2004年1月5日放送の「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」。
前回のアニメ放送は「コンビニの落とし穴」でした。
今回の話は名探偵コナンの神回です。
黒の組織のベルモット編の最後のお話でもあるため、組織の話を追っている人におすすめ!
他の作品を見てなくても、絶対にこの話は見て欲しいので絶対に見てください!
今記事では「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」は原作コナンの話となり、対象の単行本は42巻です!
名探偵コナン42巻に掲載されている話↓
File1:隠されていた真実
File2:good-bye ジョディ
File3:蘭の推理
File4:信じられない結末
File5:満月の夜と黒い宴の罠
File6:血塗られた幽霊船
File7:透明人間現る!
File8:工藤新一登場!?
File9:仮面の下の真実
File10:ラットゥンアップル
File11:雨中の刻印
アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
vermouth(ヴァームース)という差出人から小五郎宛に、季節外れのハロウィンパーティーの招待状が届く。同じ招待状が工藤新一宛にも届き、この差出人がベルモットで、自分や灰原の正体が彼女にバレてしまったことに気付いたコナン。
横浜港を出航した幽霊船上でそのパーティーが始まるが、最中、ボーガンの矢で心臓を射抜かれ、悪魔のタロットカードと共にマストに吊るされた船長の遺体が発見される。その時、月光の下、工藤新一が颯爽と登場し推理を始めて…!?
一方、阿笠博士の家に1人残った灰原の元を訪れ、彼女を連れ去ろうとするジョディ。それを見かけたDr新出が後を追うのだが… ジョディとクリス、シャロンとの因縁、そして”A secret makes a woman woman(ア シークレット メイクス ア ウーマン ウーマン)”と”銀の弾丸(シルバー・ブレット)”の意味するものとは?
https://websunday.net/episode/12029/
アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の登場人物

「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤新一
・毛利蘭
・鈴木園子
・毛利小五郎
・服部平次
・阿笠博士
・灰原哀
・ジョディ
・ジン
・ウォッカ
・工藤有希子
・ベルモット
・赤井秀一
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アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の簡単なネタバレや伏線を解説

ベルモット編の最後の話。
何度、この話を見たことか…というくらいこのお話が大好きです。
・ベルモットが今までどこに潜んでいたのか?
・灰原を狙っていた理由は?
・ジョディがベルモットを追いかけている理由は?
など、今までの謎が全てわかります。
「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」でわかる伏線やネタバレをまずは解説していきます。
最大の見どころは、赤井秀一が“FBIとして”ベルモットと対決する名シーン

本作「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」は、
シリーズの中でも屈指の名エピソードであり、最大の見どころは赤井秀一の本格登場でしょう。
これまで赤井は「FBIに所属しているらしい」という情報が断片的に語られてきましたが、今回の回でベルモットを追い詰め、実際に銃撃するシーンが描かれることで、
「FBI捜査官・赤井秀一」であることが明確に提示されます。
また、以前の伏線として描かれた
「工藤新一NYの事件」でベルモットが銀髪のアジア人に変装していた事実とも繋がり、赤井が過去にもベルモットと交戦していたことが回想的に示されています。
この2つの情報が今回の回で一本の線としてつながり、赤井秀一というキャラクターの背景が一気に深まる構成になっています。
ベルモットが“灰原を追うことをやめる”大きなターニングポイント
最終的にこのエピソードで、ベルモットは灰原哀(=シェリー)を追うことをやめる決断を下します。
これは「工藤新一NYの事件」で蘭と新一に命を救われた恩義が深く関係しており、ベルモットの人物像が“完全な悪役ではない”という重要な側面を明確にした瞬間でもあります。
黒の組織編の中でも、灰原の運命を左右する大きなターニングポイント。
赤井の狙撃、ベルモットの葛藤、コナンとの関係性の変化——
この1話だけで、組織編の未来が大きく動き出す構造になっており、シリーズの中でも必見のエピソードといえるでしょう。
ベルモットがコナンと蘭を撃てない理由が判明
今回のエピソードで最も大きな真相の一つが、ベルモットはコナンと蘭に銃を向けても引き金を引けないという核心部分が明かされる点です。
その理由は、1年前に起きたNY殺人事件(工藤新一NYの事件)にあります。

