バーボン×楠田陸道の回!?「緋色の序章/緋色の追求」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

バーボン×楠田陸道の回!?「緋色の序章/緋色の追求」のネタバレ&犯人&伏線
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779話・780話放送の「緋色の序章/緋色の追求」

前回のアニメ放送は「天使が消えた蜃気楼」でした。

アニメではアニオリを挟んでいますが、原作コナンでは前回のお話はバーボンが楠田陸道について調査したギスギスしたお茶会です。

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緋色シリーズを見たい方はぜひ、このアニメを見て欲しいです!

今記事では779話・780話「緋色の序章/緋色の追求」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ779話・780話「緋色の序章/緋色の追求」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「緋色の序章/緋色の追求」は原作コナンの話となり、対象の単行本は84巻です!

名探偵コナン84巻「File891:最後のピース、 File892:僕の日本から・・・、 File893:バーボンの追究、緋色の序章」

名探偵コナン84巻に掲載されている話↓
File1:緋色の探偵
File2:ピンク色の回答
File3:凧揚げ大会
File4:盗聴男
File5:悪魔の声
File6:ギスギスしたお茶会
File7:ゼロ
File8:高速の飛沫血痕
File9:最後のピース
File10:僕の日本から…
File11:バーボンの追究、緋色の序章

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の簡単なあらすじ

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

夜の杯戸公園に車で来ていた安室透とベルモット。車内で話していると、ジョディの友人で小学校教師の澁谷夏子が階段から転落する現場と、それを見て逃げる人影を目撃する。

翌日、コナンは、楠田陸道を調べている安室のことを警告するためにジョディと会っていた。そこに高木刑事から現場に来てほしいとジョディに連絡が入る。コナンとジョディ、そしてFBIのキャメルは現場に向かう。高木刑事によると、澁谷は頭蓋骨陥没の大ケガで、財布や携帯電話なども奪われていた。コナンは、そばに落ちていたバッグに大量の採点済みの答案用紙が入っていたことで、小学校で襲われて公園まで運ばれたと推理する。

学校にある澁谷の机からルミノール反応が出たことで、犯行現場は職員室と判明。犯行時間に小学校にいた可能性があるのは、澁谷を送っていく約束をしていた同僚の菅本佳晴、そして小学校で澁谷と会う約束していた児童の保護者の植野晶代と神立文幸。コナンたちが3人から話を聞いていると、そこに安室透が現れる。じつは探偵の安室は、澁谷からストーカー被害の依頼を受けていた。

コナンと安室は、誰が澁谷を襲ったか3人の話を聞くが…

https://websunday.net/episode/12162/

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の登場人物

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の登場人物

「緋色の序章/緋色の追求」の登場人物
・江戸川コナン
・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦
・目暮十三
・高木渉
・ジョディ
・ベルモット
・赤井秀一
・アンドレ・キャメル
・安室透

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アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の簡単なネタバレ&伏線

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の簡単なネタバレ&伏線

コナンの中でも神シリーズでもある「緋色シリーズ」の最初のお話。

安室透VS沖矢昴の神回の序章となるため、絶対に見て欲しいです。

話の内容としては、バーボンこと安室透が赤井秀一が生きているのでは?と情報を集めており、このお話が最後のピースとなります。

このお話で最後の最後にキャメルが、ベルモットが変装するジョディに情報を流してしまい、これにより安室透は確信に変わります。

さらにこのお話では、コナンが安室透の名言を聞いて…公安警察なのでは?というのを確信に変わります。

安室さん好きな人はぜひ、見て欲しい内容となります!

※ここからはガッツリとネタバレを解説していきます

① 緋色シリーズ全5話の前半にあたる重要回

第779話「緋色の序章」と第780話「緋色の追求」は、緋色シリーズ全5話の前半にあたる重要回です。

この2話だけを見ると、澁谷夏子が襲われた事件をコナンたちが解く単発回にも見えます。

けれど導入から安室透とベルモットが夏子を待っていて、普通の学校事件とは明らかに空気が違うんですよね。

ここで描かれる夏子事件は、神立文幸の犯行として一度きちんと解決します。

ただし、それはあくまで表側の事件。

裏側では安室透がFBIや楠田陸道の情報へ近づこうとしており、ベルモットも変装を使って情報工作を進めています。

つまり、学校事件の推理と、赤井秀一の死をめぐる本筋の追及が同時に走っている構成です。

この2話で赤井秀一の死の真相がすべて明かされるわけではありません。

むしろ、後半へ向けて必要なカードがそろっていく段階で、事件が解けたと思ったところで、楠田陸道の情報が安室側へ渡るので、安心よりも「まずいことになった」という不穏さが残ります。

