2018年2月24日放送の893話「星付きレストランの謎」。
1つ前のお話は/2月3日、10日はアニメオリジナルの891話/892話「幕末維新ミステリーツアー山口編・萩編」。
毎年お馴染みのミステリーツアーのお話でした。
さて今回は新たなお話になりますが、漫画orアニメオリジナルなのでしょうか?あらすじと一緒にお届けしていきます。
今記事では893話「星付きレストランの謎」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからはネタバレを含むため注意が必要です。
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「星付きレストランの謎」は何巻?原作で何話?

アニメを見る時に気になる漫画の原作かどうか。今回の「星付きレストランの謎」は、アニメオリジナルのお話です。
1月の放送の名探偵コナン889話・890話「新任教師の骸骨事件 前編・後編」では、今後のコナンの中でも特に重要になってくる人物の若狭留美が登場したりと、物語が進んできました。
只今、少年サンデーでは青山先生がおやすみしているため、物語が進んでいません。そのため、アニメの話が進みすぎないように調節もしているのかなと思います。
893話はどうやら一話完結型なので、物語を把握してない方でも大丈夫ですね!
アニメ「星付きレストランの謎」はhuluやアマプラはある?
アニメ「星付きレストランの謎」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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893話「星付きレストランの謎」のあらすじ

公式ページのあらすじは↓のようになります。
小五郎、コナン、蘭は湖畔にある人気レストランにやってくる。テーブルには始まったばかりの5人分のディナーが供されていたが、肝心の客の姿はなかった。
この後、コナンたちは頭から血を流したオーナーシェフの口石を発見。小五郎が消えた客の事を訊ねると、口石は裏口を指し示す。
ドアには「呪」と書かれた紙が貼られ、5人の足跡は10m先の湖に続いていた。コナンは現場の状況に違和感を抱き、謎めいた事件の真相に迫るが…。
893話「星付きレストランの謎」のネタバレ&事件の流れ
この回の面白さは、「店で人が消えた」と思わせておいて、実は最初から店にはいなかったとひっくり返すところにあります。
事件の表面だけ追うと超常現象みたいなのに、真相はかなりロジカルで、しかも口石の感情まできちんと見えてきます。
湖畔の名店で起きた“メアリー・セレスト号”めいた異変
小五郎たちが店に入ると、テーブルには始まったばかりらしい5人分のディナーが並んでいました。
ポーチ、眼鏡、タバコ、スマホなど私物も置かれたままなのに、肝心の客の姿がありません。
しかもスマホには、男女5人が別の場所で楽しそうにパーティーしている動画が映っている。
ここでコナンが連想するのが、食事の跡だけ残して乗組員が消えた「メアリー・セレスト号事件」。
導入からかなり異様で、単発アニオリとしては引きが強い回。
続いてコナンたちは、カウンターの中で頭から血を流して座り込むシェフ・口石英吾を発見します。
口石は、「恩田交易」の予約客5人に料理を出したあと、調理中に背後から殴られて気を失ったと証言。
裏口には「呪」と書かれた紙が貼られ、そこからは5人分の足跡が湖へ続いていました。
ここだけを見ると、客たちは店から出てそのまま湖に消えたようにしか見えません。
違和感だらけのテーブルと、消えた口石
目暮警部たちが捜査を始める中、コナンはテーブルに小さな違和感を見つけます。
まだ前菜とスープの段階なのに、一人の席にだけティラミスが出ていたこと。
さらに、椅子に掛かった上着の袖が濡れていて、ガラスの破片まで付いていたこと。
しかも店のブログには、いつの間にか「呪」の紙の写真が投稿されていました。
誰かがかなり意図的に、この場面そのものを“見せ物”として作っている感じがあるんです。
その後、口石の姿はいつの間にか消え、今度は冷蔵庫にも同じ「呪」の紙が残されます。
ここでコナンは、二枚の紙の裏に描かれた線を重ねると地図になることに気づきます。
