「赤井秀一の父親“赤井務武”について知りたい!」
「赤井務武ってどんな人?」
コナンも既に20周年以上続き、単行本も100巻にいく勢いがあるほど成長しました。
その中でもまだまだ謎が多い人物の一人でもある「赤井務武(あかいつとむ)」。
“赤井”という名字を聞くだけで、あの人気キャラクターの父親という方は、原作を追ってなくてもなんとくわかるでしょう。
では、ここからは赤井務武についての情報をどんどん公開するので注目です!
赤井務武の声優は誰?→山寺宏一さん

アニメ『名探偵コナン』で注目を集めた赤井務武の声優は、ベテラン声優の山寺宏一さんです。
2022年6月4日放送のエピソード「天罰くだる誕生パーティ」で、赤井務武が初めてセリフを発し、その声を担当していることが判明しました。
山寺宏一さんといえば、数々の有名作品で幅広いキャラクターを演じてきた声優界の第一人者。
代表的な役には、『アラジン』のジーニー、『かいけつゾロリ』のゾロリ、『それいけ!アンパンマン』のチーズやカバオなどがあります。圧倒的な演技力と声の多彩さから、「七色の声を持つ男」と称されることもある実力派です。
MI6の赤井務武は変装もできる可能性もあるため、山寺宏一さんがぴったりかもしれません!
赤井務武の家族一覧:メアリーとの関係

まずは赤井務武の基礎情報から。
赤井という名字から赤井秀一との関係性はわかりませんが、その他の家族に関しては少し複雑になっています。
原作を追っていない方に簡単に家族構成を一覧に記載します↓
- 父親:赤井務武
- 母親:赤井メアリー(現:世良メアリー)
- 長男:赤井秀一
- 次男:赤井秀吉(現:羽田秀吉)
- 長女:世良真純(現:世良真純)
【関連】赤井務武の登場回について↓

【関連】原作の人気でもある「さざ波シリーズ」で一気に家族構成↓

世良メアリーは妻、羽田秀吉・世良真純に関しては子供ということになります。
【関連記事】“世良メアリーの正体”とは?幼児化の原因/時期
赤井務武とメアリー、そして子どもたちの名字が違う理由
赤井家をめぐる大きな疑問のひとつが、「なぜ家族で名字が異なるのか」という点です。
世良メアリーと世良真純は、メアリーの旧姓である「世良」を名乗っています。これに対し、長男の赤井秀一は「赤井」姓のまま、次男の羽田秀吉だけが「羽田」姓を名乗っています。
その理由は、秀吉が羽田浩司でおなじみの羽田家の養子となったためです。元の「赤井」から、養子縁組により「羽田」へと名字が変更されました。
一方、メアリーと真純が「世良」姓を名乗る背景には、赤井務武が関わった黒の組織から身を守るための事情があると考えられます。
安全確保の目的で、母子で名字を「世良」に戻した可能性が高いでしょう。この点は後ほど詳しく掘り下げます。
【関連】羽田秀吉の名字が違う理由についてはこちら↓

赤井務武の年齢は50代が濃厚

務武の年齢は、実はメアリーの年齢から逆算することで推測できます。17年前、メアリーたちがイギリスから日本へ渡った際、メアリーは36歳でした。現在では54歳となる計算になります。
務武もメアリーと同年代と考えるのが自然であり、その場合、年齢は50代前半〜半ばである可能性が高いでしょう。
また、作中で「務武さん」と呼ばれている点を踏まえると、周囲から年長者として認識されている可能性もあり、50代後半という見方もできます。
赤井務武の消息が絶ったのは17年前の羽田浩司殺人事件

赤井務武は、通常の姿では現在(単行本100巻時点)に至るまで登場していません。その理由のひとつが、17年前に起きた羽田浩司殺人事件です。
務武は羽田家と親しい関係にあり、その息子である羽田浩司が殺害された事件の真相を探るため、単身アメリカへ渡ります。
捜査の過程で、背後に黒の組織が関与していることを突き止めた務武は、家族の安全を第一に考え、メアリーたちを「イギリス→日本」へと避難させました。
それ以降、務武本人は物語の表舞台から姿を消し、消息不明のままとなっています。
【関連】羽田浩司殺人事件の詳細にはこちらの記事をチェックしといてください↓

