2019年の4月に公開された映画「紺青の拳」ですが、5月のGWでも様々な所で公開されており、2018年の「ゼロの執行人」を超える勢いになりそうですよね。
【京極に胸キュン】「紺青の拳」のネタバレと感想(2019年映画)|劇場版コナン
さて映画が人気が出ている中でも、アニメのコナンでも今回は少し動きがあるようなお話になりそうですよね。
前回のお話「姿を消した恋人」はアニオリであり、最近はずっとアリオリでしたが、5月の半ばでは少しこのアニオリの流れに終止符が打たれるかもしれません。
今回は原作でも関連のある黒の組織のボス「烏丸蓮耶」がちらっと出てくるお話でもあるので必見です!
今回は2019年5月18日・5月25日(土)放送のアニメ名探偵コナン219話「集められた名探偵 前編・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
【更新中】アニメコナンの最新話一覧
以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓
※動画「集められた名探偵」を無料で視聴する方法とは?
huluでは既に「集められた名探偵」の動画が公開されています。
スペシャル番組である「集められた名探偵」以外にも沢山のコナン動画があります。2週間無料であるため、ぜひトライアルしてみてくださいね。
「集められた名探偵」の対象マンガ
今回のアニメに関しては実はデジタル・リマスター版として過去に放送されているお話。
しかし、放送されたのは2001年1月8日と既に18年前になります。更にその時には「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」と二時間スペシャルでした。
今回はその前半部分でもある「集められた名探偵!」の部分だけ放送されるため、今回はそこを前半と後編に分けて紹介します。
実際に名探偵コナンの単行本30巻に掲載話なので一覧で紹介していきます。
対象は名探偵コナン30巻に掲載されている4話
今回の原作となっているのは既に60巻以上前の「名探偵コナン30巻」の以下の4話になります。
それぞれのネタバレについては、この記事よりも細かく書いているため、さらに深く事件に知りたい方はチェックしてみてくださいね。
今回のお話は一つ一つが濃い話になっているため、コナンファンには欠かせない作品になります。
219話「集められた名探偵 前編」のあらすじ
簡単な公式のあらすじは以下になります↓
小五郎は神が見捨てし仔の幻影と名乗る差出人から晩餐会に招待され、コナン、蘭と山奥にある黄昏の館を訪れる。
晩餐会には小五郎の他に名探偵の降代、茂木、大上、郁美、白馬も招待されていた。姿を見せない館の主は館に眠る財宝を捜し当ててほしいと名探偵6人に依頼。探偵たちは手紙の名前から館の主は怪盗キッドだと推理する。
そして、この館は謎の死を遂げた大富豪、烏丸蓮耶の別荘だったと判明した後、最初の事件が起きて…
219話「集められた名探偵 前編」のネタバレ
小五郎が山道の中で車を走らせることから物語はスタートする。
車の中にはコナンと蘭、小五郎の3人で載っており、ガソリンスタンドによった後に近道として林の中をガタガタと走らせるのでした。
そして、近道をした先に見えたのは三人の目的地でもある「黄昏の館」が見えました。
小五郎達は「黄昏の館」に招待されていた
薄暗いまるでドラキュラのような屋敷が見えました。どうやら小五郎は招待状と200万円の小切手をもらったとのこと。
招待状の中には「神が見捨てし…仔の幻影」という文章が書かれており、これをコナンはどうやら何かわかったような表情をしていましたね。
道中、一人の女性と出会うことに。
小五郎達が雲底をしていると、雨の中で一人傘をさしているおばーさんが立っていました。
コナンが車の窓からおばーさんに声をかけて、どうしたのか?と聞いてみると…。
どうやらこのおばあさんがのっていた「フィアット」がエンストしたらしく止まってしまったとのこと。
そこで「黄昏の館」に行くというおばあさんと目的地が一緒ということで乗せることに。
おばーさんの推理力はピカイチ
おばーさんを車に乗せた小五郎達であったが、おばーさんは小五郎の車に乗った瞬間に、社内の状況から小五郎達がガソリンスタンドに寄ったことを推理しました。
そして、小五郎のことを知っているらしくこの女性は千間降代(せんまふるよ)という探偵であるとわかった。
この女性は座ったまま事件の話を聞いて解決してしまう名探偵みたいですね。
黄昏の館につくと他の探偵に出会う
千間を乗せた小五郎達の車が館につくと、館の外にいたのが…。
