スコッチの死&ASACA「裏切りのステージ」ネタバレ&犯人&伏線。RUM編の考察

スコッチの死&ASACA「裏切りのステージ」ネタバレ&犯人&伏線。RUM編の考察
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2017年7月15日放送の866話・867話「裏切りのステージ 前編/後編」

前回のアニメ放送は「口の悪い九官鳥」でした。

前回の原作回では羽田浩司殺人事件やメアリー世良の秘密に触れた重要なお話でした。

【関連記事】863話・864話「霊魂探偵殺害事件 前編/後編」は何巻?

今回のお話は緋色シリーズぶりの沖矢昴と安室透が対面するお話です。

この話では、スコッチがなぜ死んでしまったのか?などがわかるお話となります。

今記事では866話・867話裏切りのステージ 前編/後編」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

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【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ866話・867話裏切りのステージ」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「裏切りのステージ(前編)(後編)」は原作コナンの話となり、対象の単行本は90巻です!

名探偵コナン90巻「File954:裏切りの制裁File955:裏切りの行方File956:裏切りの矛先File957;裏切りの真相

名探偵コナン90巻に掲載されている話↓
File1:甘い匂い
File2:切り取られた文字
File3:霊魂探偵
File4:怪しき隣室には
File5:暗がりに鬼を繋ぐが如く
File6:裏切りの制裁
File7:裏切りの行方
File8:裏切りの矛先
File9:裏切りの真相

File10:宿里村の怪
File11:鵺の鳴く夜

アニメ「裏切りのステージ」の簡単なあらすじ

アニメ「裏切りのステージ」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

コナンと沖矢昴は、黒ずくめの組織と関係すると思われる「ASACA」という言葉を追う内に、同じ題名の曲がロックミュージシャンの波土禄道によって発表されることを知る。

コナンと沖矢は、蘭と園子と共に彼のライブのリハーサルを見学に行くが、波土のマネージャーの円城佳苗によると、歌詞が完成していないから見学はできないという。そこにはレコード会社社長の布施憶康とスクープを狙う雑誌記者の梶谷宏和も居合わせていた。さらに安室透と榎本梓に変装したベルモットも現れる。

そんな時、ステージ上で首を吊るされた波土の死体が発見される。波土を吊るしたロープは客席に縛られており、近くにはタコ糸がついた野球のボールが落ちていた。コナンたちは、波土を吊り上げたトリックと犯人を推理する。

そこで安室は、沖矢が左利きだとわかると再び正体に疑惑の目を向ける。一方、蘭も梓の行動を不審に思うが……。

https://websunday.net/episode/12180/

アニメ「裏切りのステージ」の登場人物

アニメ「裏切りのステージ」の登場人物

「裏切りのステージ(前編)(後編)」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・鈴木園子
・目暮十三
・高木渉
・赤井秀一
・沖矢昴
・安室透
・スコッチ
・ベルモット

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アニメ「裏切りのステージ」の簡単なネタバレ&伏線

アニメ「裏切りのステージ」の簡単なネタバレ&伏線

今回のエピソードは、ASACA(浅香)の手がかりを追う沖矢昴&コナン側と、黒の組織サイドである安室透(バーボン)&ベルモット側の思惑が真正面からぶつかる回です。

物語の核心となるのは、
「なぜ安室透は赤井秀一を憎んでいるのか?」
「公安の仲間・スコッチがなぜ死んだのか?」

という、二人の因縁の真相が初めて描かれる点にあります。

また、緋色シリーズ以来となる沖矢昴と安室透の直接対面が実現し、この中で安室はついに「沖矢昴=赤井秀一」であると確信に至ります。

スコッチの最期についても、赤井が殺したのではなく、実際には赤井を守ろうとしたスコッチ自身の自殺だったことが判明

安室はそこで誤解が解けるものの、それでもなお“赤井は因縁の相手”という複雑な感情を抱え続けることになります。

ASACAの手がかり整理、バーボンとライの因縁、ベルモットと蘭の関係など、RUM編・黒の組織編の今後に深く関わる伏線が複数回収される重要回となっています。

ASACA=“朝カフェ”で、RUM編の手がかりは未解決のままだと判明

コナンと沖矢は、RUM編の重要キーワード「ASACA/浅香」を追う中で、ロックミュージシャン・波土禄道の新曲タイトルが「ASACA」であることを知り、黒の組織との関連を疑ってライブ会場へ向かう