緋色シリーズの始まりとして見ると、779〜780話は決着編ではなく、後半の本格対決へ向かう助走の怖さが刺さる回です。

② 安室は事件を使って「楠田陸道」の情報を引き出そうとしていた

安室の行動を振り返ると、この事件は最初から最後まで「楠田陸道の真相を探るための舞台」だったことが分かります。

杯戸中央病院で安室は、高木刑事に対して何気ない会話を装いながら楠田陸道について質問。

そのやり取りから、

  • 楠田の車が病院近くで発見されていたこと
  • 車内に大量の血痕が残されていたこと
  • その血痕が“即死ではない可能性”を示していたこと

といった、警察しか把握していない重要な情報を引き出します。

そして、ジョディの友人の依頼人として安室が登場…。

タイミングが良すぎますよね(笑)

FBIから情報を引き出すために近づいたと考えたら自然。

そうなると、安室は事件すら利用し、警察からFBIまで接触し、楠田陸道の死の真相を集めていたことになります。

③ 最後に出てきたジョディはベルモットの変装?

今回のエピソードでは、安室とベルモットが裏で連携して動いている可能性が考えられます。

冒頭からの安室とベルモットの会話。

そして注目すべきなのは、ラストで登場した“ジョディ”。

キャメルから「楠田陸道は車の中で拳銃自殺した」と聞いたジョディは、意味深な笑みを浮かべてその場を立ち去っていました。

恐らくこの人物は本物のジョディではなく、ベルモットの変装。

今回は安室とベルモットによって、

  • 安室がFBIに接触して情報を掘り起こす
  • ベルモットが回収する

という役割分担が成立していたと考えると、行動の辻褄がきれいに合うと思います。

④ 安室=公安警察説が浮上?

一方でコナンは、安室の行動を見ながら別の可能性にも気づき始めていました。

  • ギスギスしたお茶会」にて、「ゼロ」という言葉に異常な反応を見せた
  • 事件の真相を瞬時に見抜く洞察力
  • ベルツリー急行」で灰原を殺そうとしなかった
  • FBIに対する日本への信念

といった観点から、コナンは「安室は公安警察の潜入捜査官なのでは?」という仮説にたどり着きます。

ただ、コナンが思わず悪いやつの味方なのか尋ねると、安室本人は否定も肯定もせず、

安室透「君は少々…僕の事を…誤解しているようだ…」

と意味深な言葉を残すのみ。

もし公安なら、こちら側に近い存在。

もし純粋な黒の組織の一員なら、赤井の死の偽装はすでに危険な段階にある…。

コナンはまだ、安室を完全に信用することも、完全に敵と断じることもできない。

この曖昧さこそが、「緋色シリーズ」全体の緊張感を一気に高めていくポイントになっています!

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の事件の流れ

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の事件の流れ

物語は、FBI捜査官・ジョディの友人である小学校教師・澁谷夏子が、何者かに襲われ重体となる衝撃の事件から始まります。

一見すると夜の公園で起きた通り魔事件に見えますが、コナンの違和感から、犯行現場は“学校内”だったことが判明。

容疑者は同僚教師と2人の保護者の計3人に絞られ、捜査は混迷を極めていきました。

さらに事件の裏では、楠田陸道の情報を追う安室透とFBIが同じ現場で激突。

ここから緋色シリーズが始まっていくので、ぜひ見てほしい回になります!

※ここからは、事件の流れをネタバレありで解説していきます!

