キッドの初登場回!!「コナンVS怪盗キッド」のネタバレ&伏線

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1997年9月22日放送の「コナンVS怪盗キッド」

前回のアニメ放送は75話「金融会社社長殺人事件」でした。

指をペロッとする今では問題が出てくるような回でしたね。

さて、今回のお話はコナンと怪盗キッドが初めて対面するお話で、1時間スペシャルです。

今では考えられないくらいの二人の関係性にびっくりするような回となります!

今記事では76話「コナンVS怪盗キッド」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ76話「コナンVS怪盗キッド」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「コナンVS怪盗キッド」は原作コナンの話となり、対象の単行本は巻です!

名探偵コナン16巻「File156:邂逅、 File157:消滅、 File158:気配、 File159:終極」

名探偵コナン16巻に掲載されている話↓
File1:白き殺人者
File2:真実の電話
File3:炎の絆
File4:学校の不思議
File5:誰かいる!?
File6:邂逅
File7:消滅
File8:気配
File9:終極
File10:陶芸家達の企み

もっとコナンの原作回を知りたい方はこちらをチェック↓

アニメ「コナンVS怪盗キッド」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

怪盗1412号に博物館の黒真珠が狙われ、暗号で書かれた予告状が届いた。

興味津々のコナンは、暗号を解き明かし、答えであるホテルの屋上で怪盗を待ち受けた。

犯行予告の夜、月に照らされた屋上に現れたのは、白いタキシードを着た若い男…すなわち怪盗キッドだった! スキをついて捕まえようとするコナンであったが、キッドはその裏をかき、新たな予告状を残して去っていった。

数日後、コナンは予告場所である豪華客船の中にいた。今度こそ怪盗キッドを捕まえるために! 夜の船上で名探偵と大怪盗の頭脳対決・第2ラウンドが始まった!

https://websunday.net/episode/11948/

アニメ「コナンVS怪盗キッド」の登場人物

「コナンVS怪盗キッド」の登場人物
・江戸川コナン

・毛利蘭
・毛利小五郎
・阿笠博士

・鈴木園子
・怪盗キッド

・中森銀蔵

【関連記事】怪盗キッドの漫画&アニメの登場回は何話?

アニメ「コナンVS怪盗キッド」のhuluやアマプラはある?

アニメ「コナンVS怪盗キッド」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ「コナンVS怪盗キッド」の簡単なネタバレ

今回のアニメは1時間スペシャルで見応えのあるお話です。

怪盗キッドとコナンが初めて対決する重要回となります。

コナンの世界にどのようにして怪盗キッドが登場したのか知りたい方は必見です!

初回の登場はキッドはコナンに敵対視する

初めてキッドがコナンの前に現れた時、キッドはコナンが只者ではにことに気づきます。

この時にキッドが言った名言が、

怪盗キッド「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…探偵はその跡をみつけてなんくせつける……ただの批評家にすぎねーんだぜ?」

と言い、コナンに対して敵対視していました。

話が進むにつれて二人は仲良くなりますが、初登場回ではコナンを敵対視するので注目です!

怪盗キッド初登場で空気が一気に華やかになる

この回は、怪盗キッドが初登場するだけで作品の空気が大きく変わります。鈴木家に黒真珠“ブラックスター”を狙う予告状が届き、いつもの殺人事件とは違う「怪盗からの挑戦状」で物語が始まります。日常から事件へ落ちるというより、日常が一気にショーの舞台へ変わる感覚があるんですよね。

ブラックスター、暗号予告状、怪盗1412号という言葉が並ぶだけで、画面の温度が少し違って見えます。園子たちは鈴木家の家宝を狙われる側として緊張し、コナンは探偵としてキッドの暗号と仕掛けに挑む側へ入っていきます。殺人の不穏さではなく、頭脳戦のワクワクで引き込まれるのがこの回らしいです。

ここからコナンと怪盗キッドのライバル関係が始まると思うと、初登場の華やかさがかなり胸にきます。キッドはただ盗みに来るだけではありません。予告状で人を動かし、警察や鈴木財閥、そしてコナンまで巻き込んで大きな舞台を作ります。

最初から「犯人」ではなく「怪盗」として存在感を出してくるのが、他の事件とは違う気持ちよさです。

暗号予告状を解くコナンが探偵らしい

キッドの予告状は、怪盗らしい演出でありながら、コナンの推理力を見せる入口にもなっています。コナンは予告状の暗号を読み解き、キッドが現れる場所へ先回りしようとします。事件の入口が死体ではなく暗号というだけで、この回のワクワク感はかなり特別です。

