2008年4月14日放送の「赤と黒のクラッシュ(嫌疑)(潔白)(決死)」。
前回のアニメ放送は501話〜503話「赤と黒のクラッシュ 攪乱/偽装/遺言」でした。
黒の組織との対決が一旦終わりになったものの…、まだまだ話は続きます。
この話ではキールやジン、そして赤井秀一などが登場してくるお話となります。
今記事では501話〜503話「赤と黒のクラッシュ(嫌疑)(潔白)(決死)」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ501話〜503話「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「赤と黒のクラッシュ(嫌疑)(潔白)(決死)」は原作コナンの話となり、対象の単行本は58〜59巻です!
名探偵コナン58巻に掲載されている話↓
File1:追跡、そして…
File2:赤井の過去
File3:イチかバチか…
File4:擬装
File5:最終手段
File6:任務
File7:姉弟
File8:意外な容疑者
File9:13日の金曜日
File10:キャメルの過去
File11:魔法の呪文
アニメ「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
水無怜奈の正体がCIAのNOCで、彼女の身柄を黒ずくめに奪還させたのがわざとであるとジョディ達に打ち明けたコナンと赤井。本堂瑛祐には証人保護プログラムを受け入れさせ、しばらくは組織の出方を静観することに。そして久しぶりの日常、少年探偵団はそろってニュー米花ホテルのバイキングへと出かける。
料理に舌鼓を打っているとパトカーのサイレンが鳴り響き、駆けつけた高木刑事から、ホテル内で殺人事件があったと知らされる。死んだのは外国人タレントプロダクションの社長で、状況から日本語が話せる外国人が疑わしいということに。さっそくホテル内各所から容疑者を連れて来るが、なんとそこにはFBI捜査官のキャメルの姿も!
疑いを晴らすべく、ジョディも駆けつけるのだが… 一方、組織に戻ったキールこと水無怜奈は、ジンからある踏み絵を課される。それはなんと、FBIの赤井抹殺指令だった…!
https://websunday.net/episode/12080/
アニメ「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の登場人物

「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の登場人物
・江戸川コナン
・灰原哀
・阿笠博士
・円谷光彦
・吉田歩美
・小嶋元太
・高木渉
・目暮十三
・ジョディ
・ジン
・ウォッカ
・千葉和伸
・ベルモット
・赤井秀一
・ジェイムズ・ブラック
・水無怜奈
・本堂瑛祐
・アンドレ・キャメル
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アニメ「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の簡単なネタバレや伏線を解説

今回の話はキールをわざと組織に戻したことの種明かしをし、ちょっとした平穏な日常が流れます。
ただ、その中でも黒の組織の中では動きがあり、キールがまだ帰ってきたことに疑われており、赤井秀一を殺害するように命令が下ります。
そして、「決死」の最後にはキールは赤井秀一を来葉峠に呼び…発砲をします…。
【目次】好きなところから見れます▼
キール奪還作戦の全貌と、本堂瑛祐の「退場理由」が正式に説明される
コナンと赤井はFBIに対し、
- 水無怜奈=CIAのNOC・本堂瑛海であること
- わざと奪還させたのは作戦だったこと
を明かし、キール奪還がFBIの“敗北”ではなく戦略だったと種明かしする。
また、キールと引き換えに、本堂瑛祐は証人保護プログラムの対象となり、海外へ避難して表舞台から退場する理由が公式に説明される。
「キール=二重スパイ」としての新しい立ち位置が確定する回
コナンと赤井は、キールと
「黒の組織の情報をFBIへ流す」
という密約を交わしていたことをFBI陣に共有。
これにより、
CIA(キール) → FBI → コナン
という情報ラインが確立し、黒の組織との戦いの新フェーズへ突入する。
これは後の
- バーボン・スコッチら潜入組の役割
- 劇場版「純黒の悪夢」
