老人は何者?「大岡紅葉の甘い罠」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?伊織や黒田や安室透の関係は?

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「京都のお話のネタバレを知りたい!」

「黒田管理官と伊織無我の関係とは?」

2024年9月21日/28日に放送の1135話/1136話「大岡紅葉の甘い罠」。

京都を舞台にしたお話で、黒田兵衛と服部平次が初めて共演したり、大岡紅葉が登場する大事な回となります。

そこで今記事ではアニメ「大岡紅葉の甘い罠」で犯人や犯人のダイイングメッセージの意味や、黒田兵衛や伊織無我のネタバレまで解説していきます。

この記事の目次

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「大岡紅葉の甘い罠」は何巻?原作で何話?

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102巻「File1088:甘い罠File1089:半開きの扉File1090:扉の先の真実

アニメの「大岡紅葉の甘い罠」は原作コナンの話となり、対象の単行本は102巻です!

名探偵コナン102巻に掲載されている話↓
FILE 1:遺志を継ぐ者
FILE 2ライン上の殺人
FILE 3境目の思い出
FILE 4ミッちゃんのお家
FILE 515の受難
FILE 6 18の想起
FILE 7 バカ共
FILE 8 甘い罠
FILE 9 半開きの扉
FILE10 扉の先の真実
FILE11 :コラボ

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」の簡単なあらすじ

大岡紅葉の甘い罠の前編のあらすじはこちら↓

小五郎と平次をモデルにした舞台が企画され、打合せのため京都にやって来たコナンたち。演出家の自宅を訪れると、そこにはプロデューサーと舞台監督、脚本家の姿があった。

台本を読んでいた平次は、自身がモデルの探偵に許嫁がいることを不審に思い確認する。そこへやってきたのは平次の許嫁を自称する大岡紅葉で‥‥。一方、スポンサーの厚意で京都スイーツ巡りを楽しんでいた蘭と和葉は、これが罠であることに気が付く。

大岡紅葉の甘い罠の後編のあらすじはこちら↓

演出家・株本の自宅で舞台の打ち合わせをしていたコナン、小五郎、平次。

そこには平次の許嫁を自称する大岡紅葉や警視庁の黒田兵衛管理官の姿もあった。そんな中、別室で仮眠をとっていた株本が遺体となって発見される。

現場のドアは開かず密室だったため、京都府警の綾小路文麿警部は自殺と判断するが、コナンと平次は殺害事件だと考える。一方、紅葉の罠に気付いた蘭と和葉は、平次と合流するため躍起になるが‥‥。

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」の登場人物

大岡紅葉の甘い罠」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭

・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉
・大岡紅葉
・伊織無我
・黒田兵衛

安室透

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安室透は最後に少しだけ話で出てきます。

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」のネタバレ&伏線

今回のお話の舞台は京都となります。

蘭と和葉はスイーツ食べ歩きをしている様子…ただ、そこには服部達とコナンの姿はありませんでした。

その頃コナンと平次達は、とある家で平次と小五郎の主演舞台になる話をもらっていました。

更にここの家には大岡紅葉もいて、どうやらヒロイン役としていたり、黒田兵衛がいたりと豪華なメンバーとなります。

平次と小五郎の主演の舞台?

今回の舞台で

大五郎の役を演じる予定なのが、剣崎修(けんざきおさむ)

平一役を演じる予定なのが、光本氷我(こうもとひょうが)です。

光本は縁結び神社の話でも登場しており、まさかのここでも登場します。

ちなみにこの2人は実際に舞台をやるという時にも再度登場します!

大岡紅葉と平次がキスする?

