名探偵コナンの人気キャラの一人である「赤井秀一」。
2021年の公開された映画「緋色の弾丸」では、主役であり、かっこよさMAXな一面を見せました。
ただ久々にコナンを見てる方、コナンの初心者の方にとって疑問なのが、
赤井秀一って死んだのでは?
死亡のトリックってどんなの?
というところ。そこで今記事では赤井秀一死亡説から、復活までのお話について時系列に合わせてお伝えします。
【まず結論】赤井秀一は本当に死んだ?

先に結論から言うと、赤井秀一は本当に死亡したわけではありません。
来葉峠でキールに撃たれ、車ごと爆破されたように見えたのは、コナンと赤井が組んで仕掛けた偽装死でした。読んでいていちばん大事なのは、「赤井が死んだ」のではなく、「黒の組織にそう思わせる必要があった」という点です。
赤井秀一の”死亡”は衝撃展開ではありますが、本質はキールを組織へ戻すための大きな作戦でした。
来葉峠のあと、赤井は沖矢昴として工藤邸へ身を隠し、表向きには死んだ人物として扱われ続けます。
その真相が大きく明かされるのが緋色シリーズで、ここまで追うと来葉峠の違和感が一気に一本線でつながります。だからこの話は、死亡シーンだけで切り取るより、偽装死から沖矢昴の正体判明までをまとめて見たほうがずっと分かりやすいです。
赤井秀一の死亡〜復活の早見表

赤井秀一の流れを最短でつかむなら、まずは来葉峠の偽装死、沖矢昴としての潜伏、緋色シリーズでの真相判明の三段だけ押さえれば十分です。
死亡したように見えるのは「赤と黒のクラッシュ 殉職」で、来葉峠の違和感が大きく裏返るのは「緋色の帰還(交錯)」から「緋色の帰還(真相)」にかけてです。
最初にこの三点だけ頭に入れておくと、長い時系列もかなり追いやすくなります。
| 段階 | 何が起きたか | ポイント |
|---|---|---|
| 来葉峠 | キールに撃たれ、車が爆発 | 赤井死亡と組織に誤認させる |
| 潜伏 | 沖矢昴として工藤邸に身を隠す | 表向きには死亡したまま動く |
| 緋色シリーズ | 安室やジョディが来葉峠の違和感へ到達 | 赤井生存と沖矢昴の正体が大きく明かされる |
来葉峠のシーンだけを見ると本当に死んだように見えますが、緋色シリーズまで通すと、あの時点でかなり周到な準備がされていたと分かります。赤井の復活は突然のどんでん返しではなく、来葉峠の時点から積まれていた伏線の回収です。
【死亡の真相】赤井秀一は死んだのか?全ての経緯

来葉峠の”死亡”だけを見ると、赤井はキールに額を撃たれ、車ごと爆発したように見えます。
けれど本当は、その前からコナンと赤井の間でキールを組織へ戻すための作戦が進んでいました。水無怜奈がキールとして組織へ戻るには、スパイ疑惑を完全に晴らす必要があり、そのためには赤井秀一の死がどうしても必要だったわけです。
つまり赤井の死は受け身の悲劇ではなく、組織をだますために自分から受け入れた偽装死でした。
この真相を時系列で追うと、来葉峠の一発だけで終わる話ではないとよく分かります。
ベルモットとの因縁、水無怜奈の正体、キールを戻すための流れ、そして沖矢昴としての潜伏まで、全部が一本でつながっています。だから赤井秀一の死亡記事は、来葉峠の場面だけではなく、その前後もまとめて見たほうがきれいに理解できます。
1年前:アメリカで赤井秀一はベルモットに発砲

1年前のNYの事件で赤井秀一とベルモットは対決。
ベルモットは長髪で銀色のアジア人に変装。通り魔として油断させようとしたが、赤井秀一に腹部を打たれてしまう。
赤井秀一はアジア人(ベルモット)を捕まえようとしたが、逃げられてしまう…。
単行本で35巻〜36巻、アニメでは286話〜288話「工藤新一NYの事件」 。
この時に変装するベルモットは新一と蘭に命を助けられる。蘭はアメリカで赤井秀一と遭遇済み。
脱線になるが、ベルモットが蘭とコナンの命を狙わない理由はここがきっかけ。