米花博物館、ホテル屋上へとつながる流れは、コナンが受け身ではなく、怪盗のショーを推理で迎え撃つ形になっています。キッドは予告状を出した時点で、ただ宝石を狙うだけでなく、観客まで巻き込む怪盗として描かれています。コナンがその暗号に前のめりで挑むので、探偵と怪盗の勝負が自然に立ち上がります。

殺人事件のロジックとは違う、予告を読む推理の気持ちよさがあるんですよね。この流れは、今後のキッド回にもつながる型の原点に見えます。狙いを読む、場所を推理する、相手の演出を逆手に取ろうとする。

コナンが犯人を追う探偵ではなく、怪盗の動きを読む探偵として動くのが新鮮で楽しいです。

初回登場時のキッドの能力の高さ

コナンと初めて会った時のキッドの能力値の高さが際立ちますね。

男女どちらにでも慣れる変装スキル。

変声機を使わなくても自由に声を変えられる。

トランプ銃の精度などの高さもありました。

この時のキャラとして最強の能力でしたね。

初回から様々な人物に変装していたので注目です!

過去にキッドが変装した人物についてはこちら↓

ホテル屋上の初対面が最大級に胸熱

ホテル屋上でのコナンと怪盗キッドの初対面は、この回の象徴的な見どころです。予告状を解いたコナンが夜の屋上でキッドを待ち、白い怪盗と直接向き合います。夜の空、屋上、白い姿、ハンググライダーという絵がそろっていて、理屈抜きでかなり映えます。

この場面の良さは、初対面なのに二人が互いを軽く見ていないところです。コナンはキッドを捕まえる気で向き合い、キッドは余裕を見せながらも、コナンをただの子どもとして処理していない空気があります。探偵と怪盗が同じ場所に立った瞬間、作品の中に新しい対決軸が生まれるのが胸熱です。

殺人事件の犯人追及とは違う、美学同士のぶつかり方がここで見えます。キッドの白さは華やかですが、捕まらない余裕も同時にあります。コナン側は追い詰めたいのに、キッドは最初からショーを楽しんでいるようにも見えるんですよね。

この距離感が、後に続く探偵と怪盗の関係の起点としてかなり印象に残ります。

今回のターゲットは「黒真珠“ブラックスター”」

怪盗キッドが初めてコナンに登場した時に怪盗キッドが狙った宝石が黒真珠“ブラックスター”です。

今ではお馴染みの鈴木家から狙っているもので、ここからスタートしました。

キッドがなぜ宝石を盗んでいるのか?などは名探偵コナンの中ではわかりません。

ただ、最初のほうと最後の方には黒羽快斗と中森青子が登場しているのでぜひ、見てください!

以下記事で詳しく解説してるので、ぜひ確認してくださいね。

アニメ「コナンVS怪盗キッド」のあらすじ&事件の流れ

アニメ「コナンVS怪盗キッド」は、鈴木家に届いた予告状から始まり、ホテル屋上での初対面、Q・セリザベス号でのブラックスター争奪へ進みます。殺人事件ではなく怪盗事件ですが、暗号、変装、偽物、爆発、逃走が重なり、緊張感はかなり強いです。時系列で追うと、予告状、声色、偽物のブラックスター、鈴木史郎への変装、蘭への変装がそれぞれ後から意味を持ちます。

最後は宝石を守りながらもキッド逮捕には届かず、初対決らしい悔しさと華やかな余韻が残ります。

鈴木家に怪盗キッドの予告状が届く

物語は、鈴木家に怪盗キッドから黒真珠“ブラックスター”を狙う予告状が届くところから始まります。ここで、日常の空気は怪盗との頭脳戦へ切り替わります。殺人事件ではなく、怪盗からの挑戦状で事件が始まるのがこの回の特別なところです。

視聴者がまず引っかかるのは、キッドがどこを、いつ、どう狙うのかという点です。怪盗1412号、ブラックスター、暗号予告状が、この回の中心になる手がかりとして置かれます。園子たちは家宝を狙われる側として緊張し、コナンは暗号を解く探偵として前のめりになります。

コナンが予告状の暗号を解く

コナンはキッドの予告状を読み解き、キッドが現れる場所を推理します。受け身で警備するのではなく、コナンが相手の狙いへ先回りしようとする流れになります。予告状の表現がどの場所を指しているのかを追う推理が、怪盗回らしいワクワクを作っています。

