「京都のお話のネタバレを知りたい!」
「黒田管理官と伊織無我の関係とは?」
単行本で102巻に掲載されている「甘い罠/京都スイーツと毒薬」。
※タイトルが分かり次第、更新します。
京都を舞台にしたお話で、黒田兵衛と服部平次が初めて共演したり、大岡紅葉が登場する大事な回となります。
そこで今記事ではアニメ「甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)」で犯人や犯人のダイイングメッセージの意味や、黒田兵衛や伊織無我のネタバレまで解説していきます。
【復習】「甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)」の容疑者
まずは今回の事件の簡単な復習として、事件の被害者と容疑者をまとめます。
被害者は演出家の株本恭助(かぶもときょうすけ)が青酸系の毒で亡くなっていました。
容疑者は、以下3人です。
・プロデューサーの軽尾明児(かるおみょうじ)
・脚本家の稲葉玲佑(いなばれいすけ)
・舞台監督の木俣重記(きまたしげき)
この3人から犯人が一人います。
【ネタバレ】犯人は誰?犯行のトリックや凶器の隠し場所は?
ここからネタバレに入るので、まだ知りたいくない方は見ないようにお願いします。
今回の事件の犯人は…
脚本家の稲葉玲佑(いなばれいすけ)です。髪の毛が長く、ちょび髭の男性となります。
ここからは犯人が使ったトリックについてご紹介します。
トリック① 睡眠薬を入れた仕掛けとは?
今回の事件、株本が寝ていないと成立しません。
犯人はなんとかして、株本を睡眠薬で寝かせないといけません。
その睡眠薬を仕込んだのがピザです。
ただ、株本はダイエット中でピザを食べないようにしていましたが…実はこのピザを食べていたのでした。
ピザに睡眠薬を仕込む
物語のスタートに株本は、自分は食べずにピザを切ってみんなに振る舞っていました。
その時のピザは円形のままなので、株本は食べてないように見えますが…実は株本はピザを食べていたのです。
昔からよくやられる手法ですが、ピザの真ん中を通るように長細くピザを切り、他を寄せることで、円形に近いピザに見えるのでした。
株本はダイエット中と言いながら、ピザを隠れて食べていたのです。
これを知っていた犯人の稲葉は、配達で届いたピザの真ん中に睡眠薬を仕込み、隠れて食べた株本が勝手に睡眠薬を体内に入れて眠ってしまったのです。
トリック② 密室に偽装したトリック
今回の事件で遺体が見つかった時に、密室ということで黒田管理官が窓を破壊して入ることになりました。
ではこの密室トリックについて解説します。
まず1つは株本のチェックの服がドアの下から見えていました。
これは遺体がドアの前にあったということに繋がりますが、チェックの服の真相は稲葉が持っているチェックのハンカチです。これを株本のチェックシャツと勘違いさせるトリックでした。
次になにかが当たってドアがあかなかったのは、ドアストッパーにスーパーボールのようなものをかませることで、摩擦で動かなくなったのです。
密室を偽装して殺害をした方法とは
密室に偽装した後、他の人が外に行っている間に犯人の稲葉は室内に入り、寝ていた株本に毒入りの水を飲まして殺害したのでした。
その後に遺体が扉を塞ぐようによりかけて、みんなと合流したのでした。
犯人がスーパーボールを隠した場所とは
今回の被害者は棒付きの飴を沢山持っていましたが、犯人はストッパーに使ったスーパーボールを棒付き棒のように偽装していました。
これが決定的な証拠の一つとなってしまったのです。
ちなみにスーパーボールに気づいたのは大岡紅葉。
紅葉は百人一首のチャンピオンでもあり、耳や目の洞察力が他の人よりも倍敏感です。
そのため、事件当時に棒付きの飴が落ちたものの中に、
大岡紅葉「音もせんとボーンって高く弾むキャンディも混ざってましたから」
違うキャンディを見つけたことにより、事件解決に繋がりました。
犯人の犯行動機は何?株本が亡くなった理由とは
今回の事件が落ちたきっかけですが、これは女優の仁香が31階の高層マンションで亡くなったことが繋がります。
実はこの事件は自殺で処理されていますが、実は今回の事件と全く同じトリックが使われていたのです。
つまり、仁香を殺害したのも今回の事件の犯人である稲葉。
そして今回の事件で亡くなった株本はこのトリックに気づき、稲葉が仁香を殺害したのを知っていたのでした。
株本は仁香の事件を知って…
株本は真実を知った後、稲葉に対して
