どんどん物語が面白くなってきていますね。私もコナンの物語の中でも大好きな緋色シリーズが894話から始まります!
File893「バーボンの追求、緋色の序章」の最後はバーボンがFBI捜査官のキャメルに揺さぶりをかけていました。
これによってとある人物の大切な秘密が一気に漏れてしまいます。この人物と安室透ことバーボンの動きはどうなるのでしょうか?緋色シリーズの本格的な物語がスタートします!
ここからは894話の簡単なネタバレと感想(考察)をお届けしていきます。
※ここからはネタバレの内容になるため注意してください。
File894「緋色の疑惑」のネタバレ
893話の最後にキャメル捜査官は安室透ことバーボンに挑発されました。その後に、現れたジョディにキャメルは楠田陸道について話してしまいます。
ここでジョディが
ジョディ「キャメル!!大丈夫だった?」
とやってきて、何が大丈夫ですか?と再度言うキャメル。
キャメル「っていうかそれ、さっきも言ってましたよね?」
しかし、ジョディは今戻ってきたということで、さっきのジョディが誰かわかりません…ここでコナンは
コナン「知人をだませる程の声色と変装術…それを兼ね備えた女は…たった1人しかいねぇ!!」
と心の中で思うのでした。
もう一人のジョディの正体。
安室透/バーボン「意外に遅かったですね…来てくれないんじゃないかとヒヤヒヤしました…」
と、バーボンの車の中に入ってきたのは、ジョディに変装していたベルモットだったのです。
ベルモット「楠田って男…あなたが予想していた通り…拳銃自殺したそうよ…自分の車の中でね…」
安室透/バーボン「やはり…そういう事ですか…」
と、バーボンは楠田にうちて何か考えが的中した様子。
バーボンが仕込んだ事と
ここで病院にいる、コナン、キャメル、ジョディのシーンへ。
コナンがキャメルに何を聞かれたかと聞くと…キャメルはバーボンには答えてないと言うが、そういう風にプレッシャーかけて仲間のジョディ先生が現れたら気が緩んで口が軽くなる心理を利用されたということ。
ここでコナンはこれまでのバーボンの行動の経緯を話す。渋谷夏子(しぶやなつこ)の事件が起きる前にジョディへ飲む約束していたメールなど、渋谷は送った覚えがないため、バーボンが代わりにメールを送っていたのです。
さらにジョディがキャメルの携帯を使って、渋谷に電話をかけるように仕向けることに。
酒を飲む約束なら時間は夜…その頃になるとジョディの携帯が電池切れになるのを事前に知っているので、あの日の夜に渋谷先生が何かの事故にあえが、彼女の携帯の履歴に残っているその捜査官もジョディと一緒に現場にくる算段です。
つまり情報を聞き出すターゲットはジョディと一緒にくるFBI捜査官だったということ。
事件が起きたのはたまたまだが…。
今回の夏子の事件はたまたまであったが、元々バーボンは同じような事件を起こそうとしていた。
その理由としては、ジョディが外に来ることによって当日の服装がわかります。これによってベルモットがジョディの変装をしやすくするためのものでした。
ベルモットの変装の準備が整ったら、渋谷先生の容体が急変したという電話を病院から偽ってかけることで2人を病院におびき出して、キャメルだけに気を引かせたとのこと。
コナンがこのことに気づいたのは病院から電話があった時に、事件に関わる患者なら警察に話すこともあるが、親族以外には連絡してはいけないからだと言う。
キャメルが漏らした情報とは
ここでコナンとジョディはキャメルに何を漏らしたか?と聞くと
キャメル「奴らのスパイでこの病院に潜入したっていう楠田陸道の事ですよ…自分の車の中で…拳銃自殺したって…」
ここでジョディとキャメルはこの情報をバーボンがなぜ欲しがっていたのか?というのに疑問を持っていました。
ジョディ「それとも何か別の意味があるのかしら?コナン君…」
とコナンに話をふるとコナンの顔が青ざめてしまいました…。
