2026年8月22日に放送の1210話「呪いの隣家」。
1つ前のお話は1209話「狙われたのは誰?」でした。
少し頭を使うような会でしたね。
さて今回は物騒なタイトルですがどのような話でしょうか?
今記事では1210話「呪いの隣家」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
【更新中】アニメコナンの最新話一覧
以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓
アニメコナンの全話&原作回&アニオリ回一覧はこちら↓
【関連】コナンの全タイトル一覧
【関連】コナンの原作回一覧
【関連】コナンのアニオリ一覧回
アニメ1210話「呪いの隣家」は何巻?原作で何話?

今回のお話1209話「呪いの隣家」はアニメ・オリジナルストーリーです。
今回も1話完結型のお話となっています。
次の原作回は傀儡の悪魔のお話です。

アニメ1210話「呪いの隣家」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンと小五郎は、空き家を覗く怪しい男を見かけて声をかける。男は「隣人が引っ越したのは、家が呪われていたせいだ」と怯えだした妻のため、調査に来たと言うが……。
アニメ「呪いの隣家」のあらすじ&事件の流れ

晴野家の隣にある空き家の呪いは、5年前の村雲建児殺害事件へつながる入口でした。
睦が家族を連れて逃げるために作った怪談へ、雨竜厚子が本物の脅迫を重ねたことで、嘘だった恐怖が現実になります。睦の告白だけでは見えなかった二つの傷と遺体の向きが、殺人犯だと思い込んだ5年間をひっくり返しました。過去の殺人と現在の殺人未遂が一本線でつながる一方、睦の安堵には失われた時間の苦さも残ります。
隣の空き家をのぞく晴野第一郎
帰宅途中のコナンと小五郎は、隣の空き家を気にして中をのぞいている晴野第一郎と出会います。第一郎によれば、妻の睦が「あの家は呪われている」と話し、家族で早く引っ越したいと求めているとのことでした。最初は空き家をめぐる少し奇妙な近隣相談であり、まだ殺人事件の気配は表に出ていません。
第一郎は妻を心配しながらも、呪いという説明をそのまま信じ切れずにいました。睦が何を見聞きしたのか、なぜ今の家から離れることをそこまで急ぐのかが、最初の違和感になります。隣家そのものよりも、詳しい理由を語らない睦の切迫した態度の方が不穏です。
日常のすぐ横にある空き家という身近な舞台だからこそ、説明できない恐怖がじわじわ広がります。怪談の相談に見えながら、睦だけはもっと現実的な何かから逃げようとしているように映る導入です。
元隣人の証言で呪いの話が崩れる
コナンと小五郎たちが元隣人へ確認すると、呪いの話は早くも崩れ始めます。元隣人は仕事の都合で引っ越しただけで、隣家が呪われているとは一度も話していませんでした。つまり、睦が家族へ伝えた説明は、誰かから聞いた事実ではなく、自分で作った可能性が高まります。
さらに第一郎は、睦が「5年前のことがまだ終わっていなかった」という趣旨の独り言を口にしていたと明かします。ここで物語は、空き家に怪異があるかを確かめる話から、睦が隠してきた過去を追う方向へ切り替わりました。存在しない呪いを作ってまで引っ越そうとするなら、今の場所にいること自体が睦にとって危険なのかもしれません。
第一郎も、妻が自分にさえ話せない秘密を抱えていると知り、不安を深めます。「5年前」という時間が出た瞬間、目の前の空き家より、過去から追いついてきた何かの方が怖く見えてくるのが上手いです。
米花駅の階段から突き落とされる睦
睦が抱える秘密を確かめきれないまま、事件は米花駅で一気に現実の殺意へ変わります。睦は階段で何者かに背後から突き落とされ、負傷しました。隣家の呪いという曖昧な恐怖ではなく、睦の命を狙う人物が実際にいると分かります。
