2017年9月9日〜2017年9月23日放送の「コナンと平次の鵺伝説」。
前回のアニメ放送は871話「ノブナガ四五〇」でした。
1つ前の原作回は裏切りシリーズであり、コナンの中でもとても重要な回の1つでしたね。
今記事では「コナンと平次の鵺伝説」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ872〜874話「コナンと平次の鵺伝説」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「コナンと平次の鵺伝説」は原作コナンの話となり、対象の単行本は90〜91巻です!
名探偵コナン90巻に掲載されている話↓
File1:甘い匂い
File2:切り取られた文字
File3:霊魂探偵
File4:怪しき隣室には
File5:暗がりに鬼を繋ぐが如く
File6:裏切りの制裁
File7:裏切りの行方
File8:裏切りの矛先
File9:裏切りの真相
File10:宿里村の怪
File11:鵺の鳴く夜
名探偵コナン91巻に掲載されている話↓
File1:鵺の爪跡
File2:牙を剥いた鵺
File3:悲しき鵺伝説
File4:木神
File5:接近
File6:日記
File7:スキュタレー暗号
File8:解読不可能!?
File9:若狭先生のヒミツ
File10:試着室で水着♡
File11:指で残した伝言(メッセージ)
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンと蘭は、徳川家の埋蔵金探しの依頼を受けた平次と和葉に誘われて、静岡県の宿里村を訪れる。村長の竹隅殿輔の案内で宿泊するホテルに行くと、そこには考古学者の丹沢道貴、歴史研究家の染地康克、小説家の増子史絵、ルポライターの鶴見肇の姿もあった。
かつて宿里村では、徳川埋蔵金の発掘チームの1人である外国人のシャルル・エイベルが、「nue」と書いたメモを残して死んだ落盤事故が起こっていた。一方、蘭と和葉は現地の雰囲気からラブの予感を感じていた……。
夜、みんなで食事をしていると不気味な音が聞こえてくるが、参加者たちは、その音を聞きながら鵺の伝説について話し始める。食事が終わって各部屋に分かれた後、コナンたちはホテルの前が燃えていることに気づき、外に出ると黒煙と共に巨大な怪物が出現する。
コナンたちが怪物を追って池の方へ向かうと、そこには獣に襲われたような爪跡がある染地の遺体があった。
コナンと平次が怪物が出現した現場を調べていると、今度は不気味な鳴き声の後で、丹沢が自分の部屋で蛇に噛まれたような痕跡を残して死んでしまう。二人は本当に鵺に殺されたのか?
コナンと平次は、怪物の正体と殺人のトリックを解き明かすために、さまざまな道具を集め始める……。
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の登場人物

「コナンと平次の鵺伝説」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉
・鈴木園子
・横溝参悟
・安室透
・榎本梓
・大岡紅葉
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アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&伏線

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」は、事件の不気味さもさることながら、平次×和葉の恋愛パートが大きく動く重要回としても知られています。
さらにこの回のエピローグでは、後に和葉の恋のライバルとなる大岡紅葉が初登場!
平次の告白未遂と紅葉の意味深な登場は、今後の関係性を占う大きな伏線になっていました。
※ここからは、ネタバレ&伏線込みで解説していきます!
【目次】好きなところから見れます▼
- アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&伏線
① 平次が和葉に告白しようとする
事件解決後の朝のこと、平次は和葉を連れて池の方に向かいました。
水面が朝日で黄金色に光ってとても綺麗で、感動する和葉。
そして
服部平次「戎橋の時まで気ィつかへんかったけど…どうやらオレは…お前の…コト…」
と自分の想いを伝えようとします!
平時の告白は失敗に
しかし…
自衛隊がゾロゾロとやって来て、めちゃくちゃになってしまいます。
どうやら、鵺の存在を信じた横溝参悟警部が自衛隊の出動を掛け合っていて、ちょうど到着してしまったのです。
平次の告白は失敗に終わってしまいました(笑)
② エピローグで大岡紅葉が初登場!!
事件解決後のこと、平次の活躍がネットニュースに掲載されました。
そして、記事を読む大岡紅葉が登場。
実はこのお話が大岡紅葉の初登場回になります!
紅葉は平次に一途な想いを寄せる京都泉心高校の2年生。
大岡紅葉「ウチの未来の…旦那さん♡」
と呟くあたり、紅葉が平次と結婚の約束をしている?など気になるところも。
その後の登場回では、和葉を「葉っぱちゃん」と呼ぶなど、和葉の恋敵として登場してきます。
大岡紅葉についてはこちら↓

