大岡紅葉の初登場回!!「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

大岡紅葉の初登場回!!「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&犯人やトリック。埋蔵金の秘密…
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2017年99日〜2017年9月23日放送の「コナンと平次の鵺伝説」

前回のアニメ放送は871話「ノブナガ四五〇」でした。

1つ前の原作回は裏切りシリーズであり、コナンの中でもとても重要な回の1つでしたね。

今記事では「コナンと平次の鵺伝説」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

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アニメ872〜874話「コナンと平次の鵺伝説」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「コナンと平次の鵺伝説」は原作コナンの話となり、対象の単行本は90〜91巻です!

90巻「File10:宿里村の怪、File11:鵺の鳴く夜」

91巻「File1:鵺の爪跡、File2:牙を剥いた鵺、File3:悲しき鵺伝説」

名探偵コナン90巻に掲載されている話↓
File1:甘い匂い
File2:切り取られた文字
File3:霊魂探偵
File4:怪しき隣室には
File5:暗がりに鬼を繋ぐが如く
File6:裏切りの制裁
File7:裏切りの行方
File8:裏切りの矛先
File9:裏切りの真相
File10:宿里村の怪
File11:鵺の鳴く夜

名探偵コナン91巻に掲載されている話↓
File1:鵺の爪跡
File2:牙を剥いた鵺
File3:悲しき鵺伝説

File4:木神
File5:接近
File6:日記
File7:スキュタレー暗号
File8:解読不可能!?
File9:若狭先生のヒミツ
File10:試着室で水着♡
File11:指で残した伝言(メッセージ)

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の簡単なあらすじ

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

コナンと蘭は、徳川家の埋蔵金探しの依頼を受けた平次と和葉に誘われて、静岡県の宿里村を訪れる。村長の竹隅殿輔の案内で宿泊するホテルに行くと、そこには考古学者の丹沢道貴、歴史研究家の染地康克、小説家の増子史絵、ルポライターの鶴見肇の姿もあった。

かつて宿里村では、徳川埋蔵金の発掘チームの1人である外国人のシャルル・エイベルが、「nue」と書いたメモを残して死んだ落盤事故が起こっていた。一方、蘭と和葉は現地の雰囲気からラブの予感を感じていた……。

夜、みんなで食事をしていると不気味な音が聞こえてくるが、参加者たちは、その音を聞きながら鵺の伝説について話し始める。食事が終わって各部屋に分かれた後、コナンたちはホテルの前が燃えていることに気づき、外に出ると黒煙と共に巨大な怪物が出現する。

コナンたちが怪物を追って池の方へ向かうと、そこには獣に襲われたような爪跡がある染地の遺体があった。

コナンと平次が怪物が出現した現場を調べていると、今度は不気味な鳴き声の後で、丹沢が自分の部屋で蛇に噛まれたような痕跡を残して死んでしまう。二人は本当に鵺に殺されたのか?

コナンと平次は、怪物の正体と殺人のトリックを解き明かすために、さまざまな道具を集め始める……。

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の登場人物

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の登場人物

「コナンと平次の鵺伝説」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉

・鈴木園子
・横溝参悟
・安室透
・榎本梓
・大岡紅葉

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アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&伏線

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のネタバレ&伏線

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」は、事件の不気味さもさることながら、平次×和葉の恋愛パートが大きく動く重要回としても知られています。

さらにこの回のエピローグでは、後に和葉の恋のライバルとなる大岡紅葉が初登場!

平次の告白未遂と紅葉の意味深な登場は、今後の関係性を占う大きな伏線になっていました。

※ここからは、ネタバレ&伏線込みで解説していきます!

【目次】好きなところから見れます▼

① 平次が和葉に告白しようとする

事件解決後の朝のこと、平次は和葉を連れて池の方に向かいました。

水面が朝日で黄金色に光ってとても綺麗で、感動する和葉。

そして

服部平次「戎橋の時まで気ィつかへんかったけど…どうやらオレは…お前の…コト…」

と自分の想いを伝えようとします!

平時の告白は失敗に

しかし…

自衛隊がゾロゾロとやって来て、めちゃくちゃになってしまいます。

どうやら、鵺の存在を信じた横溝参悟警部が自衛隊の出動を掛け合っていて、ちょうど到着してしまったのです。

平次の告白は失敗に終わってしまいました(笑)

② エピローグで大岡紅葉が初登場!!

