平次の母親・服部静華が初登場回!!220話/221話「偽りだらけの依頼人」のネタバレ&犯人やトリック

【スポンサードリンク】

2001年1152001年1月22日放送の「偽りだらけの依頼人」

前回のアニメ放送は「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」でした。

今記事では「偽りだらけの依頼人」は原作orアニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ220~221話「偽りだらけの依頼人」は何巻?原作で何話?

著:青山剛昌
¥583 (2024/08/25 17:22時点 | Amazon調べ)

アニメ放送されている「偽りだらけの依頼人」は原作コナンの話となり、対象の単行本は28巻です!

28巻「File3:偽りの人、File4:一握りの証拠、File5:恐怖の女」

名探偵コナン28巻に掲載されている話↓
File1:小さな標的
File2:殺意の真意
File3:偽りの人
File4:一握りの証拠
File5:恐怖の女

File6:人魚の呪い
File7:命様の予言
File8:悪魔の矢
File9:最後の一矢
File10:報われぬ心
File11:閉ざされた秘密

アニメ「偽りだらけの依頼人」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

毛利探偵事務所に、人捜しを依頼する女性が現れた。彼女はコナンも見入ってしまうほどの美女。小五郎はすぐさま支度をし喫茶店で話を聞く。

依頼内容は昔の知り合いからある写真を回収して欲しいとの事。さっそくコナン達はその人物・柴田を捜し出し、静岡へと飛ぶ。柴田家の呼び鈴を鳴らすが、中からの反応はなく、鍵も開いていた…

一行が恐る恐る中に入ると、写真を握り締めて死んでいる柴田を発見する。写真に写っていたのは30年前の依頼主の姿。

いぶかしげに依頼主を見つめるコナンの横で、警察の捜査が始まる。彼女と事件の関係とは!?

アニメ「偽りだらけの依頼人」の登場人物

「偽りだらけの依頼人」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉
・横溝参悟

【関連記事】服部平次(遠山和葉)の登場回は何話?

【関連記事】服部平次の母親「服部静華」とは?

アニメ「偽りだらけの依頼人」の動画やhuluはある?

アニメ「偽りだらけの依頼人」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ「偽りだらけの依頼人」の簡単なネタバレ&考察

ある日毛利探偵事務所に池波静華という女性がやって来ました。

依頼は中学時代に同じ剣道部だった同級生の柴田四郎を探してほしいと、中学時代の剣道大会の写真を小五郎に見せます。

小五郎は池波に見惚れて趣味を聞き出し、編み物が好きという情報を知ります。ただ料理は苦手なようで、包丁で3箇所も切ってしまったとのこと。

池波は欠点だらけで今年42歳なのにまだ独り身と言う。そして生まれつき気管支が弱く、埃アレルギーで咳き込んでいました。

コナンは池波静華について不審に思う

池波について何か不審に思うコナン。

先ほど事務所で掃除をしていたため、下にある喫茶ポアロに場所を移して話しを進めることにしました。

柴田を探してほしい理由は、写真を返してほしいから。中学3年の大会で準優勝したときに1枚だけ撮った写真を、誤って柴田から借りた本に挟んでしまい、そのまま返してしまったと言います。

小五郎が手がかりを聞こうとすると、ウェイトレスがやって来て、注文を聞こうとします。

そのとき、「レイコ」とつぶやく池波。どうやら、柴田は池波が借りた小説の中に登場するレイコという人物に似ていることから、池波のことを「レイコ」と呼んでいたそうです。

コナンは写真で柴田が優勝カップを持っていたため、そんなに強かったなら今もどこかの大会に出ている可能性があると伝えます。

小五郎がさっそく確認を取ると、静岡大会の一般の部によく出場しているとのこと。柴田は静岡の高校で体育教師をやっていて、マンションに妻と2人で住んでいると言います。

こうして柴田が見つかって目的地に向かうのですが、コナンは池波が嘘をついていて、正体を隠しているのではと疑っていました。

依頼人が探している人物の家に行くと、亡くなった姿で発見された

小五郎たちは柴田のマンションにやって来ましたが、インターホンを押しても返事がありません。そこに友人の吉川竹蔵が来ました。どうやら吉川は柴田とこれから麻雀をする約束をしていたとのこと。

吉川は四郎はきっと寝てるんだろうとドアを開けると鍵が空いていて、中に入るとテレビが付けっぱなし。食卓には食べかけのご飯、朝刊が置かれていました。

池波はその料理を見て甘鯛のことを『グジ』と言います。グジは福井県や大阪府の地方名

そのとき妻である柴田恭子が帰ってきます。勝手に家に入り込んだ小五郎たちに怒っていると、部屋の奥で吉川が柴田を呼ぶ声が。

四郎は頭から血を流し、池波は探していた写真を握りしめて亡くなっていました。

事件の状況と、依頼者がついた嘘が一つ明らかに

柴田の遺体を発見した後、静岡県警の横溝刑事がやって来ました。

死亡推定時刻は今日の明け方から朝にかけて。

妻の恭子はゴルフの約束があって友人に5時頃迎えに来てもらう予定だったため、四郎の朝食を用意して5時前に出かけたそう。四郎は柴田の家の4階下にある吉川の家で麻雀をしていたため、夜中3時に帰宅して寝ていたという。