安室透とベルモットが澁谷夏子を待つ

物語は、安室透とベルモットが車内で澁谷夏子を待っている場面から始まります。

この時点で、普通の単発事件とは空気が違います。事件が起きる前から、安室とベルモットが何かを狙って動いている感じがあり、かなり不穏です。

夏子はジョディからの電話を受けますが、保護者と会う予定があるため飲みの誘いを断ります。

この会話で、夏子がジョディとつながりを持つ人物だと分かります。

後から見ると、このジョディとの関係こそが、安室がFBIへ近づくための入口になっているのが怖い。

視聴者としては、安室とベルモットがなぜ夏子を待っているのか、夏子とジョディの関係が何を意味するのかが気になります。

保護者と会う予定も、単なる仕事の予定では終わりません。

学校関係の事件に見せながら、導入から本筋の情報戦が差し込まれているのが、この回の引き込み方の上手さです。

澁谷夏子が杯戸公園前の階段から転落する

澁谷夏子は、杯戸公園前の階段から転落し、意識不明の重体になります。

ここで、安室とベルモットの不穏な待ち伏せから、実際の襲撃事件へ一気に切り替わります。発見現場だけを見ると、夏子は仕事帰りに外で襲われたように見えます。

安室は逃げる人影を目撃します。

だから初見では、公園前で犯人が夏子を襲い、そのまま逃げた事件のように見えます。

けれど、この「外で襲われたように見える状況」そのものが、後で偽装だったと分かるのが面白いところ。

ここで引っかかるのは、夏子が本当に公園前で襲われたのかという点。

バッグの中身や予定、そして保護者との面会が、後から学校内の犯行へつながっていきます。

発見場所と真の犯行場所がズレているタイプの事件なので、最初の見え方が後半で再配置される快感があります。

コナンがジョディに楠田陸道の情報を漏らさないよう頼む

翌日、コナンはジョディに対して、楠田陸道の情報を漏らさないよう頼みます。

ここで、夏子襲撃事件とは別に、安室透が楠田陸道の情報を追っていることへの警戒がはっきり見えます。事件の捜査中なのに、コナンの意識は本筋側にも向いているんですよね。

楠田陸道は、夏子事件の容疑者ではありません。

答案用紙や職員室の血痕とは関係なく、赤井秀一の死の偽装へつながる人物です。

だからこそ、コナンが情報漏れをかなり警戒していることが、今後の大きな展開を予感させます。

この場面で空気が変わります。夏子が重体になった事件を追うだけではなく、安室に何を知られるとまずいのかという別の緊張が加わるからです。

FBI側も、情報をどう守るかが重要になっていきます。

重傷事件と情報戦が並行するので、見ている側も気が抜けません。

夏子のバッグの答案用紙から学校で襲われた可能性が浮かぶ

夏子のバッグには、採点済み答案用紙が大量に入っていました。

一見すると、教師が仕事を持ち帰っていたようにも見えます。

けれど、本来持ち帰らないはずの答案用紙が入っていることで、コナンは夏子が学校で襲われた可能性を考えます。

この違和感がかなり気持ちいいです。大きな凶器や派手な証拠ではなく、バッグの中にある答案用紙が、発見現場の見え方を崩します。

仕事帰りに外で襲われたように見える状況が、実は学校から公園へ運ばれた偽装かもしれないと変わっていくんですよね。

視聴者が引っかかるのは、誰がなぜ答案用紙をバッグに詰めたのかです。

犯人は夏子の持ち物を整えたつもりでも、教師としての自然な行動からズレてしまった。

日常のルールを知っているかどうかが、真の犯行場所を見抜く手がかりになるのが巧いです。

職員室の机からルミノール反応が出る

杯戸小学校の職員室にある夏子の机から、ルミノール反応が出ます。

これによって、夏子が実際には職員室で襲われた可能性が一気に強まります。杯戸公園前の階段は発見現場であり、真の犯行現場は学校だったと見えてくるわけです。

この展開で、事件の構造が一段はっきりします。

犯人は職員室で夏子を襲い、その後、外で襲われたように見せるために杯戸公園前まで運んだ。

発見現場を作り直すタイプの偽装なので、ルミノール反応が出た瞬間に事件の見え方がひっくり返ります。

ここから、犯人は学校に来ていた人物、夏子と会っていた人物へ絞られていきます。さらに採点中の答案用紙も、血痕を隠す工作につながっていきます。

学校という日常の場所が、怒りと偽装の現場だったと分かるところがかなり苦いです。

菅本佳晴、植野晶代、神立文幸が容疑者として浮上する

夏子と関わりのあった菅本佳晴、植野晶代、神立文幸が容疑者として浮上。

それぞれに夏子へ接触する理由があり、事件は通り魔ではなく、学校関係や保護者関係の中で起きた可能性が強まります。ここで一気に教師としての夏子の周辺が見えてくるんですよね。

