2ヶ月ぶりに原作コナンがサンデーで掲載されました。
久々のお話の…登場人物は「伊達航」。
本当に久しぶりの登場で忘れかけている方もいますが、とても重要回です!
昔の伏線の回収のお話になるので、ぜひチェックしてみてください。
ではここからは2021年10月20日に発売されたサンデー47号に掲載予定の、1080話の考察や簡単なネタバレと感想(考察)をお届けしていきます。
今回のお話はアニメ1109話/1110話「高木と伊達と手帳の約束」の原作のお話となります。
※ここからはネタバレの内容になるため注意してください。
名探偵コナンの最新話について
↓サンデーで掲載されている名探偵コナンの最新話については以下記事をチェックしてください↓
▼【参考記事】▼
名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
名探偵コナン1080話「瞑れる事件」のあらすじとネタバレ


物語は前回の続きから始まります。
梓から「SOSを出している少年がいる」と聞いたコナンたち。
梓の証言によると、その少年は半年前から毎週日曜の昼に現れ、同じ仕草で助けを求めていたようです。
安室は「日曜は13時以降に出勤するため、少年を見かけていなかった」と説明。
伊達航の手帳に残されていた暗号「ポアロの窓際の席で…赤い蝶ネクタイをつけて待て」との関連を考える一同でしたが、真意はまだ不明のままでした。
1080話のネタバレ① 高木刑事が思い出す1年前の事件
「外国人の少年」という言葉に、高木刑事は過去の誘拐事件を思い出します。
被害者はフランスの自動車メーカー副社長・ピエール・カッセルの次男で当時7歳のアラン・カッセル。
公園で遊んでいた際に2人組の男に連れ去られ、翌日には犯人から公衆電話を使って5,000万円の身代金要求があったそうです。
しかし、警察が公衆電話を突き止めた時には犯人に逃げられ、事件は未解決となっていました。
伊達航が関わった理由
ここで佐藤刑事が、伊達が「所轄→警察庁」に配属されたのは、松田が亡くなった後。
来てからはずっと佐藤&高木と同じ「強行犯捜査係」であり、この誘拐事件は「特殊犯捜査係」であると伝え、なぜ伊達が関わっているのか疑問に感じました。
どうやら、当時「強行犯捜査係」にいた伊達が協力していたのは、伊達の実家がカッセル邸の近くにあり土地勘があったため。
偶然ながら高木刑事の家も近く、伊達と高木刑事の二人は合同で捜査に関わっていたのです。
半グレ集団「泥惨会」と鬼童捺房
捜査線上に浮かんだのは、自動車メーカーとの利権争いで暗躍する半グレ集団「泥惨会(でいさんかい)」。
泥惨会の元リーダーである鬼童捺房(きどうなつふさ)は、ギャンブルで巨額の借金を抱えており、捜査本部は容疑者として目をつけていました。
そこで高木と伊達が徹夜で張り込んだ夜、鬼童は電話ボックスに現れるも…
事件はとある形で迷宮入りへ
鬼童は電話ボックスで酔っぱらいに「電話が長い」と因縁をつけられ、ビール瓶で殴られて意識不明の重体に。
鬼童が救急車で運ばれた後、電話ボックスの近くで伊達がメモのようなものを見つけました。
伊達がメモを鑑識さんに渡しながら高木刑事に、「今度の日曜俺に付き合え…男にしてやるからよ」という流れになったそうです。
その後、鬼童は事件から1週間後に死亡。
現場近くに残されていたメモが、伊達の手帳に書き写された暗号であるということ。
つまり、鬼童が誘拐犯である可能性が高いものの既に亡くなっているため真相は闇の中へ…。
1080話のネタバレ② 事件はまだ続いていた
事件は1年前に終わったと思われていましたが、取引は今も続いている可能性が浮上。
鬼童の手下が
「毎週日曜の昼12時に車に少年を載せて、5分たっても取り引き相手が現れなかったら出直せ」
という指示を守り続けている説が有力となりました。
さらに手下は鬼童の死を知らず、取引が成功するまで鬼童に連絡しない形になっているとのことです。
迫る取引の時間
取引の決行はあと5分とすぐ目前。
コナンたちは取引相手のフリをするため、持っていた蝶ネクタイを使うことに。
そして、他に用意すべきは50×30×15cmのサイズと指示があった身代金を入れるジュラルミンケースでした。
取り引きの詳細とは
また、梓の証言によれば、ポアロの窓際のソファには細いラインが引かれ、そこに紙袋が置かれていたことがあるとのこと。
安室はケースの中に入れるふりをして、相手に金を回収させる犯行手口を読み解きました。
佐藤刑事と安室のやり取り
佐藤「ねぇ、あなた…どこがで会った事ない?」
と安室に声をかけますが、安室は笑顔で
安室「え?今日が初めてですけど?」
と答える場面も。
コナンはゲーム機「ゲームマン7」を充電し、自身の作戦を安室に託しました。
1080話のネタバレ③ 取り引きがスタートする
安室が赤い蝶ネクタイをつけ、取引相手を装うことに。
そして、車がやって来て“にぎにぎボウヤ”の姿が現れます。
運転手はゲーム機を通信手段に使い、安室に「紙袋へ金を入れるふりをしろ」と指示を送ってきました。
計画通り安室が会計を済ませて店を出ると、犯人が動き出します。
犯人が現れる!
犯人は車から降りた直後、佐藤刑事に声をかけられると、防犯スプレーを使って逃走。
混乱の中、コナンはにぎにぎボウヤを助け出します。
しかしコナンは、にぎにぎボウヤが縛られていないことに気づきます。
どうやら自ら逃げようとしなかった理由があるようでした。
そこでコナンがにぎにぎボウヤに問いかけると、自分以外にも捕まっている子がいると告白。
ここで1080話は幕を閉じます。
File1081に続く…。
名探偵コナン1080話「瞑れる事件」の登場人物