また、朝刊は朝6時くらいに頃に配達されるため、四郎は朝食中に誰か訪ねてきて撲殺されたことが推測されました。

テレビが付いていたのは、恐らく日曜朝8時に放送される時代劇を見ようとしていたのではとのこと。

コナンが調べると、LDソフトはたくさんあるのに、肝心のLDプレーヤーがないことに気づきます。横溝刑事は機材のことはさておき、恭子と吉川のアリバイを確認するべく、友人の電話番号を聞き出しました。

恭子を迎えに来た友人によると、「家に来たのは5時きっかり」、「マンションで送り届けたのは19時すぎ」であったことがわかります。そして警察の調査で朝刊は朝6時頃に配達されたと判明。

つまり、今朝の時代劇が台所のビデオで撮りっぱなしになっていたことから、犯行時刻は朝8時〜8時45分の間と推測されました。

一人暮らしの吉川はちょうどその頃寝ていたようで、アリバイは証明できていません。

遺体にはダイイングメッセージがある?

その後、横溝刑事は遺体が池波の写真を握りしめていることに気づきます。もしかしたらダイイングメッセージではないかと。しまいには、遺体の下には池波が借りたとされる本も発見。

また、吉川は柴田家で一緒に時代劇のビデオを見ていたようですが、そのとき妙な電話が掛かってきたことを口にします。

電話を受けた四郎は先程の本のページをめくり、何やらあったあったとニヤニヤしていたそう。

そして鑑識の調べで廊下に血痕が残っていたことから、本当の犯行現場は廊下であることが明らかになります。

コナンが鑑識に小説に『レイコ』という女性が登場するのか聞くと、そんなハイカラな名前は出てこないという。つまり、池波がまた嘘をついていたことがわかります。

池波は何のため嘘をついているのか?この嘘に何があるのか?コナンはさらに不審に思うようになりました。

池波静華の正体は服部平次の母親「服部静華」だった!

事件解決後に、コナンは小五郎の声で池波が4つの嘘をついていることを聞き出します。

  1. 気管支が弱いのに、毛糸が舞い散る編み物を趣味と言うのは不自然
  2. 料理が苦手だと言っていたが、魚の切り身を見ただけで種類がわかるのは料理好きな証拠
  3. 独り身だと言ったが、左手の薬指につけていた指輪の後を絆創膏を隠していた(既婚者を示す)
  4. 小説には「レイコ」と呼ばれる登場人物は出てこない

喫茶店で呟いた「レイコ」には何の意味があったのかを聞こうとすると…

服部平次「レイコやのうてレイコーや。たぶんアイスコーヒー頼も思うて途中でやめたんやろ。」

まさかの服部平次が登場します!

イスコーヒーのことを「レイコー」なんて呼ぶと、大阪人とバレてしまうそれを隠すために咄嗟に、「レイコ」と呼ばれていたと嘘をついていたのでした。

しかも平次が親しく「オバハン」と呼ぶ様子を見て起きた小五郎が失礼と怒りますが、平次は

服部平次「ええやないか、どない呼んでも。俺のオカンやねんから」

と言います。

池波静華の正体は服部静華で、まさかの平次の母親だったのです。

ちなみに静華が嘘をついていたのは、小五郎を試しに来たから。

小五郎と一緒にいると、いつも平次が怪我を負ってしまうこと。もしかしたら小五郎が探偵の修行といってキツいことをさせているのではないかと考えて、嘘をついて接近していたのです。

服部静華についてはこちら↓

アニメ「偽りだらけの依頼人」の犯人は誰?

警察が凶器の血まみれの木刀を玄関のすぐ横の非常階段で発見。四郎がしつこい訪問販売を撃退するために、下駄箱の上に置いていたものでした。

横溝刑事は状況的に池波が怪しいと思い任意同行を求めますが、池波は拒否。

その後の調べて犯人がわかったコナンは、時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、池波と吉川が犯人ではないことを証明しました。

池波が犯人ではない理由

もし池波が犯人なら、鍵がかかってないことは知っていたはずです。しかも、写真を取り戻すチャンスは警察が来るまでのわずかの時間しかありませんでした。

小五郎と一緒に柴田家にやってきたとき、インターホンの返答がなかったとしても鍵が空いてることを理由に家に入って写真を回収するはず。ですが、そもそもドアを開けようとはしなかったため、犯人ではないということ。

■吉川が犯人ではない理由

そもそもアリバイが不確定な吉川が再度犯行現場に来るのはあまりにもリスクが高すぎる。そうまでして取り戻したい何かがあったとしても、殺害して犯人日以上かけてから取りに戻るなどあり得ません。

しかも、インターホンの応答がなくて立ち去ろうとしていた小五郎たちを呼び止めている。もし吉川が犯人ならm訪問者をやり過ごしてから現場に入るはずです。

これらの証明から2人が容疑者から外れました。

つまり、四郎を殺害した犯人は犯人は、一見しっかりしたアリバイを持っている柴田恭子だったのです。

事件のトリックは、”時間の錯覚”と”絆創膏”が鍵!

