2018年4月28日放送の899話「真犯人の叫び声」の簡単なあらすじを紹介します。
2018年の公開映画「ゼロの執行人」でますます、目が離せないコナンですが、アニメの方も毎週放送しているので、どんどん注目していきましょう!映画の予備知識はこちら↓
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今回は映画や漫画とどのような関わりのある話でしょうか?注目していきましょう!
※ここからはネタバレを含むため注意が必要です。
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「真犯人の叫び声」は何巻?原作で何話?

今回放送される「真犯人の叫び声」は、アニメオリジナル作品になるため、対象の漫画は存在しません。
4月7日に放送された898話「ケーキが溶けた!」と同様にオリジナルのアニメのため、展開が読めないですね。
しかし「ケーキが溶けた!」の時には、映画「ゼロの執行人」の伏線になるなど、映画とも密接に関わりがありましたが、今回のアニメはどうなのでしょうか?
先週放送の199話・200話「容疑者・毛利小五郎 前編・後編」では、弁護士・妃英理と容疑者・毛利小五郎という構図も、地味に映画と繋がったので、もしかしたら関係があるかもしれませんね。
アニメ「真犯人の叫び声」はhuluやアマプラはある?
アニメ「真犯人の叫び声」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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899話「真犯人の叫び声」の簡単なあらすじ

公式HPの予告はこちら↓
綾乃は美冬の自宅マンションを訪ね、胸から血を流した美冬を発見。美冬は「田端さんが…。早く逃げて」と言って絶命する。
綾乃はマンション前を通りかかった小五郎、コナンに事情を説明。コナンたちは部屋に向かうが、すでに遺体は消えていた。1千万円を交際相手の田端に騙し取られた美冬。
小五郎は田端が口封じのために美冬を殺害したと推理する。この後、コナンたちは話を聞くため、田端の自宅を訪ねるが…。事件は急展開を迎える。
899話「真犯人の叫び声」のネタバレ&事件の流れ

