「黒の組織のシェリーの正体とは」
「灰原はシェリーの時にしてたことって?」
今ではお馴染みの灰原哀ですが、元々は黒の組織のメンバーの「シェリー」でした。
今記事では元々シェリーがどんな人物だったのか?元々何をしていたのか?なども解説していきます。
黒の組織のメンバー「シェリー」の正体とは
- コードネーム:シェリー
- 本名:宮野志保(みやのしほ)
- 仮名:灰原哀
- 姉:宮野明美
- 父:宮野厚司
- 母:宮野エレーナ
- 年齢:18歳
- 職業:組織の研究員
- 愛車:ハーレー
- 声優:林原めぐみ
- その他:イギリス人のクォーター
コナンに登場する灰原哀の本名は宮野志保(みやのしほ)です。
幼児化する前は宮野志保の本名で活動しており、黒の組織でコードネーム「シェリー」として活動していました。
黒の組織時代は組織の研究員として働いており、両親が研究していた研究を引き継いで、APTX4869などの薬を開発。後に灰原は心の中で自分が作っていた薬は本当は違うと言っていましたが、まだ真相はわからない状態です。
シェリー(灰原)の年齢は何歳?
幼児化した灰原はコナンに対して18歳と言っており、ここは間違いありません。
コナンが新一の時に17歳であるため、その一個上という設定となっています。
【関連記事】灰原哀の本当の年齢は何歳?
両親:宮野エレーナ、宮野厚司の研究を引き継ぐ
宮野エレーナは宮野志保が生まれた後に物心付く前に亡くなっています。
母親は組織ではコードネームではないものの「ヘル・エンジェル」と言われており、灰原が開発する前のAPTX4869(アポトキシン)を開発していました。
羽田浩司に使われたアポトキシンは宮野エレーナが作った薬と考えられています。
エレーナが亡くなり、宮野志保が成長した後に研究を引き継ぎ、その成果が認められてコードネームがシェリーとなりました。
シェリーが組織を抜けた理由は姉の宮野明美の死
シェリー(宮野志保)の姉は組織の工作員の一人である宮野明美です。コードネームがないことから、組織でもそんなに重要なポジションではなかったです。
ただ、両親を亡くしているシェリーにとっては、唯一の家族であり大事なお姉ちゃんでした。反対に宮野明美にとっても宮野志保は大事な妹であり、身体の心配をしていました。
宮野明美は黒の組織と交渉して、もし10億円を銀行から奪取できたら、宮野志保を開放して欲しいという交渉をして、10億円銀行強盗の事件を起こしました。
【関連記事】128話「黒の組織10億円強奪事件」は何巻
ただ無事に10億円をゲットしたものの、組織は宮野明美と約束を守らず、ジンが射殺してしまいます…。
これを知ったシェリーは組織にいることが嫌になり、自分でAPTX4869を飲み、組織から逃げたという経緯があります。
【関連記事】灰原の姉「宮野明美」のは生きてるか?
シェリーは工藤新一を求めて工藤邸の近くへ
シェリーは第1話のジェットコースター殺人事件の時に工藤新一という男性にAPTX4869を飲ませていたことを把握していました。
ただ、その生存は「不明」になっていることから、2度工藤新一の家の中に忍び込んで生存確認を行っています。1回目は何もなかったが、2回目の時に工藤新一の子供の洋服が抜き取られていたことから幼児化したのでは?と確信し、被験者リストを「不明」→「死亡」に書き換えました。
また、シェリーは姉の宮野明美から江戸川コナンという存在を知らされており、頭の片隅のその少年のことを把握していました
そして実際に自分が幼児化して黒の組織を脱走する時に行く宛もないシェリーは、同じ境遇のような工藤新一の家の近くまで行き、倒れてしまい、博士に保護されたのです。
つまり、行く宛もない灰原にとってコナンは一つの光だったと考えることができるのです。
シェリー/灰原哀の漫画&アニメの初登場回
シェリーこと灰原哀が初めて登場したのは漫画は18巻、アニメでは「黒の組織から来た女」です。
最初はコナンのいる帝丹小学校に転校してきて、その後の帰り道にコードネーム「シェリー」ということを伝えられました。
19巻の「どうして」では姉の宮野明美のことも伝えており、灰原について細かく知れるお話となります。
【関連記事】灰原哀の漫画&アニメの初登場回は何話?