犯行直後には、雨竜厚子に似た人物が立ち去る姿を清掃員が目撃していました。ただし、この時点では雨竜がなぜ睦を襲うのか、5年前の出来事とどう結びつくのかまでは見えません。超常現象のように語られていた恐怖が、人間の手による殺人未遂へ切り替わる落差が強烈です。
第一郎は、妻が本当に危険へさらされたことで、隠している事情を話してほしいと強く求めます。睦もこれ以上は秘密を抱えたままでは家族を守れないと感じ、5年間伏せてきた出来事を語り始めます。
睦が告白する5年前の村雲との出来事
睦は5年前、酒に酔った村雲建児からつかみかかられそうになり、とっさに突き飛ばしたと告白します。
村雲は側頭部を打って倒れ、動かなくなりました。睦は自分が村雲を殺してしまったと思い込み、その場から逃げています。
逃走する時、睦は現場付近で雨竜厚子とすれ違っていました。倒れた村雲は横向きの状態でしたが、恐怖と罪悪感で混乱した睦は、その場から離れ、警察へ名乗り出ないまま5年を過ごしました。5年間も殺人犯だと思い続けてきた重さが、この告白から伝わってきます。
第一郎にとっても、妻が抱えていた秘密はあまりに大きく、呪いの相談だったはずの話が未解決殺人へつながる展開に衝撃が走ります。一方で、睦が現場を離れた後に雨竜がいたなら、その時間に何が起きたのかという新しい疑問が生まれました。
雨竜を恐れて作られた隣家の呪い
睦は最近、近所で雨竜を見かけていました。5年前の現場付近にいた雨竜が、自分の行為を知っていると考えた睦は、家族と一緒に今の家から離れようとします。そのために作ったのが、「隣家には呪いがある」という引っ越しの口実でした。
ところが睦のもとには、「死」「呪」と書かれた不気味な紙まで届いています。呪いの話そのものは睦が家族を説得するために作りましたが、その作り話へ雨竜が脅迫を重ねたことで、嘘だった怪談が現実の恐怖へ変わりました。睦は雨竜を、自分が村雲を突き飛ばしたことを知る目撃者として恐れています。
一方の雨竜も、睦に近所で姿を見られたことで、5年前の真相を話されることを恐れていました。互いに相手から5年前の秘密が漏れることを恐れているように見えますが、二人が隠している事実は同じではありません。この食い違いが、呪いの奥にもう一つの真相があると感じさせます。
風早警察署で5年前の事件を洗い直す
コナンと小五郎は風早警察署へ向かい、刑事の雪ヶ谷仁から5年前の村雲建児殺害事件について話を聞きます。雪ヶ谷は小五郎が刑事だった頃からの知人で、かつてコンビを組み、強盗事件を一緒に捜査した経験がありました。昔を知る刑事との再会を通して、現在の相談が本格的な再捜査へ入っていきます。
当時、村雲の遺体を発見して通報したのは雨竜ではなく、現場を通りかかった老夫婦でした。雨竜は事件当時、自宅にいたと証言しています。しかし睦の記憶が正しければ、雨竜は現場付近にいたはずであり、証言と目撃が正面から食い違います。
雨竜はなぜ村雲のもとへ行きながら通報せず、自分の存在まで隠したのかが新たな焦点になります。睦の罪悪感だけで止まっていた事件が、記録と証言を突き合わせることで、別の人物の嘘を追う事件へ変わる場面です。
小五郎が雨竜と恐喝関係を突き止める
小五郎は5年前の関係者を調べ、村雲が雨竜を恐喝していた事実へたどり着きます。雨竜には村雲を恨む理由があり、しかも事件当時に現場付近へいた可能性も高まりました。ここまでの捜査だけでも、小五郎が真相のかなり近くまで自力で進んでいることが分かります。
ところが小五郎は、雨竜が睦の行為を知りながら、睦をかばうために黙っていたのではないかと考えます。雨竜の沈黙を犯行隠しではなく、人情のある選択として読んだのです。恐喝されていた人物が、なぜ睦を守るために自分のアリバイまで偽るのかという点には、まだ違和感が残ります。
雨竜は善意の目撃者なのか、それとも村雲を殺す動機を持つ真犯人なのか、ここが推理の分岐点です。コナンは、小五郎の集めた情報自体は正しいものの、その意味づけでは遺体の状態を説明できないと考えます。
二つの傷と遺体の向きが真相を変える
