「漫画コナンのFile1150について知りたい!」
「サンデーコナンの1150話のネタバレ&考察は?」
1147話から始まる混沌シリーズでは、まさかまさかの展開ばかりでした。
キャメル…RUM…そして若狭留美(浅香)と、まさかまさかの展開でした。
混沌シリーズの話
- 1147話「混沌の正念場」のネタバレと感想
- 1148話「混沌の来訪者」のネタバレと感想
- 1149話「混沌の因縁」のネタバレと感想
- 1150話「混沌の追跡者たち」のネタバレと感想
RUMに浅香と羽田浩二殺人事件の重要人物の対面。今後はどうなるのでしょうか?
ここからは名探偵コナン1150話「混沌の追跡者たち」のネタバレ&考察を紹介していきます。
※ネタバレ注意
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
コナン1150話「混沌の追跡者たち」のネタバレ

物語の冒頭は、1149話のラスト…脇田兼則ことRUMがモールス信号を発し、車が突っ込んできた場面の続きから始まります。
その混乱の中、若狭留美(=浅香)が突進してきた車に意識を取られている隙に、RUMは塀を乗り越えてその場から脱出。
続けて、待機していた車に乗り込み、逃走を図ります。
その直後、若狭が舌打ちしながら周囲を見渡すと、別の車が停まっていることに気づきます。
中に乗っていたのは、FBI捜査官のジョディ・スターリング。
ジョディと若狭(浅香)は一瞬目を合わせますが、言葉を交わすことなく、そのままシーンは終了しました。
1150話のネタバレ① キャメルは無事に脱出した
突っ込んできた車の直後、佐藤刑事たちが現場に到着。しかし、車の運転席には誰も乗っておらず、無人だったことが判明します。
佐藤刑事は、その場にいたキャメル(=安藤)に事情聴取をしようとしますが、時すでに遅し…。
キャメルはすでにFBIのジョディの車に乗って現場を脱出していたのでした。
車内でキャメルは、ジョディに向かってこう語ります。
キャメル「はい…しかもその男左目に眼帯をしていてもしかしたら義眼かも…」
この発言により、キャメル自身もRUM=脇田兼則に気づいた可能性が浮上し、物語はさらに緊張感を増していきます。
1150話のネタバレ② FBIはいろは寿司へ
夜になり、ジョディとキャメルは脇田兼則がいるとされる「いろは寿司」へと向かいます。
店主に話を聞いたところ、脇田は“出前に出たまま戻っていない”とのこと。FBIはすでに脇田の足取りを追い始めている様子です。
一方その頃、脇田=RUMはすでにFBIの動きを先読みしており、ヘリコプターの中から現場の様子を双眼鏡で観察していました。
さらに、向かいのビルの屋上にはキャンティとコルンの姿が。狙撃銃を構える二人の目的は、ジョディとキャメルを狙撃すること。
FBI、黒の組織、そしてRUM…緊張感が一気に高まる構図が、ここで描かれました。
1150話のネタバレ③ 沖矢昴(赤井秀一)が合流する
ジョディとキャメルのもとに、黒いフードを深く被った沖矢昴(=赤井秀一)が静かに登場します。身元がバレないよう細心の注意を払いながら、彼は二人に合流します。
沖矢がふとヘリコプターの方へ視線を向けると、そのヘリの中にいたRUMが、眼を見て過去の“ある記憶”をフラッシュバックさせます。
赤井務武「ならば、その厄介な左眼をいただこうか…」
これは、赤井秀一の父・赤井務武の言葉であり、RUMにとっては因縁深い一言。
RUMはその記憶に動揺しながらも、こう思います。
RUM「赤井務武だと!?バカな!?あの男は確かに死んだ!」
一方その頃、向かいのビルの屋上ではキャンティとコルンが狙撃体勢に入っており、フード姿の沖矢をターゲットにロックオン。
しかし、沖矢のトリッキーな動きと死角を突く立ち回りによって、なかなか狙いが定まらず、発砲のタイミングを逃してしまいます。
1150話のネタバレ④ FBIの最大の協力者は…
FBIは複数台の車両で行動しており、その中の1台にジェイムズ・ブラックが乗っていると思われていました。RUMは「今ごろジェイムズと話しているはずだ」と推測しますが、実際にはジェイムズ本人がすでに外に出ていたことが判明。
では車の中にいる人物は一体誰なのか?
その正体が明かされたのは、沖矢昴が車内に入ったとき。
そこには江戸川コナンの姿があったのです(※RUMたちからはコナンの存在は見えていない状況)。
車内で、コナンは沖矢に向けて「脇田兼則=RUM」だと確信した理由を以下のように語り始めます。
- 脇田は江戸っ子口調を使うのに、昼飯を「しるめし」ではなく「ひるめし」と言った。
→ 本物の江戸弁を使う人間なら、そこを間違えないはず。 - ラムの特徴として「片目が義眼」という情報がある。
→ 脇田は常に左目に眼帯をしており、それに一致する。 - そして決定的なのが“名前”に隠された意味。
→ 「WAKITA KANENORI」を並べ替えると、「時は金なり(Time is money)」になるアナグラムとなっており、
これまでの「せっかちで時間にうるさい」「ふざけた名前」という伏線とも完全に一致。
コナンは冷静に論理を積み重ねながらも、本当の確信を得たのは“灰原センサー”が反応した瞬間だったと、心の中で感じていました。
1150話のネタバレ⑤ 決戦は次回へ
FBIが向かいのビルに踏み込むも、そこはすでにもぬけの殻。
キャンティとコルンは、いちゃつくカップルに変装して現場をうまく離脱していたことが判明します。
一方、コナンと赤井(沖矢昴)は、ついにRUMの“顔”と“声”を知るに至ったことで、今後の対峙が避けられないことを悟ります。
沖矢昴「ああ…次に奴と見(まみ)える時は…ただの牽制(ジャブ)じゃ済みそうにない…こちらも覚悟しておかねば…」
このセリフからも、次なる対決が“本気の勝負”になることが明確に示されています。
さらに赤井は、喫茶ポアロで動きを見せる安室透(=公安・降谷零)や、RUMの正体を確信した若狭留美(=浅香)も、この緊張感を共有していると推測します。
こうして1150話は、すべての布陣が整い、“次なる戦い”の火蓋が切って落とされる直前で幕を閉じました。
コナン1150話「混沌の追跡者たち」の感想&考察