「瞑れる事件」の主要な登場人物はこちら↓
今回の主役である高木刑事と佐藤刑事はこちら↓
高木&佐藤刑事の登場回まとめ【本庁の刑事恋物語〜初登場】|漫画&アニメ
安室透の登場回についてはこちら↓
安室透/バーボン/降谷零の漫画&アニメの登場回は何話?|単行本“何巻”までか公開!
伊達航の登場回についてはこちら↓
伊達航/伊達刑事の登場回は何話?漫画&アニメから警察学校編や映画まで大公開!
名探偵コナン1080話「瞑れる事件」の感想&考察

ついに伊達航が追っていた事件の全貌が明らかになりました。
やはり、高木刑事の記憶には一部の混同がありましたね。
伊達の「男にしてやる」という言葉の真意や、伊達が関わっていた事件の内容が少しずつ回収されていく流れは非常に見ごたえがありました。
さらに注目なのは、佐藤刑事が安室透に声をかけた場面。
この後、どう絡んでいくのか注目していきましょう!
高木刑事の記憶のズレが明らかに
伊達が亡くなった当時のショックもあり、高木刑事の記憶は整理されていなかったようです。
「お前を男にしてやる」という言葉は、暗号を発見した後のやり取りだったことが今回で確定しました。
また、高木刑事は「にぎにぎボウヤ」に会っていたことも思い出します。
ここで重要なのは、1079話で描かれた伊達と少年のシーン。
伊達「大丈夫!俺に任せろ!」
と少年を励ます伊達。
しかし、もし誘拐がこの子だけを対象とした事件ならば、この場面で救出すれば解決していたはずです。
伊達が気づいていた“もう一人”の存在
1080話のラストでコナンが気づいたように、にぎにぎボウヤの背後には別の被害者が存在していました。
つまり伊達も当時、事実を把握していた可能性が高いということです。
高木刑事も現場にいたため、本来ならその情報を共有していたはずですが、まだ断片的にしか思い出せていないのかもしれません。
ここで気になるのは、その“もう一人”が誰なのかという点。
副社長の長男なのか、それとも公園で一緒に遊んでいた別の子供なのか?
真相はまだ明かされていませんが、どう解決していくか楽しみです!
このシリーズのネタバレはこちら↓

次回の1081話は2021年第48号
2021年10月27日発売の少年サンデー48号で1081話のお話になります!
子供を助けられるのか?佐藤と安室はどう絡むのか注目していきましょう!
1081話のネタバレはこちら↓



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