しかし事件の真相で、この「ASACA」は“朝カフェ(ASA+CA)” に由来する曲名にすぎず、黒の組織の追う“浅香”とはまったく無関係だったと判明。

これにより、

「17年前の羽田浩司事件の手がかりはまだ一切解決していない」
という事実が改めて強調され、RUM編の長期伏線が継続することになる。

羽田浩司殺人事件についての記事はこちら↓

スコッチの死が“自殺”だったと判明し、安室が赤井を憎む理由が回収される

後半の回想では、公安のスパイ・スコッチ(諸伏景光)の最期が描かれる。正体が黒の組織にバレかけたスコッチは屋上で赤井(ライ)と対峙。赤井は彼を助けるため、自身がFBIの潜入捜査官であることを明かし、説得を試みる。

しかし階段を駆け上がる安室の足音を、スコッチは黒の組織の人間だと誤解してしまい、家族や仲間の情報が入った携帯を守るため、自ら胸を撃って自殺する。

屋上に到着した安室が目にしたのは、スコッチの遺体と、煙の上がる銃を手にした赤井。

この誤解が

「赤井を殺したいほど憎む理由」として安室の心に刻まれており、のちの和解(警察学校編・ゼロの執行人)への重要な伏線になる。

赤井は“悪役”を演じており、安室との因縁は誤解から生まれた

安室が到着した瞬間、赤井は

「裏切り者は…制裁を受けて当然だろ?」
と、あえて“組織側の人間”のような言葉を吐く。

本当はスコッチは自殺であり、自分の足音が引き金を引かせた原因だと安室が知れば、彼が一生自分を責めてしまうと考えた赤井が、意図的に“憎まれ役”を演じたと示される。

視聴者だけが真相を知り、安室はまだ誤解したまま――。

ここが後の再会・和解劇の強烈な感情基盤となる。

バーボンが“沖矢=赤井”をほぼ確信する回(ハイネック発言)

波土事件の捜査中、筆跡を書かせた際、安室は沖矢が左利きであることに気づき、以前の“スカー・アカイ(頬傷の赤井)”情報と結びつけ、疑惑を深める

事件後には沖矢に向かって

「そのハイネック…この場でめくりたい衝動に駆られますが…今は止めておきましょう」

と意味深に告げ、“喉の傷=赤井である証拠” を暗に示す。

この段階で

「安室は沖矢=赤井だとほぼ確信している」
と読み取れる非常に重要な伏線になっており、
来葉峠の偽装死・緋色シリーズへとつながる。

赤井&安室の因縁についてはこちら↓

榎本梓に変装したベルモットが「エンジェル」と言い、蘭が疑い始める

ライブ会場には、榎本梓に変装したベルモットも潜入。

安室との約束(コナンと蘭には手を出さない)を守るための“監視役”として行動している。

蘭を止める際、ベルモットはうっかり

榎本梓(ベルモット)「ダメよエンジェル…貴方は入ってはダメ…」

と本音を出してしまい、蘭に怪しまれる。

あなた梓さんじゃないですよね?とバレてしまいます。

榎本梓(ベルモット)「貴方は私の…宝物だから…」

とベルモットと蘭/コナンの関係を後のRUM編でも扱うための重要な布石となるシーンです。

【ネタバレ】「裏切りのステージ」の事件の流れ…犯人は誰?

【ネタバレ】「裏切りのステージ」の事件の流れ…犯人は誰?

『裏切りのステージ』は、赤井秀一・安室透・ベルモットの3人ががっつり絡んでくる重要回。

表向きは、謎のキーワード「ASACA」とロックミュージシャン・波土禄道の首吊り事件を追うストーリー。

しかしその裏では、安室が沖矢昴(=赤井秀一)の正体に迫り、さらに過去の“スコッチの死”の真相が明かされていきます。

また、安室が殺したいほど憎んでいる男と呼ぶ赤井への感情が、どこから生まれたのかが描かれる、とても濃いエピソードです。

さらに、榎本梓に変装したベルモットも暗躍し、蘭を思わず「エンジェル」と呼んでしまったことで、蘭が違和感を覚えるシーンも。

赤井と安室の関係性、ベルモットの動きが気になる方には必見のエピソードです!