恭子は友人の証言で19時過ぎに自宅に送り届けられたことがわかっていましたが、実はコナンたちが訪れる直前のこと。つまり、朝6時に届いた朝刊を、前もって食卓の上に置くことができたのです。

食事は夜中の3時頃に帰宅した四郎に食べさせた夜食。そこに朝刊を添えて、朝食に見せかけていました。

朝8時の時代劇が撮りっぱなしになっていたのは、ビデオテープが無くなるまで録画予約時間を長くすれば済むこと。

  1. 午前3時頃に帰宅した四郎に風呂を勧めるなどして、時間を潰させる
  2. 午前5時前に夜食と言って、食卓の料理を食べさせる
  3. 食事中に四郎を廊下に呼んで撲殺
  4. ビデオをセットして玄関の鍵をかけて家を出て、午前5時頃マンション下に向かいに来た友人の車に乗る
  5. 午後7時頃帰宅して、玄関のポストにある朝刊を食卓の上に添える

こうすれば、朝食を食べている朝8時頃に、訪ねてきた何者かによって殺害されたと錯覚させられたというわけです。

ただ、19時過ぎに戻った恭子は、四郎が電話で助けを呼ぼうとリビングまで這っていたことに気づきます。そのとき吉川からの「これから迎えに行く」という留守電メッセージを聞き、別の人間に発見させた後に今帰宅したことにした方が良いと考えて、小五郎や吉川の後に姿を現したのです。

被害者が池波静華の写真を握っていた理由

また、四郎が池波の写真を握っていたのは、結婚指輪を隠すためのカモフラージュでした

鑑識やコナンの調べで、

・遺体の左手に血がベッタリ付着していること
・指に巻いている絆創膏に血が付着してないこと
・右の掌には妙な跡が残っていること

がわかっていました。

手のひらに血がついているのに、左手薬指に巻かれた絆創膏に血がついていない。そして右手には指輪の跡。この右手で握った結婚指輪は、妻を指し示すダイイングメッセージだったのです。

自分が犯人であることを示す指輪を隠すため、四郎が右手で握っていた指輪を取り出した恭子。ただ、右手の拳だけが不自然に残ってしまうと考え、本に挟まっている池波の写真を握らせたのでした。

その後、指輪を元の左手薬指に戻そうとしたが、曲がって硬直した指にははめられない。指輪の跡を隠すため、仕方なく絆創膏を巻いていたのでした。

肝心の指輪は恭子がそのまま持っていたため、本人も犯人として認めたのでした。

犯人の動機は、麻雀賭博で自分の大事なものまで売ろうとした夫への恨みから

四郎は吉川と一緒に、目玉の飛び出るような大金をかけて麻雀賭博をやっていました。

そのせいで家にあるパソコンや宝石などを売り払うことに。そして四郎は次に売るのは、恭子のゴルフクラブだと言いだしたとのこと。

夫への恨みが高まった恭子は殺害を決意し、犯行に及んだのでした。

【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集

アニメ「偽りだらけの依頼人」の名言

服部静華「お断りしますわ…。私に事情聴取なさりたいのなら、逮捕状を裁判所に発布してもらった後にしていただけます?まぁ、裁判官の心証を形成するに必要な疎明資料が不十分な現段階では、逮捕状を請求するなんて無理往生は、通りはしないと思いますけど…」

横溝刑事に犯人と疑われ、任意同行を求められたときに発したセリフ。

このときはまだ池波として名乗っていたため、やけに逮捕に詳しいのはなぜ?くらいにしか思いませんでしたが、平次の母親とわかると納得。

大阪府警本部長である服部平蔵を夫に持つ、服部静華だからこそ分かるセリフだったのです。

服部静華「アホ!命に人のも自分のもあらへん!奪ったらアカン大事な物(もん)や!!それを絶つアホはみんな人殺しと同じやねんで!!なんぼそれが自分の物(もん)でもな!!!」

夫を殺害したことを明らかにされた恭子が自殺しようとしたときに言ったセリフ。

静華が自分を殺すことも人殺しと同じことだと言い、犯人の自殺を止めることに成功しました。

静華が人の命を重んじていることがわかる名言です。

「偽りだらけの依頼人」の感想

今回は服部平次の母親である服部静華が初めて登場する回でした。

服部静華がなぜ嘘をついて毛利探偵事務所にやって来たのか?服部静華がどんな人物なのか?しっかりとわかるお話になっています。

服部家の人物像を知りたい方は、ぜひチェックしておきましょう!

【関連記事】名探偵コナンの最終回はいつ?ラストの考察を大公開

【関連記事】アニメ「名探偵コナン」全タイトル一覧

【関連記事】名探偵コナンの重要回&見るべき回のまとめ

【関連記事】名探偵コナンの神回ランキング!

【関連記事】何話?アニメ名探偵コナンの原作回まとめ?

アニメ名探偵コナン1220話/221話「偽りだらけの依頼人」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

この記事の目次