今回は、遺体消失の謎から始まりながら、最後はごく現実的な「逃走準備まで込みの復讐計画」へ着地します。
超常現象に見える導入を、小さな生活痕で崩していくタイプのミステリーです。
綾乃が見た“刺された美冬”と消えた遺体
日曜の朝、佐伯綾乃は約束どおり森田美冬の自宅マンションを訪ねます。
部屋の中から窓ガラスが割れる音が聞こえ、その直後に「田端さん、何するの。お願いやめて、田端さん」という悲鳴まで聞こえてくる。
慌てて中へ入ると、美冬は胸を血で染めて倒れており、足元には血のついたナイフが落ちていました。
さらにベランダ側から物音も聞こえ、綾乃は恐怖で部屋を飛び出します。
ここまで見れば、田端敦司が美冬を刺してベランダから逃げたとしか思えません。
ところが、たまたま通りかかったコナンと小五郎を連れて戻ると、遺体はきれいに消えていました。
現場に残っていたのは、ナイフと男物の足跡だけ。
さらにクローゼットにはあったはずの大きなキャリーバッグまでなくなっていて、小五郎は「犯人が遺体をバッグに入れて運び出した」と考えます。
この“遺体だけがない現場”が、最初の大きなミスリードです。
田端の自宅で見つかった“自殺らしい死”
捜査はすぐに田端敦司の自宅へ向かいます。
玄関前には美冬の部屋と同じ靴跡と、キャリーバッグを引いたような車輪跡が残っていて、置かれた靴には血痕まで付いていました。
部屋へ入ると、今度は田端自身が机に突っ伏して絶命しています。
テーブルには飲みかけのコーヒーと、「必ず美冬の所に行きます」と書かれたメモ。
見た目だけなら、美冬を殺したことを悔いた田端が服毒自殺した筋書きがきれいに出来上がっていました。
ただし、ここでコナンはすでに引っかかっています。
もし田端が本当に美冬の遺体を運んで処分したなら、空になったキャリーバッグまで自宅へ持ち帰るのは不自然。
しかも一人でコーヒーを飲むだけなのに、使っていたのは普段使いのマグカップではなく、来客用のティーセットでした。
この時点で、コナンは「田端は一人じゃなかった」と見抜き始めています。
コナンが拾った違和感は、全部“仕掛け”だった
真相へつながる違和感は、派手なものではありません。
ひとつは、雨が上がったばかりなのに、美冬の部屋の足跡がすでに乾いていたこと。
これでは綾乃が来た時に犯人が侵入したと考えるには無理があります。
もうひとつは、ベランダの室外機の上に落ちていたパンくず。
さらには、美冬が胸を刺されたように見えるのに出血量が少なく、コナンが彼女の腕を掴んだ時に左腕を庇うように痛がったこと。
つまり、美冬が本当に深く刺されていたわけではなく、自分で腕を傷つけた血を使って偽装していた可能性が一気に高まります。
コナンが見抜いたのは、ベランダの物音の正体まで含めた全体の段取りでした。
美冬はあらかじめポップアップ式トースターへ食パンを入れ、その上にトレーを置いてタイマーをセットしていた。
綾乃が部屋に入ったあと、食パンが跳ね上がる拍子にトレーが落ち、ベランダに犯人がいるような物音が生まれたのです。
綾乃が恐怖で逃げ出している間に、美冬は自分で部屋を出て、次の犯行現場である田端宅へ向かっていました。
真相は“被害者”による毒殺とパリ逃亡計画
真犯人は森田美冬でした。
美冬は、3カ月ほど前に知り合った田端敦司にベーカリーカフェ開業資金の1千万円をだまし取られていました。
しかも田端は、綾乃にも同じ手口を使って金を引き出そうとしていた。
そこで美冬は、自分が田端に刺されたように見せかけたうえで、田端宅へ向かい、コーヒーへ毒を入れて田端を殺します。
隣には、以前だまして書かせていた「必ず美冬の所に行きます」という文面の紙を遺書風に置き、キャリーバッグには自分の髪を一本だけ残して、田端が美冬を殺したあと後悔して自殺したように仕立てていました。
最後の詰めが「293」です。
美冬の部屋のゴミ箱に捨てられていたメモの数字と、田端家のカレンダーに書かれた「PARIS 293」は、パリ行きの便名を示していました。
つまり美冬は、田端を殺して金を取り返したあと、そのままフランスへ飛ぶつもりだったわけです。
コナンは空港のフランス行き出発ロビーにあるカフェで美冬を見つけ出し、すべての偽装を崩します。被害者の叫び声だと思われたものは、最初から真犯人自身が演じていた悲鳴でした。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 綾乃は美冬の部屋で「田端さん、やめて」という叫び声を聞き、刺された美冬を目撃する。
- コナンたちが到着した時には遺体が消えており、ナイフと足跡だけが残っていた。
- 田端宅では、毒を飲んで死んだ田端と、美冬の髪が入った空のキャリーバッグが見つかる。
- コナンは乾いた足跡、パンくず、来客用ティーセット、口紅跡から自作自演を見抜く。
- 美冬は空港で見つかり、田端毒殺と刺傷偽装の両方が暴かれて事件は解決する。
899話「真犯人の叫び声」の犯人&トリック

