「漫画コナンのFile1149について知りたい!」
「サンデーコナンの1149話のネタバレ&考察は?」
1147話から始まった混沌のシリーズ。1つ前のお話の最後にはまさかの展開が…。
混沌シリーズの話
- 1147話「混沌の正念場」のネタバレと感想
- 1148話「混沌の来訪者」のネタバレと感想
- 1149話「混沌の因縁」のネタバレと感想
若狭留美と脇田兼則と混ぜたら危険な二人が会いました。どうなるのか注目していきましょう。
ここからは名探偵コナン1149話「混沌の因縁」のネタバレ&考察
※ネタバレ注意
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
コナン1149話「混沌の因縁」のネタバレ

物語のスタートは1148話の最後に、脇田兼則に対して若狭留美が話しかけたところからスタート。
若狭留美「あら、そのお声…聞いた事があるような…どこかでお会いしたかしら?お寿司屋さん?」
というまさかのシーンから…。
1149話のネタバレ① 脇田兼則と若狭留美が直接対峙
事件現場でついに、脇田兼則と若狭留美が直接対峙する場面が描かれました。
脇田は若狭に対して「会ったことはない」ととぼけますが、内心では若狭が“浅香”であることを確信している様子が描かれます。
さらに、過去に羽田浩司の部屋を訪れた際、若狭に自分の声を聞かれていたことがバレているのでは…という不安が的中していたことも明らかに。
そんな中、若狭は脇田の眼帯で隠された左目について、意図的に触れるような問いかけをします。
脇田は「ヒデェできものができちまってね…なんなら見てみやすか?」と、いつもの調子でかわそうとしますが――
若狭は間髪入れずに「ええ、ぜひ!」と応じ、脇田をグッと追い詰めていくのです。
1149話のネタバレ② 若狭留美が来た理由とは?
ヒリヒリとした緊張感が漂う中、白鳥警部と若狭留美が挨拶を交わします。
その直後、若狭は少年探偵団に事情を聞き、江戸川コナンが殺人現場にいたという情報を得て、現場に駆けつけてきたことが明らかになります。
そして若狭が脇田兼則の注意を引きつけている隙に、コナンは事件現場へと向かう流れに。
一方その頃、脇田は「出前の用事がある」と言ってその場を離れようとします。しかし若狭は、彼の肩にそっと手を置き、「事件が解決するまで、見届けていきましょう」と静かに引き止めます。
若狭留美は脇田を逃がさまい…という気持ちを感じます…。
1149話のネタバレ③ 事件は解決の方向へ…
若狭留美が脇田兼則の注意を引きつけたことで、コナンが自由に動けるようになり、事件の捜査が本格的に進展します。
今回の事件は、ゲーム実況者・周川貞吾(しゅうかわていご)が何者かに殺害されたというもの。
容疑者として浮上しているのは2人――
1人は、「怪獣ハンター」というゲームの配信者・呉井優(くれい ゆう)。
もう1人は、「萌え萌えメモリアル」の配信者・跡部道也(あとべ みちや)です。
コナンはまず、テグス(透明の釣り糸)を使って、室内にいながらも大音量を発生させるトリックを見抜き、事件の核心に迫っていきます。
1149話のネタバレ④ RUMと浅香は不気味な会話をする
若狭留美…すなわち“浅香”は、事件の謎がひとつ解けたことを確認すると、その場にいた脇田兼則…つまり“RUM”に対して鋭く切り込んでいきます。
若狭留美は静かにこう言い放ちます。
若狭留美「この事件も後2、3手で王手かしら?将棋は…お嫌いですか?」
その一言には、自分こそが“浅香”であることを暗に示し、RUMを追い詰めようとする意思がはっきりと表れていました。
一方その時、RUMの耳に届くインカムからは、近くに潜んでいる部下が“ラムさん?、どうしますか?”と指示を仰ぐ声が流れ、場面は一気に緊迫感を増していきます。
1149話のネタバレ⑤ 事件は解決へ向かう
今回の事件では、冒頭でキャメル捜査官が部屋のドアチェーンを破壊して突入したという描写がありました。
しかしその後、破壊されたはずのチェーンの破片が、なぜか部屋の内側に落ちていたのです。
この矛盾点に気づいたコナンは、大音量を鳴らした人物=犯人とし、さらに腰にダミーのチェーンを巻いていた人物として、跡部道也(あとべ みちや)を犯人と特定します。
そして明かされた犯行の動機は、過去に配信されていたゲーム「ラスト戦記」に関するものでした。
かつてそのゲームは炎上騒動に巻き込まれ、そのきっかけを作ったのが周川貞吾(しゅうかわ ていご)だったのです。炎上したのは跡部の親友であり、ゲームのクリエイターはその後亡くなってしまうという悲劇が。
跡部は、その火種を意図的に撒いた周川に強い殺意を抱いていたのでした。
1149話のネタバレ⑥ 若狭留美が脇田兼則を追い詰めるが…。
事件が解決して若狭留美は脇田に向かって、
若狭留美「犯人が投了して終わったようです…警察が引き上げたら私ともう一手…指してくれますよね?お寿司屋さん?」
と脇田を追い込みます。
その瞬間、脇田は「カチ、ギシ、ギシ…」と、まるで歯を使って何かの信号を送るような音を立て始めます。
その異様な様子に、若狭は「モールス信号…?」と気づきかけたその時――
突如、1台の車がアパートに突っ込んでくるという衝撃の展開が待ち受けていました。
File1150に続く…。
コナン1149話「混沌の因縁」の登場人物
混沌の来訪者に登場した人物についてはこちら↓