シェリー/宮野志保(大人の姿の灰原)が登場する回
幼児化している灰原哀の姿ではなく、度々大人に戻り、宮野志保やシェリーとして戻る回があります。
以下記事では大人になって戻っている状態についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【関連記事】灰原哀が大人に戻る回|宮野志保の姿で登場する回
シェリーと黒の組織のメンバーとの関係性
ここではシェリーが黒の組織とのメンバーがどのようになっているのか?という部分を今と過去を参考にしつつ、紹介していきます。
意外な関係性がある人物もいるので、ぜひチェックしてくださいね。
【関連記事】黒の組織のメンバーの一覧を解説
シェリーとジンの関係
一番気になるのがここの二人の関係です。シェリーが組織を抜けてから、ジンは必要以上に追いかけて仕留めようとしています。
この二人については元々付き合っていたのでは?と思われる描写もあったりと関係性が考察できます。
まずは黒の組織との再会の時に、ジンは車の中にあった髪の毛1本だけでシェリーの髪の毛であることを把握しています。普通、髪の毛を見ただけでわかるのか?そういった関係じゃないとわからないのでは?と想像されます。
またコナンにジンとまさか…そういう関係なのでは?と質問しかけた時もあり、灰原ははっきりと回答していません。ここからもしかしたら二人は付き合っていた可能性というのも考えられます。
ジンの中ではシェリーはミステリートレインで亡くなったかもしれない…という風に現状はなっています。
【関連記事】黒の組織「ジン」の正体とは?
シェリーとベルモットの関係
組織の中でシェリーの命を一番に狙っていたのがベルモットです。
ベルモット編では、ベルモットがシェリーを探し出して、命を狙うお話となっており、最終的には命を取ろうとしています。
ベルモットは組織の中で唯一、シェリーが幼児化していることを知っており、今も灰原哀で活動していることを知っている状態です。ただ、他のメンバーには幼児化、灰原のことは全く言っていません。
考察として、シェリーが研究していた内容で幼児化や不老不死の分野においては全ての組織のメンバーに知らされておらず、ベルモットなどの限られたメンバーのみが知る情報となっています。
ベルモットは満月の二元ミステリーでコナンにもう灰原の命を狙わないと約束をし、それ以降は自分で命を狙うことはしません。ただ、ミステリートレインの時はバーボンが命を狙うということで、ついでにシェリーを爆発して殺害しようとしました。
今なお、ベルモットはシェリーの生存を知っており、お互いに組織の研究の根幹を知る人物となります。
【関連記事】ベルモットの正体や秘密を大公開
シェリーとライの関係
ライこと赤井秀一ですが、シェリーの姉である宮野明美と付き合っていたため、存在はバッチリ把握していました。
シェリーがライについてはお姉ちゃんの恋人という風になっており、今なお生きているのか?という部分までの把握はできているかは謎です。
ただ赤井秀一が今も沖矢昴の姿で工藤邸に居続けるのは、元恋人である宮野明美の妹である宮野志保が博士の家にいるから、というのが大きいです。ライは全てを把握済ということになります。
また後々わかるお話としては、灰原と赤井秀一はいとこであることが判明します。
【関連記事】赤井秀一(沖矢昴)と宮野明美・宮野志保(灰原哀)はいとこ?
シェリーとバーボンの関係
シェリーはバーボンと初めて対面したのは、ミステリートレインの中であり、組織にいた時は会ったことがありません。
ただシェリーの中では、バーボンはライのライバル関係にあった人物となります。
反対にバーボンにとっては自分が組織に入るきっかけとなった「ヘル・エンジェル」の娘ということは把握しています。
バーボンは昔、宮野エレーナにお世話になっていたこともあり、恐らくミステリートレインの時は自分で保護して灰原を守った可能性が高いです。
【関連記事】安室(バーボン)と灰原哀(宮野志保)との関係とは?
【関連記事】黒の組織「バーボン」の正体
黒の組織「シェリー」の感想/まとめ
今回は灰原哀が黒の組織のシェリーとして、深くまとめていきました。
意外とシェリーは組織の中でも大事な部分を担っており、重要な情報を多く握っている印象でした。また他のメンバーとの関係なども深く知れて面白いお話でもありましたね。
まだまだ謎が多いからこそ、今後どのようにシェリーの情報が出てくるのか楽しみにしていきましょう!
【関連記事】灰原哀の登場回は何巻?
【関連記事】灰原哀の神回&重要回まとめ
【関連記事】灰原哀の正体を知っている人物一覧
【関連記事】灰原哀の名言一覧
【関連記事】灰原哀の漫画&アニメの初登場回は何話?
【関連記事】コナン「黒の組織」の登場回・重要回
【関連記事】【歴代】黒の組織のメンバーが登場する映画を順番に解説
【関連記事】黒の組織の“あの方”の正体「烏丸蓮耶」を予想考察
コメント