この回は「被害者が消えた」ことよりも、被害者に見えた女が何を隠していたのかが本質です。
自宅で刺されたように見えた美冬の一件は本物の殺人未遂ではなく、田端を毒殺するための前段だったと整理すると、事件全体がすっきり見えます。
犯人
犯人は森田美冬です。
駅前のベーカリーで綾乃と働きながら、将来はパリでベーカリーカフェを開く夢を持っていました。
だからこそ、田端敦司に開業資金の1千万円をだまし取られたことが、彼女にとっては単なる金銭トラブルではなく、自分の人生そのものを壊された感覚だったと考えるのが自然です。
動機
動機はかなりはっきりしています。
背景には、美冬が田端へベーカリーカフェ開業資金の約1千万円をだまし取られていたことがあります。
そこへ綾乃から「田端は自分にも同じような話を持ちかけてきた」と知らされ、田端が最初から複数の女性を食い物にする結婚詐欺師だったと確信。
引き金はその裏切りの発覚で、決定打は、美冬が取り返したいのが単なる金ではなく“パリへ行く自分の未来”だったことです。
加えて、美冬の部屋から見つかった「293」のメモや田端家のカレンダーの「PARIS 293」は、彼女が田端を殺したあとそのまま飛行機でパリへ向かう計画だったことを示しています。
つまり今回の動機は、復讐と逃走準備が最初から一体になっていたタイプです。
トリック
トリックは二段構えです。
まず準備として、美冬は自宅で“田端に刺された自分”を演出しました。
室内に靴跡を作り、ベランダのガラスを割り、ナイフや床に自分の血を付ける。
その血は、胸の深い傷ではなく、自分でつけた左腕の傷から出したものでした。
綾乃が来る時間に合わせて倒れ込み、部屋の中で田端と争っているような叫び声まで出して、目撃証言を先に作っています。
発覚回避
ポップアップ式トースターとトレーをベランダ側の室外機に仕掛け、綾乃が部屋へ入ったあとで「誰かがベランダにいる」と思わせる物音を作りました。
綾乃が外へ逃げた隙に、美冬はキャリーバッグを引いて自宅を出て、田端宅へ移動。
そこで田端のコーヒーへ毒を入れて殺し、自分が以前書かせておいた文面を遺書のように残し、空のキャリーバッグへ髪の毛を一本入れて、田端が自分を殺して遺体を運んだあと自殺したように見せかけたのです。
決め手
決め手になったのは、派手な物証ではなく、自作自演だと気づける細部でした。
まず、雨が止んだ直後なのに、美冬の部屋の足跡がすでに乾いていたこと。
これで「綾乃が来た直前に侵入した犯人」という筋が崩れます。
次に、室外機の上に落ちていたパンくず。これがベランダの物音の正体を、トースターを使った仕掛けだと示しました。
さらに、田端宅では一人で飲むはずなのに来客用コーヒーセットが使われ、流し台のスポンジには口紅の跡が残っていました。
つまり田端の死の直前、家には女性客がいた。
そこへ「293」と「PARIS 293」がつながり、美冬の空港逃走計画まで見えた時点で、二つの事件は同じ女の計画だと確定します。
結末
最後はコナンが空港のカフェで美冬を見つけ出し、刺傷偽装と田端毒殺の全容を暴いて事件は解決。
この回の結末は、犯人が追い詰められて逆上するよりも、美冬が「自分は被害者のままで終わらない」と決めて全部を実行していたことが露わになるところに怖さがあります。
タイトルの「真犯人の叫び声」とは、被害者の悲鳴だと思われたあの声そのものが、最初から真犯人の演技だったという意味でした。
899話「真犯人の叫び声」の感想/まとめ

被害者に見えた美冬が、実は最初から全部を演出していたという反転がとても鮮やかです。
遺体消失の不気味さと、結婚詐欺への復讐の生々しさがきれいにつながる、アニオリ単発の当たり回でした。
“消えた遺体”より“被害者の顔”が怖い
この回の怖さは、遺体が消えたことそのものより、森田美冬が最初から完璧に“被害者の顔”を作っていたところにあります。
綾乃が部屋へ入った時、美冬はちゃんと息絶える演技までしていて、しかも最後に「田端さんが…逃げて」と言い残すんですよね。
あれだけ見ると、誰だって田端を疑う。
だからコナンが真相を暴いた瞬間の反転が強いんです。
導入の不気味さを、ちゃんとミステリーの快感へつなげているのがすごくうまい回でした。
トースターとパンくずで崩すのがコナンらしい
トリックの道具立てもかなり好きです。
ベランダの物音の正体が、侵入犯ではなくポップアップトースターとトレーだったというのが、すごくコナンらしいんですよね。
大げさな仕掛けでも特殊な機械でもなく、生活の中にあるものだけで人の恐怖心を操作している。
しかも、それを崩すのが室外機の上に残ったパンくずという地味な証拠なのがいい。
こういう「ちいさな違和感が大きなウソを崩す」回は、見終わったあとにじわっと評価が上がるタイプだと思います。
美冬の動機が“金”だけで終わらないのが苦い
美冬は田端に1千万円をだまし取られていて、もちろん金銭的にも十分な動機があります。
でもこの回を重くしているのは、その金がただの貯金じゃなく、パリでベーカリーカフェを開く夢そのものだったこと。
田端はお金だけでなく、美冬の未来まで食い潰したわけですよね。
だから復讐の方向へ走ったこと自体は理解できても、綾乃にまで「全部あんたのせい」と責任転嫁するところで、もう完全に壊れているのもわかる。
被害者で終わるはずだった人が、自分で真犯人になる苦さがよく出ていました。
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