服部平蔵の初登場回!?77話〜78話「名家連続変死事件」のネタバレ&犯人やトリック

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1997年922放送の77話〜78話「名家連続変死事件」

前回のアニメ放送は76話「コナンVS怪盗キッド」でした。

怪盗キッドが初めて登場するという重要な回でした。

さて今回は西の高校生探偵である服部平次が登場する回です!

今記事では「名家連続変死事件」は原作orアニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

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【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ77話〜78話「名家連続変死事件」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「名家連続変死事件」は原作コナンの話となり、対象の単行本は15〜16巻です!

15巻「File10:血染めの包帯」

16巻「File1:白き殺人者、File2:真実の電話、File3:炎の絆」

名探偵コナン15巻に掲載されている話↓
File1:ない!?
File2:消えた凶器
File3:涙で語る真実
File4:声が似てる!?
File5:狙うは…
File6:デュエット!?
File7:指をペロッ!?
File8:魔法を使った!?
File9:悪魔の呼び声
File10:血染めの包帯

名探偵コナン16巻に掲載されている話↓
File1:白き殺人者
File2:真実の電話
File3:炎の絆

File4:学校の不思議
File5:誰かいる!?
File6:邂逅
File7:消滅
File8:気配
File9:終極
File10:陶芸家達の企み

アニメ「名家連続変死事件」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

人捜しの依頼で長門邸に招かれたコナン達。平次とも久々に再会した彼らは、長門家主・道三の誕生祝いに参加した。

ギスギスした人間関係や、包帯を巻いた長男・秀臣の様相に驚きつつも、宴は順調に進んだ。しかしお開きにしようとした時、電話が鳴り、受話器の向こうで婿養子の光明が殺された。

その直後に犯行現場から飛び出したのは包帯を巻いた男!

秀臣も失踪して捜査は行き詰まりかけるが、2日後の夕暮れ、秀臣の遺体と犯行を悔いて書かれた遺書が見つかった!

誰もが事件解決と思う中、二人の名探偵は事件の奇妙な点に気づき始めていた。

アニメ「名家連続変死事件」の登場人物

「名家連続変死事件」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次

服部平蔵
・目暮十三

【関連記事】服部平次(遠山和葉)の登場回は何話?

【関連記事】服部平次の父親「服部平蔵」とは

アニメ「名家連続変死事件」の動画やhuluはある?

アニメ「名家連続変死事件」はhuluで配信されています。

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アニメ「名家連続変死事件」の簡単なネタバレ&考察

長門グループの会長・長門道三に招かれて、屋敷にやって来た小五郎たち。

依頼内容は、自分の誕生日に初恋の女性を探してほしいとのことでした。

長門道三の旧友で服部平蔵が登場

初恋探しとして毛利小五郎を指名したのは、長門道三の旧友である大阪府警本部長の服部平蔵

服部平蔵は服部平次の父親であり、息子の平次とともに長門の屋敷に来ていたのです

服部平次と協力して事件解決に挑む

道三が依頼内容の話をすると、屋敷にいる人物が現れますが、何やらギスギスした様子。

〜長門家の関係者一覧〜

・長門道三
 →今回の依頼主で長門グループの会長。病気が重くベッドの上で過ごしている。
・武蔵之介
 →長門家の執事。
・日向幸
 →道三の秘書。つきっきりで道三を支えている。
長門信子
 →道三の長女。日向幸のことを女狐と嫌っている。
長門康江
 →長門道三の次女。
長門光明
 →長門康江の夫。
次期会長の座を狙っている。
長男秀臣
 →過去に負った大火傷で、顔中を包帯で巻いている。

平蔵は平次にその場を任せて、大阪に戻ることにしました。

夜になると事件が発生する

その後夜になり、長門道三の誕生日会が始まり、道三の口から秀臣と日向幸との縁談が決まったことが発表されます。そのとき秀臣の姿は見えず、光明が探しに行くことに。

暫くして光明から電話が掛かってきて、屋敷を隈なく探したが、秀臣が見つからなかったとのこと。すると、電話越しに光明の悲鳴が聞こえてきました。

光明が状況を説明すると、下の階にいて誰かに明かりを消されて後ろから刃物で襲われていると言う。そして小五郎たちがバルコニーに出て下の階に呼びかけると、なんと口に包丁を咥えた秀臣らしき包帯の男が振り返りました。

急いで下の階に向かいますが、ドアは中から鍵がかかっていて開くことができません。蔵之介が鍵を取りに行くと、再び光明の大きな悲鳴が聞こえます。

蔵之介の持っていた合鍵でドアを開けると、中には誰もいなく、包帯の男はどこかに失踪した様子。そして光明はバルコニー下の柵に突き刺さっていたのを発見したのでした。

事件が進んでいくと…

その後秀臣の行方を探しましたが、全く見当たらず2日が経過。2日後の夕暮れ時、深い池の中で亡くなった秀臣が発見されました。

秀臣の死亡推定時刻は光明がベランダから突き落とされた後。

第一の事件後警察が到着する前に毒を飲み、自ら池に入ったと考えられました。

しかも秀臣が残したとされ、「犯してしまった罪」を悔いる遺書も発見。この罪が光明のことを示すとなると、遺書を書いたのが光明を殺害した後。

コナンと平次は、光明を殺害した直後の秀臣にのんびり遺書を書いている余裕は無かったはず。

遺書は誰かが偽造、もしくは脅して書かせたもので、犯人が秀臣を毒殺した後に、遺書と一緒に沈めたと考えていました。

服部平次の父親(服部平蔵)が初登場!

