1110話〜1112話は「授業参観」のシリーズのお話でした。
前回の最後には黒の組織のナンバー2であるRUM(ラム)が登場したりと、今後の展開に重要な1話であることがわかりましたね。
シリーズ「人喰い教室の怪」
・1110話「不穏な参観日」のネタバレ&感想
・1111話「花壇の怪」のネタバレ&感想
・1112話「零れた真実」のネタバレ&感想
そして6月7日のサンデーではついに新章に入ります!今回は久々の平次が登場しますが…メインは謎が多い紅葉の執事の伊織無我のお話です。
今記事では2023年6月7日発売予定の少年サンデー28号の名探偵コナン1113話「執事と謎」のネタバレと感想をご紹介していきます。
※ここからはネタバレを含む内容となります。
※1113話「執事と謎」の対象アニメは1171話/1172話「執事になった理由」です。
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
コナン1113話「執事と謎」のネタバレ
物語の舞台は新幹線の車内から始まります。
和葉と平次が七並べをしている最中、和葉は出せるカードがなく困っていました。
そのカードを止めていたのは…大岡紅葉。今回の新幹線の旅は、平次・和葉・紅葉の3人が東京へ向かう場面からスタートします。
1113話のネタバレ① 平次達が向かうのは東京!
3人の前の座席には、紅葉の執事である伊織無我の姿。紅葉の付き添いとして同行していました。
和葉は蘭に大事な話があるため東京へ向かうことに。平次はコナンから「蘭が絶景スポットを探している」との連絡を受け、その場所探しを口実に和葉の付き添いとして同行します。
紅葉は「明日、東京で百人一首の試合がある」という理由を表向きにしていますが、実際は平次たちと一緒に行動するための口実のようです。
ちなみに、この新幹線の車両にはほとんど他の乗客はおらず、平次たちの貸し切り状態。というのも、平次が切符を取る前に、伊織がほぼすべての座席を購入し、わざわざ2席だけキャンセルして3人分の席を確保していたのです。まさにお金持ちならではの豪快な行動といえるでしょう。
1113話のネタバレ② 伊織無我の過去が…
平次たちが新幹線の旅を楽しんでいる最中、酔っ払った乗客が伊織無我にビールをこぼしてしまいます。伊織は静かに席を立ち、トイレへ向かいました。
袖をまくったその腕には、線のように残る大きな傷跡が。その傷を目にした瞬間、伊織の脳裏には過去の紅葉の言葉がよみがえります。
大岡紅葉「小も大を兼ねるんです!ウチを元気に守ってもらわなあきまへんし…」
この回想から、伊織が公安を辞めて紅葉の執事となった理由に迫る伏線が示されたことがわかります。物語は、彼の過去と紅葉との絆へと少しずつ踏み込んでいく展開となっていきます。
1113話のネタバレ③ トイレの中のスマホが鳴る
伊織がビールを拭き取っていると、トイレの中に置かれたスマホが突然鳴り始めます。何気なく応答し、「自分の携帯ではない」と告げると、受話口から聞こえてきたのは衝撃的な言葉でした。
謎の声「いや…お前にかけているんだよ!公安の伊織さんよ!おっと今は大岡家の執事だったか…」
電話の主は、伊織が元公安であり、現在は大岡紅葉の執事であることを知っている人物でした。犯人の指示で紅葉の座席を振り返ると、そのすぐ後ろには血の付いた凶器を握り上げる人物の姿があり、紅葉が人質に取られてしまいます。
伊織は犯人の命令に従い、自分のスマホを捨て、代わりにインカムを装着させられます。さらに、伊織たちがいた車両の前方、14号車へ向かうよう指示されます。そこで目にしたのは、中年男性の遺体。電話の主は、この男性を自ら殺害したことを告げます。
そして犯人の要求は…「遺体が持っているUSBメモリを探し出せ」というものだったのです。
1113話のネタバレ④ 伊織無我は指示通りに…
伊織は、終点の東京駅に到着するまでの2時間以内に、亡くなった男性からUSBメモリを見つけ出すよう命じられます。
遺体の胸には一突きの刺し傷があり、傍らには血の付いたボールペンが。どうやら、死の直前に何かを書き残そうとした形跡がありました。
インカム越しに犯人から連絡が入り、被害者の本来の座席が「前から2両目」であることが告げられます。さらに、その席に置かれたアタッシュケースを開けろとの指示も。