タバコを吸っている茂木遥史(もぎはるふみ)というまたしても探偵の男性です。そしてどうやら千間と茂木は知り合いみたいですね。
そして館の中に入ると「コックが急病で来られなくなった?」とメイドに怒っているのは探偵の大上祝膳(おおがみしゅくぜん)という男性。
どうやら美食探偵という名で料理もできるとのことで、厨房を借りて料理をすることに。
探偵はその他にもいるとのこと
千間が既に4人の探偵がいるということに気づき、メイドの石原亜紀(いしはらあき)に話を聞くと…。
女の方と少年がいるとのこと。ここで蘭が新一?かと思い、コナンが服部では?とフォローに入るも…。
石原曰く、二人ともご主人様にいただいたリストに入っていたが、新一は連絡がとれず、服部は中間テストのためNGとのことだった。
そしてここに呼び出した主人というのは誰?と聞くと。どうやらメイドの亜紀も会ったことがなくいとのこと。
応募の面接の際に、部屋に入ってみるとパソコンと今回の晩餐会のリストが置かれており、次々と参加者が首をかしげていなくなる時に、亜紀がパソコン前で書類に目を通したところ合格を受けたとのこと。
そしてそのままメールでのやりとりが始まったので一度も会ったことがないとのこと。
黄昏の館の秘密と新たな探偵の登場
蘭はこの館がいたるところに変な模様があると感じていましたが、どうやらこれは模様ではなく血痕の後とのこと。
そして、この館のいたるところには血の跡があると、女性探偵の槍田郁美(そうだいくみ)が言った。
槍田はルミノール反応がでる霧吹きを使っているから、館中が血の跡がわかるみたいですね。
ここで鷹が現れ、もうひとりの探偵が現れます。それは白馬探(はくばさぐる)という17歳の少年探偵になります。
そしてこの鷹はワトソンという名前で、これで6人の探偵全てが揃う…。
黄昏の館の主が現れる
ここで6人とコナンと蘭達はひと時の余暇を楽しむことに。しかし、この屋敷は惨劇の犯行当時のままのためにあらゆるところに血があったりします。
そして全員はメイドに連れられて、部屋に入ると謎の布を被った人物がテーブルの真ん中にいました。謎の人物は
「崇高なる六人の探偵諸君!我が黄昏の館によくぞ参られた…」
と話をするのでした。この間に料理は美食探偵の大上が作った物をメイドが配ることに。
ここで謎の仮面の人物が急に、今回は自分が眠らせた館内にある財宝を見つけて欲しいとのこと、そして、最後に
「私が長年かけて手に入れた巨万の富を…命を懸けてね…」
というと「どーん!」爆発音が聞こえた。
名探偵達は退路を立たれた
どうやら先程の爆発で、ここまできた車や、逃げる橋まで壊したみたいですね。
そして、ここでは携帯も圏外のため通じません。さらに、ここから財宝を探し当てた人のみ財宝の半分を与えて、ここからの脱出方法を教えるとのこと。
しかし、探偵の茂木がこの布の仮面を被った人物の布を取ると、なんとそこには顔の形をスピーカーでした。
小五郎以外はこの犯人に目星は付いているとのこと。
小五郎が「いったい誰がこんなことを??」
と疑問視ししていたが、どうやら他の探偵達は
「神が見捨てし…仔の幻影」
の一言で「Kid the Phantom thief」という言葉を導き出して、「怪盗キッド」という人物にたどり着きました。
つまり、キッドがここの場に名探偵達を招待させたということになります。
どうやら白馬は「僕の思考を狂わせた…唯一の存在」と言っており、何かライバルのようなものを感じさせましたね。
怪盗キッドが館内のどこかにいる
怪盗キッドの名前が出た途端にコナンはそのキッドが出す雰囲気を感じとりました。
つまり、キッドはこの館内の中に潜んでいることは間違いないみたいですね。
そして、全員はキッドが探偵達と知恵比べをしたいのでは?と思い、そこから財宝をキッドと探偵達で取り合うのでは?と考えていました。
キッドの名前が出てから、一同は美食探偵の大上の料理が運ばれてきて、ご飯を食べることに。
スピーカーの男が喋りだす。
元々、仮面を被っていた、スピーカーの男が
「どうかね諸君…私が用意した最後の晩餐の味は…?」
と話しだすのでした。それにしても料理は大上が作ったので少しおかしいですよね笑
ここからスピーカーの男はとある話をし始める。
黄昏の館は「烏丸蓮耶(からすまるれんや)」の館であるということ
男は各席にある、食器のマークを見せる。すると「くちばしが大きく不気味な鳥のマーク」がついていました。
そして男はこのマークは「半世紀前に謎の死を遂げた大富豪、烏丸蓮耶の紋章」と言い、ここは烏丸が建てた別荘だったとのこと。
しかし、この別荘で40年前に血の海になったとのこと。
40年前に黄昏の館で起こったこととは?