赤井秀一(FBI)はベルモットを捕獲するために日本へ

初登場のときから赤井秀一はFBI捜査官として、黒の組織を追っています。
満月の話では組織の一員「ベルモット」を捕まえようとするも…逃してしまいました。
この話が単行本でいうと42巻。アニメでは345話。
赤井秀一、ジョディ、ジェイムズはベルモットを捕まえるため、米国から日本へやってきました。
ただ捕獲できなかったので、ミッションは失敗。ここで組織の尻尾を掴めなかったのです。
キール判明!水無怜奈が組織の一員と判明する

組織への手がかりが何か欲しいと思い、次の標的にはなるのがキールです。
組織の一員「キール」の正体は、アナウンサーの水無怜奈(みずなしれな)。
水無怜奈が小五郎にストーカーの依頼をしたことで、たまたまキールであることを知ります。
コナンが知って直ぐにキールを含めた黒の組織は、衆議院議員の土門殺害を実行に移していた。コナンやFBIのジョディが協力して、暗殺を阻止します。
その阻止している最中でキールが交通事故にあってしまいます。
ここでFBIがキールを保護して、監視することに。
キールの失踪、土門の暗殺失敗、一連の流れで「毛利小五郎が邪魔をしていた…」とジンに勘違いされますが、赤井秀一がジンを撃つことで誤解がとけます。
これがいわゆるアニメで言う、ブラックインパクトのお話。単行本だと48巻です。アニメでは425話。
キールはCIAの諜報員として元々黒の組織に潜入していた。
捕獲した時には、コナンと赤井秀一にCIAとバレていた。
水無怜奈(キール)を黒の組織へ返すために赤井秀一は死んだふり

赤と黒のクラッシュ56巻、57巻、58巻、59巻
FBIはキールを病院で隔離していましたが、組織がキール奪還に動き始めます。
ここで赤井秀一は組織と正面から対決するよりも、キールを組織のスパイとして潜り込ませた方が、情報を得れると考えました。
キールの本当の職業はCIAの諜報員。キールは赤井秀一と取引をして、組織の再度潜入することを決意。
組織にキールをわざと奪還させました。
ただ、ジンはキールのことを100%信用しておらず、赤井秀一の抹殺を命じます。
そこでキールは来葉峠に赤井秀一を呼び出し、赤井秀一はここで死んだことになります。
※来葉峠の死亡のトリックは後ほど解説。
組織の人物が「赤井秀一が死んだ」と思ったことにより、キールは組織で信頼を少しだけ勝ち取ります。
キールが組織に戻れたので、キールからFBIへ定期的に組織の情報が入るという楔(くさび)がうてたのです。
つまり、赤井秀一が死んだことになってるのは、キールから黒の組織の情報を得るためだったことになります。
これがいわゆる「赤と黒のクラッシュ」シリーズです。アニメでは491話〜504話。
赤井秀一の他に、キャメルも一応死んだことになっている。
【関連記事】黒の組織にスパイ(潜入捜査)が多すぎ問題
【関連記事】黒の組織の「キール」の正体
赤井秀一から沖矢昴に変装して登場する

赤井秀一として生きていることがバレると、キールは殺害されてしまい、組織の情報も入ってきません。
身を隠すために、赤井秀一は大学院生である「沖矢昴」に変装しています。
初回の登場は単行本60巻。住んでいた木馬荘が火事にあってしまい、コナンの配慮で工藤邸にすることになりました。
以降は工藤新一の家に住んでいる形になるのです。
本当はひっそりと住む予定であったが、意図しない形で引っ越しをした。
【関連記事】沖矢昴の正体は…赤井秀一!?変装をした理由
赤井秀一はコナンの正体が工藤新一だと知る
赤井秀一の死の偽装の首謀者はコナンです。
ただ、コナンのことを工藤新一であるということを確定していませんでした。
沖矢昴の姿になり、工藤邸に住んだ時にコナンが変声機を使って、工藤新一の代わりとして電話をしていました。
この時に沖矢昴(赤井秀一)は江戸川コナンの正体が工藤新一ということを知りました。

緋色シリーズで沖矢昴が赤井秀一だと判明する

ライバルである安室透が沖矢昴の正体が赤井秀一なのでは?と問い詰める回があり、これがいわゆる神回と言われている「緋色シリーズ」です。
ここでバーボンこと安室透によって、ここまでの来葉峠から今までの死の偽装について全て解き明かされてしまいます。
緋色シリーズで読者には初めて沖矢昴が赤井秀一であること。赤井秀一の死の偽装まで詳細に説明されます。
この時の沖矢昴は工藤優作が変装していたため、バーボンにバレずにすみましたが、裏切りシリーズでバーボンに沖矢昴が赤井だとバレてしまいます。
【関連記事】緋色シリーズについてはこちら↓