※ここからは「裏切りのステージ」の具体的な事件の流れを解説していきます!

ネタバレ① ASACAという謎のキーワードを追って…

物語は、“ASACA”という謎の言葉の手がかりを追うコナンと沖矢昴(正体は赤井秀一)の行動から始まります。

調べていく中で、ロックミュージシャン・波土禄道(はど ろくみち)が17年前に作った未発表曲のタイトルが「ASACA」であることが判明。

「黒の組織の“ASACA”と関係しているのでは?」と考えたコナンたちは、蘭や園子と一緒に、波土のライブリハーサル見学に向かいます。

しかし会場に着くと、マネージャーの円城佳苗から歌詞がまだ完成していないので、リハーサルは非公開と伝えられ、見学は中止に。

そこへ、レコード会社社長の布施憶康、ゴシップ誌記者の梶谷宏和、さらに安室透と、榎本梓に変装したベルモットまで現れ、会場は一気に不穏な雰囲気に。

コナンはベルモットの姿に警戒しつつも、ASACAの真相を探るため、ライブ会場の中へと潜入していきます。

ネタバレ② 事件が発生…!

いよいよリハーサルが始まるかと思われた矢先、ステージ上で波土が首吊り状態で発見されるという衝撃展開が起こります。

その場にいたコナン・安室・蘭たちは騒然となり、すぐに目暮警部たちが駆けつけて捜査に乗り出しました。

容疑者として浮上したのは、波土と関わりの深い3人。

・円城佳苗:波土の古くからのマネージャー
・布施憶康:波土を売り出したレコード会社の社長
・梶谷宏和:波土を執拗に追い続けていたゴシップ誌記者

現場からは、波土の胸ポケットに入っていた「ゴメンな」と書かれたメモ、タコ糸のついた野球ボール、束ねられたロープなど、トリックを思わせる証拠品がいくつも見つかります。

これは自殺なのか、他殺を装った何かなのか…?

コナンや安室は、現場の状況を一つひとつ検証していきました。

ネタバレ③ 犯人は〇〇だった!

コナンは、現場に残されたロープの大きさやタコ糸の使い方、さらにサークルレンズ(カラコン)の落下位置など、細かな証拠を一つずつ照らし合わせていきます。

その結果たどり着いたのは――

波土禄道は誰かに殺されたのではなく、自ら仕掛けたトリックによる“自殺”だったという衝撃の真相でした。

なお、波土の「ASACA」という曲名は、“朝カフェ(ASA+CA)”の略。

コナンたちが追っていた「黒の組織のASACA(浅香)」とは無関係だったこともここで明らかになります。

波土禄道が自殺した理由とは?

波土禄道の自殺には、17年前の深い秘密が関係していました。

当時、波土と付き合っていたマネージャーの円城佳苗は、波土の子どもを身ごもっていました。

しかし無理が重なり、円城は流産。

それでも彼女は、波土に罪悪感を抱かせまいと、この出来事を17年間ずっと隠し続けていました。

ところが事件の前、布施の何気ない一言から、波土は初めて“失われた子ども”の真実を知ってしまいます。

ショックを受けた波土は、封印されていた曲「ASACA」に新たな歌詞をつけようと苦悩しますが、その重さに耐えきれず、ついに自ら命を絶つ決断をしてしまったといわけです。

円城が他殺に見せかけた理由は?

波土の死後、円城が遺体を“他殺”に見せかける細工をしたのには切実な理由がありました。

大きな理由は以下の2点。

・17年前の流産の事実を公にしたくなかったため
→ 波土にはもう家族がいるため、過去が露呈すれば大きな傷を残してしまう。

・波土の現在の家族を守るため
→ 「元恋人との子どもの死」による自殺、と知られれば波土の妻や家族が世間から傷つけられる可能性が高い。

波土の過去も未来も守るための、彼女なりの優しさ…。

あまりに切なく、胸が締め付けられるような結末となりました。

ネタバレ④ 赤井秀一・諸伏景光・安室透の因縁とは?