40年前、この館には財界の著名人を集めて
99歳で他界した「烏丸蓮耶を偲ぶ会」という名の、高価な美術品を売買するオークションが行われていたとのこと。
三日間続く、オークションの二日目にずぶ濡れの男達が現れて、嵐が止むまでにいさせて欲しいと言い、とある物を渡した。
それが葉っぱと言われる「マリファナ」であるとのこと。
それをすったオークションの客達は暴れ出し…最終的には名湯や宝剣で戦いが始まり、オークションは地獄絵図になったとのこと。
そして八名の死者と十数名の昏睡状態の客たちを残して、男達二人と美術品がごっそりと消えていたとのこと。
しかし、世間にその情報を流れないようになっていた
40年前のこの事件には「政界に顔の利く名士か、その一族」が参加していたため、下手に事件を解明してしまうと、誰が誰を殺害したという状態になってしまうため、握り潰されたとのこと。
そして、続けてスピーカー越しの男が、今回探偵達を呼んだ理由としては、もう一度40年前の斬撃を全員で探偵6人でお越し、財宝を奪い合って欲しいとのこと。
さらに男から一言からヒントが出る
「二人の旅人が天を仰いだ夜…悪魔が城に降臨し、王は宝を抱えて逃げ惑い‥王妃は制裁に涙を溜めて許しを乞い、兵士は剣を自らの血で染めて果てた…」
と言い、これは暗号であるとのこと…。
黄昏の館で第一の殺人が発生する
探偵達はスピーカー越しの男の言葉を聞いていたが、実際に自分達がその気にならなければ、殺し合いは起きない…と言うが。
男はこのゲームを降りるのは不可能と言い、
「君たちは私が唱えた魔術にもうすでにかかってしまっているのだから」
と言い、財宝を見つけたら中央の塔の四階の部屋のパソコンに財宝の在処を入力しろとのこと…。
探偵が苦しみだす。
一人の探偵である茂木が「うぉぉぉ」と苦しみ出すが、それは演技でありこの話から降りる…と言った途端。
今度は美食探偵の大上が「ぐわぁぁぁぁ」と苦しみ出すのでした。そしてその場に倒れてしまう。
どうやら大上は本当に倒れてしまいました。どうやら口からアーモンド臭がするため、青酸系の毒物とのこと。
千間が10円玉で酸化還元反応がないことがないため、原因は飲んでいた紅茶ではないとのこと。
スピーカー越しの男が喋る始める
男は大上探偵のためにも、宝探しを盛大に初めてくれ!と言うのでした。
これに対して、茂木がスピーカー男の胸ぐらを掴むと…となんと「カセットテープ」でスピーカーが話されていたとのこと。
カセットテープにはタイマーが付いており、メイド曰く料理を運ぶ順番は綿密に決まっていたとのっこと。
最後にコナンは2つわかることがあると言い、一つは犯人が大上を狙っていたということと、犯人は僕たちの中にいるかもしれないと言うのでした。
219話「集められた名探偵 後編」のあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
小五郎と降代、茂木、大上、郁美、白馬の名探偵6人は山奥にある黄昏の館の晩餐会に招待される。
姿を見せない館の主の目的は館に眠る財宝を捜し当ててもらう事だった。だが、大上が毒殺される事件が発生する。
さらに降代が乗っていた車が爆破。この後、残り4人の探偵たちは自分たちの中に犯人がいると疑心暗鬼になって皆を疑い出す。
そして、40年前と同じように財宝を巡って命を奪い合うという館の主の期待通りの惨劇が起きて
219話「集められた名探偵 後編」のネタバレ
コナンがこの中に犯人がいるのでは?と推理をすると、それぞれの集められた名探偵達が反応するのでした。