この事件で、新一と蘭は
通り魔として描かれた“アジア系の人物”の命を救うという場面がありました。
当時はただの通り魔と思われていましたが、この人物の正体こそ——変装していたベルモットだったのです。
※ベルモットはアジア人に変装して赤井秀一を撃とうとしたが失敗。
これは今回のアニメで正式に伏線回収される重要ポイントで、ベルモットが二人に対して深い“恩義”を抱いていたことが判明します。
そのため彼女は、
- コナン(=新一)
- 蘭(=エンジェル)
に対してだけは拳銃を向けても撃てない。
「命を救われた恩を裏切れない」
というベルモットの人間性が表れた象徴的なシーンとなっています。
この出来事により、ベルモットとコナン・蘭の関係性は黒の組織編の中でも特別な位置づけとなり、後の物語にも大きく影響を与えることになります。
以下記事ではベルモットについて解説しているので、ぜひチェックしてください。
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ベルモットは“コナンの幼児化”を知る数少ない人物
今回の事件で描かれるもう一つの重要ポイントは、ベルモットが黒の組織の中で「唯一、コナンの正体と幼児化の事実を把握している人物」であるという設定が明確になる点です。
黒の組織の大半のメンバー——
ジン、ウォッカをはじめ、他の幹部クラスですら、APTX4869を “即死性の毒薬” としか認識していません。
幼児化という特殊な作用については全く知らず、当然、
コナン=工藤新一
だと気づくこともありません。
そんな中、ベルモットだけは
- 工藤新一の姿
- コナンの存在
- シェリー(灰原哀)の幼児化
この3つを“すべて繋がった真実”として理解しています。
さらにベルモットはこの事実を、組織の誰にも共有しないという強い意志を持っています。
この態度こそが、“ベルモットは組織側でありながら、コナンだけは特別に扱う”というシリーズ屈指の矛盾した魅力につながっています。

服部平次と工藤新一が入れ替わったのは?

今回の疑問の一つにハロウィンパーティで工藤新一に変装していたのが、服部平次でした。
そこまでの流れを簡単に解説していきます。
・ベルモットからコナンのことを工藤新一の正体を知っていると匂わす招待状が届く
↓
・コナンはベルモットの挑戦をうけるつもりだったが、灰原に止められる。灰原を麻酔銃で眠らせる。
↓
・コナンが工藤邸に行くとそこにいたのは母親である「工藤有希子」。
↓
・工藤有希子の変装術の手伝いで、コナンを灰原に変装。服部平次を工藤新一に変装させる。
↓
・平次はハロウィンパーティーに工藤新一として参加。コナンは灰原として新出先生に変装するベルモットと一緒に車に乗る。
↓
・ジンの命令でウォッカはパーティに参加。そのパーティで事件が発生し、ミイラ男の仮装をしていた工藤新一(平次)が推理ショーを行う。ウォッカは新一の姿を見て「過去に薬を飲ませた人物では?」と勘ぐる。
↓
・遠隔で聞いていたベルモットは工藤新一がパーティー会場にいることを安心する。
↓
・ベルモット VS FBI(コナン)が始まる
ジンが“無能”と言われる理由──工藤新一に気づいたのはウォッカだった
本作の仮装パーティーの場面で、
変装した工藤新一(コナン)が登場した際、最初に異変に気づいたのはウォッカでした。
ウォッカは思わずこう口にします。
「工藤新一…?あいつはジン兄貴が毒薬を飲ませて“始末した”はずの男じゃ…?」
ウォッカはしっかり記憶していたのに対し、ジンは覚えてないと返すのみで、そこで話が終わってしまいます。
このやり取りが、後にファンの間で「ジンが無能すぎる」と言われる最大の理由となりました。
たった1年以内の“自分が殺した相手”を忘れている
ジンの問題点は――自分がAPTX4869を飲ませた相手を1年以内に忘れてしまっていたという点にあります。
黒の組織の幹部であり、冷徹な殺し屋である彼が、本来最も記憶していなければならないはずの人物を忘れている。
これにより、
- 観察力の欠如
- 記憶力の甘さ
- 情報管理が雑
と受け取られ、「無能」扱いされる理由になってしまったのです。
追い討ちをかける“ベルモットへの質問”
その後ジンは、ベルモットに向かって
“工藤新一について何か知っているか?”
と尋ねますが、ベルモットは知らないふりをして、さぁ知らないわ、と返します。
ベルモットはコナン=新一であることを知っていながら、あえて情報を伏せています。
ジンはその嘘に気づくことすらできず、そのまま新一の存在を忘れてしまうことに。
この展開が、さらに「ジンが無能と言われる理由」として語り継がれる結果となりました。
【参考記事】ジンの正体については以下記事です。