つまり、脅し文句に見えた紙自体が、最初から“誰かに解かせるための手掛かり”だったわけです。
事件は失踪から、徐々に仕組まれた謎解きの様相へ変わっていきます。
倉庫で見つかった5人と、口石兄吾の冤罪
コナンと高木が地図の先へ向かうと、口石所有の倉庫で縛られた5人を発見します。
加納幸三、江国光代、佐原徳郎、池谷一樹、真中香織――恩田交易の面々は全員無事でしたが、靴を履いていませんでした。
ここで初めて分かるのが、湖へ続く足跡は5人が自分で残したものではなく、口石があとから作った偽装だということ。
頭の傷も自作自演と考えるしかありません。
さらに明かされるのが、3年前の恩田交易密輸事件です。
当時、会社ぐるみで貴金属の密輸をしていた疑いがかかっていましたが、重役の口石兄吾が「すべて自分一人でやった」と遺書を残して自殺し、事件はそれで幕を引いていました。
口石英吾は、その兄吾の息子。
つまり今の異常な監禁劇は、単なる愉快犯ではなく、父を自殺へ追い込んだ連中への復讐として始まっていたわけです。
小五郎が暴いた“最初から店にはいなかった”真相
翌朝、恩田交易の社長・恩田輝明は貸金庫サービスへ現れます。
そこにナイフを持って待ち伏せしていたのが口石でした。
恩田はすぐに、口石が兄吾の息子だと察します。
ここへコナンたちが追いつき、眠りの小五郎の推理が始まる。
そこで事件の構造が一気に明らかになります。
コナンが最初に引っかかったのはティラミスでした。
江国の席にティラミスが出ていたのに、スマホに残る過去の写真では、食事中にデザートをつまむのはいつも池谷の役。
しかも同じメンバーなら自然と座る場所も固定されるはずなのに、その夜だけは別人の持ち物が置かれていた。
つまりあのテーブルは、5人が実際に座っていた痕跡ではなく、口石があとから再現した偽物だったわけです。
さらに、駐車中の車のボンネットは1時間も前に到着していたにしては熱すぎたし、店のゴミ箱には割れたグラスやボトルがありませんでした。
代わりに倉庫にはテーブル、椅子、割れたワイングラスとボトルが残っていた。
ここで、5人は最初から倉庫へ呼び出され、恩田名義のメールで集められ、睡眠薬入りワインで眠らされていたことが確定します。
口石は持ち物と上着だけを使って、店内に“食べていた形跡”を組み立てていたのです。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 小五郎たちは湖畔の人気店で、5人分のディナーだけが残った異様な光景と、頭を打った口石英吾を発見する。
- 裏口の「呪」の紙と湖へ続く足跡で、5人は湖に消えたように見せかけられていた。
- 紙の裏の地図を頼りに倉庫へ向かうと、恩田交易の5人は縛られた状態で監禁されていた。
- ティラミスの席違い、熱いボンネット、睡眠薬入りワインから、店の光景は口石の自作自演だと判明する。
- 口石は恩田を貸金庫で待ち伏せしていたが、真相が暴かれ、裏帳簿の存在により恩田交易側の罪も立証される。
893話「星付きレストランの謎」の犯人&トリック
この回は殺人ではなく、監禁・自作自演・襲撃未遂の複合事件です。
最初に結論を書くと、犯人は口石英吾。
人的死亡はなく、主な被害者は監禁された加納幸三、江国光代、佐原徳郎、池谷一樹、真中香織、そして襲撃対象の恩田輝明です。
犯人
犯人は、レストラン「クッチーナ・エイゴ」のオーナーシェフ、口石英吾です。
最初は頭を殴られた被害者として登場しますが、その頭の傷まで含めて自作自演。
消えた5人の客、湖へ続く足跡、「呪」の紙、ブログ投稿。全部が英吾の仕掛けです。
被害者に見えた人物こそ事件の中心にいた、というコナンらしい反転がきれいに決まっています。
動機
英吾の動機は、父・口石兄吾の無念を晴らすこと。
兄吾は3年前、恩田交易の密輸の罪を一人で被った形で遺書を残し、自殺しました。
英吾は長い間その真相を知らずにいましたが、2週間前に恩田交易の社員が店へ来たことをきっかけに、父が言いくるめられて冤罪を背負わされたと知ります。
出発点は明確な復讐です。
ただ、英吾は単純に恩田を刺し殺して終わる方向だけには進みませんでした。
小五郎から予約が入ったことで、「評判どおりの名探偵なら、自分がわざと残した手掛かりから真相を解いて、父の冤罪まで暴いてくれるかもしれない」と考えます。