今回のアニメの予告でも出てきますが、平次と紅葉がある意味で急接近します。

紅葉は平次と和葉が近づかないように、蘭と和葉に京都のスイーツを食べさせて二人きりになろうとしました。

そし手。。。二人はキス…?くらいの急接近をします。

伊織無我と黒田兵衛の関係がわかる

今回のお話の最後にとあることが判明します。

それは黒田兵衛と伊織無我が実は元上司と部下の関係であることがわかります。

伊織がなぜあんなに能力が高いのか?みたいな、ことの全てがわかります。

以下記事では伊織と黒田について解説しています↓

黒田兵衛の正体がついにわかる重要回

今まで黒田兵衛は安室透のことを「バーボン」と言ってたりと、黒の組織の人間?正義の人間?みたいなわからない所でしたが、今回のお話でついにわかります。

赤井務武なのか?みたいな議論もありましたが、ついにこの伏線が回収されました。

以下記事では黒田兵衛の正体について詳しく紹介しています。

呼吸器をつけた謎の老人の初登場回

大岡紅葉の甘い罠の最後のシーンで車の中にのっている呼吸器をつけた謎の老人が登場します。

そして警察を見かけて、

謎の老人「所詮、警察なんぞ…愚鈍な輩が群れてるだけよ…」

と車の中で言いました。

まさかのラスボス的な老人が登場しました。

コナンのキャラで老人で大事なキャラとなると、黒の組織のボスである烏丸蓮耶である可能性もあります。

RUM編が終わり、謎の人物が出てくるので今後の重要な人物であることは間違いありません。

老人についての考察はこちら↓

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」のあらすじ&事件の流れ

「大岡紅葉の甘い罠」は、小五郎と平次をモデルにした舞台企画をきっかけに京都へ向かうところから始まります。

舞台、スイーツ巡り、紅葉の恋愛戦略という甘い導入から、株本恭助の密室毒殺と過去の行田仁香殺害へ落ちる温度差がかなり強い前後編です。

事件内では、株本のピザの食べ方、ドア下のハンカチ、キャンディに見せかけたゴムボール、毒入りの水が一本線でつながります。

さらに事件後には、伊織・黒田・安室方面の不穏な情報まで残ります。

小五郎と平次をモデルにした舞台企画で京都へ向かう

物語は、小五郎と平次をモデルにした舞台が企画され、コナン、小五郎、平次が京都へ向かうところから始まります。

打ち合わせ場所は、演出家・株本恭助の自宅です。

探偵と高校生探偵が舞台のモデルになるという導入だけで、いつもの事件とは少し違う非日常感があります。

ここで引っかかるのは、誰がこの企画を用意したのかという点。

小五郎と平次がモデルになっているだけでなく、後に紅葉の関与が見えてくるため、単なる舞台企画では終わりません。

仕事の話に見せて、恋愛の仕掛けも混ざっているのがこの回の入口です。

蘭と和葉が京都スイーツ巡りへ向かう

一方で、蘭と和葉はスポンサーの厚意という形で京都スイーツ巡りへ向かいます。案内役は伊織無我です。

甘い観光パートに見えますが、実際には紅葉の命令で動いているため、ここにも仕掛けの匂いがあります。

平次たちの打ち合わせ組と、蘭・和葉のスイーツ巡り組が分かれることで、紅葉が平次に近づきやすい構図ができます。蘭と和葉は楽しんでいますが、視聴者としては「紅葉、また動いてるな」と感じる場面です。

可愛いのに少し怖い、このバランスが紅葉らしいです。

平次が台本の“許嫁”設定に引っかかる

平次は台本を読み、自分をモデルにした登場人物に許嫁がいることを不審に思います。

ここで舞台企画が、ただの仕事ではなく紅葉の思惑を含んでいるように見えてきます。平次モデルの人物に許嫁がいる時点で、紅葉の存在を知っている側としてはかなりニヤけます。

平次は戸惑いますが、この設定こそが紅葉の甘い圧です。和葉のいない場所で、平次に“許嫁”という言葉をぶつける。台本の中の設定なのに、現実の恋愛軸を揺らしてくるのが上手いです。事件前から、平次・和葉・紅葉の温度がじわじわ上がっています。

