「2022年の映画ハロウィンの花嫁ってどうだったの?」
「映画ハロウィンの花嫁の感想を知りたい」
警察学校組が登場する注目の映画「ハロウィンの花嫁」。
2022年4月15日に公開され、25作目ともなりどんな映画になるのか?という期待されています。
今記事では最速でハロウィンの花嫁を見てきた筆者が、ハロ嫁の感想を書きます!
映画を観て共感したい方や、感想を見てから映画を見たい方などぜひチェックしてくださいね。
※今記事では「ハロウィンの花嫁」のネタバレを含むので注意してください。
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「ハロウィンの花嫁」は見るべき?見ないべき?
さて、最も気になるポイントからお伝えします。
劇場で実際に鑑賞してみた結果…結論から言うと、シリーズ25作目となる『ハロウィンの花嫁』は映画館でぜひ観るべき作品です!
詳細な感想はこの後に述べますが、特におすすめしたい理由は、テンポの良さとストーリー展開のスムーズさ。序盤から引き込まれる展開で、オープニングに入る前から「面白い!」と感じさせられました。
その後もスピーディな展開が続き、一切飽きることなく楽しめました。
また、今回は登場キャラも多めですが、それぞれの魅力がしっかり描かれていて、ファンにとって満足度の高い構成だったと思います。
特にシリーズを複数回観ているようなコナンファンにとっては、「これは圧巻…」と唸るような完成度ではないでしょうか。
今年の映画選びに迷っている方には、自信を持っておすすめしたい一本です!
【ネタバレ有り】「ハロウィンの花嫁」の感想

では早速、ハロウィンの花嫁について色々感想を書いていきます!
再度考えたり、映画を見たりしたらどんどん感想を追加していくので、もし共感できたりしたらどんどんコメントください〜!
※ここからネタバレを含むので注意してください。
ハロ嫁の感想① 話の構成、物語の展開が面白い!
「見るべき!」の項でも触れましたが、やはり今回の『ハロウィンの花嫁』は、話の構成が非常に優れていると感じました。
冒頭の爆弾魔の逃走劇から、結婚式シーンへの流れはテンションが一気に上がる演出になっており、その時点で物語にぐっと引き込まれます。
さらに、安室さんが登場するシェルターの場面から、警察学校組の過去のエピソードへと展開していく流れもとてもスムーズで、退屈に感じる場面は一切ありませんでした。
ずっと興奮が冷めないまま、最後まで一気に楽しめる展開になっていて、本当に見応えがあります。
登場人物がとても多い作品ですが、それぞれのキャラクターの魅力や役割が無理なく詰め込まれていたのも、物語の完成度を高めているポイントだと思います。
ハロ嫁の感想② 警察学校組の圧倒的存在感
今回の映画の前半で圧倒的な存在感を放っていたのが、やはり警察学校組だったと思います。
原作コナン本編ではなく、スピンオフ作品として描かれた『警察学校編』では、5人が警察学校時代に協力する姿が描かれていました。
しかし、当時はまだ学生の立場での物語。
それに対して今回の映画では、舞台が“3年後”に移り、すでに萩原が殉職した後の世界が描かれます。そして、降谷・松田・伊達・諸伏の4人が刑事として事件に立ち向かう姿が登場します。
これが…ファンとしては本当に胸が熱くなる展開でした。
たった年に1度会うかどうかの関係なのに、息がぴったり合っている。
すでにそれぞれが刑事としての役割を全うしていて、成熟したチームとして行動する姿がとにかくかっこいいんです。
そして、最大の見どころはプラーミャを追い詰めるシーン。4人それぞれが役割を果たしながら協力し合うその姿に、思わず手に汗握る展開が続きます。
そして最後のあのハイタッチのシーン――もう、言葉にならないほどの感動でした。

ハロ嫁の感想③ 亡くなっている萩原の活躍が良い
先ほど警察学校組について触れましたが、萩原研二は既に殉職しているキャラクターです。
それにもかかわらず、『ハロウィンの花嫁』では要所要所で回想シーンやエピソードの中に萩原がしっかり登場し、事件解決のきっかけとなるアイデアも萩原にまつわるものになっていました。
個人的に萩原が大好きなので、これは本当に嬉しかったポイントです。
ファンへの想いに応えてくれたような演出で、萩原ファンにとっては胸が熱くなるシーンばかりだったのではないでしょうか。
最後に一言…ちゃんと登場させてくれて、監督さん本当にありがとうございます!!