暗号、米花博物館、ホテル屋上という手がかりが、コナンとキッドの初対面へつながります。コナンは楽しさと警戒が混ざった状態で動いており、キッドのショーを推理で迎え撃つ構図が見えてきます。この時点で、探偵と怪盗の勝負が静かに始まっているのが気持ちいいです。

ホテル屋上でコナンとキッドが初対面する

コナンはホテル屋上でキッドを待ち、ついに怪盗キッドと初めて直接対面します。予告状の中の存在だったキッドが、白い怪盗としてコナンの目の前に現れる場面です。夜の屋上で探偵と怪盗が同じ場所に立つ瞬間、空気が一気に張りつめます。

ここで視聴者が気になるのは、キッドがどんな人物なのか、コナンがどう対峙するのかです。ハンググライダー、白い姿、夜の屋上が、初対面の絵をかなり印象的にしています。コナンは捕まえる気で向き合い、キッドは余裕を見せながら、コナンをただの子どもとは見ていない空気があります。

キッドが声色と閃光弾で逃走する

キッドは警視や中森警部の声色を使い、警官隊を屋上へ動かします。そして閃光弾とハンググライダーを使って逃走します。コナンが接近しても捕まえきれない相手だと分かり、キッドの怪盗としての強さが一気に見えます。

視聴者が引っかかるのは、どうやって警官隊をあれほど簡単に誘導したのかという点です。声色、閃光弾、警官隊、ハンググライダーが、キッドの手口を示す小道具になります。対面の緊張から鮮やかな逃走へ切り替わる流れが華麗で、コナンには悔しさが残ります。

Q・セリザベス号の船上パーティーへ舞台が移る

新たな予告を受け、舞台はQ・セリザベス号の船上パーティーへ移ります。屋上での初対面から、ブラックスターをめぐる本番の争奪戦へ進む流れです。人の多い華やかな船上で、誰がキッドなのか分からない緊張が生まれます。

鈴木家の関係者や招待客が集まるため、変装が得意なキッドにとっては入り込みやすい場所にも見えます。園子たちは華やかな場にいますが、コナンはすでに警戒モードです。船上パーティーの明るさと、怪盗が潜んでいるかもしれない不穏さが同時に走っています。

鈴木朋子が偽物のブラックスターを配る

Q・セリザベス号では、鈴木朋子が参加者たちに偽物のブラックスターを配ります。本物を隠すだけではなく、偽物を大量に見せることでキッドを惑わせる作戦です。守る側もただ待つのではなく、怪盗へ仕掛け返しているのが痛快です。

ここで視聴者が気になるのは、本物がどこにあるのか、偽物を配る作戦が本当に効くのかという点です。偽物のブラックスター、鈴木朋子の作戦、真珠の特徴が後の推理につながります。コナンは、華やかな会場の中で本物の所在を見極めようとします。

鈴木史郎がキッドの変装だったと分かる

船上で、鈴木史郎がキッドの変装だったと分かります。キッドがすでに鈴木家の身近な人物に化けていたことが明らかになります。「参加者の中にキッドがいる」だけでなく、「身内の姿でも信用できない」状況へ緊張が上がります。

視聴者が引っかかるのは、本物の鈴木史郎はどうなっているのか、キッドはいつ入れ替わったのかという点です。変装、鈴木史郎、船上パーティーの混乱が、キッドの潜入を支えています。園子たちにとっては身内を利用された衝撃があり、コナンもキッドの変装力を警戒します。

偽物のブラックスターが爆発して会場が混乱する

偽物のブラックスターが爆発し、会場は一気に混乱します。守る側の作戦だった偽物が、キッドの攪乱にも利用される流れです。華やかな船上パーティーが、爆発によって一気にパニックへ変わる温度差が強いです。

ここで気になるのは、爆発の目的が何なのか、本物を盗むためにどんな隙を作ったのかです。偽物のブラックスター、爆発、会場の混乱が、本物を奪うための流れへつながっていきます。コナンは混乱に飲まれず、キッドの狙いがどこにあるのかを追います。

本物のブラックスターが鈴木朋子から盗まれる

混乱の中で、本物のブラックスターが鈴木朋子から盗まれます。ここで本物の所在が判明し、キッドの狙いが実行段階に入ります。偽物が大量にある中で、本物だけが静かに奪われるのがかなり怪盗らしいです。