大岡紅葉がスポンサーとして現れる

大岡紅葉が登場し、舞台のスポンサーが大岡コンツェルンだと分かります。

さらに黒田兵衛も紅葉の協力者として打ち合わせに現れます。

ここで、恋愛の甘さと本筋の不穏さが同じ場にそろいます。

紅葉は自信満々で、平次は振り回されます。

そこに黒田が加わることで、ただのラブコメではない空気が混ざるんですよね。

紅葉はどこまで仕組んでいるのか、黒田はなぜこの場にいるのか。楽しい舞台企画のはずなのに、事件とは別の緊張も生まれます。

株本家で打ち合わせが進む

株本恭助の自宅では、軽尾明児、木俣重記、稲葉玲佑たちも交えて舞台の打ち合わせが進みます。

ここで事件関係者がそろいます。

華やかな企画の裏に、株本と関係者の過去や人間関係の不穏さが見え始めます。

特に気になるのは、過去に死亡した女優・行田仁香の件です。

まだこの時点では全貌は分かりませんが、現在の株本家の空気に重さが加わります。

舞台の話をしているはずなのに、どこか嫌なものが沈んでいる感じがします。

宅配ピザが届き、株本が仮眠へ向かう

宅配ピザが届き、株本以外のメンバーが食べます。株本はダイエット中に見えますが、その後眠くなり、仮眠のため2階の部屋へ向かいます。

この何気ない食事が、実は事件準備の大きな入口になっています。

視聴者が引っかかるのは、株本が本当にピザを食べていないのか、なぜ急に眠くなったのかという点。

ここで株本の癖が後に効いてきます。

甘いスイーツ巡りとは別に、ピザの中央部分という小さな食べ方が事件を動かしているのがかなりコナンらしいです。

黒田が行田仁香の件を質問する

黒田兵衛は、過去に死亡した女優・行田仁香の件について質問。

ここで現在の株本家の事件と、過去の死がつながる前振りになります。ただの現在事件ではなく、過去の密室事件まで絡んでいると分かり、空気がかなり重くなります。

行田仁香の死は本当に自殺だったのか。株本は何を知っていたのか。稲葉玲佑はどう関わっているのか。

黒田の質問によって、舞台企画の打ち合わせの裏にある暗い事情が浮かびます。

ここから事件は、現在と過去をまたぐ形へ広がっていきます。

株本の部屋のドアが開かない

株本の様子を見に行くと、2階の部屋のドアが開きません。一同は窓側から確認しようとします。

ここで、舞台打ち合わせの流れが一気に密室事件へ切り替わります。

なぜドアが開かないのか、株本は中でどうなっているのか。本当に自殺なのか。

視聴者の意識も、紅葉の恋愛仕掛けから事件の不穏さへ一気に移ります。稲葉はこの「皆が窓側へ回る」状況を利用することになります。

株本恭助が密室で死亡している

株本恭助は2階の部屋で死亡している状態で発見されます。口からアーモンド臭があり、青酸系毒物による服毒死と見られます。

京都の甘い回だったはずが、ここで完全に毒殺事件へ落ちます。

綾小路文麿は服毒自殺と見立てますが、コナンと平次は違和感を拾います。

毒入りの水、小瓶、密室状態、現場に残る不自然さ。

自殺に見える状況ほど、コナンと平次の目には作られたものとして映るんですよね。ここから推理の空気が濃くなります。

コナンと平次が自殺ではなく殺人と見る

綾小路は自殺と見ますが、コナンと平次は殺人事件だと考えます。特に重要なのは、現場に毒を自分で混ぜた痕跡がないことです。

服毒自殺に見えるのに、自殺として必要な動作の跡が足りないという違和感が推理の入口になります。

ここで事件の見え方が変わります。

株本はいつ毒を飲んだのか、誰が飲ませたのか、密室はどう作られたのか。

自殺に見えた現場が、少しずつ作られた舞台に見えてきます。

舞台企画の回で、事件現場まで“演出”されている感じが怖いです。

株本のピザ中央部を食べる癖が明かされる

株本はダイエット中に見えていましたが、実際にはピザの中央部分を細く切り取って食べる癖がありました。

この小さな癖が、株本だけを眠らせるためのピースになります。稲葉はその癖を知っていて、ピザの中央部分に睡眠薬を仕込んでいました。

だから株本は仮眠へ向かいます。食べていないように見えた人物が、実は特定の部分だけ食べていた。ここで最初の違和感がきれいに回収されます。生活の癖を利用する犯行が、かなり嫌な巧さです。

紅葉が弾むキャンディの違和感に気づく

紅葉は、キャンディに見せかけられた物の弾み方に違和感を覚えます。それが実はゴムボールだと分かります。

紅葉がただの恋愛キャラではなく、細かな違和感を拾える人物として見えるのがかなり良いです。

このゴムボールは、ドアが開かない密室偽装へつながります。

キャンディだと思っていたものが、事件の鍵だったというひっくり返しが気持ちいいです。紅葉の観察力が事件解決側にも効いてくるので、彼女の存在感が恋愛だけで終わりません。

