2011年2月19日〜2011年2月26日放送の「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」。
前回のアニメ放送は「降霊会W密室事件」でした。
今回は妃英理とライバルである九条検事が対決する回です!
今記事では「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
【更新中】アニメコナンの最新話一覧
以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓
アニメコナンの全話&原作回&アニオリ回一覧はこちら↓
【関連】コナンの全タイトル一覧
【関連】コナンの原作回一覧
【関連】コナンのアニオリ一覧回
アニメ606話〜607話「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」はアニメオリジナル回!
アニメ放送されている「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」は原作にはないアニメオリジナルの話となります!
アニオリの中でも人気がある法廷シリーズの第4話です。
【関連記事】「法廷の対決 妃VS小五郎」の詳細
【関連記事】「法廷の対決II 妃VS九条」の詳細
【関連記事】「法廷の対決III 目撃者は検察官」の詳細
アニメ「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の登場人物
「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・妃英理
・灰原哀
・吉田歩美
・小嶋元太
・円谷光彦
・小林澄子
・九条玲子
アニメ「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の動画やhuluはある?
アニメ「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト
アニメ「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の簡単なネタバレ&考察
裁判員裁判に選ばれ、裁判員として刑事裁判に参加することになった、コナンと少年探偵団の担任の小林澄子先生。
小林先生は、授業を自習にして応援しに来た植松校長、社会見学のついでにやって来たコナン・少年探偵団の激励を受けて、法廷へ向かうことになります。
しかも、小林先生が参加する事件は、なんと妃英理と九条検事が担当するもの。
2人の対決を小林先生が裁くという興味深い内容にそそられたコナンは、その場にやって来た小五郎、蘭と一緒に傍聴席から裁判を見学することにしました。
法廷の場で争われる事件の概要英理が弁護する被告人が犯した事件の概要
被告人の岩松俊夫は、盗みを働く目的で、不動産会社社長・石垣忠氏の家の書斎の窓を破って侵入。室内を物色中に帰宅した石垣に発見され、争いになって所持していたナイフで殺害。
現場付近にて血が付着していた服を着ていた岩松が発見されたというもの。
ただし、凶器となったナイフは行方不明。岩松も自分は無罪だと主張しました。
第一発見者は石垣宅に5年ほど通っている家政婦・原幸恵。
2階の部屋を掃除していたところ、下で物音がしたのを聞き、掃除を終えてから1階に降りると、書斎の窓が開いていて石垣が頭から血を流して倒れていた姿を発見。
ただ、石垣と岩松が争う場面は犯人は見ていないと言います。
続いて、石垣の義弟にあたる塚野享による証言。
塚野は石垣の会社の専務で、仕事で石垣宅を訪ねたところ、原の悲鳴が聞こえ書斎に駆けつけると石垣が亡くなっているのを発見したと証言。
その後、裁判員たちは事件現場の映像を見ることになりますが、ここで小林先生は飾られていた絵が逆さまになっていることに気づきます。
ただ他の裁判員からは事件に関係ないという冷ややかな反応…
こうして、妃英理vs九条検事による対決は五分と五分いった感じで、第一回の公判が終了しました。
絵には〇〇が隠されていた!
小林先生が気づいた逆さまになった絵について深く考えるコナンを見て、小五郎たちは石垣宅を訪問。そこには、九条検事が次回の公判に向けて、再び検証をしているところでした。
コナンは持ち主が絵の上下を間違えて飾るわけがない、だとしたら誰が絵を逆さまにしたのか?
という疑問を投げかけ、ハッとした九条検事は部下と絵を調べると…
額縁の裏ぶたには血痕、さらに裏ぶたを外すと、なんと岩松が石垣に300万円を借りた借用書や手形が隠されていたのです。
コナンが絵の裏に隠された借用書を岩松が持っていかなかったのは不自然。それ以前に、借用書が絵の裏に隠されていたのをどうやって犯人は知ったのかと感じました。
また、棚の上に花瓶敷があるのに花瓶がなく、コナンは花瓶のことを家政婦の原に聞くと、不自然な態度を取ったことに気づきます。
コナンは事件の真相を解く鍵が、逆さになった絵と亡くなった花瓶の行方にあるはずと考えました。
花瓶と凶器の在り処
絵理が岩松に話しを聞きに行くと、事件現場の書斎には花瓶があったことが分かりました。
つまり、無くなったのは凶器と花瓶の2つ。
岩松は石垣を発見した驚きで花瓶が飾り棚から落ちて、ドアの近くに転がったと証言。
その後、九条検事から妃法律事務所に電話がかかり、公園のプールで凶器が発見されたと伝えられました。
翌日、コナンは少年探偵団に頼んで原に花瓶のことを聞きに行かせることに。そして少年探偵団から話を聞いたコナンは、何かに気づきます。
その夜、石垣の書斎に花瓶を持って来た人物がありました。その人物が花瓶を元の位置に戻そうとすると、張り込んでいたコナンと小五郎が登場。
花瓶を持っていたのは原であることが分かりました。
しかも花瓶の中には血痕が付着。犯人は凶器となったナイフは花瓶の中に入れて隠していたと推測されました。
アニメ「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の犯人は誰?