視聴者が引っかかるのは、誰が鈴木朋子に近づき、本物を盗むことができたのかです。鈴木朋子、真珠の古さや色味、近づける人物という条件が手がかりになります。コナンは、本物を盗める位置にいた人物を絞り込んでいきます。

コナンが蘭に変装したキッドを見破る

コナンは、蘭の姿をした人物がキッドだと見破ります。これによって、変装の正体とブラックスターを盗めた理由が一本線でつながります。蘭の姿で鈴木朋子に近づけたからこそ、本物のブラックスターを盗むことができたわけです。

視聴者が引っかかるのは、蘭の姿で行動していた人物の違和感と、本物の蘭は無事なのかという不安です。蘭の行動、鈴木朋子との距離、ブラックスターを盗める位置が決め手になります。コナンは冷静に見破りつつも、蘭の姿を使われることで感情を揺さぶられます。

キッドがブラックスターを返して逃走する

キッドはブラックスターを返しますが、蘭の件でコナンを動揺させ、閃光弾などを使って逃走します。宝石は守られますが、キッド逮捕には至りません。この結末は、勝ったようで勝ちきれない初対決としてかなり印象に残ります。

視聴者が気になるのは、なぜキッドは宝石を返したのか、そしてなぜ最後まで余裕を残して逃げられたのかです。ブラックスター返還、蘭の件での揺さぶり、閃光弾、逃走がラストの流れを作ります。コナンには悔しさが残り、キッドには次の対決を予感させる余韻が残ります。

事件の流れを短く整理

  • 鈴木家に、怪盗キッドからブラックスターを狙う予告状が届く。
  • コナンが予告状の暗号を解き、ホテル屋上へ向かう。
  • ホテル屋上で、コナンと怪盗キッドが初対面する。
  • キッドは声色、閃光弾、ハンググライダーで警官隊を翻弄して逃走する。
  • 舞台はQ・セリザベス号の船上パーティーへ移る。
  • 鈴木朋子が参加者たちに偽物のブラックスターを配る。
  • 鈴木史郎がキッドの変装だったと分かる。
  • 偽物のブラックスターが爆発し、会場が混乱する。
  • 本物のブラックスターが鈴木朋子から盗まれる。
  • コナンが、蘭に変装したキッドを見破る。
  • キッドはブラックスターを返すが、閃光弾などを使って逃走する。

アニメ「コナンVS怪盗キッド」の犯人&トリック

犯人のフルネームは、怪盗キッドです。正体は黒羽快斗ですが、第76話のコナン視点では正体不明の怪盗として扱うのが自然です。本件は殺人事件ではなく、鈴木家の黒真珠“ブラックスター”を狙った怪盗事件です。

盗難被害の当事者は鈴木家/鈴木財閥で、実際に本物のブラックスターを身につけていた人物は鈴木朋子です。キッドは変装、声色、閃光弾、ハンググライダー、偽物の爆発を使い、ブラックスターを一時盗みます。

犯人

犯人は怪盗キッドです。正体は黒羽快斗ですが、この第76話の中でコナンがその正体まで暴くわけではありません。そのため記事内では、黒羽快斗という確定情報を押さえつつ、コナン視点では正体不明の怪盗として整理するのが自然です。

この事件には殺人被害者はいません。怪盗キッドが狙ったのは、鈴木家の家宝である黒真珠“ブラックスター”です。通常の殺人犯ではなく、宝石を狙う怪盗・窃盗の実行者として見ると、この回の構造が分かりやすいです。

動機

怪盗キッドの直接目的は、鈴木家の家宝である黒真珠“ブラックスター”を盗むことです。殺人動機のような怨恨や復讐ではなく、怪盗として宝石を狙う行動が事件の中心です。

背景

背景には、鈴木家が所有する黒真珠“ブラックスター”があります。キッドはその宝石を狙う怪盗として予告状を出し、鈴木財閥や警察、コナンとの対決を始めます。事件の軸は人を殺すことではなく、宝石を盗めるか、守れるかという怪盗対決です。

だからこそ、この回は殺人事件とは違う緊張と華やかさがあります。

引き金

引き金は、キッドがブラックスターを狙う予告状を出したことです。予告状によって、鈴木家、警察、中森警部、そしてコナンが一気に動き出します。キッドはただ盗みに来るのではなく、予告によって相手を舞台に引き込む怪盗です。