羽田浩司殺人事件にはRUMが絡んでいる
黒の組織のナンバー2として知られるRUMは、17年前の羽田浩司殺人事件に関わっており、この事件には赤井務武も深く関与していることがわかっています。
一部では「赤井務武=RUM」という説も囁かれていますが、作中の描写からこれは否定できます。その根拠となるのが、黒の組織が赤井務武に変装し、メアリーの命を狙ったシーンです。もしRUMが赤井務武本人であるなら、自分自身に変装する必要はありません。
このことから、赤井務武はRUMではないと考えられます。では、なぜ黒の組織に狙われたのか…その理由は、彼の職業や活動内容に大きく関係しており、次の項目で詳しく触れていきます。
【関連】RUMの正体についてはこちら↓

17年前、赤井務武は若狭留美と接触している

長い間、羽田浩司殺人事件について語られなかったですが、103巻の海の家の話である事実が判明します。
それは赤井務武と若狭留美が接触していたということ。
赤井務武の息子である赤井秀一(沖矢昴)の姿を見た若狭留美が回想シーンを思い出します。
赤井務武「下がれ!!これから見える化け物は…まだ先のある小娘が…命を削る相手ではない…この俺ぐらいで丁度いい…」
このシーンの詳細について触れてはいませんが、羽田事件回りと言っていいでしょう。
赤井務武が消息を絶った時に、大きな相手とあったので、ここは確定と言っていいでしょう。
つまり若狭留美は羽田浩司殺人事件の時に組織の敵側として対峙しており、そこに赤井務武が逃してくれたということになります。
若狭留美が正義側の人間であり、赤井務武と関連があるということが判明した貴重な回でした。
【関連記事】若狭留美と赤井秀一(沖矢)/赤井務武の関係性
赤井務武は羽田浩司殺人事件の当日にはいなかった
17年前の羽田浩司殺人事件当日の出来事は、単行本104巻に描かれています。そこで明らかになったのは、事件発生時に赤井務武は現場にいなかったという事実です。
羽田浩司の死後、羽田家から事件の真相解明を依頼されたことで、務武は独自の調査を開始。その過程で浅香と接触したことが判明しています。
つまり、赤井務武が事件に関わったのは事後の捜査段階であり、当日の直接的な関与はありませんでした。
羽田事件の後に赤井務武はRUMと対決した
羽田浩司殺人事件の調査に乗り出した赤井務武は、その後RUMと対峙します。事件当時、RUMはまだ左目を失っていませんでした。
このことから、RUMが左目を失ったのは赤井務武との対決の際である可能性が高いと考えられます。
単行本106巻時点でも真相は明かされていませんが、状況証拠から見ても、RUMの左目を負傷させたのが赤井務武である可能性は十分にあります。
RUMの左目を義眼にしたのは赤井務武で決定
単行本108巻に収録予定のエピソード「混沌の追跡者たち」では、RUMが赤井務武を回想する場面が登場します。
その中で、務武は
赤井務武「ならば、その厄介な左眼をいただこうか…」
とRUMに向かって言い放ちます。
この描写から、RUMの左目を義眼にしたのが赤井務武であることは、ほぼ間違いないと考えられます。物語全体の伏線の中でも、極めて重要な一幕といえるでしょう。

羽田浩司殺人事件の後の相関図や関係図

17年前の羽田浩司殺人事件の後に赤井務武が動いたことがわかります。
詳細は更に話が出てから更新していきます。
赤井務武の職業はイギリスの諜報員“MI6”

様々な説が流れていた赤井務武ですが職業はイギリスの諜報機関である「MI6」で確定しました。
単行本98巻に掲載予定の1038話「隠すより現る」で、妻である世良メアリーがMI6の一員であることはコナンは気づきました。
ここでなんでそんな人と赤井務武と結婚する機会があったのか?と考えてましたがその秘密が99巻掲載予定の話に答えが出ました。
1048話「何故泣いている…」で、メアリーがロンドンでベルモットが変装している、赤井務武との会話のシーンがありますが、ここで「MI6に復帰」という言葉が出ており、赤井務武はMI6の一員であったことが確定しました。
ベルモットが赤井務武に変装した理由とは

こちらは先程、話した「赤井務武=ラム」説を否定できるお話に繋がりますが、ベルモットはわざわざ赤井務武に変装したのには理由がありました。
それはロンドンで赤井務武の姿をして歩く
↓
他のMI6のメンバーが赤井務武に気づく
↓
メアリーが日本から赤井務武本人か判断する
↓
本人となるなら赤井務武としてMI6に潜入
という目的があり、ベルモット(黒の組織)はMI6に潜入して情報を得ようとしていたのです。
しかし、ここでメアリーに真純の話をされて、見事ベルモットの変装を解いたので、この作戦を変えてベルモットはメアリーにAPTX4869を飲ませたのです。
この時点でMI6の誰もが赤井務武が既に亡くなってるor消息がわからない状態になっているのです。
【関連記事】ベルモットとメアリー世良の関係
【関連記事】ベルモットの正体や秘密を公開
赤井務武はキレ者であったのは間違いない
赤井秀一の親という時点で、既に推理力は高そうというのは想像つきますが、MI6の一員であれば能力が高いのは想像がつきます。
実際に赤井秀一も父親に対しては、尊敬している感じが伝わります。
赤井秀一「取り憑かれているんじゃない… 冒されているんだ… 好奇心という名の… 熱病にな…」
というさざ波シリーズで秀一が言った言葉に、メアリーが夫である務武を感じたので、あくまで推測ですがキレキレの人物ではないのかなと思います!
赤井務武の正体は?生きているのか?