【来葉峠】赤井秀一が死んだ時のトリック|偽装死の真相
赤井秀一は黒の組織の中では、来葉峠でキールに撃たれて亡くなったということになっていますが、そのトリックについて簡単に時系列別に紹介します↓
① 待ち合わせ場所に赤井秀一とキールが集合
↓
② ジンがキールに赤井秀一を拳銃で撃つように指示
↓
③ キールが発砲(この時に弾は入っておらず、空砲)
↓
④ 発砲の音に合わせて、赤井秀一の身体から血が流れる
↓
⑤ ジンがキールに頭を撃ち抜くように指示
↓
⑥ 赤井秀一「まさか、ここまでとはな…」と言う
↓
⑦ キールが赤井秀一の頭を狙って発砲(この時も弾は入っておらず、空砲)
↓
⑧ 発砲の音に合わせて、赤井秀一のニット帽から血が出る。
↓
⑨ ジンが赤井秀一の死を確信
↓
⑩ キールが爆弾をしかけて、その場から去る
↓
⑪ 赤井秀一はキールが離れている間に車から脱出する
↓
⑫ 車が爆発。赤井秀一の代わりに楠田陸道の遺体が燃える。
↓
⑬ 組織内で「赤井秀一は死んだ」ということになる。
「まさかここまでとはな…」の真相について以下記事でまとめたのでチェックしてください↓

偽装死のキーとなる3つのポイント
赤井秀一が死んだと思わせるのに大事なのは3つ程あります。
1つ目は博士が作った、ニット帽から血ノリが出る仕組みです。発砲音に合わせて、頭を撃たれた時に血が出なかったら、赤井秀一は死んだと思わせられなかったでしょう。
2つ目はコナンが「ジンは頭を打ってとどめを刺す」と知っていたこと。コナンはジンがピスコを殺害する時に、頭を撃ってとどめを刺すと知りました。そこから赤井秀一をの頭を撃って死を確信するだろうと、血のりをニット帽に隠せました。
3つ目は「楠田陸道」の存在。今回、死を偽装する場合には、代わりになる死体がないといけませんでした。赤井秀一が死んだ時に、高木刑事がジョディに誰かが亡くなったことというのを確認し、赤井秀一が亡くなったと確定しました。
ただその死体は自決をした楠田陸道だったのです。燃えた車の中から唯一残った指の指紋が、コナンの携帯の指紋と一致しました。その指紋というのが、赤井秀一ではなく楠田陸道の指紋だったので、ジョディは勘違いしたのです。

ニット帽から出てくる血のりになります。
赤井秀一の復活と真相は何話/何巻?
ここは検索でかなり引っかかりやすいところなので、先に短く整理しておくのが分かりやすいです。
アニメで言えば、死亡したように見えるのは504話で、真相が大きくひっくり返るのは緋色シリーズです。
漫画で流れを追うなら「赤と黒のクラッシュ」と「緋色シリーズ」を押さえておくと、来葉峠から復活までの大筋はかなりつかめます。
死亡したように見える回
アニメで赤井が死亡したように見える決定的な回は、第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」です。来葉峠でキールに額を撃たれ、その直後に車が爆破される流れまでがはっきり描かれています。
赤井死亡のイメージは、ほぼすべてこの回の衝撃から来ています。ここだけ切り取ると、本当に死んだようにしか見えない作りです。

真相が大きく明かされる回
真相が大きく動くのは、アニメ「緋色シリーズ[交錯/帰還/真相]」です。緋色の交錯では、安室とジョディが来葉峠の遺体は赤井本人ではないと同じ答えへ到達し、緋色の真相では赤井本人がキャメルとジョディの前へ戻ってきます。
来葉峠の答え合わせをするなら、このシリーズは絶対に外せません。死亡偽装の意味まで含めて一気に回収されるので、赤井秀一の復活を語るならここがいちばん大事です。

沖矢昴=赤井秀一と分かる回
沖矢昴が赤井秀一だと決定的に分かるのも、やはり緋色の真相です。
安室が工藤邸へ乗り込み、沖矢の首元にあるはずの変声機を確かめようとするところまで進み、最後は赤井本人が姿を見せます。
だから「赤井の復活」と「沖矢昴の正体判明」は、実質的にこのシリーズ終盤で一気に回収されると見て大丈夫です。沖矢昴の違和感が全部きれいに一本線でつながる瞬間でもあります。