ハロ嫁の感想④ 降谷零がとにかくかっこいい
コナンが降谷と初めて再会するシーン。
「王様かよ!!!」
これ、観た人なら絶対に分かるはずです。本当に王様のような堂々たる登場でした。
明らかにピンチの状況で首輪をつけられているのに、まったく焦る様子がなく、むしろ余裕の表情。このギャップがまたかっこいい!
さらに、3年前の回想でも同期である松田・伊達・諸伏たちに対して、深い信頼を寄せている姿が描かれており、降谷の人間性が強く伝わってきました。
そして、クライマックスのプラーミャとの対決では、その信頼と覚悟が表れる圧巻のアクションが展開されます。
昨年の『緋色の弾丸』での赤井秀一もかなりのインパクトでしたが、それに並ぶ、いやそれ以上のかっこよさが今回の降谷にはありました。
降谷零ファンなら、間違いなく“見るべき”一本です!

ハロ嫁の感想⑤ 高木&佐藤が主役?をなんとかカバー!
原作者・青山剛昌先生は、今回の映画の主役は高木刑事と佐藤刑事だと語っていました。
しかし、公開前のCMや予告動画を見た限りでは、「主役は安室さんでは?」と多くの人が感じていたはずです。
実際に映画を見終えた後も、安室透の圧倒的な存在感は健在でした。ただ、それでも物語の主軸としてしっかりと前線に立っていたのは、やはり高木刑事と佐藤刑事の二人でした。
特に印象的だったのが、高木刑事が松田刑事に変装するシーン。あの瞬間は本当に痺れました。
さらに、高木刑事が見せた圧倒的な包容力にも注目したいところです。普通の男性であれば、恋敵だった松田刑事のことをいまだに引きずっている佐藤刑事に対し、複雑な感情を抱いてもおかしくありません。
それでも彼は、まっすぐに彼女への想いを伝えます。
高木刑事「僕が大好きで恋い焦がれるのは……」
そんなセリフとともに、今まで以上に二人の関係性が深く描かれており、まさに“主役級”の扱いだったと感じました。
そして何より、ラストのあのシーン。もうすべて持っていかれました……笑。