真相を反転させるのは、村雲の頭部に残った二つの傷と、遺体の体勢です。睦が突き飛ばした際についたのは側頭部の傷であり、直接の死因になったのは、その後に加えられた後頭部への殴打でした。睦が村雲を倒したことと、村雲を殺害したことは同じではなかったのです。
さらに睦が逃げた時、村雲は横向きに倒れていました。ところが老夫婦に発見された時には仰向けになっており、睦が去った後に別の人物が村雲へ触れたことが分かります。派手な仕掛けがなくても、傷の位置と体の向きだけで5年間信じられてきた筋書きが崩れるのが気持ちいいです。
この時点で、雨竜が睦をかばって沈黙したという小五郎の解釈も反転します。現場付近にいた雨竜は、睦の行為を隠したのではなく、その行為を自分の殺人の隠れ蓑として利用した可能性が高まるのです。
5年前の殺人と現在の口封じがつながる
5年前、睦が逃げた後に村雲へ近づき、後頭部を殴打して殺害したのは雨竜厚子でした。雨竜は自宅にいたと虚偽の証言をし、睦には「自分の突き飛ばしで村雲が死んだ」と思わせたまま、犯行を隠します。村雲から恐喝されていた雨竜は、睦が残した側頭部の傷と罪悪感を、自分の殺人を覆うために利用したのです。
5年後、近所で雨竜を見かけた睦は、自分の秘密を知られていると恐れました。しかし本当に秘密の発覚を恐れていたのは雨竜の側です。雨竜は「死」「呪」と書いた紙を送り、睦が作った隣家の呪いへ脅迫を重ねて、現在の家から追い出そうとしました。
それでも口封じできないと判断し、米花駅の階段から睦を突き落とします。犯行直後に雨竜に似た人物が立ち去る姿を見た清掃員の証言も加わり、5年前の殺人と現在の殺人未遂が一人の犯人へつながりました。睦が雨竜を目撃者として恐れ、雨竜も睦を真相を暴く目撃者として恐れていた構図の反転がゾクッとします。
雨竜が観念し晴野夫妻が安堵する
コナンは小五郎を眠らせ、5年前の村雲建児殺害事件と、現在の晴野睦への殺人未遂を一つずつ解き明かします。睦が作ったのは側頭部の傷であり、後頭部の致命傷を加えた真犯人は雨竜厚子でした。遺体の体勢、虚偽のアリバイ、恐喝関係、米花駅での目撃がそろい、雨竜は追及を逃れられなくなります。
雨竜は真相を突きつけられて観念し、雪ヶ谷刑事が対応します。これにより、睦が村雲を殺害した犯人ではなかったことが確定しました。第一郎と睦は安堵し、隣家の呪いも超常現象ではなく、人が作った嘘と脅迫の重なりだったと決着します。
ただし、無実が分かっても、睦が5年間一人で抱え続けた罪悪感まで簡単に消えるわけではありません。救いのある結末なのに、雨竜がその苦しみを利用し続けた冷酷さと、失われた時間の重さが静かに残ります。
事件の流れをタイムラインで整理
最後に、隣家の呪いをめぐる相談から5年前の真犯人が明らかになるまでを時系列で整理します。二つの傷、遺体の体勢、雨竜のアリバイが、睦の5年間の思い込みを崩すポイントです。
- コナンと小五郎は、隣の空き家を気にする晴野第一郎と出会う。
- 第一郎の妻・睦が、隣家は呪われているとして引っ越しを求めていると分かる。
- 元隣人が呪いを否定し、睦が「5年前」の出来事を気にしていると判明する。
- 睦が米花駅の階段から何者かに突き落とされ、負傷する。
- 睦は5年前、村雲建児を突き飛ばし、自分が殺したと思っていたと告白する。
- 睦は現場を離れる際に雨竜厚子とすれ違い、最近も近所で雨竜を見かけていたと明かす。
- 睦が引っ越しのために呪いを作った一方、「死」「呪」と書かれた脅迫文も届いていたと分かる。
- コナンと小五郎は風早警察署で雪ヶ谷仁から5年前の捜査情報を聞く。
- 小五郎は村雲が雨竜を恐喝していたと突き止めるが、雨竜が睦をかばったと解釈する。
- 村雲の側頭部の傷と、致命傷となった後頭部の傷が別だったと判明する。
- 睦が残した時と遺体発見時で村雲の体勢が変わっており、睦の逃走後に別の人物が接触したと分かる。
- 雨竜のアリバイと睦の目撃が矛盾し、雨竜が5年前の真犯人として浮上する。
- 米花駅の清掃員の目撃証言から、現在の突き落としも雨竜の犯行だと判明する。