FBIのジョディとベルモットの因縁が明らかになる
「満月の夜の二元ミステリー」で最も衝撃的な事実の一つは、ジョディ・スターリングとベルモットの関係が完全に判明する点です。
これまで作中では、ジョディとベルモットの仕草や雰囲気が似ている場面があり、一部では「二人は同一人物なのでは?」
と推測されることもありました。
しかし今回、二人の関係が“まったく別の意味”で深く繋がっていたことが明らかになります。
■ ベルモットはジョディの両親を殺害していた
ジョディが幼い頃、ベルモットはジョディの両親を射殺し、その直後に幼いジョディ本人と対話しています。
その後、証拠隠滅のため家を燃やし、ジョディは奇跡的に生き残ったことで、FBIに保護されます。
この事件はジョディの人生を決定づけた出来事で、彼女は証人保護プログラムにより名前を変え、「ベルモットを追うためFBIに入った」という強い動機に繋がっていました。
つまり——ジョディにとってベルモットは“親の仇”であり、宿命の相手なのです。
ベルモット“だけ”年を取っていないという異常
さらに本作では、もう一つの異常な事実が提示されます。
ジョディが幼かった頃に出会ったベルモットと現在のベルモットは…
姿がまったく変わっていない。老化していない。
これによってジョディは、ベルモットが“通常の人間では説明できない存在”であることを確信します。
この“歳を取らない理由”については、
- APTX4869
- 烏丸蓮耶との関係
- 組織内部の秘密
など、多くの考察を呼んだ要素であり、黒の組織編全体の重要な伏線として扱われる点です。
ジョディの復讐心、ベルモットの異常性、FBIと黒の組織の因縁…本作はこれらすべてが一気に繋がる、シリーズ屈指のターニングポイントです。