事件解決後のこと、平次の活躍がネットニュースに掲載されました。

そして、記事を読む大岡紅葉が登場。

実はこのお話が大岡紅葉の初登場回になります!

紅葉は平次に一途な想いを寄せる京都泉心高校の2年生。

大岡紅葉「ウチの未来の…旦那さん♡」

と呟くあたり、紅葉が平次と結婚の約束をしている?など気になるところも。

その後の登場回では、和葉を「葉っぱちゃん」と呼ぶなど、和葉の恋敵として登場してきます。

大岡紅葉についてはこちら↓

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の事件の流れ

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の事件の流れ

「コナンと平次の鵺伝説」は、徳川埋蔵金の手がかりを追って静岡の宿里村を訪れたコナンたちが、村に残る“鵺伝説”と16年前の発掘事故、そして連続殺人の真相に迫っていく長編エピソード。

埋蔵金、妖怪、古びたホテル、不気味な童謡、燃え上がる炎…。

ホラーっぽい空気が濃いのに、実は細かな伏線がびっしり仕込まれています!

※ここからは、事件の流れをネタバレありで解説していきます!

平次と和葉が毛利探偵事務所に来る

続いて、平次と和葉が毛利探偵事務所に現れます。

ここから静岡県宿里村へ向かう流れになり、徳川埋蔵金と鵺伝説が事件の入口として出てきます。

平次回らしい明るいテンポに、埋蔵金と怪異の不穏さが重なるのが良いです。

コナンと平次がそろうと、それだけで事件を追う頼もしさがあります。一方で、蘭や和葉、園子も同行するため、旅行感のある導入にもなっています。

ワクワクする宝探しの空気が、伝説つきの村へ向かうことで少しずつ冷えていくのが上手いです。

宿里村で徳川埋蔵金とシャルルの過去が浮かぶ

宿里村では、徳川埋蔵金に関する話と、16年前の落盤事故で亡くなったシャルル・エイベルの存在が浮かびます。ここで出てくる「NUE」メモは、怪物の鵺を連想させるため、事件全体の不気味さを強めます。

伝説の話だったはずのものが、過去に人が亡くなっている現実へつながるのが重いです。

コナンと平次は、単に鵺がいるかどうかを見るのではなく、過去の事故と現在の関係者のつながりを見ていきます。

「NUE」が本当に鵺を指しているのかという違和感も、この時点で残ります。

昔話のような導入が、人間関係と復讐の匂いを帯びていくのがゾクッとします。

朽ちたホテルと老犬が不穏さを強める

宿里村の主な現場として、朽ちた3階建てホテルが浮かびます。ホテルの外壁、林、池、洞窟周辺といった場所が絡み、鵺伝説にふさわしい暗い舞台が整っていきます。

古びたホテルが出てきた時点で、日常の明るさがかなり遠くなるんですよね。

ここで何気なく描かれる老犬も、後で大きな意味を持ちます。

犬は鵺の鳴き声には反応するのに、鵺が現れた時には吠えなかったため、本物の怪物という見方に違和感が出ます。

怖い舞台づくりの中に、ちゃんと推理の手がかりが置かれているのが気持ちいいです。

黒煙の中に鵺が現れ、染地康克が殺される

事件の空気が一気に冷えるのは、黒煙の中に巨大な鵺のような存在が現れ、染地康克が遺体で発見される場面。

伝説や噂だった鵺が、現実の殺人と重なってしまうため、怪物が本当に人を殺したように見えます。

埋蔵金探しのワクワク感から殺人事件へ落ちる落差がかなり強いです。

ここで引っかかるのは、鵺がなぜ巨大に見えたのか、なぜ犬が吠えなかったのかという点です。炎や黒煙の演出が怖いほど、逆に人間が作った仕掛けの可能性も濃くなります。

見えているものをそのまま信じないコナンと平次の視線が、ここから頼もしくなっていきます。

丹沢道貴が密室で毒殺される

事件は染地康克の殺害だけで終わりません。

丹沢道貴も密室状態で毒殺され、鵺の怪異に見せた演出とは別に、人間が仕込んだトリックの気配が濃くなります。

連続殺人になったことで、伝説の怖さよりも犯人の計画性が前に出てきます。

この場面で重要になるのが、水滴、炭酸を開けたような音、白い塊といった細かい違和感です。後に、炭酸水の噴射を使って毒針を飛ばす仕掛けへつながるため、見逃せない手がかりになります。