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の事件の流れ

「コナンと平次の鵺伝説」は、徳川埋蔵金の手がかりを追って静岡の宿里村を訪れたコナンたちが、村に残る“鵺伝説”と16年前の発掘事故、そして連続殺人の真相に迫っていく長編エピソード。
埋蔵金、妖怪、古びたホテル、不気味な童謡、燃え上がる炎…。
ホラーっぽい空気が濃いのに、実は細かな伏線がびっしり仕込まれています!
※ここからは、事件の流れをネタバレありで解説していきます!
【目次】好きなところから見れます▼
ネタバレ① 平次たちが宿里村へ向かうことに
物語の始まりは、ポアロで梓が「探偵事務所に入っていったカップルが“雑巾”って言っていた」と話すところから。
でも実際に探偵事務所にやって来ていたのは平次と和葉で、梓の聞き間違いは“埋蔵金”でした。
平次のもとには、宿里村の村長・竹隈殿輔から「徳川埋蔵金の手がかりが見つかったので発掘を手伝ってほしい」という手紙が届いていたそう。
小五郎は乗り気ではありませんが、蘭は平次の工藤も来るかもしれないという一言で同行を決意します。
ネタバレ② 古びたホテルと16年前の発掘事故…村に残る不穏な空気
宿里村に着いたコナンたちは、村長の竹隈に案内されて古い3階建てのホテルへ向かうことに。
かつては観光客で賑わっていたものの、ある事故をきっかけに客足が途絶えたという話がここで出てきます。
竹隈は詳しく語りたがりませんでしたが、代わりに考古学者の丹沢道貴が、昔この村で埋蔵金発掘中に落盤事故があり、発掘チームの1人が亡くなったと明かします。
集められたのは、
- 丹沢道貴(考古学者)
- 染地康克(歴史研究家)
- 増子史絵(小説家)
- 鶴見肇(ルポライター)
それぞれに呼ばれた理由がありそうな顔ぶれですが、この時点では鶴見だけが少し浮いて見えるんですよね。
さらにホテル近くには「入るなキケン!」の立て札があり、その奥には池があるとのこと。
何気ないこの立て札が、のちに事件の重要な小道具になってきます!
ネタバレ③ 鵺伝説と“nue”のメモ
夕食の場では、埋蔵金だけでなく“鵺伝説”の話も本格的に出てくることに。
歴史研究家の染地は家康にまつわる伝説を語り、増子は村に残る童謡の存在を教えました。
そして鶴見は、16年前の発掘チームにシャルル・エイベルという外国人がいて、落盤事故の直後に「nue」と書き残したと話します。
その“nue”が、妖怪の鵺と結びつき、この村には本当に魔物がいるのでは…という空気が強まっていくことになります。
その話をするとすぐに、辺りから「ヒィーン」という気色の悪い音が…
ただ、この場面では丹沢が鵺の鳴き声の正体はトラツグミという鳥だと説明していました。
ネタバレ④ ホテル前が炎上して“鵺”が現れ、殺人事件が発生!
その夜、コナンたちの部屋ではエイベルが平仮名を練習した古いノートを発見。
不気味な遺品として流されそうな場面ですが、ここに書かれていた“外国人がひらがなを練習していた”という情報も、後で事件の核心につながります。
その直後、平次が窓の外の異変に気づくと、ホテル前が燃えています!
慌てて外に出た一同の前に黒煙の中から巨大な獣が登場し、立て札を噛みついて引き抜き、そのまま林へ逃走。
まさに鵺そのもののような姿…。
コナンと平次はすぐに裏手へ回り、血痕をたどっていくと…
背中に爪跡のような傷を負って殺された染地の遺体を発見したのでした。
ただし平次はすぐに、焼け跡から灯油の臭いがすること、傷が“獣の爪”にしては不自然なことに気づきます。
ここで2人は、鵺の正体が怪異ではなく“人が作った見せかけ”だと確信し始めます。
ネタバレ⑤ 犯人が最初から舞台を整えていたことが判明
染地殺害のあと、竹隈は重大な事実を打ち明けます。
実は丹沢、染地、増子、鶴見を村へ呼び寄せたのは、自分の発案ではなく“匿名の手紙”だったとのこと。
その手紙には、彼らを呼べば埋蔵金伝説が盛り上がって村おこしになると書かれ、さらに発掘チームの手帳と資金まで同封されていました。
しかも、その手紙は泊まるホテルと部屋まで細かく指定していたとのこと。
つまり犯人は、誰をどこに泊まらせるかまで最初から計算していたわけです。
ネタバレ⑥ 今度は丹沢が密室で毒殺される事件が発生!
警察が来るまでの間、コナン、平次、竹隈の3人はホテル前で見張りを続けることにしました。
その最中、増子が2階の窓から顔を出して文句を言い、鶴見も3階の窓から姿を見せる。
そして再び、あのヒイーンという鳴き声。
次の瞬間、先ほど消したばかりの草が今度はあちこちで燃え出し、一同はまたしても外へ引きずり出されます。
その騒ぎの中で、3階左端の部屋から丹沢の呻き声が聞こえ、駆け込むと丹沢はすでに死亡。
顎の下には蛇に噛まれたような二つの痕が残っていました。
しかも部屋は密室状態。
ここで事件は一気に“鵺が虎と蛇の特徴で人を殺した”ように見えてきますが、コナンたちは冷静に推理。
焼け跡に残った白い小さな塊、炭酸のフタを開けたような音、そして増子の部屋にあった炭酸水やワインが、密室トリックを解くヒントになっていきます。
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は誰?