99巻にきて、名前は出てきていますが、まだ生きている姿がでてきいません。妻であるメアリーは死んでいると思って子供達に伝えています。
さらにベルモットが変装した時にも、本当は生きていると思って偽物だとわかった時涙まで流していました。死んでいると思ってた人が生きてたと思い、希望を持って会いに行たら偽物というのもきついですよね。
死んだとされていますが、赤井秀一は10年前に
赤井秀一「母さんこそ忘れてるんじゃないのか?父の遺体はまだ発見されていないって事を…」
つまり死んだとされている赤井務武は今の所、遺体は見つかってないので生きている説というのは十分にあります。
「赤井務武=黒田管理官」が濃厚であったが…
決定打にかけますが、今回のラム編においてラム候補が3人上がっています。
それは黒田管理官、脇田兼則、若狭留美です。


さらにラム関連の人物は羽田浩司殺人事件に関わっている可能性が高いと考えられます。
ここまで考えると「若狭留美=浅香」が濃厚で、「脇田兼則=ラム」という説も5割方あってるのかな?と思っており、ここで黒田管理官は誰?ということになります。
ここで無理やりこじつけると「黒田管理官=赤井務武」となります笑
しかし、これでは決定打にかけるので少しだけ考察をしていきます。
正体の考察① 口癖「ぬかるなよ」
黒田管理官は映画「ゼロの執行人」の最後に安室透こと、バーボンに対して「ぬかるなよ、バーボン」と言っていました。初登場のときも「抜かるなよ…」と言っています。
この「ぬかるなよ」という口癖は嫁であるメアリーも使うのです。
さざ波シリーズの最後に赤井秀一がFBIに入ることを決めた時、今日から自分のことを父親だと思え!と言い、この時にまるで倒産のような口調だと言われました。
これ以降、メアリーは務武の真似をした口調で喋っていると考えられるので、「ぬかるなよ」=「務武の口癖」=「黒田管理官が務武」となりえるのです。
赤井秀一も沖矢昴に変装している時は「50:50」という口癖は抜けなかったので十分、考えられます。
正体の考察② 黒田は10年以上眠っていた
黒田管理官は10年近く眠っていたことは、初登場の時にわかっており、長野県警の由衣刑事が
由衣刑事「顔の包帯を取った看護師が腰を抜かしたらしいわよ…真っ黒だった髪が事故のストレスで白髪に変色して、まるで別人のようだったそうだから…」
と、黒田管理官に関してはずっと眠っていたということや、別人というキーワードがある限り、務武が成り代わったとも言えます。
さらに羽田浩司殺人事件は17年前、黒田が眠っていたのが10年以上前と時期が被っているため、赤井務武がなんらかの事故に巻き込まれていたら、黒田だったと考えることもできますよね。
正体の考察③ 描写が若干似ている
黒田兵衛の顔と、赤井務武の顔を良くみて見ると、若干似ている部分があります。
・深刻な顔になった時の目の隈
・通った鼻筋
といった所です。特に目の隈は結構似てますね…。
ただ、頬の部分を見ると…もう全く違うので、やはりわかりませんね。ここまでの変装ができるのか否か、今後ちょっと期待の部分にもなります。
【確定!】赤井務武は黒田兵衛ではない?
103巻でついに黒田の正体が判明し…黒田兵衛は公安刑事として登場します。
その後に事故にあってしまい10年以上の眠りについてしまいます。そしてその後に赤井務武が羽田家から電話があったため、黒田=赤井務武が正式に違うことが確定しまいました。
長い間の謎でしたが、赤井務武はMI6の一員であるということがわかったのです。では今はどこにいるのか?という新たな謎も生まれてきたのでした。
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赤井務武についてのまとめ
今回はなぞの多い人物である赤井務武について、一から紹介していきました。
特にラム編、羽田浩司殺人事件との関わりがある人物であり、まだ死体が見つかってないということは生きている可能性もあるので、今後どのように関わっていくのか注目していきましょう!
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