「ホンマに人を殺した脚本家はザラにいないから、バラされたくなかったら自分のために脚本を書いてくれ」
という風に言われていたのでした。
更に妻がいる稲葉に対して、仁香を紹介したのは株本さんであり、浮気の1つくらいしたほうが良い脚本を描けるというのでした。
そういったことで株本を恨んで殺害したのでした。
黒田管理官と伊織無我の関係がわかる
今回のお話の最後に警視庁の黒田兵衛と大岡紅葉の執事である伊織無我が会話するシーンがあります。
黒田兵衛「点検するその癖…まだ抜けてないのか? 榊原…」
と、二人は顔見知りのように会話をし、伊織は、
伊織無我「すみませんが…榊原は止めてください…昔の先入先での偽名で呼ばれると当時の事を思い出して気が滅入ります…」
と、まさかの二人は顔見知りでしたです。
詳しくは他の記事に書きますが、ここで黒田兵衛が公安の刑事であり、伊織無我は公安の元部下であることがわかりました。
更に伊織は今は警察を辞めていることもわかります。
この後に詳しい内容については以下記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。
黒田と伊織について簡単にまとめると
この話だけだと伊織無我は元公安警察ということがわかります。
そして、黒田から榊原と言われており、榊原は潜入捜査の時の名前でした。
安室透こと降谷零と同じ公安のゼロに所属していたことなどがわかりました。以下記事で伊織について詳しく紹介しています。
黒田兵衛は公安の刑事ということが確定しました。
そして、伊織無我の元上司であることがわかり、潜入捜査している先の名前で呼んでいることがわかります。
そのため、安室のことを「バーボン」と呼んでいたのは、黒の組織の潜入先のコードネームで呼んでいることがわかりました。
以下記事で詳しく黒田兵衛について解説しているので、ぜひチェックしてください↓
最後に登場した呼吸器をつけた老人の登場
物語の最後に伊織や黒田達を見て、
謎の老人「捨ておけ…所詮警察なんぞ…愚鈍な輩が群れてるだけよ…」
という謎の老人が出てきました。
この老人については以下記事で解説しています。
黒の組織の新たなシリーズに繋がる?
今まで黒の組織シリーズというのはコードネームのメンバーが出てきて進みました。
バーボンやラムと言った人物がいて、そこから候補が出てきてその中の一人にメンバーがいるという形でした。
今回は警察に敵対する謎の老人が登場しました。
これを黒の組織の人物の候補として出すとすると…
前回のRUMは黒の組織のナンバー2。
つまり、今回は黒の組織のボスである烏丸蓮耶の候補の一人であると思います。
ついに名探偵コナンも最終章に入るようなお話になってくるということがわかりました。
今回登場した老人が烏丸ということにはなりませんが、恐らくその候補の一人であるのは間違いないかなと思います!
甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)は続編がある?
今回のお話で出てきたのが「毛利小五郎と服部平次をモデルにしたお話」。
この事件が発生して演出の監督が亡くなってしまい、脚本家が捕まってしまい、お蔵入りになると思いきや…。
ある意味で今回の作品が話題になっており、この事件後に急ピッチで新しい脚本が作られました。
そして実際にこの舞台が別の話で再開します。
続きは106巻の話で実際に劇になる
実際に「小五郎と平次をモデルにした劇」が、106巻の話で実際に劇になります。
実はこのお話で、今回の話で亡くなったはずの「株本」が呪いとして生きてる?みたいな感じで登場します。
そして、実際に平次やコナンを苦しめます。
「甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)」は単行本何話?
今回のアニメのお話は単行本102巻に掲載されています!
以下記事ではアニメのあらすじや登場人物について詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください!
甘い罠/京都スイーツと毒薬(仮)のまとめと感想
今回は警視庁の黒田管理官と紅葉の執事の関係性についてわかるような回でしたね。
京都が舞台でしたが、ちょっと京都について少なかったのは残念ですね。
最後には謎の老人が出てきたりと、目が離せないような回でしたので、今後も注目していきましょう!
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