この回の大きな見どころは、赤井秀一・諸伏景光(スコッチ)・安室透(降谷零)の因縁が描かれるシーンです。

事件後、沖矢昴(赤井秀一)の回想が描かれます。

安室は公安として黒の組織に潜入していた過去があり、その任務中に、同じく潜入していた親友・スコッチ(諸伏景光)を失いました。

スコッチの正体が組織にバレ、屋上でライ(赤井)と対峙したときのこと。

赤井は本当はスコッチを救おうとして、自身がFBIから潜入していることを明かし、スコッチの自殺を引き止めていました。

しかし、スコッチは赤井の一瞬のスキを付いて自ら銃を自分の胸に向けて自殺。

携帯電話には仲間や家族の情報が入っていたため、それを守るための苦渋の決断でした。

そこへ駆けつけた安室が見たのは、息絶えたスコッチと、そのそばに立つライ=赤井の姿。

さらに赤井は、自身の潜入を守るため、あえて“組織の一員らしい”セリフを口にし、自分がスコッチを撃ったかのように見せかけます。

この光景が安室の中で、「赤井秀一=親友を追い詰めた男」という強烈なイメージとなり、「殺したいほど憎んでいる」という感情へとつながっていったのです。

「裏切りのステージ」では、安室は沖矢=赤井だと確信しながらも、

安室透「そのハイネック…この場でめくりたい衝動に駆られますが…今は止めておきましょう…」

と意味深な言葉を残し、物語は幕を閉じました。

ネタバレ⑤ 蘭が梓の正体(ベルモット)に気づく…?

事件の裏側では、ベルモットも抜かりなく動いていました。

榎本梓に変装してライブ会場に現れ、コナンや蘭にさりげなく接触します。

しかし会話の途中で、ベルモットは思わず蘭のことを「エンジェル」と呼んでしまいます。

蘭を“エンジェル”と呼ぶのは、これまでベルモットだけ。

その違和感から、事件解決後、蘭は

毛利蘭「っていうかあなた…梓さんじゃないですよね?」

と、一言を投げかけます。

ベルモットも一瞬ヒヤッとしつつも、ニューヨークの出来事をほのめかすような言葉を残してその場を切り抜けました。

蘭にとっても、ベルモットにとっても、今後の物語に大きく関わってくる重要な伏線シーンとなっています。

アニメ「裏切りのステージ」の名言/名セリフ

アニメ「裏切りのステージ」の名言/名セリフ

赤井秀一「裏切りには…制裁をもって答える…だったよな?」

安室透がスコッチを助けに屋上に行くと…赤井秀一がスコッチを打った後様子で言ったセリフ。ここから因縁がスタートする。

赤井秀一「お陰でそいつの身元はわからずじまい…幽霊を殺したようんで気味が悪いぜ…」

自殺したことは伝えずに、暗に自殺を示唆する言葉。

赤井秀一「自殺は諦めろスコッチ…お前はここで死ぬべき男ではない…」

自殺しようとしたスコッチに赤井秀一が止めた名言。

沖矢昴「虎穴に入らずんば虎子を得ずだが…退くも勇気という事か…」

コナンに安室透とベルモットがいるから注意するように言われた時に沖矢昴が言ったセリフ。近づかないと情報を獲れないということ。

榎本梓(ベルモット)「ダメよエンジェル…貴方は入ってはダメ…」

蘭に向かってついつい、変装してしまった状態で言ったセリフ。

榎本梓(ベルモット)「貴方は私の…宝物だから…」

あなた梓さんじゃないですよね?と言われた時に言った言葉。

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アニメ「裏切りのステージ」の動画やhuluはある?

アニメ「裏切りのステージ(前編)(後編)」はhuluで配信されています。

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【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

「裏切りのステージ」まとめと感想

今回は866話・867話でもある「裏切りのステージ(前編)(後編)」についてまとめました。

スコッチの死の真相や安室透と赤井秀一の因縁がわかるお話でした。

赤井&安室ファンには絶対に見て欲しい内容になっているので、ぜひこの裏切りシリーズはチェックするようにしてくださいね!

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