コナン1149話「混沌の因縁」の感想&考察

1148話のラストから続く展開に、今週の1149話を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、「ようやく来た!」と思える、期待通りの回だったと感じました。
中でも今回は、なんといっても若狭留美(=浅香)の“強さ”が際立つ一話だったと思います。
事件そのもののトリックや動機ももちろん興味深いですが、それ以上に今回は、若狭とRUM=脇田兼則の駆け引きや、過去の因縁がにじむやり取りに注目せざるを得ませんでした。
ここからは、事件の細かい内容というよりも、若狭留美の立ち回りや心理、そして“浅香”としての存在感に焦点を当てて、感想や考察をお届けしていきます。
1149話の感想&考察① 若狭&脄田、互いに正体を確信する瞬間
今回のエピソードでは、ついに若狭留美と脇田兼則、両者が互いの正体に気づく瞬間が描かれました。
脇田兼則…つまりRUMは、以前から若狭が“浅香”ではないかと疑い、命を狙っていました。
その理由は、17年前の羽田浩司殺人事件で、自分の声を“浅香”に聞かれていた可能性があるから。その「嫌な予感」が、今回的中してしまったのです。
一方の若狭も、脇田の声を聞いたことで、彼こそがRUMであると確信します。
お互いの仮面が剥がれかけ、緊張感が一気に高まるこの構図――まさに見応えのある展開でした。
そして何より印象的だったのが、若狭の目。
「ついに獲物を見つけた」――そう言わんばかりの鋭い眼差しが、一気に空気を変えた瞬間でもありました。
1149話の感想&考察② 浅香の圧倒的な“力”の強さが垣間見える
今回、浅香(若狭留美)に正体を気づかれたことで、RUMはその場から逃げようとします。
しかし、浅香はそれをあっさりと止め、「事件が解決するまで見届けましょう」と圧をかけながら引き留める姿に、ただならぬ迫力を感じました。
彼女がRUMを追い詰めるその様子は、まさに羽田浩司殺害事件に対する強い恨みを滲ませながら、将棋にたとえて、一手一手じわじわと詰めていく展開になっており、見ているこちらまで手に汗を握るような緊張感に包まれます。
また、浅香はこれまでの描写からも、安室透(バーボン)や赤井秀一(ライ)すら凌ぐ実力を持つキャラクターとして描かれており、RUMですら「一対一では勝てない」と判断した様子がうかがえます。
実際、これまでキャメル捜査官を追い詰めていた立場だったRUMが、今回は完全に浅香に追い詰められる側に回っているという構図が、とてもスリリングで面白いですね。
そんな中、RUMが歯を使ってモールス信号のような音を発する描写もあり、やはり“黒ずくめの組織のNo.2”は一筋縄ではいかない存在であることを実感させられました。
ラストでは、車が突っ込んでくるという衝撃の展開で終わりましたが、果たして1150話でどう切り抜けるのか…次回も見逃せません!
1149話の感想&考察③ 少年探偵団の前に現れたのは若狭留美だった
1148話のラスト、少年探偵団が帰宅している最中に、灰原哀の“センサー”が反応していた場面がありました。
その正体は――やはり若狭留美だったことが、今回の1149話で判明します。
若狭はこれまでも、ときおり鋭い眼光や不穏な雰囲気を見せた際に、灰原センサーが反応していたため、「やっぱり!」という納得の展開だったのではないでしょうか。
とはいえ、そんな不穏さを感じさせる若狭が、今回まさか“コナンたちの救世主”として登場するとは――
ある意味で意外性のある、そして非常に熱い展開でした。
次回1150話は少年サンデー36号/37号です!
次回の名探偵コナン1150話は2025年8月6日の少年サンデー36号/37号となります!
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