この挑戦状があるから、事件全体が頭脳戦とショーの空気になります。

決定打

動機の決定打は、怪盗としてブラックスターを盗むことです。鈴木家の家宝という価値ある宝石を狙う行動が、キッドの一連の仕掛けを動かしています。怨恨や復讐ではなく、盗みそのものが目的なので、事件後の後味も殺人事件とはまったく違います。

宝石をめぐる勝負だからこそ、コナンとキッドの美学の違いが前面に出ます。

トリック

この事件のトリックは、暗号予告状、声色、変装、閃光弾、ハンググライダー、そして偽物のブラックスターを使った攪乱です。ホテル屋上では声色で警官隊を誘導し、船上では鈴木史郎や蘭に変装してブラックスターへ近づきます。本物のブラックスターは鈴木朋子が身につけており、蘭に変装したキッドだからこそ近づいて盗むことができました。

怪盗らしい華やかな演出の裏に、かなり冷静な位置取りと心理誘導があります。

準備

キッドはまず暗号予告状を出し、鈴木家や警察の視線を動かします。さらに声色、変装、閃光弾、ハンググライダーを使う準備を整えます。ホテル屋上と船上パーティーの両方で、相手の動きを読んだ仕掛けが用意されています。

船上では鈴木史郎や蘭に変装できる状況を作り、会場の混乱を利用できるようにしています。偽物のブラックスターを爆発させることも、盗みに必要な準備の一部です。会場全体の注意を散らし、本物を盗む隙を作るための小道具として使われます。

守る側の偽物作戦すら、キッドは自分の攪乱に変えていきます。

実行

ホテル屋上では、キッドは警視や中森警部の声色を使って警官隊を誘導します。その混乱の中で閃光弾を使い、ハンググライダーで逃走します。声で人を動かし、光で視界を奪い、空へ逃げる流れがかなり鮮やかです。

力で突破するのではなく、場の流れを作って逃げるのがキッドらしいです。船上では、鈴木史郎に変装して潜入し、さらに蘭に変装します。そして偽物のブラックスターを爆発させて会場を混乱させ、本物を身につけていた鈴木朋子へ近づきます。

蘭の姿だからこそ、鈴木朋子との距離を自然に縮め、本物を盗むことができました。

発覚回避

発覚を避けるため、キッドは暗号予告で視線を誘導し、声色で警官隊を動かします。船上では変装によって鈴木家の身近な人物になりすまし、怪しまれにくい位置へ入ります。参加者の中に紛れるだけでなく、信頼されやすい人物の姿を使うのがかなり厄介です。

鈴木史郎や蘭の姿を借りることで、周囲の警戒心を下げています。さらに、偽物のブラックスターの爆発で会場を混乱させます。最後には蘭の件でコナンの感情を揺さぶり、閃光弾などを使って逃走します。

キッドは変装だけでなく、相手の心理まで逃走の道具にしています。

綻び

綻びは、本物のブラックスターを盗める位置にいたのが、蘭に変装していた人物だったことです。普通の参加者では、鈴木朋子が身につけていた本物へ自然に近づくことは難しくなります。蘭の姿で行動していた人物の動きが、キッドの変装を示す手がかりになります。

さらに鈴木朋子が身につけていたブラックスターこそ本物だと判断できることで、盗めた人物の条件が絞られます。鈴木朋子の説明や真珠の古さ、色味も、本物の見極めに関わります。展示品や配布された偽物ではなく、朋子本人の身にあるものが本物だったわけです。

本物の所在と蘭の動きがつながった瞬間、キッドの仕掛けが見えてきます。

決め手

決め手は、本物のブラックスターを盗める位置にいたのが、蘭に変装していた人物だったことです。さらに、鈴木朋子の説明や真珠の古さ、色味から、博物館で展示されていたものではなく、朋子が身につけていたものが本物だと分かります。この2つが合わさることで、ブラックスターを盗んだ人物と変装の正体が一本線でつながります。

蘭の姿で行動していた人物の動きも、キッドの変装を示します。声色や変装を使うキッドの手口が分かっているからこそ、鈴木史郎や蘭の姿での違和感も説明できます。

鈴木朋子のブラックスターが本物だと分かる

鈴木朋子が身につけていたブラックスターの特徴は、「展示品や配布された偽物が本物」という見方を崩します。真珠の古さや色味、朋子の説明を踏まえることで、本物の所在が見えてきます。大量の偽物の中に隠すのではなく、朋子本人が本物を身につけていたことが大きなひっくり返しです。