密室という不可能状況が、小さな痕跡で少しずつ崩れていく流れがかなり面白いです。

朝4時の再現で鵺の正体が崩れる

コナンと平次は、朝4時の再現を通して鵺の見え方、鳴き声、炎の仕掛けを解いていきます。

怖かった怪物が、老犬、毛皮、窓を描いたシーツ、遠近法、ワイングラスといった現実の仕掛けへ分解されるのが痛快。

怪異として見えていたものが、推理で一気に人間の演出へ引き戻されます。

特に、犬の反応とワイングラスの音は、怪物らしさを崩す大きな手がかりです。巨大な鵺も、ホテル外壁に垂らした窓絵シーツと距離感を利用した見せ方だと分かると、視界の意味が一気に変わります。

怖さがロジックに変わる瞬間が、コナンと平次コンビらしくて気持ちいいです。

増子史絵の動機とシャルルの真相が明かされる

真相にたどり着くと、犯人は増子史絵だと明らかになります。

彼女の夫だったシャルル・エイベルは16年前の落盤事故で亡くなっており、丹沢道貴と染地康克がその時にシャルルを見捨てたことへの復讐が動機でした。

怪物の怖さから、夫を失った人間の恨みと悲しさへ焦点が移るのが苦いです。

「NUE」メモも、事件の中で意味を変えて回収されます。怪物の名前に見えたものが、シャルルの日本語練習ノートや「てつの」の読み違いとつながることで、過去の事故と現在の殺人が一本線になります。

伝説の裏にあったのが人間の復讐だと分かる瞬間、後味がかなり重くなります。

平次の告白未遂と大岡紅葉の登場で次につながる

事件解決後、平次は和葉に告白しようとします。

しかし、自衛隊の到着によって流れが止まり、告白は未遂に終わります。復讐事件の重さから一転して、平次と和葉の距離感へ焦点が移る切り替えがたまりません。

さらにラストでは、大岡紅葉が登場します。平次を特別視する紅葉が加わることで、平次と和葉の恋愛軸に新しい火種が入ります。事件は解決しても、恋愛の方はまったく解決しないまま次へ続くのが、この回らしい余韻です。

  • ポアロで梓のそっくりさん問題が整理され、前話からの黒の組織関連の流れを受ける。
  • 平次と和葉が毛利探偵事務所に来て、コナンたちは静岡県宿里村へ向かう。
  • 宿里村で徳川埋蔵金、鵺伝説、16年前の落盤事故、シャルル・エイベルの「NUE」メモが浮かぶ。
  • 朽ちたホテル周辺で黒煙の中に鵺が現れ、染地康克が殺害される。
  • 丹沢道貴も密室状態で毒殺され、連続殺人として事件が重くなる。
  • コナンと平次が鵺の正体、鳴き声、炎、密室毒殺の仕掛けを解き明かす。
  • 犯人は増子史絵で、動機は夫シャルル・エイベルを見捨てた者たちへの復讐だった。
  • 事件解決後、平次は和葉に告白しようとするが未遂に終わる。
  • ラストで大岡紅葉が登場し、平次・和葉の恋愛軸に新しい火種が入る。

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は誰?

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は誰?