コナンの推理では、デープの声も前もって仕掛けておいて集められた全員と聞いている振りをしていた可能性があるのでは?と推理するのでした。
つまり、犯人はデープの声の内容から大上がなくなる時間まで把握していたことになります…。
さらに争点としては、紅茶には青酸化合物の反応がなったとのこと。しかも怪盗キッドは人殺しはしない…。
ここで探偵達は外の爆発を見に行くことに…。ここでコナンは大上の指を見て何かを推理している様子。
館の外に出てみると、探偵達の車がまるこげの状態に。
外には火の海になっている車の数々。その中の一台にメイドが言う「ご主人様」のベンツの車までまるこげになっていました。
ここでメイドの石原の車は裏門に止めるように、ご主人様からの指示があったため、無事であったことに気づく。
ここで本当に橋が落とされているのかを見に行くために、おばあちゃんの探偵千間が車に乗ろうとすると、小五郎達も車に乗ろうとする。
しかし、ここで人数が多いため、一度コナンの提案によってコイントスで誰が行くのか?を決めることに。
コイントスで車に乗るのは3人。
コイントスで表が出た人が橋を見に行くことに。ここで表が出たのは…
小五郎と茂木と千間の三人になりました。
そして三人が出発した時に、コナンはガードレールの下に止めてある車に何かを気づくのでした。そして白馬の方を見て
「まさか!?」
という顔をしすると、白馬は何か笑っている様子でした。
橋を見に行った三人ではとある事故が起きる
千間、茂木、小五郎の三人は橋の前に到着。
小五郎とも茂木が橋の前にいましたが、暗く足元が見にくい状態のため、千間にヘッドライトを付けてもらうように指示…。
ここで小五郎と茂木が犯人について会話をしていると…
「ドォン!」
とまさかの千間が乗っている車が爆発してしまいました。
そして、車はそのまま崖の方へ向かい落ちてしまうのでした。
つまり、ここで千間が亡くなったことになり、これを見ていた探偵の茂木が「ニヤリ」と笑っているのでした。
館に戻って、誰かいるかを探す小五郎達。
千間が殺害されたことを蘭とメイド、女性探偵の槍田に伝える小五郎達。
そしてこの女性三人でチームを組み、小五郎と茂木、コナンでもチームを組み、烏丸の館の中に誰かいないかを捜索することに。
その場に白馬の姿がありませんでした…。
コナンと小五郎達はとある部屋に行き着く。
コナン達三人は、ピアノが置いてある部屋につくと…。
ピアノの鍵盤の間にとある紙が挟まっていました。そこにはわら半紙で開かれた、お宝の暗号の在り処が書かれている紙みたいですね。
さらにピアノには槍田のルミノール液がかけられており、小五郎達は電気を消しました。
同じころ槍田は…
槍田は女性三人のチームでしたが、槍田は蘭とメイドを薬品で眠らせることに…。
そしてトイレの部屋に蘭とメイドを閉じ込めた槍田の前に現れたのは「白馬」でした。白馬は槍田に向かって
「やはりあなたでしたか」
と言い、犯人は自ら危険をおかして車に乗るわけがないと。言い、そこで怪しいのは槍田しかいないというのでした。
そして後ほど自分に犯行をかぶせる気なのでは?と言い、さらに白馬は拳銃を突きつけて、いましたが槍田も同様に拳銃を所持していました。
小五郎達は烏丸蓮耶の暗号を発見する
その頃、電気を消した小五郎達にピアノにメッセージが書かれていました。
「私は烏丸に…暗号解読の切り札をやっとつかんだという。」
というようなメッセージが書かれていました。これに三人は「まさか…」と何かに気づきました。
銃声が聞こえる。