赤井秀一が死んだことにした理由
赤井が死んだことにした理由は、感情的なものではなくかなりはっきりした作戦です。組織へ戻るキールの安全を確保し、同時に組織側へ「赤井秀一は本当に消えた」と信じ込ませる必要がありました。
つまり赤井の偽装死は、自分が隠れるためだけではなく、キールを組織内部に残し続けるための手でもありました。ここがあるから、来葉峠のシーンは単なる自己犠牲ではなく、かなり戦略的な一手として見えてきます。
キールを黒の組織に戻すため
キールはCIAの諜報員でありながら、組織からはスパイを疑われていました。その疑いを晴らさなければ、組織内部で動き続けることはできません。
そこで必要になったのが、組織にとって大きな脅威だった赤井秀一をキール自身の手で消したように見せることでした。赤井が死んだことにした最大の理由は、キールをもう一度組織の奥へ戻すためです。
これがなければ、来葉峠の偽装死はそもそも成立する意味がありませんでした。
組織側に赤井の死を信じ込ませるため
もう一つ大きいのは、組織そのものに赤井の死を完全に信じ込ませる必要があったことです。来葉峠ではジンとウォッカがモニターで赤井を確認し、キールが額を撃ったあと、パトカーが近づいた瞬間に車が爆発するところまで見届けています。
ここまで徹底して見せたからこそ、組織は赤井秀一が消えたと信じ込み、沖矢昴という新しい顔が成立しました。赤井がただ身を隠しただけではなく、”赤井秀一はもういない”という状況を作り上げたのがこの作戦の核心です。
赤井秀一が生きていると知っている人物

当初、読者を含めて多くの人が赤井秀一が死んでいていると思っていました。
ただ、実際は赤井秀一は生きていることが判明。
漫画/アニメでは緋色シリーズでこの生きていることがわかります。
【関連記事】名探偵コナン「緋色シリーズ」は何話?
判明する前とした後で、誰が「赤井秀一=沖矢昴」というのを知っているのかまとめると以下のようになります。
緋色シリーズより前
コナン達:コナン、阿笠博士、工藤有希子、工藤優作
赤井一家:羽田秀吉
FBI:ジェームズ・ブラック
黒の組織:キール(生きていることは知ってる)
緋色シリーズより後
緋色シリーズより後〜100巻まで
コナン達:コナン、阿笠博士、工藤有希子、工藤優作
赤井一家:羽田秀吉
FBI:ジェームズ・ブラック、アンドレ・キャメル、ジョディ・スターリング
黒の組織:キール
公安:降谷零(裏切りシリーズより後)
以上のようになります。
100巻まででは、今の所黒の組織のメンバーにはバレていません。
それぞれがなぜ知っているかについては以下記事をチェックしてください↓

赤井秀一の死についての良くあるQ&A
- 赤井秀一は本当に死んだのですか。
-
本当に死亡したわけではありません。来葉峠での死は、キールを組織へ戻すための偽装死でした。結論だけ言えば、赤井秀一は死んだのではなく、死んだように見せた人物です。
- 赤井の死亡シーンは何話ですか。
-
死亡したように見える決定的な回は、アニメ第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」です。漫画で追うなら「赤と黒のクラッシュ」が入る巻を押さえるのが近道です。
- 真相や復活は何話でわかりますか。
-
大きくひっくり返るのは、アニメ「緋色シリーズ[交錯/帰還/真相]」です。ここで来葉峠の遺体の真相と、沖矢昴の正体が一気に表へ出ます。
- キールはなぜ赤井を撃ったのですか。
-
キールが組織へ戻り、スパイ疑惑を晴らすためです。赤井の死を組織に信じ込ませることが、キールを再び内部で動かすために必要でした。つまりキールの発砲は裏切りではなく、赤井とコナンの作戦を成立させるための一手でした。
赤井秀一の死亡についてのまとめ
・赤井秀一は生きてる
・キールを組織に潜入させるために、死んだふりをしている
・今は沖矢昴として顔を変えて生きている
以上が今記事のまとめとなります。
既に50巻以上の内容をギュッとまとめましたが、赤井秀一についてはこのくらいのボリューム感があります。
初めて見た人はどういった経緯か気になると思うので、ぜひチェックするようにいきましょう。
赤井秀一の基本情報についてはこちら↓
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名探偵コナンの伏線について↓
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