「今週のアニメコナンがやばい!」
「最近のアニコナがおかしいのはなぜ?」
毎週土曜日に放送されているアニメ名探偵コナン。
久しぶりに見た人であればあるほど、話によってはこれはコナンなの?と思うな回が放送されます。
またなんか作画がおかしい…と思う方も多いはず。
そこで今記事では最近のコナンがやばいと言われる理由や、カオス回と言われる浦沢回について触れていきます!
前提!やばい時は大体アニメオリジナルストーリー(アニオリ)
久しぶりにコナンを見た人が「えっ…」と疑問に思う回は大体アニメオリジナルストーリー(アニオリ)です。
今のアニメコナンは過半数の回はアニオリであり、原作回は1ヶ月に1回あったら良い方。
この理由としては、少年サンデーで連載されているコナンが3話連載したら、1ヶ月以上お休みするという周期になっています。
そのため毎週原作回を放送してしまうとサンデーに追いついていしまうため、アニオリがメインでアニメは進んでいます。
原状サンデーとアニメの原作回は1年半〜2年ほど遅れています。
アニメオリジナルストーリーの話を知りたい方はこちら↓
原作回のみ話を知りたい方はこちら↓
最近のアニメコナンがやばいと言われる主な理由
前提としてアニオリが基本ということを押さえつつ、やばい…と言われる理由はいくつかあるので1つ1つ紹介していきます。
やばい理由① 1話完結型で話が全く進まない
アニオリのお話は「前編・後編」の話が基本的に少なく、1話完結でお話が終わります。
1話で終わると何が起こるかというと…事件の内容が薄かったり、急に話が飛んだりしてしまいます。
そのため、内容が薄い…ということになり微妙…最近のコナンやばいな…となります。
前編・後編のアニオリでも原作の話に全く触れず…ただ事件解決して終わりというケースが多いです。
アニオリの放送については以下記事となります。
【関連記事】【アニオリ一覧】コナンのアニメオリジナルストーリーまとめ
やばい理由② 過去の話/デジタル・リマスターが多い
アニオリが多く話が進まないと被りますが、コナンは原作を再放送することも多くやっています。
デジタル・リマスター(通称:デジリマ)と出てる時は過去に放送した内容を再度、アニメで流しているケースです。
つまり、再放送です。再放送をするとまたしても話が進まないというループに入ってしまいます。
再放送をしている背景としては、
- 原作に追いつくため進められない
- アニオリの脚本や映像化が間に合わない
- 公開予定の映画に関係がある
といった理由になります。
アニオリの内容がひどい時には大事な原作回を再放送して欲しい…という気持ちはあります。
原作回のお話についてはこちら↓
【関連記事】アニメ名探偵コナンの原作回まとめ
やばい理由③ 作画崩壊が起きている時がある
輪郭がカクカクしてたり、背景描写が変だったり、コナンがすっごいちっちゃくなってたり、と作画崩壊が度々あります。
原作回では少ないイメージですが、アニオリでは小五郎やコナンの顔がこんな顔だっけ?みたいな時も多いです。
たまに見てると…これはやばい…と思うことが多いですね…。
恐らく毎週しっかりと放送しており、アニメーターの納期が間に合わなかったりが厳しい可能性があります。
作者の青山先生はアニメには関わってないので、そういったことが起きるのでしょう。
やばい理由④ カオス回「浦沢脚本」の話がおかしい
アニオリのコナンは原作回がなく、複数人で脚本を書いてなんとか回しています。
その中でも特に「今日のコナンがやばい!」となりがちなのは、浦沢義雄が脚本を担当したお話。
通称「浦沢脚本」の回がカオスです。
だいたいエックス(旧Twitter)で荒れる時はこの話です。この後に浦沢脚本について触れていきます。
【カオス回】浦沢脚本回の一覧を大公開
それでは過去に公開された浦沢脚本回について紹介します。
浦沢脚本は2019年6月から担当しており、1話ずつ紹介します。
ちなみに浦沢脚本の見分け方は「タイトルがなんか変」「予告の映像がやばい」です。
※今回ヤバさを伝えるためにネタバレを含みますが、ネタバレしてもどういう事?みたいな話になってるので、ぜひアニメでみてください。
浦沢脚本回① 943話「東京婆ールズコレクション」
浦沢脚本で衝撃的なデビュー作となったのがこのお話。
ワンピースでルフィの声をしている「田中真弓さん」が声優として出てくるため、期待されましたが…まさかのおばあさんが登場します。
月島のもんじゃ焼きでキャベツの芯が入っているということで、誰かに命を狙われている!!となり謎の展開になります。
3人のおばあさん達は月島のブー・フー・ウー・スーと呼ばれていると言われたり、コナンが「東京婆ールズコレクション」のポスターを見たりして、真実を見破ります。
人が亡くならない平和な回となります。
詳しい内容はこちら↓
浦沢脚本回② 955話「昆虫人間のヒミツ」
浦沢脚本2作目が昆虫人間の秘密。
この話は村営昆虫人間牧場がある黒野須駅にコナン達がおり、立ち入り禁止の看板の森の中に入ると…、カブトムシ人間に遭遇します。
そこから様々な昆虫のコスプレに変装して、街中が昆虫だらけになります笑
ちなみに少年探偵団の元太はカマキリ人間、光彦はコオロギ人間、歩美はコガネムシ人間になります笑
とにかく…これは事件なのか…?と思えるようなカオス回です!