ハンカチとゴムボールの密室偽装が明かされる

ドア下のハンカチと、ドアストッパーと床の間に挟まれたゴムボールによって、ドアが開かない密室に見せていたと分かります。

密室の大掛かりな仕掛けではなく、小さなハンカチとゴムボールで崩れるのが気持ちいいです。ゴムボールは棒付きキャンディのように包んで隠されていました。

さらに包みに残る指紋が稲葉の関与へつながります。何気ない小道具が、密室偽装と犯人特定の両方に効いてくる。ここは推理が一本線でつながる快感があります。

窓側へ回った隙に株本が毒殺されたと分かる

一同が窓側へ回っている間に、稲葉が室内へ入り、株本に毒入りの水を飲ませて殺害したと分かります。

「発見前にすでに死んでいた」という見方が崩れ、犯行タイミングが一気に再配置されます。

株本は睡眠薬で眠っており、抵抗できません。

稲葉はドアが開かない状況を作り、皆を窓側へ誘導し、その隙を使っています。

密室は犯行後の状態ではなく、犯行の隙を作るための仕掛けだったわけです。ここが分かると、事件全体の見え方がかなり変わります。

過去の行田仁香の死も稲葉の犯行だったと分かる

推理が進むと、過去に死亡した女優・行田仁香の死も稲葉玲佑による殺人だったと分かります。

現在の株本殺害事件だけでなく、過去の殺人までつながることで、事件の後味が一気に重くなります。

株本はそのトリックを見抜き、稲葉を脅していました。稲葉は弱みを握られ続け、さらに株本を殺害します。ここが苦いです。過去の罪を隠すために、また同じ系統の密室偽装を使う。

推理としてはきれいに回収されますが、人間関係としてはかなり後味が悪いです。

稲葉が京都府警に連行される

事件解決後、稲葉玲佑は京都府警に連行されます。株本恭助殺害事件としてはここで決着します。

ただ、事件が終わっても、この回は安心して終わらせてくれません。

稲葉の犯行は、行田仁香の過去事件と株本による脅迫が絡む重いものでした。

事件としては解決しても、甘い京都回の印象はかなり苦く変わります。

そしてこの後、和葉と紅葉のラブコメ、本筋の不穏な会話へ移っていくため、後半の余韻がかなり濃いです。

和葉が紅葉の発言に怒る

事件後、和葉が紅葉の発言に反応して怒ります。ここで、平次・和葉・紅葉の恋愛軸が再び前に出ます。

毒殺事件の重さから、急にラブコメの温度へ戻る落差がこの回らしいです。

紅葉は余裕があり、和葉はしっかり反応します。

平次は巻き込まれる形になりますが、この反応を見るだけでも、和葉が平次を意識していることが分かります。

事件は苦いのに、キャラ関係には甘酸っぱい火花が残る。

ここも「甘い罠」というタイトルにかなり合っています。

黒田と伊織の会話で本筋の不穏さが残る

最後に、黒田兵衛が伊織を「サカキバラ」と呼び、「ポアロの金髪」にも触れます。

さらに黒い車に乗った謎の老人とサングラスの男が通り、コナン、伊織、黒田が反応します。事件解決の余韻を、本筋の不穏な一瞬が完全に塗り替えます。

ここで重要なのは、正体を断定しないこと。

謎の老人が何者なのか、この回だけでは分かりません。伊織の過去や公安との関係も、全容はまだ見えません。だからこそ、答えではなく違和感だけが残り、見返したくなるラストになっています。