へと続く“潜入組×捜査側”という構図の原型となり、キール編からRUM編への橋渡しとなる重要回となる。
ニュー米花ホテル殺人事件と「キャメルが容疑者になる」仕掛け
少年探偵団と灰原たちが訪れていたニュー米花ホテルで、外国人タレント社長・須内廉治が射殺される。
容疑者は、
- モデル・トビー
- 英会話講師・ハル
- そしてなぜかFBIのアンドレ・キャメル
という意外なラインナップに。
この“キャメルが疑われる展開”は、後の FBI連続殺害事件(黒ずくめの謀略) で「キャメル=狙われるFBI」として再び中心に来る伏線にもなる。
ジンの「キール疑惑」と赤井秀一への抹殺指令(13日の金曜日の踏み絵)
黒の組織側では、ジンが
- 「キールがあまりにも簡単に奪還できた」
ことを不自然に感じており、キールの裏切りを強く疑い続けていた。
その疑いを晴らす“踏み絵”として、あの方の許可を得たうえで「赤井秀一の抹殺」を命令。
ジンは
「今日は13日の金曜日…奴が死ぬにはふさわしい日だ」
ここから“キールは本当に赤井を撃つのか?”という最大の見せ場へつながる。
赤井秀一の「指先コーティング」=偽装死トリックの直接的伏線
ジンに銃を突き付けられながら赤井へ電話するキール。
その後キールはメールで来葉峠への待ち合わせを指定する。
会話を聞いていたジェイムズは、赤井の指先に何らかのコーティングが施されていることに気づき、「赤井は何か隠している」と勘づく。
この“指コーティング”は、後の 504話「殉職」〜緋色シリーズ で明かされる。指紋封じによる偽装死トリック へのど真ん中の伏線。
501〜503話ではさらっと描かれるが、後に見返すと非常に重要な描写となる。
キャメルの過去──2年前の「謎の老人=RUM」への超長期伏線
キャメルは、自分の過去のミスを赤井に告白する。
2年前、赤井(ライ)がジンと接触するため倉庫で待っていた際、ひょろっとした老人が現れ、本来なら無視すべきところをキャメルが声をかけてしまう。
その結果、老人はジンにFBIの存在を知らせてしまい作戦が失敗した。
当時はただの“謎の老人”だったが、原作100巻でこの老人の正体が黒の組織No.2 RUM と判明。
つまり、501〜503話のキャメル回想シーンは、RUM編への超長期伏線 になっている。

来葉峠への招待メールと、「殉職」への直結ラスト
キールは組織の前で覚悟を決め、赤井へ
「19時/来葉峠の7つ目の左カーブ先」
に来るようメールを送る。
赤井は罠であることを理解していながら、「行かなければキールが殺される」と判断し、ジェイムズやジョディを制止して単身向かう。
このラストはそのまま 504話「殉職」 に直結し、“決死”のタイトルにふさわしい、赤井とキール双方の命を賭けた選択となる。
【ネタバレ】「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の流れ&犯人

「嫌疑/潔白/決死」は、キールこと水無怜奈の立ち位置が大きく動く、とても重要なエピソード。
序盤では、コナンと赤井がついに「キールの正体」と「本堂姉弟の関係」、そして瑛祐を守るための証人保護プログラムについてFBIに明かし、瑛祐が日本を離れることが決定。
ここで、これまでコナンたちと一緒にいた瑛祐が物語の表舞台から退くことになります。
一方で、表向きは“日常回”のように見えるホテルでの殺人事件では、まさかのアンドレ・キャメルが容疑者にされるというハプニングも発生!
事件そのものはコナンの推理でスッキリ解決しますが、黒の組織側ではジンがキールへの疑念を深め、赤井秀一の抹殺という過酷な試練を命じる展開へ…。
次の「殉職」へとつながる、まさに“決死”の布石となる回になっています。
※ここからは「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の流れを解説しています!
ネタバレ① 本堂瑛祐の今後は判明!
コナンと赤井は、キール=本堂瑛海を黒の組織に奪還させた経緯をFBI捜査官のジョディ達に明かしました。
目的はもちろん、組織内部に水無を戻して内情を探らせるため。
赤井とコナンは水無との間で取引を交わしており、水無は得た組織情報をFBIにも流すと約束しました。
その代わりに赤井は、水無の弟である本堂瑛祐の安全を保障する「証人保護プログラム」を提案。
こうして瑛祐は身柄を保護され、しばらく日本を離れることになりました。
※コナンたちと行動を共にしてきた瑛祐が物語から姿を消すのはこのためです
ネタバレ② ホテルで殺人事件が発生!
