2024年6月15日放送の1127話「ザ・取調室2」。
1つ前のお話は1126話「逆上せあがった探偵」と、小五郎がまさかの容疑者という展開でしたね。
今回のお話は取調室シリーズの2作目のお話となります。
今記事では1127話「ザ・取調室2」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
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アニメ1127話「ザ・取調室2」は何巻?原作で何話?

今回の1127話「ザ・取調室2」はアニメ・オリジナルストーリーです。
「2」とかいてあるとおり、このお話は過去に同じような形に放送されています。
2009年の放送で553話「ザ・取調室」に放映されています。
ちなみに次回の原作回は以下となります↓

アニメ「ザ・取調室2」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンと小五郎は、捜査に協力した事件がなかなか進展しないため、目暮警部のもとを訪ねる。容疑者は元小学校教諭・北尾研吾。
八日前に造成工事現場付近で発生した殺害事件の容疑者として逮捕され、犯行を認めていたが、取り調べを重ねるほど不審な言動が目立ち、起訴できずにいたのだ。
奇妙に思った目暮警部たちは別の容疑者についても調べ始める。そこで北尾と被害者、どちらとも接点のある人物が浮上するが……。
アニメ1127話「ザ・取調室2」はhuluやアマプラはある?
アニメ「ザ・取調室2」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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1127話「ザ・取調室2」のネタバレ&事件の流れ

今回の事件はタイトル通り、物語の主戦場は取調室。
犯人探しだけではなく、「なぜ“罰せられたがる”のか」「誰かをかばっているのか」という心理戦が軸になっていて、ミステリーの手触りがいつもと違う回です。コナンと小五郎、目暮警部たちの距離感も近く、警察署の空気が濃い一編になっています。
造成地に停められた車と、練炭の死
小五郎は、捜査協力した事件の進展が遅いことを不審に思い、目暮警部を訪ねます。
そこで明かされるのが、旭台の造成工事現場で見つかった“車内死亡”事件。 車の中には七輪と練炭の痕跡があり、死因は一酸化炭素中毒。さらに睡眠薬まで出ているため、単純な自死では片づけにくい状況です。事件が匿名通報で発覚している点も、誰かが「見つけさせた」匂いを残します。
捜査:小五郎が見た揉め事、そして“自白する容疑者”
小五郎は事件の2日前、被害者・本田雅斗が高齢男性と激しく揉め、ホームセンターで七輪や練炭を購入する場面を目撃していました。その高齢男性こそ、北尾研吾です。
さらに、元教え子の蒲原保が「現場から走り去る北尾を見た」と証言。購入履歴も合わさり、北尾は逮捕されます。ここまでは“状況証拠が綺麗に揃う”定番ルートに見えます。
ただ、北尾はあっさり罪を認める割に、肝心の犯行の説明がぼんやりしています。自白が早すぎるのに、核心を語らない。ここが最初の大きな違和感です。
容疑の広がり:叔母・四方遥香の存在
捜査が進むと、本田の叔母である四方遥香が新たな“容疑者候補”として浮上します。本田から頻繁に金をせびられていたという事情があり、動機は確かにありそうです。
ただし、犯行時刻のアリバイは鉄壁。それでも北尾と遥香が同じ教室(俳句)に通い親しくしていたことが分かり、「北尾は遥香をかばっているのでは?」という見立てが強くなります。
ここで北尾は一度、“遥香をかばおうとした”ことを認めます。蒲原の目撃証言も、北尾が頼み込んで作らせた嘘だと判明し、警察側は「北尾は真犯人ではないのかもしれない」と揺れ始めます。
