「紅葉の執事の伊織ってどういう人物?」
「伊織無我の正体は元公安の警察?」
映画「から紅の恋歌」で初登場を果たした「大岡紅葉(おおおかもみじ)」。
和葉の恋敵として登場していますが、実はこの紅葉の秘書に気になる人物が…それが執事の「伊織無我(いおりむが)」。
ただの執事かと思いきや、初回の登場では変装していたり、戦闘能力がやたら高かったり…102巻ではとある人物との関わりがわかったりしました。
そこで今記事では大岡紅葉の執事である伊織無我の正体について大公開します!
伊織無我の簡単なプロフィール
- 名前:伊織無我(いおりむが)
- 声優(CV):小野大輔
- 職業:大岡紅葉の執事
- 年齢:30歳
簡単なプロフィールになりますが、まさかの30歳!
ちょっと老けて見えますが、若さがありますね…。これが後の正体の考察にちょっと繋がってきたりしています。
ちなみにドラマ「大岡越前」に登場した榊原伊織と、その俳優である竹脇無我からとった名前です。
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伊織無我の初登場は92巻!
伊織無我の初登場は単行本92巻。
喫茶ポアロで、偽名「和田進一」という名前を使って登場しています。
最初は変装もしており、コナンと平次がその存在に気づかないほど気配を消していました。最初の名前「???」となっており、ちょっとビックリでしたね笑
そして、このお話が終わると変装を解き、大岡紅葉の執事であることがわかりました。
伊織無我の登場回のまとめについてはこちら↓
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伊織無我は元々、映画の特別キャラの設定?
ここまできて謎の人物的な立ち位置の伊織無我でしたが、恐らく最初の構想では映画「から紅の恋歌」の特別キャラの一人として採用しようかなと思った説はあります。
そこから意外と使えるとなり、広げていったのかな?というのが自分の中の考察です。
大岡紅葉が映画だけでなく、コナンの通常回でも登場したのは、和葉に恋敵があったら面白いかな〜?という青山先生の想像からかなと考えられます。
そしてその執事である伊織無我という人物を採用したのかなと思っています。※個人的な考察
伊織無我の推理力と戦闘力は?平次以上?
さて、ただのモブキャラにしては初登場では、推理力が高さが垣間見えたり、紅の修学旅行では紅葉を守るために天狗を撃退したりと戦闘能力が高めです。
さらに原作コナンの「大岡紅葉の挑戦状」のお話ではとある平次とのやり取りが気になります。
それはコナンと平次が暗号を解いた後の言葉、
平次「けどアンタら何者や?こうなると想定して前もって車用意してたんやろ?」
伊織「まぁそれは…いずれ…」
という回答をしました。
つまり伊織が暗号を既に解いており、移動が必要であることを事前にわかっていたことが垣間見えます。
このいずれ…というのが少し謎ですが、恐らく伊織がこうなることを想定したというのは推理できます。
※いずれ…正体ばらします。いずれ…わかります。などなど考えられます。
ここまで見て、伊織がただの秘書ではなく、推理力や戦闘力が高いのがここだけの情報でわかります。では、正体は何なのか…?
伊織無我の正体は元公安の警察?
この正体というのが102巻の掲載のお話で判明します。
それは黒田兵衛との会話で、
黒田「点検するその癖…まだ抜けてないのか?榊原…」
と、黒田とまさかの顔見知りであり、さらに特別な言葉を使います。そして・・・
伊織「昔の潜入先での偽名で呼ばれると当時の事を思い出して気が滅入ります…」
これを聞いたコナンが、点検と消毒…公安か!!!となります。
つまり、ここまで考察した通り、伊織無我の正体は元公安警察だったということが判明します。
それは、推理力や戦闘力など一定の能力が高いことも納得です。
伊織無我と黒田兵衛との関係
今回、伊織無我が公安というのは、黒田兵衛との発言で判明しました。
つまり、この会話から黒田も公安警察であることが確定します。
そして、関係性としては黒田が上司、伊織が部下という関係がほぼほぼ固いと思います。プラスすると安室透の上司も黒田ということも言えます。
今となっては公安警察を伊織が辞めてしまったので、黒田と伊織は元上司と部下というところが固いでしょう。
伊織と黒田の関係については以下記事で解説しています。
↓の記事で黒田の正体が判明しており、伊織は公安で「榊原」として潜入捜査をしていた人物であることは間違いないです。
【関連記事】黒田兵衛の正体は公安のボス??
伊織無我と安室透の関係とは?