メッセージを見た三人のもとに中央の塔の方から「ダァん!」という音が聞こえて、そちらに向かうと…
心臓を撃ち抜かれている白馬の姿がいました…。つまり女性探偵「槍田」にやられたんてですね…。
そして誰かが中央の階段に登る音が聞こえて小五郎達が上に向かうとそこには…。
暗号解読を知らせるパソコンが置いてある
今回の事件は暗号を解いた時にパソコンで知らせるという手はずでした…
そのパソコンがドアの先にあったのです…。しかし、槍田がドアの前で亡くなっていました…。
小五郎の後に続いた茂木が、ドアの内側にノブを回すと針が出る仕組みになっていることに気づく、
つまり、誰かがパソコンで宝の在処をメッセージで送った後に部屋を出ると…そのまま毒殺されてしまうという仕組みでした…。
ここで茂木は残された人物から、こんなことがデキるのは自分か小五郎しかいない…と言い、小五郎を拳銃で撃ち抜くのでした…。
小五郎は拳銃で撃ち抜かれてしまう…
茂木によって心臓を打ち抜かれてしまった小五郎…。
そして残った茂木がタバコを吸おうとしたところ…なんと茂木は苦しんでしまったのでした。
つまり、茂木のタバコには毒が仕込まれていたみたいですね…。
7人目の探偵が現れる
茂木が倒れた後…監視カメラで何者かが頭を抱えていました。
「やはり探偵を集めても…解けなかったか…」
そして、犯人らしき男のシルエットが見ている防犯カメラの映像が一つ消えました。
すると犯人がいる部屋のパソコンに
「宝の暗号は解けた 直接口で伝えたい 食堂に参られたし 我は7人目の探偵」
とテキストが打ち込まれました。
つまりまだ誰かが生きており、謎が解けたということになります。そして犯人らしき人物が誰も生きているはずのない食堂に走ると…。
食堂に「7人目の探偵」が登場する。
犯人が駆けつけた先にいたのはなんと…「コナン」でした…。
そしてコナンは車に爆弾を仕掛けた人物が自分が亡くなったとカモフラージュするために仕組んだと言い…
「そうだよね?千間探偵・・・」
とまさかの車の爆発でなくなったと思われた「千間探偵」が生きていたのです。
千間探偵は予めいろいろな仕込みを行っていた
千間は「自分はたまたま逃げられて、今食堂にやってきた」と言ったが、コナンがこの矛盾を推理で解き明かす。
まず最初はコイントスで車に乗る順番を決めていたが、千間は最初からコインを表にして左手の甲に乗せていたとのこと。
つまり千間がコイントスをした時に、既に表にあるコインは手の甲の上にあり、トスした方のコインは地面に落とす。
そのため、何度コインを投げても何度も表になる仕組みであり、必ず車に乗るように仕向けられていたのです。
続いてコナンは第一の被害者「大上を殺害したトリック」について話す。
大上に青酸カリを飲ませたトリックとは?
最初の食堂でティーカップで紅茶を飲んでいる時に大上は苦しんで亡くなってしまいました。
しかし、最初は席に名札があったものの、小五郎の提案により、席はシャッフルすることに。そのため、千間は席もバラバラでどう予測できたのか?などコナンに問うのでした。
ここでコナンは全てのティーカップに青酸カリが塗られていたとトリックがあることを答えます。塗った場所はティーカップのつなぎ目の上の部分…。
大上はカップを持つ時に触れる部分でもあり、大上は悩んだ時に親指の爪を噛む癖があるため、悩むタイミングで悩んだ時に殺害するように仕込んでいたと考えられていたのです。
しかし、ここで疑問が生まれます。普通なら用心深く食器を拭くはずなのに、大上はそうしなかったのか?