違和感の正体:北尾の焦りと、アリバイの“穴”
ところが、話が「北尾はお騒がせなだけ」に落ち着きかけた瞬間、北尾は別方向の焦りを見せます。 殺人容疑が晴れても、捜査を攪乱した責任で「すぐ釈放できない」と言われた途端に動揺するのです。自分から“起訴してくれ”と言っていた人物が、釈放の遅れに怯える。この矛盾にコナンは引っかかります。
小五郎とコナンは蒲原のもとへ行き、アリバイの詳細を確認。すると北尾は当日、「タバコを買う」名目で10分ほど席を外していたことが分かります。旭台まで1時間かかる距離では犯行は無理に見えますが、コナンは“距離の前提”そのものを疑い始めます。
解決:取調室の外から暴く、二段階の偽装
コナンは北尾のアリバイ圏内にある“車を隠せる場所”として廃工場を見つけ出し、取調室2の隣室で眠りの小五郎をセット。
マイク越しに取調室内へ推理をぶつけ、北尾の筋書きを崩します。 事件は「造成地で起きた」ように見せられていましたが、死因が一酸化炭素中毒である以上、殺害場所と発見場所が一致する必要はない。ここがトリックの土台でした。
追い詰められた北尾は、自分の“計画”を語り出します。狙いは誤認逮捕からの釈放、そしてワイドショーでの告白。あまりに身勝手で、コナンが呆れるのも無理はありません。
そして最後に遥香本人の言葉が、北尾の独りよがりを決定的にします。「雅斗さえいなければ」の真意は殺意ではなく、彼女自身の別の恋心から出た照れ隠し。北尾のすべてが、最初から空回りだったと突きつけられるのです。
事件の流れ(タイムライン)
- 数日前:北尾が本田と揉め、七輪・練炭購入の“目撃”を作る
- 事件当日:睡眠薬で本田を眠らせ、車ごと廃工場へ移動
- 蒲原宅:北尾はアリバイ作りの最中に短時間席を外し、廃工場で練炭を着火
- 本田死亡後:車内を換気して運転可能な状態にし、旭台造成地へ移動
- 造成地:再度練炭を燃やして“現場”を偽装し、匿名通報で発覚させる
- その後:蒲原に偽証を依頼し、自分に疑いが向く状況を整える
- 取調室:誤認逮捕からの釈放→ワイドショー告白、という筋書きが崩壊して終幕
1127話「ザ・取調室2」の犯人&トリック
この回の面白さは、「取調室で語られる“ストーリー”」そのものが偽装になっている点です。
北尾は“かばっていました”という分かりやすい筋を用意し、警察の視線をわざと誘導します。けれど、コナンは「その筋書き通りに動きすぎる不自然さ」から、逆に真相へたどり着きます。
犯人(フルネーム)
犯人は 北尾研吾(きたお けんご) です。
動機:背景→引き金→決定打
- 背景:北尾は四方遥香に恋心を抱いていました。一方で被害者・本田雅斗から金を要求され、断れば遥香に悪い噂を流すと脅されていました。
- 引き金:遥香が漏らした「あの雅斗さえいなければ…」という言葉を、北尾は“甥を消したいという本音”だと誤解します。
- 決定打:本田を排除することで「遥香の助けになる」と独り合点し、さらに自分を“無実の被害者”として世間に出すことで、釈放後にワイドショーで告白する――という自己演出までセットにして犯行を決断しました。
動機が複数に絡んでいる分、胸糞というより「身勝手さの方向がズレている怖さ」が残ります。誰かのためと言いながら、最後まで“自分の願望”が先に立っているのが、この事件の刺さるところです。
トリック:準備→実行→発覚回避→綻び
1)準備(疑いを“集める”仕込み)
本田とわざと揉め、七輪・練炭を買う姿を周囲に見せて「動機」と「証拠の線」を作ります。
四方遥香に確実なアリバイがある日を実行日に選び、あとで“かばう芝居”が成立するように下地を整えます。
蒲原保を訪ねる約束も取りつけ、当日のアリバイの土台を作ります。
2)実行(廃工場での殺害)
睡眠薬で本田を眠らせ、七輪と練炭を積んだ車で廃工場へ移動。