「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の事件の流れと組織との対決まで

「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」は、黒の組織のメンバー・ベルモットとの対決が描かれた重要回。
しかし、その前に「季節外れのハロウィンパーティー」による事件が発生するなど、2つの大きな物語が動いています。
どんな話だったのかおさらいしたい人のために、ここでは「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の流れを解説していきます!
ネタバレ① 季節外れのハロウィン招待状…ベルモットからの挑戦状!?
ある日、小五郎のもとに届いたのは、季節外れのハロウィンパーティーの招待状。
ところがその文面には、まるで“殺人予告”のような不気味な一文が添えられていました。
挑戦状と燃える小五郎。幽霊が大の苦手な蘭は断固拒否し、代わりに園子が同行することに。
一方そのころ、同じ招待状が新一宛にも届いていました。
差出人は――黒ずくめの組織の一員・ベルモット。
しかも宛名は「親愛なる江戸川コナン様」と書かれていました。
つまり、ベルモットはコナン=新一であること、さらに灰原が“組織の元研究員シェリー”であることまで把握している可能性があったのです。
その名を聞いた瞬間、灰原は青ざめ、
灰原哀「行っちゃダメ!!止めなさい!!これは罠よ!!」
と訴えますが、ここで動かなきゃ一歩も進めないとコナンは判断。
灰原を守るために麻酔銃で眠らせ、阿笠邸に残して――
コナンは危険な“満月の夜の船上パーティー”へと乗り込むことを決めたのでした。
ネタバレ② 幽霊船で殺人事件発生!
会場となったのは、横浜港に停泊中の幽霊船「シーファントム号」。
小五郎と園子は仮装して船に乗り込みます。
船内では、パーティー主催者の亡霊船長をはじめ、続々と仮装した参加者が大集合します。
船長からまずは同じカードを貰った参加者とチームを組むように案内。
小五郎と園子は、メデューサ、狼男、ミイラ男、フランケン、透明人間に扮する人物とチームを組むことに。
その後、亡霊船長はこの中に正体を隠した人間が一人いるから見破ってみせろといった推理ゲームを宣言。
ヒントを求めて参加者が甲板に集まったその直後…
マストの上から亡霊船長が矢で胸を射抜かれた状態で転落!
一瞬で楽しいパーティーは殺人現場に早変わりしました…。
ネタバレ③ 透明人間の正体は新一!?
亡霊船長の正体は、テレビプロデューサーの福浦千造。
彼の胸に刺さっていた矢には、チームで使っていたカードが結びつけられており、犯人はメデューサ、狼男、ミイラ男、フランケン、透明人間の5人に絞られました。
何やら透明人間は一人で捜査をしている様子…。
そして透明人間はマストの上に登り、小五郎の推理が誤っていると指摘し、包帯を取ると…
その姿はなんと、新一だったのです!
ネタバレ④ 事件の犯人は〇〇
当初、アリバイがなくカードも持っていないミイラ男が犯人だと考えられていました。
しかし、新一はミイラ男に罪をなすりつけるため、カードをスリ取った真犯人がいると推理。
その犯人は、狼男だと断定したのです。
トリックは狼男のマスクが鍵!
狼男はトイレでミイラ男を襲い、眠らせ、自分の“狼男マスク”を被せていました。
マスクにはスピーカーが内蔵されており、遠隔操作で「アオーン!」と遠吠えを流せば、まるでその場に“狼男がいるように見せかける”ことができたのです。
そうして会場に「狼男は甲板にいる」と思わせたまま、犯人自身はマストを登り、ボーガンで福浦を射殺。
その後、混乱に紛れて再びマスクを奪い返し、何事もなかったように戻っていたというわけです。
犯人の動機はベルモット絡みだった!
狼男は、プロデューサーの福浦千造を恨んでいました。
大好きだった「仏滅シリーズ」を福浦があっけなく完結させ、挙げ句に子供だましの亡霊船長シリーズを始めたことがきっかけです。
その恨みをネット上の“殺人サイト”に書き込んだところ、「ベルモット」が殺人方法も凶器も用意するなど言って話に乗ってきたとのこと。
狼男は最初は断ったが、ベルモットから脅迫めいたことをされ、怖くなって犯行を行ってしまったとのことでした。
ネタバレ⑤ 透明人間の真の正体は新一ではなく、〇〇だった!
狼男による犯行が明らかになると、新一はすぐに解けたのは自分も犯人と同じトリックを使っていたからと説明します。
実は、新一の正体は服部平次が変装した姿だったのです!
コナンはあらかじめ黒の組織の裏をかくために、新一になりすまして船に乗るよう平次に依頼。
変装を手掛けたのは工藤有希子。
こうして平次が新一を演じ、コナンは影で動いていたというわけでした。
ネタバレ⑥ 灰原がジョディ先生に連れ去られる!?
その頃、阿笠邸で眠らされていた灰原の元に、新出智明先生からの電話が入ります。
君の体調が心配だから、知り合いの病院に連れて行くと言い、灰原もOKします。
しかし、灰原を迎えに来たのは、新出ではなく英語教師のジョディ先生。
新出先生の車が故障中と告げ、戸惑う灰原を半ば強引に車へ乗せてしまいました。
ネタバレ⑦ 新出先生の正体はベルモットだった!
灰原が連れてこられたのは、人けのない港の埠頭。
そこに新出智明が車で到着すると、ジョディは新出先生の父親が殺された事件「暗闇の中の死角」の話を切り出し、わざと細部を“間違った内容”で語ります。
思わず誤った発言をした新出先生の一言が決定打となり、ジョディは正体を暴きました。
ジョディ「Right? Chris Vineyard…(そうよね?クリス・ヴィンヤード)」
ジョディ「No… Vermouth!!(いや…ベルモット!!)」
そう、“新出智明”として帝丹高校にいた人物こそ、黒の組織のベルモットだったのです…!
同時にベルモットは、「クリス・ヴィンヤード」であり、その母親である「シャロンヴィンヤード」であることが判明。
そして、ジョディ自身の正体もFBI捜査官・ジョディ・スターリングであることが明かされました。
ネタバレ⑧ 灰原に変装していたのは〇〇だった!
ジョディはベルモットの拳銃を撃ち落とし、いよいよ確保か…と思われたその瞬間、倉庫の高台から狙撃手カルバドスの弾丸が飛んできます!
腰を撃たれたジョディは劣勢に…。
実はベルモットは、あらかじめジョディに変装してFBIに“作戦中止”の偽命令を出し、援護を排除した上でカルバドスを配置していたのです。
銃口を向けられたその瞬間――
そこに現れたのが、灰原に変装したコナン!
コナンは新一に戻って船に乗り込んだと思わせて、実は灰原になりすましてジョディについていってたというわけです。
キック力増強シューズで放ったサッカーボールがベルモットの銃を弾き飛ばし、ベルモットを沈めることに成功。
しかし、そこに本物の灰原がコナンを追ってここまで来てしまい、形勢は再び逆転。
一瞬のスキをつかれて、時計型麻酔銃を逆に利用され、コナンはベルモットに眠らされてしまいました。
ネタバレ⑨ ベルモットvs蘭&赤井秀一!
灰原に拳銃を向けるベルモット。
灰原を撃とうとした瞬間、そこに、ジョディの車のトランクから“もう一人”が飛び出してきます。
なんと、こっそりトランクに隠れてここまで来ていた蘭でした…!
銃声で危険を察した蘭は、飛び出した勢いのまま着地して灰原の前に着地してその身をかばいます。
震えながらも灰原を抱きしめる蘭。
蘭の姿を前に、なかぜ発砲を躊躇するベルモット。
そして
ベルモット「Move it,Angel!!(どいて エンジェル!!)」
と声を荒げるも…
そこに追い打ちをかけるように、FBI捜査官・赤井秀一が登場!
カルバドスの武器をすべて押収し、両脚を折って行動不能にしていたことをさらりと告げ、ショットガンでベルモットにも重傷を負わせます。
追い詰められたベルモットは、最後の力でコナンを人質に取り、銃撃しながら車で逃走。
カルバドスは自決し、組織に繋がる証人は消えてしまうのでした…。
ネタバレ⑩ コナンvsベルモット
ベルモットに拉致されたコナンは、“ある仕掛け”で逆転を狙っていました。
コナンの胸に貼られていた電極は、実は小型の発信機兼トラップ。
もしベルモットがコードを引き抜けば、コナンの心臓が止まったことになり、直前にベルモットがボスに送ったメールアドレスが阿笠博士の元へ送信されるという仕組みです。
コナン「発信されたくなかったら、ボスの所へ連れて行け!ケリをつけようじゃねーかベルモット!!」
と、凄まじい気迫で迫るコナン。
ベルモットは少し沈黙した後、シェリーは諦めると宣言。
しかしその直後、車内に催眠ガスを充満させ、二人とも眠りへ…。
結局、ベルモットは自分の太腿を撃つという荒技で先に目を覚まし、コナンの発信機を破壊して姿を消してしまいます。
駆け付けた阿笠博士の前に残されていたのはコナンだけ…。
長い長い“満月の夜”の攻防は、ギリギリのところで「引き分け」に終わりました。
ネタバレ⑪ ベルモットの回想で「工藤新一 NYの事件」の真相が描かれる
エピローグにて、「工藤新一 NYの事件」の真実がベルモットの回想で出てきます。
かつてニューヨークで新一と蘭が出会った通り魔は、実はベルモットの変装。
赤井秀一と対峙して負傷していたのです。
そのときに階段から落ちかけてしまったところ、新一と蘭に命を救われ、ベルモットは二人だけは絶対に傷つけまいと心に誓いました。
その後、新一がAPTX4869で幼児化し“江戸川コナン”として生きていることにも気づいていましたが、その事実を組織内の誰にも漏らしません。
翌朝ベルモットはジンと連絡を取り、ジンに新一のことを聞かれるも、コナン=新一の正体は徹底的に隠し通していました。
アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の名言/名セリフ