ついに…ついに1150話が終わりました。
コナンの中でも最高に面白くて、重要と言われる混沌シリーズが終わりました!
今回はある意味RUM編の1つ節目になる話であり、今後に繋がるような大事な一話でした。
今回の話について詳しく感想と考察をしていきます。
1150話の感想&考察① 無事にキャメルの脱出できた!

まずは率直な感想から…
いや〜本当によかった!
「混沌シリーズ」の冒頭では、「この状況でキャメルはどうやって逃げるのか……?」と不安を感じる展開が続いていました。
ところが、若狭留美(=浅香)の登場によって、一気に流れが変わりましたね。
RUMはすでに、自分が逃げることだけを最優先に考えており、もはやキャメルを追う余裕はない様子。
この構図が、FBIにとってはまさに“命拾い”となったわけです。
思い返せば、作者・青山剛昌先生が「今年は命が危ない人物がいる」と予告していたのが、まさにキャメルだったのかもしれません。
そして何より注目すべきは、RUMの正体にいち早く気づいたのがキャメルだったという点。
いつもはちょっと頼りない印象のあるキャメルですが、今回はFBIの中でもっとも大きな“手がかり”を掴んだ重要人物として活躍しました。
彼の直感と行動力が、今後のFBIの動きを大きく左右していくことになるでしょう。
1150話の感想&考察② ついにコナン達がRUMの正体を掴む

