「組織のベルモットはなぜコナンを助けるの?」
「コナンとベルモットの関係とは?」
名探偵コナンを見ている中で謎が多いのが、黒の組織のベルモットは敵なはずなのに、コナンを助けるシーンが見えたりします。
また、映画「漆黒の追跡者」でも普通にベルモットと会話をしており、組織にその正体がバレたら普通に消されるのでは?というようなシーンも多々あります。
では、なぜベルモットはコナンを守るのか?
今記事ではベルモットとコナンの関係を大公開します。
大前提、ベルモットはコナンの正体を工藤新一と知っている
前提条件としては、ベルモットはコナンの正体を知っています。
ベルモット編が始まった当初から、ベルモットはシェリーの正体には気づいていませんでしたが、コナンのことを既に知っていました。
バスジャック事件の時にも、新出先生に変装していたベルモットはコナンのことを守りました。
このシーンでベルモットがコナンを守る理由はなく、守らなかったら何事もなく亡くなったというシーンでも、守っていたのです。
そのため、既に最初の段階でコナンが工藤新一と知っていました。
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ベルモットは幼少期の工藤新一を知っていた説がある
ベルモットの元の顔といえば、女優のシャロン・ヴィンヤード。
シャロンは工藤新一のお母さんである工藤有希子と女優仲間で仲がいいです。
数年の付き合いであるなら、新一の幼少期の写真を母親である有希子に見せてもらったことがあるのが想像できます。
そうなると早い段階でコナンを見た時点で、コナンが工藤新一であることがわかったということがあります。
さらに次のお話する、ベルモットがコナンを助ける理由を聞くとさらに一致してきます。
ベルモットがコナンを守る理由/助ける理由
では、この記事での一番のメインテーマである、ベルモットがコナンを助ける理由についてです。
ちなみにベルモットはコナンと同様に蘭についても同じ理由で守っているということも知識として入れておきましょう。
1年前のNYで新一とベルモットは出会っている
1年前のニューヨークに言った時に新一と蘭はひょんなことから路地裏に出てしまいます。そこはアジア人の長髪の通り魔が出ているということで危険地域になっていました。
ここでの廃ビルの外階段で蘭と新一はその通り魔と遭遇します。
通り魔は蘭に拳銃を向けようとした時に、階段の柵によりかかると…柵が老朽化しており、柵が折れて落ちそうになってしまいます。
そこで蘭が手を出すけてなんとか助かります。同じくして、落ちそうな通り魔に新一も手をかして、なんとかなりました。
この時に通り魔がなぜ命を助ける?と聞いた時に、
工藤新一「わけなんているのかよ?人が人を殺す動機なんて、知ったこっちゃねーが…人が人を助ける理由に…論理的な思考は存在しねーだろ?」
という名言を残します。この言葉を聞いた、通り魔がいなくなります。
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ベルモットにとって新一は命の恩人
この通り魔だった男性が、実はベルモットが変装していた姿だったのです。
新一と蘭は無意識に通り魔を助けたと思っていましたが、実はベルモットの命を助けていたのでした。つまりベルモットにとって、新一と蘭は命の恩人です。
そうなるとベルモットは新一がコナンに幼児化しているというのを知っており、命を助けてもらったコナンを守っているという理由に繋がるのです。ここから蘭のことをエンジェルと呼ぶようにもなりました。
当初は有希子の友人だから命を狙わない?と思っていましたが、本当の本当は命の恩人というのが理由です。
ベルモットは組織内にコナンの情報を流していない
ベルモットがコナンを守っていると確信できているのが、黒の組織の他のメンバーに「コナンが工藤新一である」ということを伝えていません。
ミステリー・トレインの時に工藤有希子とベルモットが会話をするシーンがあり、そこで組織内で幼児化のことを伝えていないことが判明します。
組織内に幼児化のことをバレないようにすることという目的はありますが、幼児化している灰原は消そうとしています。ただ、同じく幼児化しているコナンは消そうとはしません。
あくまで工藤新一については組織内では亡くなったことにしています。
ベルモットはコナンのことを銀の弾丸(シルバーブレット)と呼んでいる
満月の二元ミステリーで、ベルモットは最後に心の中で
ベルモット「そう、彼よ…私の胸を貫いた彼なら…なれるかもしれない…長い間待ち望んだ…銀の弾丸(シルバー・ブレット)に…」
とコナンのことをシルバーブレットと言っていました。
来葉峠で赤井秀一が亡くなった時に
ベルモット「2発なんていらないわ…シルバーブレットは…1発あれば十分よ…」
と心の中で言いました。
組織のボスである“あの方”は赤井秀一が、組織を壊滅させるであろう銀の弾丸(シルバーブレット)と言っていました。
ただ、赤井秀一がなくなり、ベルモットの中でコナンがシルバーブレットであると思っています。
この理由については深く触れられていませんが、一つの意味としては自分の命を助けられた時に、ベルモットの中で自分を守ってくれた、守りたいという気持ちにさせてくたという意味です。
もう一つがベルモットの中で「コナンは組織を壊滅させてくれるかもしれない」。というある意味願望が入ってるかもしれません。
将来的にコナンがシルバーブレットになりえるのか?ここのベルモットの真相が出てくるのかなと思います。
コナンもベルモットの正体のことを知っている
またコナンの方もベルモットが組織の人間であり、シャロン・ヴィンヤード、クリス・ヴィンヤードであることを知っています。
全てを知った上で、お互いに会話をしている状態になります。
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ベルモットとコナン(新一)の関係がわかる登場回
ここまできて、ベルモットと新一が深く関係する話を知りたいという方に、二人の関係がわかる回をピックアップして紹介します!
2人の登場回については、それぞれの記事でチェックするようにしてください!
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29巻:ベルモットがコナンを助けるお話
ベルモットは医師の新出智明に変装している状態。
この時にコナンがヘマをしてしまった時に身体を張って、ベルモットがコナンを助けます。
アニメでは230話〜231話:「謎めいた乗客」で登場!
2001年4月16日に放送されたお話となります。
34巻〜35巻:1年前のNY。蘭と新一がベルモットを助ける
1年前のニューヨークの事件。
シャロンが登場したり、新一と蘭が最後に通り魔を助けたりするとても重要な回です。
アニメでは286話〜287話:「工藤新一NYの事件」で登場!
42巻:ベルモット編の最後。通り魔がベルモットとわかる
ベルモット編の最後のお話。
ベルモットが蘭のことをエンジェルと言ったり、コナンのことを心の中でシルバーブレットと言ったりと神回です。
なぜベルモットがコナンと蘭を助けるのか?というのがわかるお話です。
アニメでは345話:「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」で登場!
2004年1月5日に放送された2時間スペシャル。
ベルモットとコナンの関係のまとめ
今記事ではベルモットとコナンの関係についてまとめました。
ベルモットにとってコナンは命の恩人であり、大切な人物であることがわかりましたね。
だからこそ様々なシーンでコナンとベルモットが対等に話していたりするのも納得です。この二人の関係性についても今後注目していきましょう!
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