黒の組織との騒動が終わり、久々に平穏な日常が戻ったかのように見えました。
コナンたち少年探偵団は博士・灰原と一緒にニュー米花ホテルのランチバイキングへ遊びに行くことに。
しかし、平穏は長く続きません…!
ホテルに着いたコナンたちでしたが、直後にパトカーのサイレンが鳴り響き、高木刑事がやって来ました。
なんとホテル内で射殺事件が発生したとのこと。
現場は39階、外国人タレント事務所の社長室で、社長の須内廉治(すのうち れんじ)が何者かに拳銃で撃たれて倒れていました。
秘書の証言によると新人タレント志望の人物と会う予定だったものの、名前も顔も不明という不可解な状況。
通報からまだ数分。
犯人はまだホテルのどこかにいるはずと考えたコナンは、すぐに周囲の状況を分析し始めました。
ネタバレ③ キャメルがまさかの容疑者!?
やがて目暮警部も到着し、高木刑事と千葉刑事がホテル内の怪しい人物を連行してきました。
容疑者は3人。
・モデルのトビー・ケインズ
・英会話講師のハル・バックナー
・偶然居合わせただけのFBI捜査官キャメル(!?)
“日本語を話せる外国人”というだけの理由で連れてこられてしまったキャメル。
当然、コナンはキャメルを助けるために、すぐにジョディへ連絡。
やがてジョディがホテルへ駆けつけ、キャメルがFBI捜査官であることを証明。
目暮警部から見るからに人相が悪いその男が本当にFBIなのか?と聞かれるなど、キャメルちょっとかわいそう…(笑)
こうして、キャメルは容疑者から外されることに。
ネタバレ④ 犯人は誰?
コナンが注目したのは、犯人が被害者の元から“あるメモ”を奪った理由。そこに答えがありました。
コナンは仕掛けを思いつき、目暮警部へ依頼。そして警部は容疑者たちに向かって一言!
目暮警部「しらんぷり!」
他の人がイスに座る中、ただ1人立ったままだった人物がいました。
今回の事件の犯人は モデルのトビー・ケインズ。
英語を聞き慣れた人なら「Sit down please」と聞こえ、「どうぞお掛けください」という意味になって座るのですが、トビーは英語が全く分かりませんでした。
そんなトビーは、須内社長が英語で残したメモの内容が怖くなり、思わず持ち去ってしまったのです。
しかも胸ポケットにはメモの切れ端が残っており、それが決定的な証拠となりました。
真相が明らかになり、トビーは観念して逮捕。
ホテル内での事件は無事に解決しました。
ネタバレ⑤ 黒の組織の疑念とキールへの試練
一方その頃、黒の組織でも緊張が走っていました。
水無怜奈がテレビ局に辞職の連絡をしていたところに、背後から銃口を向けるジン。
ジンは、
・なぜあれほど簡単に奪還できた?
・もしかしてキールはFBIに寝返ったのでは?
と心の奥では疑い続けていたのです。
その疑念の答えを確かめるため、あの方とジンが水無に課した試練――
“赤井秀一の抹殺”
宿敵である赤井を本当に殺せるかどうかで忠誠心を判断するというもの。
そして水無は覚悟を決め、組織の前で赤井と二人きりで会うことを承諾しました。
一方の赤井は、水無から
今夜19時
来葉峠の
7つ目の左カーブを
抜けた先。
といったメールを受けて、内容を理解した上で決意。
ジェイムズがジョディに知らせようとするのを制止し、たった1人で来葉峠へ向かいました。
物語は続く第504話「赤と黒のクラッシュ(殉職)」へと引き継がれます。
アニメ「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」の動画やhuluはある?
アニメ「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」はhuluで配信されています。
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「赤と黒のクラッシュ 嫌疑/潔白/決死」のまとめ&感想
今回は501話〜503話でもある「赤と黒のクラッシュ(嫌疑)(潔白)(決死)」についてまとめました。
この話は赤井秀一とキャメルの過去など意外と重要な話が詰まっています。
また、最後の最後にはキールが赤井秀一を呼び出したりと、赤と黒のクラッシュの最終局面を迎えます。
おすすめですので、ぜひこのシリーズはみてください!
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