犯人は増子史絵です。

現在事件の殺人被害者は染地康克と丹沢道貴で、シャルル・エイベルは16年前の落盤事故で亡くなった人物として分けて扱う必要があります。

この事件は、本物の鵺による怪異ではなく、鵺伝説を利用した人間の復讐殺人です。

鵺の正体、鳴き声、発火、丹沢道貴の密室毒殺は、それぞれ別の仕掛けとして整理すると分かりやすいです。

犯人:増子史絵

「コナンと平次の鵺伝説」の犯人は、増子史絵です。彼女は鵺伝説を利用し、染地康克と丹沢道貴を殺害しました。

鵺は本物の怪物ではなく、増子史絵が復讐のために作り上げた恐怖の演出です。

今回の事件で直接殺害されたのは染地康克と丹沢道貴。

シャルル・エイベルは現在事件の被害者ではなく、16年前の落盤事故で亡くなった人物です。この過去の死が、増子史絵の復讐動機につながっています。

増子史絵は、コナンと平次によって鵺の正体や密室毒殺の仕掛けを暴かれ、犯行を認めます。怪物の仕業に見せた事件が、最後には人間の恨みへ戻っていくんですよね。

怖かった鵺の裏に残るのが、夫を失った人の痛みなのがかなり苦いです。

動機:夫シャルル・エイベルを見捨てられたことへの復讐

増子史絵の動機は、夫だったシャルル・エイベルの死にあります。

16年前の落盤事故でシャルルは亡くなり、丹沢道貴と染地康克がその時にシャルルを見捨てたことが、現在の復讐へつながりました。

事件の中心にあるのは、鵺伝説ではなく、過去に置き去りにされた命への恨みです。

背景

増子史絵の夫だったシャルル・エイベルは、16年前の落盤事故で亡くなっています。宿里村には徳川埋蔵金伝説があり、その過去と現在の事件が結びついていきます。

宝探しや伝説のロマンに見える話の裏側に、実際の死があるのが重いです。

この過去があるからこそ、宿里村の鵺伝説は単なる怪談では終わりません。

シャルルの「NUE」メモも、怪物の名前に見えながら、事件の真相へつながる手がかりとして効いてきます。

昔の事故が現在の殺人へ伸びてくる構成が、かなり不穏です。

引き金

増子史絵にとって引き金になったのは、丹沢道貴と染地康克がシャルルを見捨てたとされること。

夫を失った悲しみが、当時の関係者への恨みとして残り続けていました。時間が経っても消えなかった感情が、鵺伝説を利用した犯行へ変わってしまいます。

ここで苦いのは、増子の動機に同情できる部分があっても、殺人は正当化できないところです。夫を奪われた痛みと、人を殺めた罪が同時に見えてきます。

復讐の背景が分かるほど、事件の後味は単純に割り切れなくなります。

決定打

決定打になったのは、夫を失った増子史絵の復讐心です。シャルルの死と、当時の関係者への恨みが、現在の殺人につながりました。

鵺という怪物は、彼女の恨みを隠すための仮面だったと言えます。

ただし、増子の行動は復讐であっても許されるものではありません。

染地康克と丹沢道貴を殺害し、怪異に見せかけて恐怖を広げた事実は残ります。悲しみが犯行へ変わる瞬間の怖さが、この事件の後味をかなり苦くしています。

トリック:鵺演出と密室毒殺を重ねた仕掛け

この事件のトリックは、一つだけではありません。

増子史絵は、鵺を巨大な怪物に見せる演出、鵺の鳴き声、発火の仕掛け、丹沢道貴の密室毒殺を重ねています。

怪異に見える現象と具体的な殺人トリックを混線させることで、事件全体を分かりにくくしていました。

準備

増子史絵は、老犬に毛皮を着せる準備をしました。さらに、ホテル外壁に窓を描いたシーツを垂らし、遠近法で鵺を巨大に見せる条件を作ります。

本物の怪物ではなく、犬と背景と距離感を組み合わせて、巨大な鵺に見せていたのがこの仕掛けの肝です。

鳴き声については、ワイングラスで鵺の鳴き声を再現できるようにしていました。

加えて、発火の仕掛けと、丹沢道貴の密室毒殺のために炭酸水の噴射で毒針を飛ばす仕掛けも用意されています。

視覚、音、炎、密室を別々に準備しているため、怪異らしさがかなり強く見えるんですよね。

実行

実行時には、黒煙や炎の演出と合わせて、鵺が現れたように見せました。染地康克を殺害し、その死を怪物の仕業に見せることで、宿里村の鵺伝説を現実の恐怖として演出します。

伝説が本当に人を殺したように見えるため、現場の空気が一気に冷えます。

丹沢道貴については、密室状態で毒殺しています。

ここでは炭酸水の噴射を利用して毒針を飛ばす仕掛けが使われ、外から手を下せないように見える不可能状況が作られました。

鵺の怪異と密室毒殺という別方向の謎を重ねることで、推理の難度が一段上がっています。

発覚回避

増子史絵は、鵺伝説を利用することで、本物の怪物が現れたように見せました。黒煙、炎、巨大に見える影を組み合わせ、目撃者の恐怖をあおっています。

怖さで判断力を鈍らせるような見せ方が、かなり巧妙です。

さらに、密室毒殺によって、外部から犯行できないように見せています。複数のトリックを重ねることで、怪異と殺人の境目をぼかし、犯人へたどり着きにくくしていました。伝説を隠れみのにして人間の犯行を覆い隠す構成が、この事件の怖さです。