服部平蔵は服部平次の父親で、大阪府警本部長です

今回は剣道部の先輩である長門道三の初恋探しとして小五郎を推薦し、平次を連れてやって来ていました。

平蔵はすぐ大阪に戻ってしまうのですが、道三任された件を平次に任せて立ち去ってしまいます。

平蔵は今回ほとんど活躍しませんが、大阪で事件があると登場するので、服部平次の父親で大阪府警本部長ということだけ押さえておきましょう。

コナンが犯人を死なせてはいけないという信念が分かる!

コナンは過去に起きた事件で、犯人を自殺させてしまってました。

その経験から、絶対に犯人を追い詰めてはいけないという強い信念を持つようになります。

今回は犯人が自殺するかもしれないと分かったコナンが、逆にそのまま死なせた方が良いのではと感じた平次に、自分の想いを伝えるシーンがあります。

コナンが犯人を死なせてはいけないと誓うようになった理由を知りたい方は、ぜひ過去に放送されたピアノソナタ「月光」殺人事件をご覧ください。

【ネタバレ】「名家連続変死事件」の犯人は誰?

ここからはガッツリネタバレに入ります。

第一の事件が起きたとき、電話で大騒ぎしていたのも、包丁を咥えて姿を現したのも、実は秀臣に罪を着せるためにやった光明の一人芝居でした。

光明の目的は長門道三を殺害すること。

共犯者がみんなを下に誘導している間に、光明は上の階にいる道三を殺して再び部屋に戻る予定でした。しかし、逆に共犯者によって光明は殺害されてしまったのです。

その共犯者とは、第一の事件時に道三の部屋にいた日向幸

道三の部屋のベランダに登ってきた光明を突き落として殺害したのです。

事件のトリックは、秀臣の死体を土の中に埋めたことが鍵!

第一の事件の後で池に近づいたのは、全員で秀臣を探していたときだけ。

つまり、第一の事件前から秀臣は殺害されていたことが判明しました。それなのに死亡推定時刻は光明がベランダから突き落とされた後。

この死亡推定時刻のズレは、犯人が使ったトリック。

実は秀臣が沈めれた池の側に空いた穴に秀臣を埋めて、死亡推定時刻をズラしていたのです。

  1. 第一の事件の前日、幸は自殺している秀臣を発見。遺書はこのとき秀臣が書いたもの。
  2. 幸は光明と一緒に池の側に秀臣の死体を埋める
  3. 死体を土の中に埋めて、腐敗速度は1/8になる。(死亡推定時刻に大幅なズレが生じた)
  4. 第一の事件が起きる前、光明は秀臣を探すフリをして、池に放り込んだ

第一の事件の当日にコナンたちや長門家の関係者が見た秀臣は、秀臣に変装した光明か幸だったのです。

犯人の動機は、過去に家を燃やされて両親を殺害された恨みから

20年前にこの屋敷の近くの旅館で大火事があって、巻き込まれてしまった日向一家。この事故で幸は両親を亡くしてしまっていました。

この大火事を引き起こしたのが、実は秀臣と光明だったのです。

そのことを幸は、第一の事件の前日に亡くなった秀臣が書いた遺書で知りました。

幸は火事があってのうのうと生きている光明、そのことをずっと黙っていた秀臣に恨みに思い、今回の犯行を思いつきました。

しかし、秀臣は自分を火事から助け出して、火事の後ずっと気にかけて励まし続けてくれたこと、そして幸のプロポーズを受け入れてくれたこと。幸が秀臣を愛していたのも事実だったのです。

こうした幸のやり場のない悲しい告白とともに、事件が終わりました。

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アニメ「名家連続変死事件」の名言/名セリフ

江戸川コナン「なぁ服部…お前さー…人…殺しちまった事あるか?」

推理で犯行を明らかにしてしまうと、犯人が自殺しようとしてしまうかもしれないと感じたコナンが服部に向けたセリフ。

下で紹介するセリフにも繋がりますが、コナンが過去に犯人を自殺させてしまったことを今でも後悔していることがわかる悲しき名言です。

江戸川コナン「バーロー…犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は…殺人者とかわんねーよ…」

幸の泣き崩れる姿を目にし、平次があのまま死なせた方が良かったんだろうかという問いかけに答えたコナン。

犯人を自殺に追い込むことは、絶対にしてはいけないと指摘したセリフです。

江戸川コナン「完璧な人間なんてこの世にいやしねーよ…オレだってたった一人…たった一人だけ…。」

上のセリフのあと、平次に完璧なお前にしか言えないセリフだと言われたときに答えたコナン。

過去に起きた「ピアノソナタ「月光」殺人事件」で、犯人を自殺させてしまったことを振り返ります。

コナンの後悔と、絶対に犯人を死なせてはいけないというコナンの強い信念がわかる名台詞です。

「名家連続変死事件」の感想

今回はコナンと服部がタッグを組んで、事件を解決に導きました。

そして、特に犯人を追い詰めて死なせてはいけないというコナンの強いメッセージが伝わる点は見どころの一つ。

コナンの人間性が感じられる部分が強く出てて、とても良い回だっと思います。

コナンが犯人を死なせてはいけないと強い信念を持った経緯を知らない方は、「ピアノソナタ『月光』殺人事件」の視聴もおすすめ。

ぜひ合わせてチェックしてみてください。

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アニメ名探偵コナン77話〜78話「名家連続変死事件」

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