた人物は怪盗キッドではなくベルモットだったと判明します。ベルモットはRUMの命令で工藤優作を探っていましたが、工藤夫妻とFBIはそれを読んでいました。

夢川の事件は解決しても、黒の組織が大きく動く予感だけは消えない終わり方です。

工藤優作に変装していたのは誰?キッド?

本編の事件とは別でもう一個お話が動いていました。

それは工藤優作に変装していたのは誰?という所です。正解は怪盗キッドではなく、ベルモットということですが、この変装については別記事で詳しく解説していきます。

【関連記事】「工藤優作の推理ショー」で変装していたのはベルモットor怪盗キッド?

工藤優作の推理ショーで赤井秀一がいた理由

この物語の最後に赤井秀一が登場します。

最後に登場した理由としては、工藤邸に盗聴器などが仕掛けられてないのを確認するためです。

赤井秀一は、沖矢昴として変装しており、赤井秀一が生きているとバレてはいけません。恐らく優作は組織らしき人間に嗅ぎつけられると思い、一旦赤井を外に出して、一通り終わったら戻ってきたといった感じとなります。

赤井秀一は今回の作戦を一から知っていたため、あえて登場しなかったという経緯があります。

赤井さんもバレたら大変ですからね…。

アニメ「工藤優作の推理ショー」のhuluやアマプラはある?

アニメ「工藤優作の推理ショー」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

アニメ「工藤優作の推理ショー」の感想&まとめ

優作が連続密室殺人を生放送で解くはずが食あたり…代役は怪盗キッド!?借りを返す協力と即興の推理ショーが噛み合う、笑いと緊張の2話

工藤家×キッドの異色タッグで、生放送が“戦場”になるのが最高。

①推理ショーとしての見せ方が豪華

警視庁が工藤優作を頼り、さらにテレビ生放送で3件の密室事件を解く流れがかなり豪華です。

普通の現場推理ではなく、世間が注目する推理ショーとして真相が明かされるのが特別感たっぷりです。

3件の密室が同じサムターン操作でつながる構成も気持ちいいです。優作の名探偵ぶりが、これでもかと見える回でした。

②夢川彩子の動機が現代的で苦い

夢川彩子の動機は、オンラインゲームとネット小説、密室トリックの盗用が絡むかなり現代的なものです。

自分の考えたトリックを使われた怒りが、盛田敦実の死から口封じの連続殺人へ広がるのが怖いです。

密室ロジックは爽快なのに、感情面はかなり苦いんですよね。

最初の一線を越えた人間が後戻りできなくなる怖さが残ります。

③ベルモットとRUMの不穏さが全部持っていく

事件だけでも十分に濃いのに、最後に優作の姿の人物がベルモットだったと分かるのが強烈です。

怪盗キッドかと思わせて黒の組織だった、という反転で一気に空気が冷えます。

しかもRUMの命令で優作を探っていたため、工藤家が本筋の中心へ近づいた感じがあります。

推理ショーの爽快感より、最後は組織の不穏さが強く残る前後編でした。

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