- 雨竜が観念し、睦が村雲を殺していなかったことが確定する。
アニメ「呪いの隣家」の犯人&トリック

犯人は、30歳の会社員・雨竜厚子です。雨竜は5年前に村雲建児を殺害し、現在は真相の発覚を防ぐため晴野睦を脅迫して、米花駅の階段から突き落としました。複雑な機械仕掛けではなく、睦の罪悪感と虚偽のアリバイを利用して、自分の犯行を隠した事件です。二つの傷、遺体の体勢、恐喝関係、現在の目撃証言を組み合わせることで、過去と現在の犯行が明らかになります。
犯人は雨竜厚子
5年前の村雲建児殺害事件と、現在の晴野睦への殺人未遂事件を起こした犯人は雨竜厚子です。村雲は雨竜から後頭部を殴打されて死亡し、睦は米花駅の階段から突き落とされて負傷しました。睦は生存しており、村雲を突き飛ばした事実はあっても、直接の死因を作った殺人犯ではありません。
雨竜は、睦が自分を殺人犯だと思い込んだことを5年間利用しました。さらに真相を話されることを恐れ、睦が作った隣家の呪いへ脅迫を重ねています。本物の超常現象ではなく、罪悪感を抱える睦と、それを利用する雨竜の思惑が同じ怪談の形を取った事件です。
雨竜厚子の動機
雨竜の動機は、5年前の村雲殺害と、現在の睦への脅迫・殺人未遂で段階が異なります。村雲への恐喝の恨みから始まり、5年後には自分の殺人と虚偽証言を守るための口封じへ変わりました。
背景:村雲から恐喝されていた雨竜
5年前、雨竜は村雲から恐喝されていました。村雲との間には明確な対立があり、雨竜には村雲を恨む背景があります。一方の睦も、酒に酔ってつかみかかろうとした村雲を恐れ、とっさに突き飛ばしました。雨竜にとって、村雲への恨みと睦の行動が同じ現場で重なったことが、犯行へ進む土台になります。
引き金:睦の逃走によって生まれた犯行機会
睦に突き飛ばされた村雲は側頭部を打ち、横向きに倒れました。睦は村雲が動かなくなったのを見て、自分が殺したと思い込み、その場から逃げます。雨竜は、睦が現場を離れ、罪悪感から警察へ名乗り出にくくなる状況を目の前で得ました。自分が村雲を殺しても、睦の突き飛ばしへ隠せる機会が生まれたことが引き金です。
決定打:睦の罪悪感へ殺人を隠す
雨竜は恐喝への恨みから、睦が去った後の村雲へさらに攻撃を加えました。正確な凶器は明らかではなく、確定しているのは後頭部を殴打して殺害したことです。その後は自宅にいたと証言し、睦が自分の行為を死因だと思い続ける構図を利用しました。村雲を殺すだけでなく、睦の罪悪感を自分の盾にしたところに雨竜の冷酷さがあります。
5年後:過去の発覚を恐れた睦への口封じ
5年後、睦が近所で雨竜を見かけたことで、雨竜は過去の現場にいた事実を明かされる危険を感じます。睦が警察へ話せば、「自宅にいた」という証言の虚偽も、村雲殺害の真相も崩れます。そこで雨竜は呪いを使った脅迫で睦を追い出そうとし、最後には米花駅の階段から突き落としました。現在の犯行は、5年間守ってきた嘘を維持するため、睦を永久に黙らせようとした口封じです。
睦の思い込みを利用した犯行トリック
本話には密室装置や複雑な機械仕掛けはなく、雨竜が利用したのは睦の思い込みと周囲から見える状況です。5年前の殺人を睦の行為へ隠し、現在は睦自身が作った呪いの話へ脅迫を重ねました。
準備:睦の罪悪感と隣家の呪いを利用する
5年前の犯行で、雨竜が事前に特別な仕掛けを用意したとは確定していません。雨竜は、睦が村雲を突き飛ばして逃げた状況と、睦が自責から警察へ話せなくなる心理を利用しました。現在の事件では、睦が引っ越しのために作った「隣家の呪い」という話がすでにあります。雨竜はそこへ「死」「呪」と書いた脅迫文を重ね、個人の悪意を怪異のように見せる準備を整えました。
実行:5年前の殺害と現在の階段突き落とし
5年前、睦に突き飛ばされた村雲は側頭部を打ち、横向きに倒れます。睦が逃走した後、現場にいた雨竜が村雲の後頭部を殴打し、死亡させました。雨竜は自宅にいたと証言し、自分が現場にいた事実を隠します。5年後は呪いを模した脅迫によって睦を現在の家から追い出そうとしました。それでも口封じできないと考え、米花駅の階段から睦を突き落とします。