詳しい内容はこちら↓
浦沢脚本回③ 976話「追跡!探偵タクシー」
小五郎とコナンはマダムから依頼された「アルマジロ君」を探すという、いきなり設定が飛び抜けたお話。
その捜査中に乗ったタクシーの運転手が小五郎のファンということで、さっき乗ったサングラス男について急に推理しはじめます。
そことアルマジロ君が繋がるの??みたいな話です。
ちなみにこの時のタクシーの運転手の声優さんは、金田一少年の事件簿の金田一の声の松野太紀(まつの たいき)さんです。
真弓さんと言い…アニオリにしてはもったいない声優さんを使うのが浦沢回かもしれません。
詳しい内容はこちら↓
浦沢脚本回④ 997話「スマイルの里の陰謀」
浦沢カオス回の中でもまあまあすごいのが「スマイルの里の陰謀」の話です。
今回は老人ホームに少年探偵団のファンという、あざがみアザミ、ほたかボタン、スミダすみれ、佐久間さくらの4人が登場します。
とにかくそれぞれの部屋で子どもたちと会話するおばあさん達がやばいです笑
※これはアニメ見てください笑
ただ、この施設にいるタンゴ理事長とワルツ事務長が悪巧みをしており、コナン達が助ける回でもあります。
浦沢脚本の特徴としてとにかく人が亡くなりくく、最後は笑いでしめるという傾向があります笑
詳しい内容はこちら↓
浦沢脚本回⑤ 1010話「笑顔を消したアイドル」
前回のお話らへんから浦沢脚本が謎に盛り上がり、頻度が上がってきています。
今回のお話は…「加倉井加代子」のお話です笑
とにっかうネタ回と言われる回でもあり、女性がラーメン屋で食い逃げしたのでは?ファミレスのチョコパフェを食い逃げしたのでは?ととにかく警官の推理が妄想をふくらませる回。
ここでトレンドになったのが「たわし爆弾…」そんないじめないだろ!みたいなのがカオスです笑
更に警官が職務中に飲酒しようとしたりします。
詳しい内容はこちら↓
浦沢脚本回⑥ 1028話「ケーキを愛する女のバラード」
2021年のアニメコナンの中でもカオスすぎる作品がこのお話。
被害者があんこに溺れて亡くなるという謎の回…。あの映像を見るだけで衝撃的な一話であることは間違いないです…。
今までの浦沢回では人が亡くならなかったのですが、このお話は珍しく亡くなる回…。
ただ、やはり浦沢さん…。
犯人はケーキを愛しすぎる女ということで、タイトルの伏線を回収しており、最終的に犯人は周りの人間が全てスイーツに見えるというやはり普通では終わらなかったです…笑
そして最後の最後には小五郎がワルツを踊りながら推理するという謎だらけの作品でした。
浦沢脚本回⑦ 1057話「わるいやつら」
久しぶりの浦沢回なのが「わるいやつら」。
話は婿養子のお話ですが、ツッコミどころ沢山あり、ツッコむほうも大変な内容です笑
序盤の方は婿養子と、妻と姑が出てきて、その2人が交通事故に遭ってしまう…!というものです。
ここまでは普通です…。
ただその後に出てくる女性の職業のテロップに「美女」と書いてあります。
これ浦沢脚本だからなのか、それともテロップミスなのか…という普段ならおかしいものもわからなくなります。
ネタバレをそして極めつけには…コナンが犯人達に屋上から落とされてしまい…それをシーツで空を飛ぶという荒業を見せてしまいます。
最初の方はあれ…普通の回かなと思いきや…最後におかしなところをみせてくるような回となりました。
浦沢脚本回⑧ 1067話「恋する商店街」