ハロ嫁の感想⑥ ラブコメ要素を盛り込んでくる
今回もやっぱり、「ラブコメが好きなんだな〜」と感じる展開が随所に盛り込まれていました。笑
もちろん、メインは高木刑事と佐藤刑事の恋模様。こちらはもう王道かつ安定の展開です。
それに加えて、白鳥警部が小林先生の写真を見てにやけるシーンもあり、ほっこりする一幕でした。
また、千葉刑事が連れ去られ、無事戻ってきた際には苗子が思い切り抱きつくシーンも登場。こちらもほほえましいラブコメ要素でした。
さらには冒頭で、コナン(=新一)が蘭との結婚をほのめかすような描写もあり、公式カップルたちが次々と登場する、恋愛要素たっぷりの作品となっています。
シリアスな展開の中に、こうしたラブコメシーンを挟むことで、作品全体がバランスよく仕上がっていたように感じました。
ハロ嫁の感想⑦ それぞれのキャラが活躍する
どうしても映画作品では主役ばかりが目立ちがちですが、今回の『ハロウィンの花嫁』は主役以外のキャラクターたちにも見せ場がしっかり用意されていたのが印象的でした。
まずは警察学校組の3年前の活躍。そして、現在の時間軸では佐藤刑事と高木刑事の奮闘が描かれます。
冒頭では、おっちゃん(小五郎)もちゃんと頑張っていましたし、一時は空気になりかけた風見さんも、終盤で重要な役割を果たしてくれる展開に!
さらに、少年探偵団もラストにかけてしっかり活躍する場面がありました。
これだけ多くのキャラクターを詰め込みながら、それぞれにきちんと役割と活躍の場を与えているのは、ほんとうにすごい構成力だと思います。
ファンなら誰しもお気に入りのキャラがいると思いますが、「推しがちゃんと活躍してくれた!」と感じられる作品でした。
ハロ嫁の感想⑧ 今年もゲスト声優がよかった!
コナン映画の楽しさを左右する大きな要素のひとつが、毎年話題になるゲスト声優です。
今回の『ハロウィンの花嫁』では、元・乃木坂46の“まいやん”こと白石麻衣さんがゲスト声優として参加。
しかも、なんと声優初挑戦ということで、公開前は「大丈夫かな…?」と少し心配していました。
ですが実際に観てみると、エレニカ役のまいやんの演技は想像以上によかったです!
もちろん、プロの声優さんと比べれば技術面では劣るかもしれません。しかし、ロシア人というキャラ設定が、まいやんの話し方やトーンにぴったりハマっていた印象でした。
「演技経験のある人は違うな」と感じさせる自然な演技で、キャラクターに命を吹き込んでくれていたと思います。
まいやん、さすがの表現力でした!
ハロ嫁の感想⑨ 古参ファン感激の「君がいれば」の挿入歌
いや〜…これは本当に痺れました。
初期のコナン映画ではおなじみだった「君がいれば」。クライマックスの感動的なシーンでよく流れていた楽曲ですが、ここ最近はまったく使われていませんでした。
調べてみると、最後に挿入歌として「君がいれば」が流れたのは、2006年公開の第10作『探偵たちの鎮魂歌』。つまり、今回は実に15作ぶりの復活だったんです!
長年コナンを追ってきたファンからすれば、これはまさに**“待ってました!”**の瞬間。懐かしさと感動が一気に押し寄せてくるような演出でした。
15年ぶりに劇場であの旋律が聴けたことに、ただただ感動。
制作陣の粋な計らいに心から拍手を送りたくなりました。
※感想は今後も随時追加していく予定です!
ハロ嫁の感想⑩ 最後の主題歌のBUMPの安定感
物語が終わり、静かに始まるエンディング――。
今回の主題歌を担当したのは、コナンシリーズでは初となるBUMP OF CHICKEN。楽曲は**「クロノスタシス」**です。
これがもう…最高でした。
映画公開前から何度も聴いていたので、すでに名曲だという確信はありましたが、物語のラストに流れるBUMPの優しい歌声が、余韻をじんわりと包み込んでくれました。
エモーショナルなクライマックスの後に、この楽曲が静かに流れる演出は本当に素晴らしくて、余韻にしっかり浸ることができるエンディングになっていたと思います。
今までのコナン主題歌には参加していなかったアーティストですが、まるで長年関わっていたかのような“安定感”と“物語との親和性”が感じられ、個人的には大満足でした!
2023年の映画「ハロウィンの花嫁」の最後のシーンとは
コナン映画とはお馴染みの最後の最後のシーン。
次回の映画の発表となります。
今回の最後は…海のようなシーンでとある人物が一言を言いました!
これで次回はあれだ!!!となります。
気になる方は以下記事にまとめるので詳細をチェックしてみてください↓

「ハロウィンの花嫁」を見終えて
今回、世界最速上映で見ましたが…これはもう一度絶対見たいと思える作品でした。
まだ興奮していて、なぜ良かったのか?という所まで納得できていない所があるので、また再度まとめて行こうかなと思います!
ぜひみなさんも感想などを書いていただければと思います!



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