菅本には一方的な護衛、植野には息子をめぐる苦情、神立には娘の答案をめぐる抗議があります。誰もが何かしら夏子に関わっていて、表面上は全員怪しく見えます。

ただ、動機がありそうかどうかだけではなく、実際に職員室で夏子に会い、答案用紙に手を加えられた人物は誰かが大事になります。

ここで効いてくるのが、未送信メール、容疑者の利き手、そして答案用紙の違和感。

コナンと安室は、人物の感情だけでなく、細かな痕跡から真相へ近づいていきます。

容疑者整理の段階でも、すでに花丸推理へ向かうピースが置かれているのが気持ちいいです。

安室透が現れ、夏子から依頼を受けていたと分かる

安室透が現れ、夏子からストーカー被害の依頼を受けていたことが分かります。

ここで、夏子事件の捜査に安室が深く関わってきます。

単に病院や公園で偶然動いていたのではなく、夏子本人から依頼を受けていたという形になるわけです。

ただ、安室の目的が本当に夏子の依頼だけなのかは、見ていてかなり引っかかります。安室はFBIにも挑発的な態度を取り、コナンも安室の立場を探るように見ています。

夏子事件の捜査に自然に入ってきながら、裏ではFBIや楠田陸道の情報へ近づこうとしている感じがゾクッとします。

この場面から、単発事件と本筋の緊張が完全に重なります。安室は推理力もあり、事件解決には頼もしい人物です。けれど同時に、コナンにとっては警戒すべき相手でもあります。

同じ現場で真相を追っているのに、互いの目的が違うという距離感が、緋色シリーズ前半の空気を作っています。

答案用紙の写真から安室とコナンが犯人に気づく

答案用紙の写真を見た安室とコナンは、犯人に気づきます。

決め手になるのは、答案用紙に書き足された花丸の渦の向き。

夏子の花丸とは逆回りになっていたことで、血痕を隠そうとした人物が夏子本人ではないと分かります。

ここがかなり気持ちいいです。

事件の決め手が、学校らしい答案用紙の花丸という日常的な小道具なんですよね。派手なトリックではなく、採点の癖が犯人を追い詰める。

教師の事件だからこそ、赤ペンや花丸が証拠になるのが見せ方としてとても綺麗。

さらに、逆回りの花丸から犯人が左利きだと分かり、容疑者の中で左利きだった神立文幸へつながります。

神立が夏子が算数を採点していたと知っていたことも、職員室で会っていた人物であることを示します。

花丸の向き、利き手、採点していた教科が一本線で神立へ向かう流れが爽快です。

神立文幸の犯行と動機が明かされる

神立文幸は、娘のテスト採点に納得できず、澁谷夏子へ文句を言いに来ていました。

夏子のアメリカ留学経験に由来する採点方式への誤解も重なり、神立は激昂して職員室で夏子を殴ります。計画的な復讐というより、採点をめぐる誤解と怒りから起きた突発的な犯行です。

その後、神立は犯行を隠すために、夏子を車で杯戸公園前まで運び、階段から突き落とします。さらに夏子のバッグに採点済み答案用紙などを詰め、仕事帰りに外で襲われたように見せようとしました。

も、本来持ち帰らない答案用紙を入れたことや、花丸の向きの違いが偽装を崩していきます。

この動機はかなり苦い。

採点への不満や誤解が、人を意識不明の重体にする事件へ発展してしまったわけです。身近な怒りが一線を越える怖さがあります。

夏子が最終的に意識を回復することは救いですが、学校という日常の場所でここまでの暴力が起きた後味は重いです。

夏子の容体悪化で病院へ向かう

事件の真相が見えてきたあと、夏子の容体が悪化したという連絡が入り、関係者たちは病院へ向かいます。

ここで、夏子事件の緊張はまだ終わっていないと感じさせます。

夏子は死亡していませんが、一時危険な状態と伝えられるため、事件の重さが改めて突きつけられます。

ただ、この移動の流れで本当に怖いのは、FBI側の情報管理が揺らぐことです。夏子の容体に意識が向く中で、ベルモットの変装による情報工作が進んでいきます。

事件解決後の焦りや心配が、別の罠に利用されるような流れになっているのがかなり不穏です。

視聴者としては、夏子は助かるのか、そしてこの移動の中で誰が誰と接触するのかが気になります。単発事件の余波と、緋色シリーズ本筋の罠が同じタイミングで動くんですよね。