「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は、小説家の増子史絵です。
決め手になったのは、まず鵺の鳴き声を作れた人物が限られていたこと。
コナンが実演したように、あの不気味なヒイーンという音はワイングラスを濡れた指でこすれば再現できます。
事件当夜、2階の部屋で白ワインとグラスを頼んでいたのは増子だけでした。
さらに、巨大な鵺の正体は熊の毛皮を着せた老犬と、2階の窓から垂らした“窓の絵入りシーツ”による遠近法トリック。
この絵を本物のように描けたのは、美大出身で美術的な細工ができる増子だからこそ。
しかもホテル前には、その布の燃え残りがついた棒まで落ちていました。
また、丹沢の毒殺トリックに必要だった炭酸水、ワインのコルク、紙テープ、ボールペン、ソーイングセットも、すべて増子の部屋にあったもの。
持ち物がそのまま犯行道具と一致していたんですよね。
そして何より大きかったのが、16年前の発掘写真と老犬の反応。
写真の外国人・シャルルが鶴見に似ていたこと、老犬が鶴見に異様に懐いていたことから、増子が発掘事故の被害者側の人間であることが浮かび上がり、動機まできれいにつながりました。
怪物に見せかけた連続殺人の裏にいたのは、最初から増子ただ一人だったのです。
事件のトリックは「遠近法」と「化学反応」が鍵!
この事件のトリックの核になっていたのは、遠近法で“鵺”を巨大に見せる仕掛けと、化学反応を使った発火・毒殺です。
第一の鵺の出現と火のトリック
まず“鵺”そのものは本物の怪物ではありません。
増子は老犬に熊の毛皮を着せ、小さな立て札をくわえて走るよう仕込みました。
さらにホテル2階から、窓が描かれたシーツを垂らし、煙と夜の暗さ、木で視界が遮られる状況を利用して、巨大な獣がホテル前に出現したように見せていたのです。
火の演出には、白い塊の正体でもあった金属ナトリウムを使用。
最初の火事のあと、増子は消火のふりをしながらホテル前に金属ナトリウムをばらまいていました。
〜第一の事件の流れ〜
- 2階の部屋から窓の絵を描いたシーツを垂らす
- 染地を手紙でホテルの裏に呼び出し、刺殺して爪痕をつける
- 大きな歯型が付いた立て札を死体の側に置いておく
- 本物の立て札を小さい立て札に差し替える
- ホテルの前に灯油をまいて火をつける
- 火に驚いて宿泊客が出てくるのを確認する
- 鵺の鳴き声を携帯電話で流す
- 熊の毛皮を着せた犬を呼び出し、立て札を咥えさせる
- ホテルの裏を回って、犬をホテルの中に戻らせる
第二の密室毒殺トリック
そして丹沢の密室毒殺には、炭酸水の圧力を利用。
コルク栓にボールペンの芯を差し込み、そこに二股の毒針を仕込んで発射装置を作成。
窓から顔を出した丹沢の顎下を狙い、毒針を飛ばして殺害していました。
犯行後は糸で毒針を回収したため、凶器が残らなかったんです。
ちなみに、二度目の発火のトリックも炭酸水を飛ばして火をつけたものです。
〜第二の事件の流れ〜
- 第一の事件で火を消すフリをして、金属ナトリウムをホテルの前にバラ撒く
- 部屋に戻った後、外で見張っていた平次たちにかからないように炭酸水を飛ばして火をつける
- 火を見ようと顔を出した丹沢にめがけて、毒針を飛ばして殺害する
こうして、密室状態を作りながら、別の部屋にいた丹沢を殺害しました。
犯人の動機は、夫・シャルルを見殺しにした者への復讐
増子の動機は、16年前の発掘事故で夫・シャルル・エイベルを見殺しにされたことへの復讐。
当時の発掘チームの一員だったシャルルは、落盤事故のあともまだ生きていました。
しかし増子は、丹沢と染地が彼を助けずに逃げたと考え、ずっと2人を恨み続けていたのです。
今回2人を宿里村に呼び寄せたのも、その復讐を果たすためでした。
しかもシャルルが最後に残した文字は、みんなが思っていた「nue」ではなく、本当は「てつの」。
彼は“鉄の簪”を見つけたことを伝えたかったのに、外国人だったため日本語がうまく書けず、しかもインクの裏移りで“nue”と誤読されてしまった。
増子はこの勘違いまで利用して、鵺伝説と埋蔵金の話を事件の舞台装置に変えました。
さらに平次は、鶴見が増子の息子ではないかとも推理。
老犬が鶴見に懐いていたのは、亡き飼い主シャルルの面影を見たからではないか…。
増子本人は最後まではっきり認めませんでしたが、ただの復讐劇では終わらない、かなり苦い余韻を残す結末でした。
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の名言/名セリフ