綻び

綻びは、犬の反応から見え始めます。

犬は鵺の鳴き声には反応するのに、鵺出現時には吠えなかったため、そこに本物の怪物がいたという見方が揺らぎます。

何気ない犬の行動が、怪異の正体を崩す入口になるのが気持ちいいです。

さらに、ワイングラスで鳴き声を再現できること、窓絵シーツと遠近法で巨大な鵺を見せられることも判明します。丹沢道貴の密室毒殺では、水滴、炭酸を開けたような音、白い塊が仕掛けへつながります。

怖かった演出が、証拠によって一つずつ現実のロジックへ戻されていくのが爽快です。

決め手:怪物の実在を崩す証拠がそろう

決め手は、鵺が本物ではないことを示す証拠と、増子史絵が仕掛けを実行できたことを示す条件。

犬の反応、ワイングラス、窓絵シーツ、遠近法、水滴、炭酸音、白い塊、そして増子の持ち物や美術的条件が組み合わさります。

一つの証拠で全部が崩れるのではなく、小さな違和感が積み上がって真相へ届くのが良いです。

犬の反応が本物の怪物説を崩す

犬が鵺の鳴き声には反応するのに、鵺出現時には吠えなかったことが大きな違和感になります。もし本当に未知の怪物が近くに現れたなら、犬が反応しないのは不自然です。この反応が、「巨大な鵺が実在した」という見方を崩します。

この証拠が上手いのは、恐怖演出の中に自然に紛れているところです。最初はただの犬に見えても、見返すとかなり重要なピースだと分かります。怪異を否定する最初の違和感として、かなり効いています。

ワイングラスと遠近法が鵺の正体を暴く

鵺の鳴き声は、ワイングラスで再現できるものでした。つまり、超常的な鳴き声ではなく、人間が作れる音だったわけです。音の正体が分かることで、鵺伝説の怖さが一段現実へ引き戻されます。

さらに、窓を描いたシーツと遠近法によって、鵺を巨大に見せる条件もそろっていました。

老犬に毛皮を着せ、ホテル外壁の見え方を利用することで、見ている側の距離感をだましていたのです。

見えていた怪物の意味が、推理で一気に再配置されるのが気持ちいいです。

水滴、炭酸音、白い塊が密室毒殺を崩す

丹沢道貴の密室毒殺では、発火後の水滴、炭酸を開けたような音、白い塊が重要になります。

これらは、炭酸水の噴射を利用して毒針を飛ばす仕掛けへつながります。

密室でどう毒を使ったのかという謎が、細かな痕跡から崩れていきます。

密室トリックは派手に見えますが、決め手は小さな違和感の積み重ねです。音、水滴、白い塊という一見バラバラなものが、毒針の仕掛けとして一本線になります。

ここは推理がつながる快感がかなり強い部分です。

増子史絵の条件が犯行可能性を固める

最後に、増子史絵の部屋、持ち物、美術的条件がトリックと一致します。

窓を描いたシーツや遠近法を使う見せ方には、美術的な条件が関わっており、彼女が仕掛けを作れる人物として絞り込まれます。

怪物演出を成立させる技術と、増子自身の条件が重なるのが決定的です。

ここで、鵺の見せ方、鳴き声、発火、密室毒殺が別々の謎ではなく、一人の計画としてまとまります。コナンと平次がそれぞれの違和感を整理し、増子史絵へたどり着く流れが頼もしいです。

