1113話から新章に入っており、なんと主役は大岡紅葉の執事の伊織無我です。
前回の1113話ではなぜか事件に巻き込まれてしまう所で終了しました。
シリーズ「執事になった理由」
・1113話「執事と謎」のネタバレ&感想
・1114話「執事とお嬢様」のネタバレ&感想
・1115話「執事と探偵」のネタバレ&感想
今回は事件の捜査編になりますが、どうなるのでしょうか?
今記事では2023年6月14日発売の少年サンデー29号の名探偵コナン1114話「執事とお嬢様」のネタバレと感想をご紹介していきます。
※ここからはネタバレを含む内容となります。
※1114話「執事とお嬢様」の対象アニメは1171話/1172話「執事になった理由」です。
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
コナン1114話「執事とお嬢様」のネタバレ
今回の扉絵では、伊織無我がクールな表情を見せています。添えられた言葉は――
「傷痕は生き様の、痕跡。」という伊織のイケメンなシーンが…。
まさに伊織の過去と覚悟を象徴する一枚です。
物語は、前回の電話のやり取りの続きから始まります。
伊織は犯人から「USBメモリはまだ見つからないのか」と詰め寄られていました。おそらくその中には、鶴城疑惑の真相を明らかにする重要なデータが収められているはずです。
残された時間はあと1時間。紅葉の命が危険にさらされる中、伊織は犯人の声に聞き覚えがあることに気づき、ついにその正体を思い出します。
1114話のネタバレ① 伊織は3年前、とある事件に関わっていた
3年前、伊織無我がまだ公安に所属していた頃の出来事。
とある屋敷で、伊織は単身で複数人の武装集団を制圧していました。しかしその最中、右腕に大きな裂傷を負い、出血が続く状態に。伊織は自ら応急処置を施し、加勢が到着するまで一時的に休むことにします。
仮眠を取るため、建物の床下収納へ身を隠しながら休息を取ろうとしていました。
1114話のネタバレ② 伊織無我と紅葉の初めての対面
床下収納で横になろうとした伊織は、人の気配を察知して拳銃を構えます。そこに現れたのは、幼い頃の大岡紅葉でした。
驚いた伊織は「大岡元総理のお孫さんですか?」と声をかけ、自己紹介を交わします。実は翌週から元総理がこの別荘に一週間滞在する予定があり、伊織はその警備体制の確認に来ていたところ、突如として暴漢に襲われたのです。
後に分かったことですが、この暴漢は紅葉が祖父を喜ばせようと準備していたところを、元総理本人が到着したと勘違いし、襲撃してしまったとのことでした。
状況を整理した伊織は仲間へ応援を要請し、アラームを30分に設定して短時間の休息を取ることにしました。
1114話のネタバレ③ いきなり「ドォン」という音が…
伊織は、大きな物音に目を覚まします。本来は30分の仮眠のはずが、気づけば1時間も眠っていました。
物音から、別荘の中には新たに3人の暴漢が現れており、その狙いが孫娘…つまり紅葉であることが判明します。
紅葉の無事を確かめると、彼女は伊織の右腕にしっかりと抱きついていました。逃げなかった理由を尋ねると、伊織の右腕の傷口には大量の絆創膏が貼られており、それは紅葉が施したものでした。
紅葉「「大は小を兼ねる」て言いますけど小も大を兼ねるんです…」
さらに紅葉は、ぐっすり眠る伊織を見てアラームを消したことを告白します。手当をした理由を問う伊織に対し、紅葉はこう答えました。
紅葉「当たり前です!アンタには元気にウチを守ってもらわなあきませんしなァ」
その言葉に、伊織は少し心を打たれます。
1114話のネタバレ④ 伊織が撃退する…!
伊織は床下収納から飛び出し、3人の暴漢を次々と撃退します。しかし、1人だけ取り逃がしてしまい、その男に「公安の伊織」であることを知られてしまいました。
ここで回想は終わります。
伊織が新幹線で聞いた犯人の声に聞き覚えを感じたのは、このとき取り逃がした人物だったのです。
この男は、元総理の不祥事で更迭された鶴城議員の関係者と疑われており、今回の事件にも関与している可能性が高いとみられます。
1114話のネタバレ⑤ USBを探す伊織…
伊織は引き続き犯人の指示に従い、USBメモリを捜索します。
そこで、被害者の遺体のそばに血の付いたボールペンがあったことを思い出し、現場へ向かいます。右太ももにはボールペンで記された暗号があり、それをもとに「靴下に隠されている」と推理しますが、すでにUSBは何者かに回収された後でした。
その場に現れたのは平次。彼は何気ない会話を交わしながらスマホを見せ、USBを手にしていました。
さらにコナンもチャットで会話に加わり、事件は解決へ向けて動き出します。
File1115に続く…。
コナン1114話「執事とお嬢様」の登場人物
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コナン1114話「執事とお嬢様」の感想&考察
今回は、ついに伊織無我と大岡紅葉の関係性が明らかになりました。
さらに、紅葉の祖父の正体といった、大岡家に関する重要な情報も解禁され、物語の今後に直結する非常に大事な回となりました。
それでは、1114話の感想と考察をまとめていきます。
1114話の感想と考察① 大岡家の謎が判明
これまで紅葉が「ありえないほどのお金持ち」であることは描かれていましたが、その理由は「資産家の大岡家の令嬢」という情報以上は不明でした。
しかし今回、ついにその謎が解けます。紅葉の祖父は元総理大臣だったのです。
これにより、莫大な財力の背景に納得がいくだけでなく、以前の京都の事件で黒田兵衛が紅葉に挨拶へ行った描写も、立場的に筋が通る形となりました。
今後、大岡家はラム編や主要事件に絡むキーパーソンとなる可能性が高く、引き続き注目していく必要がありそうです。

1114話の感想と考察② 伊織と紅葉の出会いのきっかけが確定
伊織が元公安刑事であった時期から、紅葉とどのように出会ったのかは長らく謎に包まれていました。
それが今回のエピソードで明らかになり、出会いは伊織が元総理の別荘に赴いた際に始まったことが判明します。
もっとも、「なぜその後、伊織が大岡家の執事になったのか」という経緯まではまだ語られていません。
紅葉が伊織の傷を丁寧に手当てしたこと、そしてその言葉に心を動かされた様子が描かれていたため、この出来事が執事になる決断に少なからず影響した可能性は高いでしょう。
次回1115話は少年サンデー30号
2023年6月21日発売予定のサンデー30号になります。
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