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の名言や名セリフについて紹介します。
毛利蘭「いや、それって…ラヴの予感かもよ?」
今回、平次がこの場所を和葉に誘ったということで、蘭がこれは告白の流れがあるかもよ?というのをラヴの予感と伝えたワンシーン。
服部平次「戎橋(ひっかけばし)まで気ィつかへんかったけど…どうやらオレは…お前の…コト…」
経平次が黄金色に輝く湖の前で和葉に告白しようとしたシーン。
結局自衛隊が登場してしまい、告白が終わってしまうシーン。
大岡紅葉「へぇー…活躍してはりますなぁ…ウチの未来の…旦那さん♡」
平次が活躍した記事を読んだ大岡紅葉が呟いたセリフ。
エピローグでしかも初登場ながら、全員が驚くような内容…
視聴者をビックリさせた名言です(笑)
【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のhuluやアマプラはある?
アニメ「コナンと平次の鵺伝説」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト
「コナンと平次の鵺伝説」の感想/まとめ

872〜874話「コナンと平次の鵺伝説」は、静岡・宿里村の朽ちたホテルを舞台に、鵺の鳴き声と黒煙、爪跡の遺体、炎の包囲、密室毒殺が連鎖する濃厚三部作です。
怪異を論理で剥がす平次×コナンの推理が気持ちいいのに、和葉の告白未遂と紅葉の初登場まで詰め込んでくるのがズルい。ホラーと推理と恋愛が全部盛りでした。
怪談の掴みと“鵺”演出がホラー映画級
舞台は静岡・宿里村の朽ちた3階建てホテル。平次&和葉に誘われたコナン&蘭が到着した時点で、空気がもう重い。村長が招いた考古学者・歴史学者・小説家・ルポが揃い、“集められた人間”の時点で嫌な予感しかしません。
落盤事故で亡くなった外国人シャルル・エイベルが最期に『NUE』と書き残した話、ホテル前の「林の前に入るな キケン」の立て札。
道貴が「鵺はトラツグミだ」と理屈を添えるのに、直後に鳴き声→黒煙→2m級の獣が出るギャップが怖すぎる。裏手の血痕を辿った先に爪跡の遺体をぶち込んでくるテンポも最高で、一気に引き込まれました。老犬の吠え方まで“後で効く”のがニクいです。
ホラーを理屈で剥がす“推理の快感”が気持ちいい
この三部作の快感は、ホラーの正体を理屈で剥がしていくところにあります。
平次が焼け跡の灯油臭から「爪跡は後付け」と見抜き、次の鳴き声では草むらを囲む火柱で“詰み感”を煽る。恐怖演出で追い込んだ直後に、道貴が密室で毒殺され、顎下に二つの痕が残るのがまた嫌な転がり方です。
殿輔の「雨が頬に当たった」「炭酸のフタみたいな音」証言と、焼け跡の白い塊が同じ線でつながる瞬間は鳥肌が立ちました。
ホテルと部屋を指定した手紙の不気味さも、後で腑に落ちるのが上手い。横溝警部の投入で捜査が締まり、朝4時に玄関前へ全員集合→鵺を呼び出す再現劇で真相へ迫る流れも、推理ショーとして気持ちよかったです。
復讐の切なさと、恋の火種まで残す“ズルい”ラスト
犯人が小説家・増子史絵だったのは意外でしたが、動機が“夫シャルル・エイベルを落盤事故で見捨てられた復讐”と分かった瞬間、怪異事件が一気に人間ドラマへ反転するのが刺さります。『NUE』という単語そのものに勘違いの悲劇が仕込まれているのも後味が苦い。
だからこそ、事件後に黄金色の池で平次が和葉へ想いを告げかける場面の破壊力がすごい。そこに自衛隊がぞろぞろ来て台無しになるコメディ落差がコナンらしいんですが、心臓には悪いです。
さらにエピローグで大岡紅葉が“未来の旦那さん”と名乗って恋の新章を開く締め方まで完璧。ホラー・推理・恋愛の全部を持っていく、ズルい三部作でした。
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