  • 小五郎と平次をモデルにした舞台が企画され、コナン、小五郎、平次が京都へ向かう。
  • 蘭と和葉は、スポンサーの厚意で京都スイーツ巡りへ行く。
  • 伊織無我が、紅葉の命令で蘭と和葉を案内する。
  • 株本恭助の自宅で、舞台の打ち合わせが始まる。
  • 平次が台本を読み、自分をモデルにした人物に許嫁がいることを不審に思う。
  • 大岡紅葉が登場し、舞台のスポンサーが大岡コンツェルンだと分かる。
  • 黒田兵衛が紅葉の協力者として打ち合わせに現れる。
  • 宅配ピザが届き、株本以外のメンバーが食べる。
  • 株本が眠くなり、仮眠のため2階へ向かう。
  • 黒田が行田仁香の件について質問する。
  • 株本の部屋のドアが開かず、一同が窓側へ回る。
  • 株本が2階の密室で死亡しているのが発見される。
  • 綾小路文麿は服毒自殺と見るが、コナンと平次は殺人事件と見る。
  • 株本がピザの中央部分を切り取って食べる癖が明かされる。
  • 紅葉が弾むキャンディの違和感に気づく。
  • キャンディに見えた物がゴムボールだと分かる。
  • ハンカチとゴムボールによる密室偽装が明かされる。
  • 皆が窓側へ回っている間に、稲葉が株本へ毒入りの水を飲ませたと分かる。
  • 過去の行田仁香の死も稲葉の犯行だったと分かる。
  • 稲葉が株本に脅されていた動機が明かされる。
  • 稲葉玲佑が京都府警に連行される。
  • 和葉が紅葉の発言に怒る。
  • 黒田が伊織を「サカキバラ」と呼び、伊織が昔の潜入先での偽名に触れる。
  • 黒田が「ポアロの金髪」に触れる。
  • 黒い車と謎の老人、サングラスの男が通り、コナン、伊織、黒田が反応する。

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」の犯人&トリック

犯人は稲葉玲佑です。被害者は株本恭助で、過去事件の被害者は行田仁香です。

株本恭助の死は自殺ではなく、稲葉玲佑が密室偽装を使って毒入りの水を飲ませた殺人です。

稲葉玲佑は過去に行田仁香も殺害しており、そのトリックを株本に見抜かれて脅されていました。現在事件と過去事件を分けながら整理すると、動機とトリックの再利用がかなり見やすくなります。

犯人:稲葉玲佑

犯人は稲葉玲佑です。稲葉は、株本恭助を毒殺しました。

株本の死は服毒自殺に見せかけられていましたが、実際には稲葉が睡眠薬と密室偽装を使って作った殺人現場です。

現在の被害者は株本恭助です。過去事件の被害者は行田仁香です。ここを分けることが大事です。

株本は過去の行田仁香の死に関わる稲葉のトリックを見抜いており、それを材料に稲葉を脅していました。稲葉は過去の殺人を隠すために、さらに株本殺害へ進んでしまった人物です。