長かったですね……。
RUM編の始まりはアニメ785話・786話「太閤恋する名人戦」。そこから約10年という長い時間をかけて、ようや…コナンたちがRUMの正体にたどり着きました。
読者側はすでに『黒ずくめの謀略』の回で、RUMが脇田兼則に変装していたことを知っていましたが、今回ついに作中のキャラクターたち、コナン、赤井秀一、FBI勢もその正体を認識したという、大きな節目となる回でした。
やはり、これまで散りばめられてきた伏線――
「ふざけた名前」「せっかちな性格」「“時は金なり”のアナグラム」など、考察界隈でも話題になっていた要素が、RUMの正体を見破る鍵として回収されたのは感慨深いですね。

そして、最終的にコナンの中で決め手となったのは“灰原センサー”。
今まで何度か話題に上がっていたものの、やや不確かな印象だったこの“センサー”が、今回の話ではコナンに確信を与える最重要ファクターとなりました。
灰原哀が発する“組織の気配”に敏感な彼女の能力を、コナンが心の底ではしっかりと信頼していたことも垣間見えたシーンでした。
コナンと灰原の関係性の奥深さも感じられる、非常に意味のある回だったと思います。
1150話の感想&考察③ 長年の謎、赤井務武の伏線回収!?

今回のエピソードで注目すべき重要な点のひとつが、「赤井務武」に関する描写です。
RUMがコナンたちの動きを見る中で、赤井務武に激しく反応する場面が描かれました。
彼はこうつぶやきます。
RUM「赤井務武だと!?バカな…あの男は確かに死んだはずだ…!」
さらに、RUMの脳裏にはかつての回想シーンがよみがえります。
赤井務武「ならば、その厄介な左眼をいただこうか……」
このセリフと描写から、読者は次のような重要な事実を想像できるようになりました。
- RUMの左目が義眼であるのは、赤井務武との戦いが原因である可能性が高い
- 赤井務武は、RUMと交戦した末に命を落としたとされている
つまり今回、これまで長らく謎に包まれていた赤井秀一の父・赤井務武の過去にまつわる伏線が、初めて本格的に回収され始めたのです。
「RUMに左目のダメージを負わせたのは誰か?」「赤井務武は本当に死んだのか?」という問いに、少しずつ答えが見え始めた形となりました。
今後の展開では、赤井務武の“生死の真相”や“当時の戦いの経緯”が明かされる可能性が非常に高くなったと言えるでしょう。
RUM編がクライマックスに向かう中で、赤井務武の存在が物語にどう関わってくるのか――
その続報に期待しながら、楽しみに待ちましょう!

1150話の感想&考察④ 灰原哀の謎は残されたまま
1つ前のシリーズ、File1145では、脇田兼則(RUM)が灰原哀がその場を立ち去ろうとする姿を目にし、
脇田兼則「あ、ちょっ…」
と声をかけようとする場面が描かれました。
このときRUMの脳裏には、「もしかして宮野志保ではないか」という疑念がよぎった可能性があります。もっとも、その場では確信には至らず、やり過ごしたように見えました。
しかし、この描写は、将来的にRUMが灰原を再び目撃した際、彼女が宮野志保であると見抜く可能性を示唆しているとも考えられます。
一方で別の解釈もあります。灰原を止めようとする脇田の行動に、コナンがすかさず割り込みました。コナンは「灰原センサー」を通じて脇田がRUMであると確信しましたが、もしかするとこのときのやり取りこそが、コナンがラムの正体を特定する一因になった可能性も否定できません。
わずか1コマのシーンではありましたが、物語の今後に大きな影響を与えうる重要な場面だったことは間違いありません。
次回1150話は少年サンデー44号です!
次回の名探偵コナン1151話は2025年10月1日の少年サンデー44号となります!
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