その後、蒲原宅で一緒に過ごし「同席のアリバイ」を確保。
途中で短時間席を外し、廃工場で練炭を着火して一酸化炭素中毒を起こし、本田を死亡させます。
3)発覚回避(現場を“造成地”に作り替える)
死亡を確認したあと車内を換気し、そのまま運転できる状態にして旭台造成地へ移動。
造成地でもう一度練炭を燃やし、発見場所=犯行場所と思わせる状況を作ります。
匿名通報で警察を呼び、事件を“見つけさせる”ことで捜査のスタート地点まで設計します。
4)綻び(アリバイの穴と、知っていたはずの情報)
蒲原の証言で「10分席を外した」事実が出てしまい、往復圏内に廃工場があることも見えてきます。
さらに、北尾は遥香のアリバイ情報を事前に知っていた(=“かばう芝居”が不自然)ことで、取調室で語っていたストーリーが崩れます。
決め手:どの証拠が、どの矛盾を崩したか
決め手は、北尾の“鉄壁に見えたアリバイ”の中にあった、短時間の離席(約10分)と、そこから成立する廃工場での犯行です。
そして死因が一酸化炭素中毒である以上、「遺体発見場所に犯人がいた」証明がなくても、別地点で殺して移動させるという二段偽装が成立します。この構造を突かれたことで、北尾の計画は一気に崩壊しました。
結末:犯人はどうなるか
北尾は追い詰められて犯行を認めます。誤認逮捕からの釈放、そしてワイドショーでの告白――という独りよがりの筋書きは破綻し、事件は「北尾が犯人」として決着します。 最後に遥香の“本当の意味”が明かされ、北尾が力なく言葉を失う場面は、この回の後味を決める一打でした。
1127話アニメ「ザ・取調室2」まとめ/感想

前作の空気を引き継ぎ、取調室だけで推理が転がる濃密回です。小五郎が目暮警部に食ってかかる導入も痛快で、練炭車の事件以上に北尾の暴走した恋と計算の怖さが刺さりました。
導入の“詰め寄り”が効く
小五郎が「逮捕から一週間、なぜ起訴しない」と目暮警部に食ってかかる導入が、まず痛快です。小五郎の目撃証言(被害者・本田雅斗と高齢男性の口論)が起点になり、蒲原保が持ち込むクラス会写真で北尾研吾に繋がる流れもスムーズでした。
高木刑事の淡々とした質問に、北尾が“思い出せない”を重ねるやり取りが妙にリアルで怖いです。旭台の造成地に停められた車、七輪と練炭、睡眠薬――絵面は重いのに、主戦場は取調室の“言葉”。
静かな圧でじわじわ飲まれました。千葉刑事が持ち込む四方遥香の線で、疑いが揺れるのも面白く、どこまでが芝居か身構えました。
取調室で反転する推理の快感
この回の気持ちよさは、派手な現場検証よりも“取調室での矛盾”を積み上げていく点です。
北尾が四方を庇ったと認めた瞬間は一瞬ほっとするのに、目暮警部が「捜査妨害でもう少し」と止めた途端に態度が崩れて、空気が一気に冷えます。
わざと疑われ、誤認逮捕で釈放された後は二度と疑われない――そんな一石二鳥の発想がぞっとしました。さらに“ワイドショーで想いを伝える”という目的が見えた途端、善意の仮面が剥がれる感じが苦いです。胸に残りました。コナンが隣室で小五郎を眠らせ、マイク越しに切り込む「眠りの小五郎」も、閉鎖空間だからこそ映えました。
恋の暴走が残す後味
解決後に刺さったのは、四方遥香の「雅斗さえいなければ…」が、北尾の中で勝手に“殺してほしい願い”へ変換されていたことです。
遥香は甥の本田雅斗に振り回されていただけで、言葉の真意はまるで別。勘違いと執着が積み重なり、最悪の結末に転がるのが胸にきます。年の差まで含めて一方通行の恋が、相手の迷惑や恐怖を想像できていないのが本当に怖いです。
ラスト、街頭ビジョンの結婚報道に小五郎がはしゃぐ締めが、重さをふっと揺らしてくれました。コナンが呆れる視線まで含めて後味が濃いです。取調室シリーズらしく、派手さより人の怖さが残る回でした。
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