今回の浦沢脚本はプロレス大会のお話。
落ちぶれた商店街にやってきたのが、商店街を元気にするためにプロレスを開催しているプロデューサー”マダム・ガガ。
ここにレフェリーとして小五郎も参加します。
前半の方はギャグ回だな…と思うのが今回のプロレス相手が「キューティー・ミミ」ということで、前半は商店街の男達が鍛えはじめ…最終的にはみんな身体が動かず、戦えません笑
そして…白羽の矢を立ったのが蘭姉ちゃん…。※これは最後を見て欲しいです笑
ただ最後の展開としては、浦沢回らしくない感じが少しだけありました。
人が一人も亡くなっていないのである意味平和の回の一つでした。
浦沢脚本回⑨ 1089話「天才レストラン」
2023年の浦沢脚本で一番カオスなのがこの「天才レストラン」。
恐らく名探偵コナンの中でも過去一カオスな回と言っても過言ではないです。
物語のあらすじはこちら↓
新装開店した駄菓子屋にやってきたコナンたち少年探偵団。チンドン屋が演奏しており、お祝いなのか駄菓子のスモモが配られる。
初めての駄菓子に夢中になる歩美、光彦、元太だったが、コナンは興味がなさそうだ。
そんなコナンに対して「大人ぶって思い上ってる!」と怒る元太。二人はケンカになり、コナンは一人で帰ることにする。その道中、路地から飛び出してきた老紳士が「オムライスの死体を見た!」と助けを求めてきて……!?
老紳士が『オムライスの死体を見た!』という謎の発言から、レストランにいき、謎の展開…。
これは見ても説明できません…。
何度見てもノイローゼになりそうな内容です。
浦沢脚本回⑩ 1126話「4人だけの同窓会」
2024年4月6日に放送されたのが「4人だけの同窓会」。
2024年初めての浦沢脚本ですが、映画「100万ドルの五稜星」前のアニオリです。
浦沢回の中ではまだマシな方で、最初の方はちゃんと事件していました。
ただ、最後の方に犯人がわかると…浦沢ワールド全開の感じが出てくるので、ぜひ見てください。
浦沢脚本回⑪ 1126話「逆上せあがった探偵」
2024年6月8日に放送されたのが「逆上せあがった探偵」。
今回は浦沢回の中でもライトな方の内容です。
コナンは事件アニメということで、セリフが多かったりしますが、このお話はまさかの最初の方はセリフが少なく、デートシーンをメインに使うという原作回ではありえない使い方をしています笑
そして今回のアニメの少しやばい点としては、原作の設定が少し歪んでいる点です。
毛利小五郎は高所恐怖症であり、高いところに乗ると普通に怖がります。
ただ、今回のアニメでは二人で観覧車に乗るシーンがあり、何も緊張していませんでした…。
原作のコナンならありえない設定なので、浦沢回やってしまったという感じです。
またコナンのことを居候ではなく、助手と言っていたのも気になる点でした。
【まとめ】最近のコナンがおかしくてやばいのは事実!
今回のお話で最近のコナンがおかしいという意見について深く解説しました。
とにかく長いアニメ番組だからこそ色々ありますが、それも一つの楽しみかなと思っています。
浦沢回もファンの間では…普通のアニオリではない…という感じで楽しんでいます笑
原作回もまだまだ続いてるのでどちらも楽しみにしていきましょう!
アニメ名探偵コナンの最新話についてはこちら↓
アニメコナンの全話についてはこちら↓
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