2話前から続く、京都が舞台のお話。
今回はシリーズ3作目で解決編となります。
密室で起きた事件のトリックは何だったのでしょうか?
【参考記事】紅葉&黒田!1088話「甘い罠」
【参考記事】キャンディが鍵!?1089話「半開きの扉」
今記事では2022年3月16日発売の少年サンデー17号の名探偵コナン1090話「扉の先の真実」の考察(ネタバレ)と感想についてご紹介します。
※ネタバレを含みます。
このお話のアニメ「大岡紅葉の甘い罠」についてはこちら↓

名探偵コナンの最新話について
↓サンデーで掲載されている名探偵コナンの最新話については以下記事をチェックしてください↓
▼【参考記事】▼
名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
名探偵コナン1090話「扉の先の真実」のあらすじとネタバレ

物語は、前回亡くなった演出家・株本恭介(かぶもときょうすけ)の事件から続きます。
容疑者として浮上したのは、脚本家の稲葉玲祐(いなばれいすけ)、舞台監督の木俣重記(きまたしげき)、プロデューサーの軽尾明児(かるおみょうじ)の3人。
1090話のネタバレ① ピザのトリックをコナンと平次が解説
株本の口からピザの匂いがしたことから、株本はピザを食べたと考えられました。
ここでコナンと平次が解き明かしたのは、特殊な切り方によるトリック。
ピザを細長く切ることで、丸い形を崩さず中央の一切れだけを食べさせる仕組みです。
中央の一切れには睡眠薬が仕込まれており、株本は必ず薬を口にすることに。
これで薬を盛るトリックが成立していました。
この時、紅葉が手伝おうとして転んでしまい、平次の上に倒れ込むハプニング。
平次は思わず紅葉の胸に触れてしまいます…。
紅葉はこのチャンスにキスを迫ろうとしますが、コナンの機転でなんとか阻止されました(笑)
1090話のネタバレ② 密室のトリック
次に焦点となったのは密室の仕掛け。
犯人は「ドアが開かない」と見せかけるため、ドアストッパーと床の間にスーパーボールを挟んでいました。
さて、今回の事件では密室でしたが、犯人はまずドアが開いてるはずなのに、開いてないフリをしました。
摩擦でドアが開かなくなり、まるで中から鍵がかかっているように見える仕組みです。
このトリックを仕込めたのは、最初にドアの前に立っていた稲葉だけ。
チェックシャツの端に見えた布切れも、実は稲葉が使っていたハンカチ。
つまり稲葉は、仲間が回り込んでいる間に株本へ毒入りの水を飲ませ、その場を密室に見せかけたのです。
ただ、棒付きキャンディに紛れ込ませたスーパーボールが証拠となり、紅葉の耳の良さで見破られてしまったというわけです。
犯人が株本を殺害する動機とは?
稲葉は、先日亡くなった女優・行田仁香の自殺にも同じ手口を使っていたことが判明。
株本にその事実を知られるも、本当に人を殺害した脚本家はそうはいない、だからそのまま書いてくれと言われたことが引き金となりました。
さらに仁香と稲葉の関係を取り持ったのは株本。
不倫を煽ったことで仁香が追い詰められたと考え、恨みを募らせて殺害に至ったのでした。
1090話のネタバレ③ 伊織無我の正体と黒田兵衛の関係
一方その頃、和葉と蘭が株本の屋敷へ到着。
執事の伊織無我が車を降りた際、左右を確認する姿を黒田兵衛が目にします。
これを見た黒田兵衛が、
黒田「点検するその癖…まだ抜けてないのか?榊原…」
と尾行がいないかを確認することを、まさかの伊織に言いました。
伊織の過去の偽名が「榊原」であり、公安に関わっていた可能性が高いことが示唆されました。
さらに黒田は奴と会ったらしいなと言い、伊織は安室透(降谷零)のことを指して答えます。
伊織「過去の柵を引きずっているようですが…悪くないかと…」
伊織と安室、そして黒田のつながり。
今後の展開を左右する伏線が描かれました。
最後に現れた謎の老人
物語のラスト。
車の中には酸素マスクをつけた謎の老人の姿がありました。
運転手が「何か事件でしょうか?」と尋ねると、
謎の老人「所詮警察なんぞ…愚鈍な輩を群れてるだけよ…」
と冷たく答えました。
まるで“黒幕”を思わせるような不気味な存在感。
事件の裏に潜む更なる影を予感させながら、1090話は幕を閉じました。
名探偵コナン1090話「扉の先の真実」の登場人物

1090話の主要な登場人物はこちら↓
【参考記事】服部平次(遠山和葉)の登場回まとめ
【参考記事】RUM?公安?「黒田兵衛/黒田管理官」の漫画&アニメの登場回は何話?
【参考記事】伊織無我の登場回は何話?
【参考記事】大岡紅葉の正体とは?服部や蘭、沖田総司との関係・登場回
名探偵コナン1090話「扉の先の真実」の感想&考察

今回は驚きの連続でしたね。
黒田と伊織の関係が明らかになったかと思えば、最後には謎の老人まで登場。
一気に引き込む展開となりました。
ここからは、1090話で気になったポイントを整理して考察していきます。
1090話の感想&考察① 伊織無我の正体が確定!元公安?
これまでSPやボディーガードのように見えていた伊織無我ですが、その正体はまさかの元公安警察。
現在は公安を退き、大岡家の秘書として仕えていることが判明しました。
安室透と同じく潜入捜査に携わっていた可能性も高く、“ゼロ”として活動していたのではないかと推測されます。
それにしても、黒田管理官がコナンの前であっさりと正体を口にするとは…。
この場にコナンがいたのに、軽々と話してはいけないのでは?と思ってしまいました笑
伊織無我の正体についてはこちら↓

1090話の感想&考察② 黒田兵衛の正体も確定
長らくRUM候補として注目されてきた黒田兵衛ですが、今回ついに正体が確定しました。
伊織との会話から、黒田が公安の刑事であり、しかも伊織の上司だったことが明らかに。
公安内部でも相当高い地位にある人物と見て間違いありません。
また、伊織のことを「榊原」と呼んだのは、潜入先での偽名を口にする癖によるもの。
これと同じように、安室透のことを「バーボン」と呼んでいたのも潜入名を使っていただけだとわかりました。
つまり、黒田=安室の上司という構図がここでハッキリと描かれたわけですね!
以下記事で黒田兵衛については深堀りしているので、ぜひチェックしてください!

1090話の感想&考察③ 謎の老人の初登場回!
そして気になるのがラストシーンに登場した酸素マスク姿の謎の老人。
警察など愚鈍な輩の集まりと言い放つ姿は、まさに大ボスのような存在感でした。
黒の組織の首領・烏丸蓮耶なのか、それとも別の新キャラクターなのか?
ここはネット上でも色々、意見が別れてますよね〜!以下記事で詳しく考察しているので、ぜひチェックしてください!

このお話のネタバレや解説についてはこちら↓
【関連記事】「甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)」は何巻で原作の何話?ネタバレを含めて公開
次回の1091話は2022年第20号
来週の名探偵コナン1091は2022年4月13日発売のサンデー20号です!
最後の最後に凄いキャラクターが出てきたので、どうなっていくのか?期待していきましょう!
今回のお話について
解決編なので要チェックです!
大岡紅葉の甘い罠シリーズ
・1088話「甘い罠」
・1089話「半開きの扉」
・1090話「扉の先の真実」
次回のお話↓



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