事件が終わったと思った直後に、もっと大きな情報戦へ落ちていく構成が上手いです。

ベルモットがジョディに変装し、キャメルから情報を抜く

終盤で、ベルモットがジョディに変装し、キャメルから楠田陸道が車内で拳銃自殺したという情報を聞き出します。

この瞬間、夏子事件よりも大きな本筋の緊張が前に出ます。キャメルが話している相手は本物のジョディではなく、ベルモットです。

この情報が安室側へ渡ることで、緋色シリーズ後半へ直結します。

楠田陸道の拳銃自殺情報は、赤井秀一の死の偽装へ迫るための重要な材料です。

キャメルの失言が、安室透に大きなカードを与えてしまうのが本当にヒヤッとします。

ここがこの2話のラストの怖さです。夏子事件は解決し、夏子も最終的に意識を回復します。それなのに、見終わったあとに残るのは安心ではありません。

ベルモットの変装が成功し、安室側が次の追及へ進む条件が整ってしまう後味が、緋色シリーズ前半らしくかなり不穏です。

  • 安室透とベルモットが車内で澁谷夏子を待っている。
  • 夏子はジョディからの電話を受けるが、保護者と会う予定があるため誘いを断る。
  • 夏子が杯戸公園前の階段から転落し、意識不明の重体になる。
  • 翌日、コナンがジョディに楠田陸道の情報を漏らさないよう頼む。
  • 夏子のバッグに採点済み答案用紙が入っており、学校で襲われた可能性が浮かぶ。
  • 杯戸小学校の職員室の机からルミノール反応が出る。
  • 菅本佳晴、植野晶代、神立文幸が容疑者として浮上する。
  • 安室透が現れ、夏子からストーカー被害の依頼を受けていたと分かる。
  • 答案用紙の花丸の向きと左利きから、神立文幸が犯人だと判明する。
  • 神立は夏子を職員室で殴り、公園前の階段へ運んで外で襲われたように偽装していた。
  • 夏子の容体悪化の連絡で病院へ向かう流れになる。
  • ベルモットがジョディに変装し、キャメルから楠田陸道の拳銃自殺情報を聞き出す。
  • その情報が安室側へ渡り、緋色シリーズ後半へ続く。

アニメ「緋色の序章/緋色の追及」の犯人は?

アニメ「緋色の序章/緋色の追及」の犯人は?

この事件の犯人は、神立文幸です。

被害者は澁谷夏子で、死亡ではなく、階段から突き落とされて意識不明の重体になります。

神立は杯戸小学校の職員室で夏子を殴り、その後、杯戸公園前の階段から落とすことで、外で襲われたように偽装しました。

犯人は神立文幸

澁谷夏子を襲った犯人は、神立文幸です。

神立は、娘のテスト採点に納得できず、夏子へ文句を言いに来ていました。事件は殺人ではなく、夏子を意識不明の重体にした襲撃事件です。

夏子は一時危険な状態になりますが、最終的に意識を回復します。

神立の犯行で重要なのは、発見現場と実際の犯行場所が違うことです。夏子は杯戸公園前の階段から転落した状態で発見されますが、実際には杯戸小学校の職員室で殴られていました。