もともと「大上」と「千間」はグルだった
コナンは大上が食器を拭かなかったのは、千間と仲間であるため自分が殺されると思ってないからと推理する。
コナンはメイドが館に来る時にベンツが置いてあったことがすでに疑っていたとのこと。
誰かが来て、ベンチを放置するということは、ベンツに乗ってくる人間と別の車でその人を迎えに行く共犯者が必要になるからです。
ちなみにわざわざ毛利小五郎の車に待ち伏せして乗ったのは、タバコ嫌いを印象付けることで茂木探偵みたいにタバコを加えると青酸カリで亡くなってしまうのを防ぐためでした。
またメイドを面接で選んだ理由は爪を噛む癖があったため、いつでも殺害できると思ったとのこと。
犯人の「千間」の本当の目的とは?
今回、大上や自分が殺されたと探偵達に思わせたのは、心理的に追い詰めて名探偵に隠された暗号を説いてもらうためとのこと…。
40年前に大富豪の烏丸蓮耶が同じような手口をするためとのこと。
どうやらピアノに書かれていた血文字の最後に「千間恭介」と書かれており、これは千間探偵の父親であったとのこと。
そして千間の父親は考古学者でここ「黄昏の館」に40年前に呼ばれて、大富豪が母親から継いだこの館の秘密を解いてほしいと呼ばれたとのこと。
毎月、良い額のお金と手紙が届いたが…半年後にばったり亡くなったとのこと。
千間がその真相がわかったとのは、20年たった後に、父親の手紙を明かりに照らすと小さな穴が空いており…。
烏丸が自分の死期が迫り、学者達に焦らすために見せしめに一人殺害し…たとえ財宝は見つけても自分は殺されると書かれていたとのこと。
千間は大上と手を組んだ理由とは?
千間はこの話を2年前、大上にぽろっと烏丸の館の話をしたところ、大上は食いついてしまったとのこと。
そして多額の借金をして、自分が館を購入。そして追い詰められて、探偵に謎を解かせようと、餌として怪盗キッドをの名前を借りたとのこと。
大上は最初の見せしめとしてメイドを殺害を考えていたが、千間によって自分がその殺害方法で亡くなってしまいました。
大上が爪を噛んだのは、テープに予定外の内容が吹き込まれていたからとのこと…。
千間は「大上は烏丸に取り憑かれたように止めるにはあれしかなかった」と言い、大上はもともと財宝が見つかったら一人占めをする予定だったみたいですね。
黄昏の館の財宝の在り処とは?
コナンは実は千間恭介はすでに暗号を解いていたことを伝える。
そして食堂にある時計に関して
「変だと思わないか?大きな館なのに時計はこの食堂にしかないんだぜ?」
と言います。ここで暗号を復習すると。
「二人の旅人が天を仰いだ夜…悪魔が城に降臨し、王は宝を抱えて逃げ惑い‥王妃は制裁に涙を溜めて許しを乞い、兵士は剣を自らの血で染めて果てた…」
千間の血文字はこちら↓
「私は烏丸に…暗号解読の切り札をやっとつかんだという。」
これを参考に時計を動かしていくと、財宝が見つかるとコナンは推測するのでした。
暗号をヒントに解読してみる
、まずは暗号のヒントでもあった
「二人の旅人が天を仰いだ夜」
というのは時計の長針と短針が真上を向く12時を指しています。そのため、まずは2つとも12時に移動する。
次に千間恭介が残した「切り札」という文字。これは英語で「トランプ」という意味。
そして、暗号の中には王と王妃、兵士がおり、それは全てカードで言うK(キング)、Q(クイーン)、J(ジャック)であるということ。
さらに宝はダイヤ、聖杯はハート、剣はスペイドを意味しており、つまり、宝と王は「ダイヤのキング」、聖杯と王妃は「ハートのクイーン」、「剣と兵士はスペイドのJ」となる。
この館にあるトランプのそれらの絵札の向きを0時の状態から、左に13、左に12、右に11と動かすのが正解となる。
という言葉で時計を動かすと、解けは壁から剥がれて落ちました。
そしてこの時計の塗装が剥がれて、どうやら時計の中身は純金でありました…。千間は