つまり、この楠田の仕込んだ情報がとても大事な何かであることは間違いないですね。
バーボンは楠田陸道の自殺から、ある“男”を連想
ベルモットはバーボンの指示通り変装をしたものの楠田陸道の情報を聞いた狙いがわからない様子。楠田はコードネームすら与えられていない人物です。
そこでバーボンがある男について話します。楠田陸道と同じ時期に消息がいなくなった人物です。
バーボン「拳銃で自殺する場合あなたらどうします?」
ベルモット「そうね…銃口こめかみにあてて…」
バーボン「そう弾痕は頭蓋骨にしっかり残る…たとえ遺体が燃えようと…いましたよね?楠田の消息が途絶えた頃…時を同じくして頭を撃たれて焼かれた男が…」
ベルモット「そ…それってまさか!?」
バーボン「FBI捜査官 赤井秀一」
とバーボンはまさか赤井秀一が生きていると推理します。
バーボンは赤井秀一が生きていると予想する
ベルモットは赤井秀一は既に死んでいると話すが、確かに来葉峠で水梨玲奈こと“キール”に拳銃で殺害されました。
そして、その時に車を燃やされており、その車の中から見つかった指紋とコナンが持っていた携帯で、赤井秀一の指紋と一致したことになっていました。
焼死体なのに指紋が取れたのは耐火加工されたズボンのポケットに手を突っ込んでいたからと言う。
しかし、バーボンはこのことについて、後で指紋が採取できるように、わざと楠田陸道の遺体の手を入れていたと考えています、
つまり、来葉峠で焼死体として見つかったのは赤井秀一ではなく、楠田陸道ということになります…。
最後のセリフも鍵に。
ベルモットはバーボンの推理に対して、キールと赤井秀一が最後に言った言葉。
ベルモット「あおんなに疑うなら赤井が撃たれた時の映像を観てみる?あの男…撃たれる前にこう呟いたのよ…」
赤井秀一(過去)「まさか…ここまでとはな…」
キール(過去)「ええ…私も驚いたわ…」
この発言に対して、一応女優をしているベルモットは示し合わせた言葉ではなく、心の底から言った言葉とのこと。
バーボンはこの言葉を聞き「なるほど…そういう事か…」とコナンの顔を思い出してニヤリと笑うのです。
バーボン「まぁ、証明してみせますよ…僕の推理が合っているかどうか…ぐうの音も出ない状況に追い込んでね…」
と、ここからバーボンは1日あれば居場所がつかめるというのでした。
バーボンと決戦の時がやってくる
次の日、コナンは学校を欠席しており、どうやら阿笠博士と何かを話していた様子。
また、同日の夜には新一の父親工藤優作が「マカデミー賞」の最優秀脚本賞にノミネートされていたとのこと。
ここで探偵事務所にいた蘭がコナンにマカデミー賞は何時から?と聞くも、どうやらコナンは今晩は博士の家に泊まるからいないみたいですね。
工藤邸にいる沖矢昴のもとに…
そのマカデミー賞を工藤邸で見ていた沖矢昴の元に宅配便を名乗る男が現れました。そこに現れたのはバーボン…
安室透/バーボン「こんばんは…初めまして…安室透です…」
沖矢昴「はぁ…」
安室透/バーボン「でも…初めましてじゃ…ありませんよね?」
と、安室透はまさかの沖矢昴の家を訪れたのです。
つまり沖矢昴=赤井秀一ということをバーボンは嗅ぎつけました。この2人が対峙するのでした。
File895に続く…
File894「緋色の疑惑」の感想
いやーついにクライマックスまで来ましたね。まさか沖矢昴が赤井秀一ということを、安室透が嗅ぎつけるとは…。
しかし、凄い推理力ですよね、楠田陸道の死体などをトリックに使用していることなどを読むとまでは。さらにそれをコナンがやっていたというのも驚きです。
私の中でも特に好きなお話ですので、じっくりと楽しんでいきましょう!次回は沖矢昴VSバーボンです!
次のお話はこちら↓
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