つまり、公園前の階段は真の犯行現場ではなく、外で襲われたように見せるための偽装現場です。

ここを楠田陸道や安室透の本筋情報と混ぜないことが大事です。

神立文幸は澁谷夏子襲撃事件の犯人であり、楠田陸道はこの事件の被害者でも容疑者でもありません。

夏子事件の犯人は神立、本筋の情報戦は安室・ベルモット・FBI側の別軸として整理すると、この回の二重構造が見えやすいです。

動機は娘の答案採点をめぐる誤解と怒り

神立文幸の動機の背景には、娘のテスト採点への不満があります。

神立は、娘の答案の採点に納得できず、澁谷夏子へ抗議しに来ていました。夏子にはアメリカ留学経験があり、その採点方式を神立が誤解していたことも重なっています。

引き金になったのは、神立が娘の答案をめぐって夏子に文句を言いに来たことです。学校の職員室で話し合いをする中で、神立の怒りはどんどん強まっていきます。

採点への不満という身近なきっかけが、暴力へつながってしまうのがかなり怖いです。

決定打は、神立が激昂して夏子を殴ったこと。

その時点で突発的な犯行として一線を越え、その後は犯行を隠すための偽装へ進みます。

計画的な復讐ではなく、誤解と怒りが爆発した結果として重傷事件になっているため、後味がかなり苦いです。

もちろん、採点方式への誤解や親としての不満があったとしても、夏子を襲っていい理由にはなりません。神立の怒りは身勝手さが強く、さらに偽装までして逃れようとした点も重いです。

学校という日常の場所で、保護者の怒りがここまで暴走するのが胸に引っかかります。

トリックは職員室で襲い、公園前の階段転落に見せかける偽装

神立のトリックは、杯戸小学校の職員室で夏子を襲ったあと、杯戸公園前の階段から落とし、外で襲われたように見せかける偽装です。

さらに、答案用紙の血痕を赤ペンの採点や花丸でごまかそうとしています。

準備:夏子が職員室で採点しているタイミングで会いに行く

神立は、夏子が職員室で採点しているタイミングで会いに行きます。娘の答案について抗議するためです。

この時点では、事件はまだ採点をめぐる話し合いの延長に見えますが、神立の怒りが強まることで状況が崩れていきます。

夏子の机には採点済み答案用紙などがありました。これらは後に、神立がバッグへ詰め込む材料になります。犯行後に自然な持ち物に見せようとしたものが、逆に不自然な証拠へ変わるのが面白いです。

実行:職員室で夏子を殴り、公園前へ運ぶ

神立は、杯戸小学校の職員室で澁谷夏子を殴って気絶させます。その後、夏子を車で杯戸公園前まで運び、階段から突き落としました。

これにより、夏子が仕事帰りに外で襲われたように見せたわけです。

発見現場だけを見ると、公園前で襲われた事件に見えます。けれど実際には、職員室での暴行が先にあります。

犯行場所をずらすことで、事件の入口を誤認させようとしているのがこの偽装の中心です。

発覚回避:答案用紙と花丸で血痕をごまかす

神立は、夏子のバッグに採点済み答案用紙などを詰め、仕事帰りに襲われたように見せようとします。

さらに答案用紙に残った血痕を、赤ペンの採点や花丸でごまかそうとしました。教師の持ち物らしく整えたつもりだったわけです。

ただ、この工作にはかなり大きなズレがあります。

採点済み答案用紙は本来持ち帰らないため、バッグに入っていること自体が不自然でした。隠したつもりの答案用紙が、真の犯行場所を示す入口になってしまうのが皮肉です。

綻び:答案用紙、ルミノール反応、花丸の向きが崩す

トリックの綻びは、採点済み答案用紙がバッグに入っていたこと。

これにより、夏子が学校で襲われた可能性が浮かびます。さらに、職員室の机からルミノール反応が出たことで、真の犯行現場が学校だったことが強まります。

そして決定的なのが、答案用紙の花丸の渦の向きです。

犯人が書き足した花丸は、夏子の花丸と逆回りでした。

何気ない採点の癖が、犯人の利き手まで示す決定打になるのが、かなり気持ちいい推理です。

決め手は答案用紙の花丸と左利きの推理

決め手の入口は、答案用紙の写真です。

そこには、夏子の採点や花丸に紛れるように、犯人が血痕を隠そうとして書き足した花丸がありました。

けれど、その花丸の渦の向きが夏子のものとは逆回りだったのです。

この違いは、花丸を書いた人物が夏子本人ではないことを示します。さらに、逆回りの花丸から犯人が左利きである可能性が見えてきます。

容疑者3人のうち左利きだったのは神立文幸であり、ここで一気に犯人へ絞られます。

採点済み答案用紙がバッグに入っていたことは、仕事帰りに外で襲われたという見せかけを崩しました。ルミノール反応は、真の犯行現場が職員室だったことを示します。花丸の渦の向きは、血痕を隠そうとした人物が夏子本人ではないことを示します。