怖さで覆われていた事件が、最後に人間の手順として一本線につながるのが痛快です。

結末:増子史絵が犯行を認める

結末では、コナンと平次が鵺の正体、炎の仕掛け、丹沢道貴の密室毒殺トリックを暴きます。増子史絵は犯行を認め、鵺伝説に見えた事件は人間の復讐劇として決着します。

怪物の恐怖をロジックで剥がした先に、人間の悲しみが残るのがこの回の後味です。

染地康克と丹沢道貴は現在事件の被害者であり、シャルル・エイベルは16年前の落盤事故で亡くなった人物。

この切り分けによって、復讐の構図もはっきりします。増子史絵の動機には苦さがありますが、殺人そのものが正当化されるわけではありません。

事件後には、平次が和葉に告白しようとするものの未遂に終わります。さらにラストで大岡紅葉が登場し、平次と和葉の恋愛軸に新しい火種が入ります。

復讐事件としての重さと、ラブコメとしての次が気になる引きが同時に残る終わり方です。

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の名言/名セリフ

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の名言/名セリフ

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」の名言や名セリフについて紹介します。

毛利蘭「いや、それって…ラヴの予感かもよ?」

今回、平次がこの場所を和葉に誘ったということで、蘭がこれは告白の流れがあるかもよ?というのをラヴの予感と伝えたワンシーン。

服部平次「戎橋(ひっかけばし)まで気ィつかへんかったけど…どうやらオレは…お前の…コト…」

経平次が黄金色に輝く湖の前で和葉に告白しようとしたシーン。

結局自衛隊が登場してしまい、告白が終わってしまうシーン。

大岡紅葉「へぇー…活躍してはりますなぁ…ウチの未来の…旦那さん♡」

平次が活躍した記事を読んだ大岡紅葉が呟いたセリフ。

エピローグでしかも初登場ながら、全員が驚くような内容…

視聴者をビックリさせた名言です(笑)

【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」のhuluやアマプラはある?

アニメ「コナンと平次の鵺伝説」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

「コナンと平次の鵺伝説」の感想/まとめ

「コナンと平次の鵺伝説」の感想/まとめ

872〜874話「コナンと平次の鵺伝説」は、静岡・宿里村の朽ちたホテルを舞台に、鵺の鳴き声と黒煙、爪跡の遺体、炎の包囲、密室毒殺が連鎖する濃厚三部作です

怪異を論理で剥がす平次×コナンの推理が気持ちいいのに、和葉の告白未遂と紅葉の初登場まで詰め込んでくるのがズルい。ホラーと推理と恋愛が全部盛りでした。

怪談の掴みと“鵺”演出がホラー映画級

舞台は静岡・宿里村の朽ちた3階建てホテル。平次&和葉に誘われたコナン&蘭が到着した時点で、空気がもう重い。村長が招いた考古学者・歴史学者・小説家・ルポが揃い、“集められた人間”の時点で嫌な予感しかしません。

落盤事故で亡くなった外国人シャルル・エイベルが最期に『NUE』と書き残した話、ホテル前の「林の前に入るな キケン」の立て札

道貴が「鵺はトラツグミだ」と理屈を添えるのに、直後に鳴き声→黒煙→2m級の獣が出るギャップが怖すぎる。裏手の血痕を辿った先に爪跡の遺体をぶち込んでくるテンポも最高で、一気に引き込まれました。老犬の吠え方まで“後で効く”のがニクいです。

ホラーを理屈で剥がす“推理の快感”が気持ちいい

この三部作の快感は、ホラーの正体を理屈で剥がしていくところにあります。

平次が焼け跡の灯油臭から「爪跡は後付け」と見抜き、次の鳴き声では草むらを囲む火柱で“詰み感”を煽る。恐怖演出で追い込んだ直後に、道貴が密室で毒殺され、顎下に二つの痕が残るのがまた嫌な転がり方です

殿輔の「雨が頬に当たった」「炭酸のフタみたいな音」証言と、焼け跡の白い塊が同じ線でつながる瞬間は鳥肌が立ちました。

ホテルと部屋を指定した手紙の不気味さも、後で腑に落ちるのが上手い。横溝警部の投入で捜査が締まり、朝4時に玄関前へ全員集合→鵺を呼び出す再現劇で真相へ迫る流れも、推理ショーとして気持ちよかったです。

復讐の切なさと、恋の火種まで残す“ズルい”ラスト

犯人が小説家・増子史絵だったのは意外でしたが、動機が“夫シャルル・エイベルを落盤事故で見捨てられた復讐”と分かった瞬間、怪異事件が一気に人間ドラマへ反転するのが刺さります。『NUE』という単語そのものに勘違いの悲劇が仕込まれているのも後味が苦い。

だからこそ、事件後に黄金色の池で平次が和葉へ想いを告げかける場面の破壊力がすごい。そこに自衛隊がぞろぞろ来て台無しになるコメディ落差がコナンらしいんですが、心臓には悪いです。

さらにエピローグで大岡紅葉が“未来の旦那さん”と名乗って恋の新章を開く締め方まで完璧。ホラー・推理・恋愛の全部を持っていく、ズルい三部作でした。

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