さて、このお話では少し気になる点があります。
伊織無我がとある人物と会っており、それがポアロという店で「金髪の彼」という人物であったみたいです。これは黒田が会ったみたいだな、と言ったことからの会話。
「喫茶ポアロで謎解きを」が初登場だったので、ここまで含めると伊織無我が安室透に会ったと解釈した方が良いでしょう。
実際にあの事件にいたのは平次とコナンと安室さんなので、伊織無我があったのは安室透で確定でしょう。実際に伊織が言ったコメントが
伊織「ああ…金髪の彼…過去の柵を引きずっているようですが…悪くないかと…」
と安室透について語っています。
恐らくこの文脈からは、公安の元先輩としては悪くないという部分を言っていると思います。
安室さんが29歳で、伊織が30歳であるため、先輩というのは納得です。ただ、会話から恐らく初めて会ったというのもわかるので、安室と繋がっているというのはなさそうです。
伊織無我と諸伏景光(スコッチ)の関係
さて公安と言えば、もうひとり欠かせないのがヒロです。
伊織も元公安ならヒロと関わりがありそうですが、実際の所わかりません。
安室について「過去の柵」と言っており、これがヒロが亡くなったことだとすると、ある程度の組織に潜入していたことは知っていると思います。
ただ、関係について名言されていないので、知らない説が濃厚でしょう。
さらに黒田が伊織のことを“榊原”と言っており、安室のことをバーボンと言っていることから、伊織の潜入は組織の潜入ということはなさそうな感じがしています。
ここまで揃えるとヒロとの関係は薄いのかなと思います。
【関連記事】スコッチ・諸伏景光(ヒロ)の正体
伊織無我はなぜ公安を辞めたのか?
元公安ということで、今では大岡紅葉の執事として務めています。
黒田との会話で潜入搜査時代は気が滅入ると言っており、いい思い出ではないことは間違いないです。
まだ詳細はわかりませんが、何かしらの事件をきっかけに辞めたと考えてよいでしょう。
そして辞めた後は大岡紅葉…大岡家に仕えることになりました。黒田が大岡家と知り合いであることから、黒田の経由?で仕えることになったとも考えられます。
伊織が公安を辞めた理由が確定
単行本104巻~105巻の掲載のお話で、伊織無我がなぜ紅葉の執事となって、公安になった理由が確定します。
当時、紅葉のおじいちゃんは元総理大臣として政府の要人の一人でありました。ここに護衛で入っていたのが伊織無我でした。
伊織が大岡元総理の別荘にいくと、過激派の軍団が別荘にいると勘違いして別荘内に襲撃して、伊織が制圧しました。この時に腕を怪我した伊織。少し休もうと、別荘の床下物置に隠れるとそこには幼い頃の紅葉がいました。
ここで寝ていた伊織が目が冷めたら、腕にあった傷を紅葉が絆創膏でいっぱい貼ってくれ、
大岡紅葉「小も大を兼ねるんです!ウチを元気に守ってもらわなあきまへんし…」
この言葉に伊織は感銘し、最終的にはこの言葉で自分は公安を辞めて執事になったということを言いました。
紅葉の素直な心が伊織を公安をに辞めさせたということが判明しました。
伊織無我と風見裕也の関係は?
105巻の話でまさかの伊織と風見の関係について触れられました。
風見と伊織がすれ違った時に警察学校時代の同期がいた気がする…と言いました。
更に
風見「そいつはとても優秀で降谷さんと同じ部署に配属されたけど…もう辞めたとか…」
と話をしており、伊織無我はまさかの風見と元同期であったことが判明しました。
つまり伊織は降谷の先輩でもあり、風見と同級生という繋がりがまさか判明しました!
伊織無我の過去。刑事や警察学校時代の同期
伊織無我は降谷零の先輩となるため、降谷より先に警察学校時代を卒業したことになります。
実は伊織の同期となるのが…公安に務めている風見なんです。
風見は公安、伊織はゼロであり、ヒロは公安、零はゼロという新たな対比ということですね。
まさかまさかの関係性なので、今後絡むことがあったら注目していきましょう!
伊織無我の今の仕事は紅葉と平次を…
公安を辞めて紅葉の執事として働いてる伊織ですが、今の第一優先の仕事は「紅葉と平次をくっつける」ことです。
なんとももったいない…と思いますが、使命をまっとうしてますね笑
平次が和葉に告白する…というのを事前に把握しており、服部が和葉に告白するのを阻止しています。
今、平次が上手く告白できないのが、伊織が原因と言っても過言ではないです笑
今後も伊織は阻止できるのか?平次は付き合えるのか注目していきましょう!
平次と和葉のラブな回はこちら↓
服部平次についてはこちら↓
伊織無我のまとめ
今回は紅葉の執事である伊織無我についてまとめました。
ただの執事かと思いきや、意外と重要な人物でもありそうなことがわかります。
元公安ということで今後どのようにコナン達と絡んでいくのか?注目していきましょう!
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