本物がどこにあるかを見抜く推理が、キッド回らしい読み合いを作っています。

蘭の姿で近づけたことが盗難条件を崩す

蘭の姿で鈴木朋子に近づけたことは、「普通の参加者では本物を盗めない」という条件を崩します。キッドが蘭に変装していたからこそ、鈴木朋子との距離を自然に縮められました。この条件が、ブラックスターを盗める人物を一気に絞ります。

蘭の姿を使うことで、キッドは宝石だけでなくコナンの感情にも近づいています。

変装と声色の手口が違和感を説明する

キッドの変装と声色の手口は、鈴木史郎や蘭の姿で行動していた違和感を説明します。ホテル屋上で警官隊を動かした声色も、船上での変装も、同じ怪盗の武器としてつながっています。姿だけでなく声まで使えるため、キッドは人の認識をかなり自在に操れます。

身近な人物に化けられる怖さと、怪盗としての華やかさが同時に出ています。

偽物の爆発が本物を盗む隙を作った

偽物のブラックスターの爆発は、単なる派手な演出ではありません。会場を混乱させ、本物を盗むための隙を作る役割を持っていました。守る側の偽物作戦が、キッドによって攪乱の材料として利用された形です。

爆発の混乱、本物の所在、蘭への変装がつながることで、盗難の流れがはっきり見えてきます。

結末

キッドは本物のブラックスターを一時盗みますが、コナンに変装と本物の所在を見破られます。その後、キッドはブラックスターをコナンへ返します。宝石は守られますが、キッド逮捕には至りません。

キッドは蘭の件でコナンを動揺させ、閃光弾などを使って逃走します。コナンにとっては宝石を守った一方で、怪盗には逃げられる結末です。殺人事件のように犯人逮捕で終わらず、勝ったようで勝ちきれない初対決として強い余韻が残ります。

この後味が、「コナンVS怪盗キッド」というタイトルにとても合っています。完全な勝敗ではなく、次もまた会うことを予感させる終わり方なんですよね。探偵と怪盗の関係がここから続いていくと感じられる、かなり気持ちいい締め方です。

アニメ「コナンVS怪盗キッド」の名言

ここでは初めて怪盗キッド登場した回の、キッドやコナンの名言を紹介します。

怪盗キッド「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…探偵はその跡をみつけてなんくせつける……ただの批評家にすぎねーんだぜ?」

怪盗キッドがコナンが探偵だと知った時の名言。明らかに敵対していることがわかります。

怪盗キッド「だよね?蘭ねーちゃん…いや…怪盗キッドさんよぉ!!」

コナンが怪盗キッドを追い詰めたシーン。返送するキッドが面を食らったシーンでもあります。

怪盗キッド「お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッド…監獄という墓場に入れてな…」

追い詰めたキッドをコナンが捕まえる時に、芸術家と一緒にたとえて言った名言。

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アニメ第76話「コナンVS怪盗キッド」の感想&まとめ

アニメ第76話「コナンVS怪盗キッド」は、怪盗キッド初登場の華やかさが強い回です。宝石は守っても捕まえきれない後味が、初対決らしく刺さります。

①怪盗キッド初登場の華やかさが最高

この回は、キッドが出てくるだけで空気が一気に変わります。暗号予告状、白い怪盗、夜のホテル屋上、ハンググライダーまで、キッドらしい見せ場が最初から詰まりすぎています。殺人事件ではないのに緊張感があり、むしろショーとしてのワクワクが強いのが良いです。

コナンとキッドの初対面は、何度見返しても胸熱です。

②船上パーティーの読み合いが気持ちいい

Q・セリザベス号の船上パーティーは、本物がどこにあるのか、誰がキッドなのかを追うのが楽しいです。鈴木朋子の偽物作戦も大胆で、守る側もちゃんと勝負しているのが痛快です。そこへ鈴木史郎や蘭への変装、偽物の爆発、本物の所在が重なります。

真相を知ってから見返すと、朋子の説明や蘭の動きがかなり面白く見えます。

③勝ったようで勝ちきれないラストが刺さる

ラストは、ブラックスターは守れたのにキッドには逃げられるのが良いです。コナンが推理で見破っているのに、キッドが最後まで余裕を残して去るのが悔しくてかっこいいです。完全決着しないからこそ、二人の関係が次へ続くライバル関係として残ります。

初対決として、この勝敗の曖昧さがかなり美味しい後味です。

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