「簡単に言ってくれる…」と内心で呟きつつ、伊織は針金を使ってロックを解除。中には一般的な荷物が詰められており、その中にあった手帳や名刺から被害者がフリーライターであることが判明します。
ライターが残したメモには…
手帳を調べると、中には早稲田式速記で書かれたメモが挟まっていました。その内容は――
「鶴城疑惑の真相の証拠を入所」
鶴城疑惑とは、収賄の疑いをかけられた鶴城議員の秘書が、全ての罪は自分一人のものだとする遺書を残し、自殺したとされる事件です。
このメモから、今回の事件がその「鶴城疑惑」と深く関わっていることが示唆されます。
1113話のネタバレ⑤ 平次が伊織の近くにやってくる
なかなか戻ってこない伊織を心配し、平次が様子を見にやってきます。
インカム越しに犯人からは「上手く追い払え」との指示が入り、伊織は平次に向かって「友人の忘れ物を預かってくれと頼まれた」とだけ説明しました。その上で、「これで納得いただけましたか?」と確認するように伝えます。
平次はそれを聞き、「ああ、わかった」と納得した様子を見せた後、コナンに電話をかけます。
服部平次「やっぱりオレらの…思た通りやで…」
コナン「ああ…間違いねーな」
こうして二人は何かを確信した状態で、この場面は幕を閉じます。
File1114話に続く…。
コナン1113話「執事と謎」の登場人物
1113話に登場した人物についての登場回についてはこちら↓
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コナン1113話「執事と謎」の感想&考察
新章は熱々な展開が予想される回でしたね!
今回のお話は紅葉の執事である伊織無我がメインのお話でした。予想にもあった通り「カンサイのアノ4にん+コナン!」その一人が伊織でした。
いや〜感想は色々あるので、ここから感想をどんどん書いていきます!
1113話の感想&考察① 伊織無我の過去がわかりそうな新章
今まで謎しかなかった紅葉の執事である伊織無我。1113話では腕の傷があることがわかり、その傷から紅葉の回想シーンに入りました。
恐らくこの傷が伊織無我が公安を辞めた理由に繋がりそうで、大岡家の執事についた経緯というのがありそうです。
前回の登場時に初めて伊織の正体が元公安であり、黒田兵衛の顔見知りであることも判明しました。今後のキーパーソンの一人になりそうなので、今回の新章も期待していきましょう!

伊織が公安を辞めて大岡家についた理由がわかりそう
伊織が公安という謎が出てから、なぜ今は執事?潜入してるの?みたいな伏線が回収されそうな雰囲気があります。
能力が高すぎたので只者ではなかったのですが、やはり…という感じですね。
1113話の感想&考察② 犯人が伊織について知っている
今回の事件の不可解な点としては、既に公安を辞めている伊織無我について、それを犯人が知っているということです。
たまたまの事件であったのにも関わらず、伊織の過去を知っている…というのはこの人物が偶然なのか?というのは今回の事件で一番気になる所でもあります。
少しだけ考察すると、伊織が公安を辞めるような事件があった。その被疑者の一人が今回の事件に関わりにある人物?みたいな想像ができます。
そのため、たまたまいた伊織のことを知っていたなんてことがあります。ただ突発的な犯行すぎて少し微妙ですが、楽しみにしていきましょう!
1113話の感想&考察③ 服部と和葉の行方
今回の発端は蘭が重要な話があるから…ということで、恐らくこのお話は十中八九服部の告白スポットについてな気がします。
服部の回想でコナンが「蘭が絶景スポットを探していた」という情報を伝えているため、恐らくまたしても何かラブな予感を巻き起こす可能性が高いのかなと思います。
今度こそ…告白は成功するのか…ただ、伊織がいるのでそこも防がれそうな気がします。

次回1114話は少年サンデー29号
2023年6月14日発売予定のサンデー29号になります。
1114話のネタバレはこちら↓
シリーズ「執事になった理由」
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