ジョデイ「貴方…どうして…どうして年をとらないの?」
ジョディが幼少期に会ったベルモットと全く年が変わってないことを指摘する名セリフ。ここでベルモットがコナン達とつながりがある、薬を飲んでいることがわかります。
ベルモット「Move it,Angel!!(どいて エンジェル!!)」
ベルモットが灰原をかばう蘭に言った名言。命の恩人だからこそ打てないという…冷徹なベルモットにも愛情がわかる行動。
赤井秀一「ライフルにショットガンに拳銃三丁…どこかの武器商人かと思ったぞ…」
赤井秀一が最高にかっこいい登場をするおすすめの名シーン。
射撃の名手であることは後にわかりますが、この時点で最強キャラであることがわかりました。
ベルモット「私の胸を貫いたあの彼なら…なれるかもしれない…長い間待ち望んだ…銀の弾丸(シルバーブレット)に…」
黒の組織を打ち砕く“何か”を、コナンに期待しているようなベルモットの名セリフ。
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アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の動画やhuluはある?
アニメ「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」の感想
今回は345話でもある「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」についてまとめました。
おすすめの話はなんですか?と聞かれると絶対に出てくるのがこのベルモット編の最後のお話。
今までのFBIの動きやベルモットの動きの理由がわかるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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