それぞれの証拠が別々の矛盾を崩し、最後に神立へ向かって一本線でつながるのが綺麗です。

さらに、神立が夏子が算数を採点していたと知っていたことも重要です。これは神立が職員室で夏子に会っていたことを示す材料になります。

花丸、利き手、採点教科、ルミノール反応が組み合わさることで、神立の偽装は完全に崩れます。

結末は夏子の回復と、緋色シリーズ後半への情報流出

結末として、神立文幸が澁谷夏子を襲った犯人だと判明。

神立は、職員室で夏子を殴り、公園前の階段から落とすことで、外で襲われたように偽装していました。夏子は一時危険な状態になりますが、最終的に意識を回復します。

夏子が助かることは大きな救いです。ただ、採点への誤解と怒りが重傷事件にまで発展したことは重く残ります。

神立の犯行は突発的な怒りから始まっていますが、その後に偽装までしているため、身勝手さがかなり強く見えます。

そして、この回の結末で本当に不穏なのは事件後です。ベルモットがジョディに変装し、キャメルから楠田陸道が車内で拳銃自殺したという情報を引き出します。

その情報は安室透、つまりバーボン側へ渡ります。

夏子事件は解決しても、緋色シリーズ後半へ向けた危機はむしろここから強まります。

779〜780話は、神立の事件としては解決します。しかし、楠田陸道の情報流出によって、赤井秀一の死の偽装をめぐる流れは次へ進みます。

単発事件の終わりと本筋の始まりが重なる、かなり後味の強い締め方です。

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の名言/名セリフ

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」の名言/名セリフ

安室透「ホォーFBIですか…」

キャメルとジョディがFBIと知り、少し敵対視する言葉。

安室透「とっとと出て行ってくれませんかねぇ…僕の日本から…」

キャメルとジョディに対して、敵対視をしているバーボンの名言。全く推理できてない二人に対して、挑発している言葉。この名言でコナンに公安とバレる。

コナン「敵…だよね?悪い奴らの…」

僕の日本から…という言葉に、黒の組織の敵では?と思うコナンの安室への質問

【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集|必ず見たくなるかっこいいセリフとは

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」のhuluやアマプラはある?

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ「緋色の序章/緋色の追求」のまとめ

学校での襲撃事件が解けた直後、ベルモットの変装で本筋が一気に不穏になる前半戦です。

事件解決後の方が怖い回でした。

①単発事件に見えて本筋が一気に動くのが怖い

澁谷夏子の襲撃事件だけを見ると、学校関係の単発事件としてきれいにまとまっています。

答案用紙や花丸の推理も気持ちよく、神立文幸の偽装が崩れる流れはかなり見応えがあります。けれど、その直後にベルモットの変装とキャメルの情報漏洩が来るので、安心感が一気に消えるんですよね。

事件解決が終わりではなく、次の危機の入口になるところが緋色シリーズらしくて怖いです。

②安室透のFBIへの敵意がゾクッとする

安室透がFBIに見せる挑発的な態度は、かなり印象に残ります。「僕の日本」に関わる発言も含めて、安室が単なる協力者ではないことが強く出ています。

コナンも安室の立場を探っていて、会話の裏にずっと心理戦があるんですよね。

この時点では安室の全容は見えませんが、発言や距離感に大きな意味が残ります。後半を知ってから見返すと、表情の細かさまで気になります。

③花丸の推理が地味なのに気持ちいい

答案用紙の花丸の渦の向きから犯人の利き手を見抜く推理は、地味なのにかなり気持ちいいです。

教師の事件だからこそ、赤ペンや花丸という日常の痕跡が決め手になるのが上手いんですよね。採点済み答案用紙、職員室のルミノール反応、花丸の向きが一本線でつながる流れも綺麗です。

ただ、採点への誤解で人を重体にしてしまう動機はかなり苦く、爽快感だけでは終わりません。

次回の神回についてはこちら↓

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