第二回公判になり、再び裁判が行われました。
原によると、事件の日には確かに花瓶はあり、事件のあった翌日、ゴミ置き場で発見したとのこと。一度持ち帰り、再び家に戻しに行っていたことが明かされました。
ただ、犯人は原ではありません。
石垣が殺害されたのは、岩松が書斎に忍び込む前で、原が2階で掃除機をかけていた時。
原は1階で物音がしたと証言したが、その時1階の書斎では既に石垣が犯人に殺害されていたのです。
事件の流れは、
- 原が2階で掃除中、犯人は石垣を殺害
- 壁に掛かった絵を外して額の中から目的の物を奪おうとする
- 岩松が窓ガラスを割る
- その音に気づいた犯人は絵を逆さまに掛けたまま慌てて戻し、扉の死角に隠れる
- 岩松が借用書を盗み出しに書斎に入り、石垣の死体を発見する
- 驚いた石垣は転び、花瓶を転がしてしまう
- 原が1階の書斎に降りて、石垣の死体を発見する
- 犯人はその場にあった花瓶の中にナイフを隠し、たった今やって来たフリをした
というもの。つまり、原の後に書斎にやって来た塚野が真犯人だったのです。
事件のトリックは、花瓶が鍵!
塚野は、花瓶の中に凶器となったナイフを隠し、花瓶をゴミに出して証拠を隠滅しようとしていました。
石垣を殺害後身を隠し、原が石垣を発見した後に何食わぬ顔で書斎にやって来る。
その後、塚野は原に救急車を呼びに行かせ、その隙に花瓶を家の裏のゴミ置き場に移動し、犯行時に使用した手袋も花瓶の中に隠していました。
そして警察の事情聴取が終わった後、花瓶の中からナイフと手袋を持ち去り、花瓶はそのままゴミ置き場に置いて回収させ、証拠を隠滅しようとしたのです。
しかし、ここで塚野の計画を破る出来事が起きてしまいます。
それは、事件当日は不燃ゴミ回収の日でなかったため花瓶が回収されなかったこと。その上、原はゴミ置き場に残った花瓶を発見し、持ち帰っていたというものです。
こうして花瓶は見つかり、しまいには花瓶の中に血痕付きの指紋が残っていました。それは、塚野が花瓶からナイフと手袋を取り出すとき、素手で触ってしまって残った跡。
塚野が犯行を行った決定的な証拠とされ、言い逃れができなくなり、罪を認めることになりました。
犯人の動機は、亡くなった姉の土地を石垣に奪われそうになったから
石垣は塚野が会社のお金を使い込んだことを理由に、亡くなった自分の姉(石垣の妻)が残してくれた土地の権利者も取り上げていました。
石垣の留守中に姉から聞いた絵のことを思い出し書斎に忍び込むと、石垣がやって来てしまい…
言い争った結果、犯行を行なってしまったのでした。
「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」の感想
裁判員となった小林先生が、現場にあった絵が逆さまになっていることに気付いたことがきっかけとなり事件が解決。小林先生のお手柄といえるお話でした!
普通の小学校の先生ではあるものの、着眼点がすごいなと感じました(笑)
そして、今回で妃英理vs九条検事の対決は4回目!
最終的に絵理の勝利にはなるものの、今回も熱い戦いが繰り広げられていたので、絵理が登場するお話が気になる方はぜひ視聴してみてください!
【関連記事】名探偵コナンの未回収伏線/回収済み伏線一覧
【関連記事】名探偵コナンの最終回はいつ?ラストの考察を大公開
【関連記事】名探偵コナンの重要回&見るべき回のまとめ
【関連記事】名探偵コナンの神回ランキング!
コメント