事件解決後、稲葉は京都府警に連行されます。

稲葉の犯行は、現在の毒殺だけでなく、過去の行田仁香の死までつながるため、かなり後味が重いです。甘い京都回の裏で、二つの殺人が重なっていたことになります。

動機:過去の行田仁香殺害を株本に見抜かれていた

稲葉玲佑の動機は、過去の行田仁香殺害を株本恭助に見抜かれ、脅されていたことです。

株本の存在は、稲葉にとって過去の犯行を暴かれかねない脅威になっていました。

背景

稲葉は過去に女優・行田仁香を殺害していました。株本恭助は、そのトリックを見抜いていました。つまり、株本は稲葉の弱みを握る人物だったわけです。

ここで事件の空気は一気に苦くなります。

株本はただの被害者ではなく、稲葉の過去を利用していた人物として見えてきます。

ただし、株本に嫌な面があったとしても、稲葉の殺人は正当化できません。

過去の罪を隠すためにまた人を殺すという選択が、取り返しのつかない重さを持っています。

引き金

引き金になったのは、株本に弱みを握られ続ける状況。

稲葉は、株本が自分の過去の犯行を材料にしている限り、逃げられないと感じていました。

稲葉にとって株本は、過去の罪そのものを突きつける存在になっていたと見えます。

この追い詰められ方は理解できても、稲葉が選んだ手段は殺人です。株本を消せば過去も隠せると考えたことが、この事件の大きな間違いでした。

弱みから逃げるために、さらに同じ系統の密室偽装を使うのがかなり皮肉です。

決定打

決定打は、稲葉が株本を殺害すれば自分の過去の犯行を隠し続けられると考えたこと。

行田仁香の過去事件と同じ系統の密室偽装を、株本殺害にも応用します。

過去の殺人を隠すために、過去と似た手口を再び使ってしまったことが稲葉の逃げ道をなくしました。

この動機には、株本の脅迫という背景があります。けれど、稲葉はすでに行田仁香を殺害していた人物です。

現在事件は、弱みを握られた被害者の反撃ではなく、過去の殺人者がさらに罪を重ねた事件として整理するのが自然です。

トリック:ピザの癖と密室偽装を利用した毒殺

稲葉玲佑のトリックは、株本の食べ方の癖、睡眠薬、ハンカチ、ゴムボール、毒入りの水を組み合わせたものです。

一見すると密室での服毒自殺ですが、実際には株本を眠らせ、周囲の動きを誘導して毒を飲ませる計画でした。

準備

稲葉は、株本がピザの中央部分を細く切り取って食べる癖を知っていました。

そこでピザの中央部分に睡眠薬を仕込みます。

株本だけがその部分を食べることを前提にした、かなり嫌な計画。

さらに、ドアを開かないように見せるためのハンカチとゴムボールを用意します。

ゴムボールは棒付きキャンディのように包んで隠されていました。毒入りの水も準備され、株本が眠った後に飲ませる流れが作られます。

実行

株本はピザの中央部分を食べ、睡眠薬によって眠くなります。そして仮眠のため、2階の部屋へ向かいます。

ここで株本を部屋に移動させ、眠らせる条件がそろいます。

稲葉はドア下のハンカチとゴムボールで、ドアが開かない密室に見せます。一同が窓側へ回って室内を確認しようとした隙に、稲葉が室内へ入り、眠っている株本に毒入りの水を飲ませます。株本は青酸系毒物で死亡します。

発覚回避

稲葉は、株本の死を服毒自殺に見せようとしました。

密室に見える状況を作り、毒入りの水も自分で飲んだように見せます。

ただし、現場には毒を混ぜるためのスプーンや、瓶を振った痕跡がありませんでした。

さらに、ゴムボールはキャンディに偽装して隠されます。

密室を作る道具がその場にあっても、普通の菓子に見えれば疑われにくい。

ここが細かいです。見た目の可愛さと、殺人の冷たさのギャップがかなり怖いです。

綻び

綻びは、株本のピザ中央部を食べる癖です。

これにより、「ダイエット中だからピザを食べていない」という見方が崩れます。

さらにピザ中央部の睡眠薬が、株本が仮眠へ向かった理由を説明します。最初は何気ない食べ方に見えたものが、犯行準備の核心へ変わります。

もう一つの綻びが、キャンディに見せかけたゴムボールです。

紅葉が弾み方の違和感に気づき、ドアが開かなかった理由へ推理が進みます。

包みに残る指紋も稲葉の関与を示します。小さな違和感が密室を崩すのが気持ちいいです。

決め手:ピザ、ゴムボール、毒入りの水、行田仁香の過去がつながる

決め手は複数あります。まず、株本がピザ中央部を抜き取って食べる癖です。これが、株本だけが睡眠薬入りの部分を食べた理由になります。

ピザの食べ方が、株本を眠らせた流れを説明します。

次に、ドア下のハンカチと、ドアストッパーと床の間に挟まれたゴムボールです。これが、ドアが開かない密室状態を説明します。

ゴムボールは棒付きキャンディに偽装されており、紅葉が弾み方の違和感に気づきます。キャンディの包みに残る指紋が、稲葉の関与へつながるのも大きいです。

さらに、毒入りの水と、現場に毒を自分で混ぜた痕跡がないことが自殺説を崩します。

そして過去の行田仁香の死と同じ系統の密室偽装が、稲葉の動機と手口の再利用を示します。証拠がそれぞれ別の矛盾を崩し、最後に稲葉玲佑へ収束する構成が綺麗です。

結末:稲葉玲佑は連行され、本筋の不穏さが残る

結末では、稲葉玲佑が株本恭助を毒殺した犯人だと判明します。株本の死は自殺ではなく、密室偽装を使った殺人でした。

稲葉は過去に行田仁香を殺害した犯人でもあり、そのトリックを株本に見抜かれて脅されていました。

事件解決後、稲葉は京都府警に連行されます。現在事件としては決着しますが、後味はかなり苦いです。過去の殺人を隠すために、また殺人を重ねる。しかも、同じ系統の密室偽装を使う。

推理は気持ちよくつながるのに、人間関係の方はかなり重く残ります。そしてその後、黒田兵衛と伊織無我の会話から、伊織の過去や安室透との接点を匂わせる情報が出ます。さらに謎の老人とサングラスの男が乗る黒い車が通り、コナン、伊織、黒田が反応します。事件は解決しても、本筋の不穏さがむしろ強まる終わり方です。