だからこの事件の動機は、父の仇討ちと父の名誉回復の二つが重なっていると見るのがいちばん自然です。
トリック:準備
準備段階で英吾は、恩田名義のメールを使って5人の社員を倉庫へ呼び出しました。
恩田はこれまでさまざまな場所でパーティーを開いていたため、社員たちは不審に思わず集まったと考えられます。
倉庫ではワインで乾杯させ、そのワインへ睡眠薬を入れて全員を眠らせました。
英吾が先に倉庫を舞台に“本当のパーティー”を作っていたからこそ、店内の異常な食卓も成立しています。
トリック:実行
眠った5人から靴、上着、持ち物を奪い、彼らが乗ってきた車で店へ戻ります。
そしていつもと違う席にわざと私物を並べ、料理を置き、上着へワインを染み込ませ、割れたグラスの破片まで付けて、「ついさっきまでここに5人がいた」光景を再現しました。
さらに裏口から湖へ足跡をつけ、「呪」の紙を貼り、自分の頭も傷つけて被害者を演じた。
人が忽然と消えたのではなく、消えたように見える舞台を先に作ったのが、このトリックの核心です。
決め手
決め手になったのは、派手な物証ではなく、店内の違和感の積み重ねでした。
まず、江国の席にティラミスが出ていたこと。
スマホの過去写真では甘いものを先につまむのは池谷で、同じメンバーなら座る場所も自然と固定されるはずです。
ここで「席の再現が雑だ」と分かります。
次に、停められていた車のボンネットが熱かったこと。
そして店のゴミ箱には割れたグラスやワインボトルがないのに、倉庫にはそれが残っていたこと。
さらに、店の上着のワイン染みと倉庫のワインが同一で、そのワインから睡眠薬が出たことで、5人が最初から倉庫にいたと確定しました。
英吾の作った“メアリー・セレスト号風の店内”は、細部のズレによって崩れたわけです。
結末
最後は貸金庫で恩田を待ち伏せしていた英吾が止められ、事件は未遂のまま収束します。
ただ、そこで終わらないのがこの回の後味の強さです。
恩田が貸金庫から持ち出そうとしていた裏帳簿によって、恩田と5人の社員が本当に兄吾を切り捨てていたことが立証され、後日逮捕されます。
英吾のやった監禁も自作自演も許されるものではありませんが、父の冤罪だけはようやく晴れる。
単なる復讐失敗談ではなく、そこまで含めて決着する回です。
893話「星付きレストランの謎」の感想/まとめ

不気味な導入はメアリー・セレスト号風、真相は冤罪と復讐の告発劇。
口石の自作自演を暴く気持ちよさと、兄吾の名誉がようやく戻る苦い救済が同居した一話でした。
“被害者の顔をした犯人”の反転が強い
この回でいちばん印象に残るのは、やはり口石英吾の立ち位置です。
頭から血を流して座り込み、客が消えたことを怯えたように語るから、最初は完全に被害者にしか見えません。
でも実際には、その頭の傷も湖の足跡も自分で作っていた。
しかも英吾はただの悪意だけで動く犯人ではなく、父の冤罪を背負ったまま生きてきた人間でもあるんですよね。
だから反転の気持ちよさがある一方で、見終わったあとに単純に「悪人が暴かれてスッキリ」では終わらない。
そこがこの回の重さだと思います。
店内の違和感が全部つながるのが見事
ミステリーとしては、やっぱりテーブルの違和感の置き方がうまいです。
5人分のディナー、1人だけ出されたティラミス、別人の席に置かれた持ち物、上着のワイン染み。
どれも一つだけだと「変だな」で済むんですが、全部まとめると“誰かが客の食卓を再現した”という一点にきれいに収束する。
超常現象みたいな導入を、席順と食習慣で崩していく流れはかなりコナンらしいです。
大掛かりな仕掛けがなくても、観察だけで真相へ届く回はやっぱり強いですね。
復讐だけでなく、父の名誉回復まで描くラストがいい
個人的には、ラストの収まり方がこの回のいちばん好きなところ。
英吾は確かに監禁も自作自演もしていて、恩田への襲撃も未遂で終わっただけです。
でも、話がそこで終わらず、裏帳簿によって兄吾の汚名がようやく晴れるところまで描かれる。
つまりこの回は、犯人を止めるだけではなく、「なぜそこまで追い詰められたのか」にもちゃんと答えているんですよね。
復讐劇として苦いのに、父の名誉回復だけは確かな救いになっている。
このバランスがとても良かったです。
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