発覚回避:虚偽のアリバイと怪異への偽装
雨竜が犯行を隠せた最大の理由は、睦自身が「自分が村雲を殺した」と信じていたことです。睦が罪悪感から名乗り出なければ、雨竜が現場へいた事実も表に出にくくなります。雨竜は自宅にいたという虚偽のアリバイを残し、自分から遺体を通報せず、老夫婦による発見に任せました。現在も脅迫文を隣家の呪いに見せかけ、雨竜個人の口封じだと悟られにくくしています。
綻び:遺体の状態と現在の目撃証言
偽装の綻びは、睦の記憶と遺体の状態が一致していなかったことです。睦が作った側頭部の傷とは別に、村雲には直接の死因となる後頭部の殴打痕がありました。横向きに残されたはずの村雲が仰向けで発見されたことも、睦の逃走後に別の人物が接触したと示します。さらに睦は現場付近で雨竜を見ており、「自宅にいた」という証言も崩れました。現在の階段突き落としでは、雨竜に似た人物が立ち去る姿を清掃員に見られています。
雨竜厚子を追い詰めた決め手
雨竜を追い詰めたのは、一つの決定的な物証ではありません。二つの傷、遺体の体勢、虚偽のアリバイ、恐喝関係、現在の目撃証言が、それぞれ別の前提を崩しました。
二つの傷が睦による殺害という前提を崩す
村雲の側頭部には、睦が突き飛ばした際についた傷がありました。しかし直接の死因は、それとは別に残っていた後頭部への殴打です。この鑑定情報によって、「睦の突き飛ばしが村雲を死亡させた」という前提が崩れます。睦が村雲を負傷させた事実と、雨竜が村雲を殺害した事実を切り分ける最初の決め手です。
遺体の体勢が第三者の接触を示す
睦が逃げた時、村雲は横向きに倒れていました。ところが遺体発見時には仰向けになっており、同じ状態のまま放置されていたわけではありません。この違いが、「睦の逃走後は誰も村雲に触れていない」という見方を崩します。別の人物が現場へ残り、村雲へ攻撃を加えて体勢を変えた流れが見えてきました。
虚偽のアリバイと恐喝関係が雨竜へつながる
雨竜は5年前の事件当時、自宅にいたと証言していました。しかし睦は現場から逃げる途中で雨竜とすれ違っており、二つの証言は両立しません。さらに村雲が雨竜を恐喝していた事実が見つかり、「雨竜には殺害する理由がない」という見方も崩れます。現場へいた機会と村雲を恨む動機がそろい、虚偽のアリバイが犯行隠しとして意味を持ちました。
清掃員の目撃が現在の殺人未遂を裏付ける
現在の事件では、睦が米花駅の階段から突き落とされた直後、雨竜に似た人物が立ち去る姿を清掃員が目撃しています。この証言により、「睦への攻撃と雨竜は無関係」という見方が崩れました。「死」「呪」と書かれた脅迫文も、単なる怪談ではなく、睦を追い出して口を封じる一連の行動としてつながります。5年前の嘘を守る必要がある人物と、現在の現場から去った人物が雨竜へ重なりました。
複数の証拠が過去と現在を一本線にする
二つの傷は死因を、遺体の向きは第三者の接触を、睦の目撃はアリバイの虚偽を示します。恐喝関係は村雲を殺す動機を補い、清掃員の証言は現在の殺人未遂を雨竜へ結びつけました。どれか一つだけで過去と現在の全犯行を証明したのではなく、異なる役割の材料が同じ人物へ集まっています。睦をかばった善意の目撃者という解釈が、睦の罪悪感を利用した真犯人へひっくり返る複合推理です。
雨竜が観念し睦の無実が確定する
コナンは眠りの小五郎として、晴野睦が村雲建児を殺害したのではないと明らかにします。5年前の真犯人は雨竜厚子であり、睦が逃げた後に村雲の後頭部を殴打して死亡させていました。雨竜は自宅にいたと偽り、睦の罪悪感を利用して5年間犯行を隠していたのです。
現在の脅迫と米花駅での突き落としも、過去の真相を守るための雨竜による口封じでした。追及を受けた雨竜は観念し、雪ヶ谷刑事が対応します。睦が村雲殺害の犯人ではなかったと確定し、第一郎と睦には安堵が戻りました。
1210話「呪いの隣家」はhuluやアマプラはある?