「たったそれだけの物のために父が命を落としたとは…」
と落胆しました。そしてコナンは脱出方法を教えてくれ…と言うが、千間はもともとそんなものがない…と言い。。万事休す…
生きていた名探偵達
千間の言葉にそんなことだと思っていたぜ。と
茂木、小五郎、槍田、白馬はなんと生きていたのでした…。どうやらケチャップで血の役割をしたり、と千間を騙していたとのこと。
そして、蘭とメイドは眠らせたとのこと。
茂木達が千間が犯人と気づいたのは、車に乗る時のコインを選んだ時に…千間は遠くにあった10円玉をとりました。
この時、もしほかの人が指に青酸カリがついていると、酸化還元反応がおきてしまいトリックがバレてしまうから千間は10円玉をとったとのこと。
白馬は死体の右手親指の爪を見た時点で怪しいと思っていたとのこと。
コナンもすべてわかっており、騙したとのこと…。これはすごいとしか言いおうがないですね笑
名探偵達は脱出をはかる
千間は脱出の方法はないと言ったが…何か大きな男が聞こえました。
ここで白馬が「警察のヘリの音」と言い、どうやら相棒の鷹「ワトソン」のアンクレットに手紙を付けて、助けを呼んだとのこと…。
しかしコナンはここで何かが崩れる音が聞こえる…と感じとるのでした。
ヘリで黄昏の館を脱出することに。
コナンや蘭、集められた名探偵達は白馬のヘリで見事に脱出したのでした。
ヘリの中で千間は父親が残した暗号を解いてほしかった…と続き、烏丸蓮耶に取り憑かれているのは私の方だったかもしれないねぇ…
と言い、ヘリのドアを開けて、まさかの飛び降り自殺を図ろうとしました。
小五郎がすかさず飛び降りる…
なんと千間を助けるために小五郎が飛び降りました…そして、小五郎ではなく…なんと変装した「怪盗キッド」だったのです。
ここで怪盗キッドは死に急ぐのは早いじゃないのか?と言うと、千間は
「あなたを助けてあげたのさ…」
と言い、どうやらコナンを含めた名探偵達はキッドの変装に気づいていたのでした…。さすがコナン達ですね。
烏丸蓮耶が求めていた「黄昏の館」の正体とは
キッドはあんな財宝は持ってかえれないと言い…館を見ると…なんと黄金に輝いていたのでした。
どうやら時計がスイッチになっており、壁が崩れて黄金が出る仕組みになっていたみたいですね。
ここでコナンは
「黄昏とは 空が金色に輝く夕暮れの事… まさに黄金の館ってわけか!」
と一人でテンションがあがっていましたね笑
これで烏丸蓮耶の黄昏の館の謎は解けました。
この時…小五郎はガソリンスタンドでキッドに身ぐるみを剥がされていたことがわかり、お話はおわりです…。
219話「集められた名探偵 前編・後編」の感想
懐かしいお話でしたよね。昔、アニメコナンで見ていた人にとっては神回の一つであることは間違いありませんよね。
初期の段階で多くの探偵が集められて推理するのは、これが初めてかな?というくらいです。
映画「探偵たちの鎮魂歌」でも多くの探偵が集められて、いろいろトリックを解いていたのを思い出しました。
2019年5月に放送されている今回は放送時間の関係上、少し省略している部分が多くありましたね。
茂木がわざと、大声をあげて、死んだふりをするシーンなどがなかったな〜と思いました。
烏丸蓮耶は黒の組織の“ボス”
この時は全く気づきませんでしたが、今回でてきた「烏丸蓮耶」は2019年現在では黒の組織の「あの方」ということになっています。
しかし、すでに烏丸は半世紀前に亡くなっていますが…どういうことでしょうか?
今後少し、烏丸について軽く考察していこうかなと思います!
まさかこんな初期段階で黒の組織のボスが出てくるとは思っていないので、結構びっくりですよね笑
ここからどんな風に現れるのか期待していきましょう!
烏丸蓮耶の正体についてはこちら↓
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