黒田管理官と伊織無我の関係がわかる

今回のお話の最後に警視庁の黒田兵衛と大岡紅葉の執事である伊織無我が会話するシーンがあります。

黒田兵衛「点検するその癖…まだ抜けてないのか? 榊原…」

と、二人は顔見知りのように会話をし、伊織は、

伊織無我「すみませんが…榊原は止めてください…昔の先入先での偽名で呼ばれると当時の事を思い出して気が滅入ります…」

と、まさかの二人は顔見知りでしたです。

詳しくは他の記事に書きますが、ここで黒田兵衛が公安の刑事であり、伊織無我は公安の元部下であることがわかりました。

更に伊織は今は警察を辞めていることもわかります。

この後に詳しい内容については以下記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。

黒田と伊織について簡単にまとめると

この話だけだと伊織無我は元公安警察ということがわかります。

そして、黒田から榊原と言われており、榊原は潜入捜査の時の名前でした。

安室透こと降谷零と同じ公安のゼロに所属していたことなどがわかりました。以下記事で伊織について詳しく紹介しています。

黒田兵衛は公安の刑事ということが確定しました。

そして、伊織無我の元上司であることがわかり、潜入捜査している先の名前で呼んでいることがわかります。

そのため、安室のことを「バーボン」と呼んでいたのは、黒の組織の潜入先のコードネームで呼んでいることがわかりました。

以下記事で詳しく黒田兵衛について解説しているので、ぜひチェックしてください↓

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」のhuluやアマプラはある?

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

アニメ「大岡紅葉の甘い罠」のまとめと感想

1135〜1136話「大岡紅葉の甘い罠」は、京都の甘い空気に油断したところへ、密室毒殺の緊張と“本筋”の匂いが差し込んでくる濃密な2話でした

恋も事件も一気に転がり、終盤で空気がガラッと変わるのが個人的に刺さります。甘いのに、後味が甘くない。そこが良いです。

紅葉の“甘い罠”が恋に刺さる

紅葉がスポンサーとして用意した“京都スイーツ食べ歩き”は、車で貸し切り巡りの豪華企画。なのに実態は、和葉の足止めになっているのが見事です。

平次の舞台脚本に「許嫁」がいる設定と知った瞬間から胸がざわつき、案の定ニコニコ現れて「色々教えてほしい」と距離を詰めてくる紅葉…。和葉が戻ろうとしても伊織が「コース全部制覇が条件」と淡々ブロックするのが怖い。

蘭のさりげない励ましで和葉の健気さがより沁みました。甘いものを頬張るほど時間が削られる焦りが効いていて、タイトル通りの“甘い罠”。見ていて苦しくなるタイプの恋愛回でした

密室毒殺が入ってくる落差が気持ちいい

舞台の打ち合わせで小五郎と平次がW主演扱いにムッとし、コナンが平次をからかう“いつものノリ”が続いた直後、株本恭助が二階の密室で倒れる落差が強烈でした。

縁起担ぎのピザ、ダイエット中で食べないはずの被害者、黒田管理官の観察眼、綾小路警部の早い自殺判断…。ピースが並ぶほど「これは絶対ひっくり返る」とワクワクします。

さらに株本が気にしていた行田仁香の自殺の話が、後編でじわじわ効いてくる構成もいやらしい。

些細な匂いと違和感から真相へ雪崩れ込む推理が気持ちよく、コナン×平次のコンビ推理の強さを改めて味わえました。痛快でした。

エピローグが甘くない 公安と不穏な影が残る

事件が片付いてようやく蘭・和葉・伊織が株本邸に合流し、紅葉と平次の距離感に和葉がムッとする“いつもの修羅場”で一息つけます。…と思った直後、黒田と伊織の会話で空気が一気に公安寄りに傾くのが怖い

「点検」「消毒」という言葉遣い、偽名“榊原”まで飛び出し、コナンが察する瞬間がゾクッとします。

さらに伊織が安室の名を出し、黒い車に乗った呼吸器の老人とサングラスの男が通り過ぎるラストは、甘さゼロの余韻でした。

恋愛で笑わせておきながら、本筋の影を一枚差し込む作りがずるい。次にこの老人たちが動く時の怖さが残り、目が離せなくなる2話でした。

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