1097話から続いている「海の家」シリーズ。
前回はシリーズ2作目で、事件について触れました。
ただ、事件以外で若狭留美の動向が気になる所です。解決編はどうなるのか期待していきましょう!
探偵団と二人の引率者シリーズ
・1097話「引率者」のネタバレ&考察
・1098話「海の家」のネタバレ&考察
・1099話「下がれ」ネタバレ&考察
今記事では、2022年8月17日発売の、少年サンデー38号の名探偵コナン1099話「下がれ」のネタバレ&感想をしていきます!
※ここからネタバレに注意してください。
このお話は2025年1月4日/1月11日に放送されるアニメ1148話/1149話「探偵団と二人の引率者」の原作となっています。
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
名探偵コナン1099話「下がれ」のあらすじとネタバレ

物語は、指紋が付いていた郡山貴起が犯人として疑われるところからスタート。
現場には他にも店員の免田さくらと茅木舞香の姿があり、捜査は3人を中心に進んでいきます。
1099話のネタバレ① コナンが“矛盾”を指摘する
コナンは、これまでの捜査に重大な矛盾があることを指摘します。
人を殺したにしては、あまりにも指紋が多すぎる。――犯人がそんな“間抜けな”痕跡を残すだろうか…。
そこでコナンは、別の方法で指紋がついた可能性を示します。
それが、タオルケットを3箇所結ぶと服になるという仕組み。
つまり、犯人はそのタオルを服として利用していたのです。
1099話のネタバレ② 真犯人は…?
ここでコナンは歩美ちゃんにタオルケットを着せて実験を行い、真犯人が茅木舞香であることを明かします。
舞香は、郡山貴起にタオルケットを結ばせ、そのまま“服”のように見せかけて犯行を隠していました。
さらに舞香は、あらかじめグレープフルーツジュースと薬入りストローを準備しており、二人が眠るタイミングを見計らっていたのです。
決定的な証拠となったのが――舞香の服に残っていたトルネードウインナーの跡。
それは元太たちが座っていたタオルケットについたもので、舞香がそのタオルを服として身につけていたことを示していました。
つまり、元の服を“殺害道具”に使ったというわけです。
1099話のネタバレ③ 犯行の動機
舞香の動機は、弟の死に関する復讐。
被害者・碓井は、かつて詐欺グループの一員で、舞香の弟・玲輔を振り込め詐欺の“受け子”として巻き込んでいました。
警察に追われた玲輔は逃走中に死亡。
舞香はその原因を作った碓井、そして弟を仲間に引き込んだ郡山貴起を恨んでいたのです。
事件解決後、郡山は逃走。
横溝警部と舞香は署へ、他のメンバーは海水浴場に残ることとなりました。
1099話のネタバレ④ 詐欺グループが襲撃してくる
事件が終わったかに見えたその時――。
コナンたちの前に詐欺グループの残党が現れ、口封じのために襲いかかります。
沖矢昴はみんなを下がらせて、一人で戦うことに。
その姿を見た若狭留美、沖矢昴ととある人物を重ね合わせます。
赤井務武「下がれ!!これから見える化け物は…まだ先のある小娘が…命を削る相手ではない…この俺ぐらいで丁度いい…」
若狭の脳裏に蘇るのは、かつて自分を庇ってくれた赤井務武の姿でした。
1099話のネタバレ⑤ 若狭留美は赤井務武を少し思い出す
若い頃、若狭留美は赤井務武に助けられた――。
ここから、17年前の羽田浩司殺人事件近辺で、若狭留美と赤井務武は接触しており、若狭留美は逃がしてもらった過去があることがわかります。
沖矢昴がグループと戦っている最中…
子供達を避難させた若狭先生はドアを破壊して、残りの5,6人の詐欺グループを素手で倒してしまいました。
若狭は「隠れていただけ」と笑ってごまかすものの、手にはしっかりと殴打の跡が。
コナンと沖矢昴は、当然それを見逃しませんでした。
File1099はこれで終わりです。
名探偵コナン1099話「下がれ」の登場人物

元RUM候補の若狭留美と、赤井秀一が変装する沖矢昴が初めて交わるお話。【関連記事】
【関連記事】RUM候補“若狭留美”の登場回
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名探偵コナン1099話「下がれ」の感想&考察

今回のお話で、赤井務武と若狭留美が過去に出会っていたことが確定しましたね!
以前からの考察で若狭先生が沖矢昴に“頼りがいがある”と感じているのは、赤井務武と重ねているからでは?と予想していましたが、まさにその通りの展開。
ここは思わず「やっぱり!」と思った方も多いのではないでしょうか。
この二人の関係性は、羽田浩司殺人事件に深く関わっているのは間違いありません。
この点については、別記事でより詳しく考察していく予定なので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
そして今回の一件で、若狭先生が“正義側”の人間であることがほぼ確定しましたね。
これまで謎めいた行動が多くて不安でしたが、ようやく少し安心できる展開になりました…笑
【関連記事】若狭留美と赤井秀一(沖矢)/赤井務武の関係性
1099話の感想&考察① 若狭留美が灰原を追うのは一旦保留?
今回のラストでは、若狭留美と赤井務武のつながりが描かれ、シリーズ全体でも非常に重要な回となりました。
本来の核心部分――「若狭留美が灰原哀を疑っている」という本質の話がズレてしまいましたね。
これまで若狭先生は、灰原が宮野エレーナの娘=宮野志保(=灰原哀)なのでは?と推測していました。
しかし、今回の赤井務武との記憶が蘇ったことで、その疑念が一旦ストップしたようにも見えます。
ただ、以前のタイムカプセルの話でも一瞬だけ出た宮野明美ちゃんでは?という描写から、ヘル・エンジェル(宮野エレーナ)の娘説が繋がっていました。
つまり、今回で一旦途切れたように見えても――若狭留美が灰原哀を再び追う展開は、必ず来ると思います。
1100話以降はそこを期待していきましょう!
次回の1100話は少年サンデー44号
次回はまた1ヶ月ほどお休みをして、2022年9月28日発売の少年サンデー44号となります!
1100話という記念回ではどんな話になっていくのか?注目していきましょう!
1100話の予想についてはこちら↓
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今回の事件についてはのまとめはこちら↓

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今回のシリーズ「怪盗キッドと王冠マジック」
・1100話「煙滅」のネタバレ&感想
・1101話「捜索」のネタバレ&感想
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