2026年8月現在アニメ「呪いの隣家」はhuluで配信されていません。まだまだ先の配信になりそうです。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト
第1210話「呪いの隣家」の感想&まとめ

第1210話は、隣家の呪いが5年前の殺人へ変わる落差と、二つの傷から真相が反転する推理が印象的でした。睦の安堵と失われた5年間の重さ、小五郎の鋭さと人の良さが同時に残る一話です。
①呪いの怪談が5年前の殺人へ変わる温度差
隣の空き家が呪われているという導入は、最初こそ少し奇妙な家庭の相談に見えます。ところが元隣人が否定し、睦の「5年前」という言葉が出た瞬間、空気が一気に変わりました。睦が逃げるために作った怪談へ、雨竜が本物の脅迫を重ねていた構図が怖いです。
超常現象は存在しなくても、睦は自分が人を殺したという罪悪感に5年間縛られていました。そこへ雨竜の悪意まで入り込み、嘘だった呪いが現実の恐怖へ変わる後味はかなり重いです。序盤を見返すと、睦が怪異を信じたのではなく、家族を連れて逃げようとしていた切迫感がいっそう強く深く胸へ迫ってきます。
②二つの傷と遺体の向きが真相をひっくり返す
睦の告白だけなら、村雲を死なせたのは自分だという結論で止まりそうになります。そこから側頭部と後頭部の傷を分け、横向きだった遺体が仰向けになった違和感を拾う流れが鮮やかです。派手な装置がなくても、遺体に残った事実だけで5年間の思い込みがひっくり返ります。
真相後は、雨竜が睦をかばった人物ではなく、罪悪感を隠れ蓑にした犯人へ反転するのもゾクッとします。睦と雨竜が互いを目撃者として恐れていた構図まで意味を変え、推理の快感と人間の冷酷さが同居しました。傷と体勢の情報がどこで示されたか、改めて丁寧に一つずつ確認したくなる構成です。
③小五郎の鋭さと人の良さが同時に出る
小五郎は村雲と雨竜の恐喝関係まで自力で調べ、真相のすぐ手前まで進んでいました。それでも雨竜の沈黙を、睦を守るための善意だと解釈します。結論は外れていても、人を最初から悪人と決めつけない小五郎らしさがにじむのが良いです。
コナンは小五郎の集めた情報を否定せず、二つの傷と遺体の向きを加えて意味を反転させました。元刑事の捜査眼とコナンの観察力がかみ合うため、眠りの小五郎も二人でたどり着いた印象があります。鋭さと優しさが同時に描かれ、推理を外しても小五郎の人柄が温かく胸に残りました。普段のコミカルな姿まで違って見える人物描写です。
【関連記事】名探偵コナンの未回収伏線/回収済み伏線一覧
【関連記事】名探偵コナンの最終回はいつ?ラストの考察を大公開
【関連記事】名探偵コナンの重要回&見るべき回のまとめ
【関連記事】名探偵コナンの神回ランキング!


コメント